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北朝鮮は、2021年1月14日の午後6時以降に軍事パレードを実施いたしました。
2020年10月に開催してからわずか3か月での連続開催となります。
新型SLBMらしきものも登場して、米国新政権への圧力を行う目的がありそうです。
その他出てきた、KN-24もどきも気になる部分です。
(前回記事):『【雑記】軍事系Youtuberに関わって思うこと!』
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(1)北朝鮮再び軍事パレード実施!
北朝鮮では、5年ぶりに党大会が開催され金正恩が総書記に就任するなど大きな変化がありました。
そんな中で、事前の動きが察知されていた軍事パレードが実施されました。
1.1 再びの夜間開催!
北朝鮮の軍事パレードは、2020年10月に夜間実施という異例の開催となりました。
そのわずか3か月後に再び実施する、不思議な情勢です。
図1 金正恩軍事パレード
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EruoFsSXUAEsEJt?format=jpg&name=small
今後もこのスタイルを踏襲していくのかもしれません。
1.2 ICBMは登場していないようだけど・・・
速報ニュースと各マスコミ報道を総合すると、今回の軍事パレードにはICBMと思われる兵器は登場していないとのことです。
図2 前回登場新型ICBM
引用URL:https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/-/img_3e01a56bd492e2cb270973b931d114bc122170.jpg
火星15号を上回る大きさの新型ICBMでしたが、1月14日の軍事パレードに登場していないようです。
前回の登場時からハリボテのうわさがありましたが、今回登場しなかったことで信ぴょう性が高まります。
その他のICBM火星15号や火星14号も、確認されていないとのことです。
1.3 今回も謎の小型装甲車登場!
パレードにおける閲兵式典(えっぺい)では、前回10月に登場した謎の小型装甲車も再び登場してきました。
図3 北朝鮮小型装甲車
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/Erufz8bW8AM0NY5?format=png&name=small
みればみるほど、コマツの軽装甲機動車にそっくりです。
図4 軽装甲機動車
引用wiki
使い勝手が良いのか、見栄えがするパレード専用車として作り上げたのかますます疑問が出てくるでしょう。
今回車内映像が出てきたことで、市販SUVの改造版である可能性も出てきました。
そうなると、どこから入手したのかさら疑惑が深まります。
いずれにしろ、いろんな兵器のコピーを量産している可能性が高くなってきました。
そんな中で、SLBM(潜水艦発射型弾道ミサイル)や中距離弾道ミサイルについて新しい情報が出てきました。
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(2)また新型SLBM登場か!
1月14日の軍事パレードは、党大会の開催に合わせて米国への威嚇を兼ねたデモンストレーションとして実施した側面があります。
そんな中で、再び新型SLBMが登場してきました。
2.1 北極星5号になるのか?
目玉となったのが新型SLBM北極星5号と思われるミサイルです。
図6 北極星5号
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/Erubmt9XUAMi9Rg?format=jpg&name=small
2020年10月に登場した、北極星4号からさらに進化して弾頭先端部がより尖ってきている模様です。
搭載しているTEL(輸送起立発射機)については、北極星4号と同じものです。
図7 北極星4号との比較
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/ErvFA71XcAAV_Rj?format=png&name=900x900
北朝鮮は、SLBMの開発に注力して次々と新しいタイプを完成させている模様です。
現在建造中であり、進水が近い潜水艦に搭載するためでしょう。
米国新政権に対する威嚇効果を狙って、あえてこのタイミングを狙って登場させたといえます。
あまり注目されませんが、ミサイル弾頭部の先端部はかなり重要です。
私個人が抱いた感想としては、ポラリスA3SLBMに近い感じがしています。
図8 ポラリスA3
引用wiki
米国の古いデーターをコピーして、転用した可能性も考えられます。
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(3)KN-24拡大版?イスカンデル改良型?
今回の軍事パレードでは、新型SLBM北極星5号に注目が行きがちですが、見逃せない新型ミサイルも登場しています。
KN-23のような搭載方式でありながら、KN-24に似た謎の新型MRBMです。
3.1 KN-24じゃないよね?
今回登場した、妙な新型ミサイルはKN-23のTELに似た車両に搭載されていました。
図9 KN-24らしきもの
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/Erub4uCW4AUVBaE?format=jpg&name=small
最初は、KN-24をKN-23のTELに搭載したのかなと思いましたが、よく見ると後部車輪数が違います。
図10 KN-23KN-24比較
引用URL:https://twitter.com/JosephHDempsey/status/1349864770300743683/photo/1
3.2 全くの新型MRBMか?
搭載されているミサイルの特徴も異なり、新型ミサイルの方が太くなっている模様です。
図11 胴体比較
引用URL:https://twitter.com/JosephHDempsey/status/1349864770300743683/photo/2
以前から、本ブログではイスカンデルミサイル射程1000km説を主張してきました。
(関連記事):『【ロシア】グルジア紛争でイスカンデルミサイルが発射された?』
(関連記事):『【北朝鮮】イスカンデルミサイルもどきを再整理してみる!』
今回登場した、新型のKN-24もどきについては射程1000km以上が出ていると推測するのが当然といえます。
新型SLBMのほかに、地味に日本の安全保障に影響のあるミサイルが登場したと考えるべきでしょう。
3.3 北朝鮮情勢は今後も見逃せない!
2021年1月20日の米国新政権発足に対して、北朝鮮は何らかのアクションを見せると考えます。
KN-24もどきのミサイルについても、発射試験を奇襲的に行う可能性があります。
北極星4号の発射試験も行われていないため、何らかの発射試験があると見込んでいます。
図12 発射試験
引用URL:https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/-/img_8e347d99e02b57e445a19d9f0511848b103346.jpg
今後1か月ほどの2月8日の軍創設記念日まで、北朝鮮情勢に注意が必要でしょう!
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防衛・軍事ランキング
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お蔭で私はオネアミスの翼のハリボテの歌を思い出しました。
さて、何号なのでしょうね〜?
『私は3人目だから・・・(エヴァ脳)』
そんな言葉が思い浮かぶの私は古い人間かも?