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韓国で開発が進む、「玄武-5」と呼ばれる弾頭ミサイルがついにお披露目されました。
発射機(TEL)に乗せられたミサイルは、マジにデカいミサイルとなっています。
図1 玄武-5(Hyunmoo-X)
引用URL:https://www.aljazeera.com/wp-content/uploads/2024/10/AP24275186997901-1727842312.jpg?resize=1170%2C780&quality=80
もはやICBM級の大きさになっていますが、短距離弾道ミサイルだそうです。
これを海軍水上艦からも発射するって、正気かなぁ?
(前回記事):『護衛艦さざなみ台湾海峡航行キター!』
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(1)想像より巨大な玄武-5弾道ミサイル!
韓国の玄武-5弾道ミサイルは、2022年に発射映像が登場しています。
図2 発射映像
引用URL:https://vpk.name/file/img/novaya-yuzhnokoreiskaya-ballisticheskaya-raketa-hyunmoo-5-v-hode-puska-s-primeneniem-tehno-x72tb2tk-1665534421.t.jpg
2022年に予想されたよりも、デカいミサイルになって驚いています。
1.1 北朝鮮並みのミサイルになったな!
近年韓国は、新型ミサイル玄武-4シリーズを登場させています。
図3 玄武-4
引用URL:https://missilethreat.csis.org/wp-content/uploads/2021/10/rok-mod-hyunmoo-sept-2021.jpg
イスカンデルミサイルそっくりと言われた玄武-2Bを改良したもので、大型化してバンカーバスターや潜水艦発射型などバリエーションを増やしています。
ただ今回登場したTEL搭載の、玄武-5ミサイルは度肝を抜きました。
図4 後ろ姿
引用URL:https://www.zona-militar.com/wp-content/uploads/2024/10/Hyunmoo-V-corea-del-sur-1024x576.jpeg.webp
1.2 9軸で総重量36トンのミサイル!
玄武-4ミサイルのTELでさえ、5軸の大型車両を使用していました。
図5 玄武TEL
引用URL:https://i.namu.wiki/i/bCJ4EopLbzIwMwS0i4-0gFgg_PPF_L4NjqIYMKJG5kAyCTISx1p0o_OubviMdnIT__CFEMeoYl2QPf3d4jKoog.webp
まさか2倍近い大きさのTELが必要な、大型ミサイルになっているとは思いませんでした。
韓国からの情報では、ミサイル本体は36トンで弾頭重量8トンになるとのこと!
図6 火星15号
引用URL:https://img8.yna.co.kr/photo/yna/YH/2018/02/08/PYH2018020847130088200_P4.jpg
北朝鮮の火星15号ICBMに匹敵する、巨大ICBMとも言えます。
1.3 艦上発射も視野に?!
韓国の玄武-5ミサイルは、あくまで北朝鮮司令部を破壊する目的だとしています。
しかし、艦船に玄武-5を搭載して発射することも検討中とのこと。
図7 計画中
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/GYtQ8nPaEAA58Jf?format=jpg&name=4096x4096
可動式発射台を艦上に建てるなど、艦船のバランスが愉快なことになりそうです。
(普通の技術者なら怒りだすわ!)
まあ韓国の弾道ミサイル技術は、なかなか侮れなくなりました。
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(2)やはり似て来るのかね?
韓国が玄武-2Bを登場させたときは、「ロシアのパクリだ!」なんて言われました。
図8 似ている
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/DGuI_C-XgAEXXt6.jpg
しかし目的を追求すると、似通ってくるのが技術という物です。
2.1 自動小銃はみな同じ?!
目標が似ていると、技術的に同じようなものが出来るのはよくあることです。
図9 小銃一覧
引用URL:https://i.pinimg.com/originals/a1/08/53/a108533a70fa7d22477e20a5e5586775.jpg
陸自の20式小銃も発表されると、世界各国の新小銃と似通っていたことがありました。
FN SCARのパクリと言われたり、ポーランドGrotにそっくりだったりしています。
技術を追求すると、やはり似通ってくるのかもしれません。
2.2 玄武-4-4とインドK-15SLBMの相似も!
2021年に韓国がSLBM玄武-4-4が登場して、かなりの騒ぎになりました。
図10 玄武-4-4
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/E_VbIsnVUAAlOm0?format=jpg&name=small
ただ似たような開発は、インドの通常弾頭型SLBMであるK-15でも行われています。
図11 K-15
引用URL:https://missilethreat.csis.org/wp-content/uploads/2016/08/k-15-2-1024x696.jpg
インドのK-15は、2013年に発射成功となっています。
技術開発の進化が、韓国にも進んでいるようです。
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(3)コールドランチ技術の謎は残る!
ただ韓国の技術には、いまだ解けないナゾがあります。
図12 KM-SAM
引用wiki
西側各国では珍しいコールドランチ技術を、どこまで取得しているかです。
3.1 S-400の技術は本物か?
韓国のKM-SAM中距離地対空ミサイルには、ロシアのS-400の技術が入っていると言われています。
図13 S-400
引用URL:https://strafasia.com/wp-content/uploads/2020/02/Untitled-2.png
S-400のコールドランチを応用すれば、大型ミサイルの発射にも使えます。
しかし総重量36トンとも言われる、玄武-5を実際に発射できるか?
どこまで韓国は、ロシア技術を内製化できているのか今後も注目です!
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インドでも実績としてできてるそうで、弾道ミサイルを水上艦に搭載するのが今後のブームとして起きそうですね。
水上艦での弾道ミサイル発射というとインドのsukanya classでヘリ格納庫から引き出し後、直立させて発射してましたね。なのでやってやれないことはないのかもしてません。
玄武ー4でバンカーバスターを製造したものの、さらに大型化ということは本格的に地下の格納施設を狙いたいのでしょうね。
北朝鮮と韓国が、同時期に似たようなミサイルや関連技術を取得したことに色々と勘ぐってしまうところがあります。
やはりウクライナルートで流れているのでしょうが、ウクライナ戦争終結後の検証が必要ですね。
(日本とウクライナの首脳会談の中でも、ミサイル関連技術流出検証が決まっています。)
玄武5号はバンカーバスターミサイルと言われてますが、それは有事に(金一族のいる)地下豪をたたく為ですね
核ミサイル地下格納庫の入り口をふさぐ為もあるでしょうけれど
場所がわかっていれば高精度でねらえるでしょうが
艦載用は、、、まあできると言っているだけ?
世界の艦船最新号では、中国海軍は055型にASBMを搭載できるようです
(日本は兵頭二十八さんが御本で書かれてたSS-520をVLSに搭載できるようにすれば?)
あと不思議なのは、コールドランチやイスカンデルの技術が同じような時期に南北朝鮮に渡ったように思われる事です(時期をきちんと確認してはいませんが)
どこかで情報が南北で通っているように思えます
島嶼防衛用高速滑空弾の試作機が登場して、いよいよ時代の変化が来たと感じます。
早期装備型は、まあまあな距離(射程1000km?)を目標としているので周辺国に要らぬ誤解を与えない名称で通す推ないでしょう。
配備先として、九州が最優先になるかと思います。(馬毛島は有力地点)今後の動向に注目です。
ただ配備先も慎重に議論していくべきとも考えました。