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2020年03月09日

北朝鮮北極星3号はウクライナからの技術流出を疑うべき!

『北極星3号はウクライナの技術流出によるものか?』
(2019年投稿記事です。)
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2019年10月2日に北朝鮮は、新型SLBM北極星3号を発射いたしました。

今までのSLBM北極星1号と明らかに技術力が上がったミサイルです。

急速なミサイル技術の進化の裏には、ウクライナルートが残存する可能性があります!

再び北朝鮮ミサイルが、列島越えする可能性はあるでしょう!
(前回記事):『中級課程会社との商談技術はスパイのごとく!
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(1)明らかに進化した北極星3号

2019年10月2日に北朝鮮は、新型SLBM北極星3号を発射しました。

図1 北極星3号発射
北極星3号.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/EF6g8c7WsAA4ig4.jpg

公開された映像を見て北極星1号と比べて、明らかに形状が変化しているのが見受けられます。

2017年に北極星1号発射後、ミサイル関係施設視察の際に判明した北極星3号が登場したわけです。

図2 2017年の写真にある北極星3号
2017年.jpg
引用URL:https://img0.yna.co.kr/photo/yna/YH/2017/08/23/PYH2017082326010001300_P4.jpg

2017年のイラストに描かれた北極星3号と、発射された実物に少し違いが出ています。

弾頭部のシュラウド(ノーズフェアリング)が丸みを帯びています。

1.1 ミサイル本体は変更されているか?

今回の北極星3号は、北極星1号の進化型なのでしょうか?

2017年に写真に写った北極星3号は、北極星1号の形状を踏襲しています。

ただ、空間的に隙間が多いものになっています。

可能性として、
『多弾頭化の実験が進んでいる』
ことが挙げられます。

一部で、中国のSLBMであるJL-2に似ているとの指摘もあります。

多弾頭化したSLBMという可能性が否定できないと考えます。

1.2 この技術はどこから来た?

北朝鮮のSLBM技術や固体燃料技術をみるにつけて、どうしても疑問を持つ部分があります。

『明らかに技術進歩のスピードが速すぎる』

以前は、火星12号(KN-17)・火星14号(KN-20)の液体燃料ロケットエンジンが、「RD−250」(ウクライナ製)の可能性が指摘されました。

もし、ウクライナからエンジン以外の軍事技術も流れていたら?
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(2)ロシア「SS-NX-28(バーク)」技術の流出を疑う!

今回の北極星3号について、非常によく似たSLBMの開発品があります。

最終的に実戦配備までいかなかったもので、注目されていません。

SS-NX-28(R-39UTTH)(バーク)と呼ばれるSLBMです。

図3 R-39UTTH "Bark"(イラスト)
R-39UUth.jpg
引用URL:http://militaryrussia.ru/i/284/441/ESJAA.jpg

形状的に非常に酷似しています。

ウクライナルートで、SLBMの軍事技術がまだ流出している可能性は十分にあると考えております。

昔「カーン・ネットワーク」と呼ばれる、核技術拡散ネットワークが存在しました。

RD-250と共にSLBM技術の流失が発生している可能性も否定できません!

2.1 カーボン(CFRP)製フェアリング

このSS-NX-28について、特徴的な特性がありました。
「カーボン製の可変空力フェアリングを実験」

図4 フェアリング(カーボン製可変型)
空力フェアリング.jpg
引用URL:http://militaryrussia.ru/i/284/441/LCYYk.jpg

北極星3号のフェアリングの変化は、この技術が応用されている可能性があります。

2.2 弾頭は下向きを疑うべきか?

以前にもこのブログで書いてきたことなのですが、核弾頭の取り付け方についてです。

以前にロシアSLBM「R-29RM(SS-N-23)」について、再突入体が下向き取り付けになっている!と記述してきました。
(関連記事):【世界情勢】ロシアSLBM最高機密の写真が流失?!

進化している北極星3号についても、下向き取り付けを疑うべきではないかと思います。

図5 R-29RMの透視図
R-39.jpg
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/D4_t1rLWAAANeua.jpg

北朝鮮の再突入体の耐熱技術は、未熟である可能性があります。

その場合下向き取り付けのほうが、未熟な耐熱性をカバーできます。

可能性の片隅に入れておくべき事項と考えます。
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(3)次は列島越え発射がある!


北朝鮮は、最初の北極星3型発射実験を行いました。

これまでの実験の推移を考えると、必ず再発射があるでしょう!

米国はSLBM北極星3号の発射に対して、明確な態度を見せませんでした。

このため、北朝鮮は米国の「レッドライン(超えてはいけない線)」を見てきます。

2019年11月5日の米朝実務者協議が決裂したため、また発射があるでしょう。

今度は2017年8月29日以来の、列島越え発射に踏み切る可能性があります。

SLBMであり、通常軌道で発射すると2500km程のMRBMにします。

トランプ大統領がSRBMを容認するような発言を行っている以上、必ず次のステップがあるでしょう。

「日本列島越えの発射を容認してくるか?」

今後しばらく留意する必要があります!
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posted by sstd7628 at 13:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 軍事技術
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