(2019年投稿記事です。)
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ついに韓国がGSOMIA破棄という外交カードを切ってきました。
もはや韓国は、聞く耳を持っていないでしょう。
世界情勢では、日本に関わる大きな動きが起きています。
とりあえず、韓国放置で他の情勢に対処しましょう!
(前回記事):『自衛隊にF35B戦闘機の導入が決定したけれど・・・』
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(1)韓国はもう放置しておけ!
とうとう韓国がGSOMIA破棄という、かなり誤った決心をしました。
2016年にようやく締結したのに、3年で破棄となります。
1.1 GSOMIAだけは保持すると思ったんだが・・・
私自身は、日韓関係が悪化してもGSOMIA自体だけは保持するという読みでした。
米国北東アジア戦略に必要な事項のため、このラインは守られるとみていました。
しかし、現実にはGSOMIA破棄を韓国が決定しました。
朴槿恵政権以上に韓国の文政権は、話が通じなくなったと言えます。
1.2 G20・オリンピックまでは放置でいい!
ここまでくると日韓関係は、一度距離を置いて冷却する期間が必要です。
2019年のG20、2020年のオリンピック・パラリンピック終了まで、放置するのが正解かもしれません。
1.3 レッドチーム入り阻止は重要!
ただし、北朝鮮の脅威を放置すると韓国がレッドチーム入りする可能性があります。
北朝鮮は、ICBMの戦力化に伴い通常兵器の増強に舵を切ったと考えられます。
図1 北朝鮮新型誘導兵器
引用URL:https://pbs.twimg.com/media/ECxkMPFUUAA8ORd.jpg
北朝鮮と韓国が接近して、レッドチームとして日本の脅威になる可能性を考慮する必要性が出てきました。
2年間ほど、放置ながらレッドチーム入りを阻止する方向で外交をすべきでしょう。
そのほかに、日本周辺での安全保障に関わる諸問題に力を注ぐべきです。
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(2)印パ関係に日本が仲介に入るべき!
世界情勢を見ると、他地域でもきな臭い出来事が多く発生しています。
日本と関係が深いインド・パキスタン関係がまたぞろ怪しくなっています。
両国と歴史的に関係の深い日本が仲裁に入った方が良いでしょう。
2.1 印パで再び軍事衝突の可能性が・・・
インド・パキスタンは、度々カシミール地方を巡り軍事衝突が発生しています。
2019年2月には、大規模軍事衝突となる事態にまで発展しています。
さらにインドが、カシミール州自治権はく奪という事態に発展しています。
図2 印パ関係悪化(2019年2月の衝突)
引用URL:https://contents.newspicks.com/images/news/3706862?updatedAt=20190227083004
インド・パキスタンの関係悪化は、日本の安全保障に影響を与えるものです。
2.2 第4次印パ戦争だけは回避せよ!
インド・パキスタンの問題は、仲裁者が存在しないことです。
両国とも核を保有しており、第4次印パ戦争が発生すると、核が使われかねない状況です。
米露中では、仲裁者としてカドが立つ存在です。
両国に対して、伝統的な友好関係があり対応できるのは日本だけです。
日本の国際貢献を考えるならば、どこかにPKOを無理に出すより印パ関係改善に力を注ぐのが有益です。
インド・パキスタンの地域安定は、日本のシーレーン安定に役立ちます。
2.3 セキュリテイダイヤモンド構想実現のために!
近年日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋戦略(FOIP)」があります。
この構想には、インド・パキスタンの協力が不可欠です。
図3 セキュリテイダイヤモンド構想
引用URL:https://www.kantei.go.jp/jp/singi/anzen_bouei2/dai2/siryou1.pdf
中国の一帯一路構想に対抗した戦略実現のため、まずはインド・パキスタンの関係改善が必要です。
韓国から、こちらに外交努力を振り分けるのが適切ではないでしょうか?
関係を深めるオーストラリアと共に、印パ関係の仲裁者の努力を!
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(3)対イラン有志連合に加わる必要はない。
日本が関わる安全保障上の問題として対イランの有志連合問題があります。
日本とイランの伝統的な友好関係を考えると、有志連合には参加すべきではないと考慮します。
3.1 米国の暴走に付き合う必要はない。
今回の有志連合は、米国のイラン核合意からの一方的離脱が遠因にあります。
今回ばかりは、米国に付き合う必要はありません。
3.2 CTF151への増派という手法
米国は有志連合への参加圧力を強めてくるでしょう。
その圧力をかわす方策として、CTF151への増派という方法があります。
地理的な関係を見るとCTF151の活動範囲は、ホルムズ湾外側まで広がっています。
図4 CTF151活動範囲
引用URL:https://turkishnavy.files.wordpress.com/2010/08/gorev.jpg?w=1400
現在の海賊対処派遣部隊(DSPE)は、DD1隻・P-3C2機を派遣しています。
(CTF151の活動を兼任)
DD2隻を派遣していた時期より、規模を縮小しています。
この体制をDD2隻体制に増派して、CTF151の活動に加えるのがベストな選択です。
米国の要求する活動地域をカバーできるのが、CTF151です。
あくまで日本は、国連決議の範囲内で活動すべきです。
国連決議のない有志連合より、国連決議を基にしたCTF151で動くべきでしょう!
3.3 イランチャーバハール港寄港という奇襲手は?
イランとの決定的な亀裂を防ぐために、CFT151に参加した艦艇の休養港をイランに求めるのはどうでしょうか?
注目度が低いのですが重要な港がイランにあります。
『イラン南部チャーバハール港』
図5 イランチャーバハール港
引用URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/チャーバハール#/media/ファイル:بندر-چابهار.jpg
ここは、イラン南部のホルムズ湾の外にある商業港です。
さらに大きな注目点として、
『港湾管理権限の一部をインドが持っている』
という重大だけど知られていない事情があります。
『軍艦は外交の重要なアセット(資産)である』
繰り返しこのブログで書いてきたことです。
インドと協調してチャーバハール港寄港という一手は、大きいと考えます。
イランとの関係を壊さず、米国の要求をある程度飲める手法と考えます。
韓国は放置して、世界情勢に対処する時間ですよ〜!
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