2014年08月10日
戦術について考える(5)
3年生ともなると、大きな大会にエントリーする機会もやってきます。
浜松地区なら『東法人杯』が有名ですね。豊橋の方でも『アゼリアカップ』等が開催されます。
初めての大きな大会ですから、ここまでの練習の成果を結果として残す事ができると嬉しいですね。
そこで、3年生で初めての『チーム戦術っぽい物』を考えてみます。
簡単に言えば『戦い方』ですが・・・FCサーコイの3年生チームには、どの様な戦い方で大会に臨むのか・・・少し考えてみます。
初めての『大きな約束事』ですから、今回もシンプルなものにしようと思います。
ついでに、『団子サッカー』や『ピラニアサッカー』と言われる物から一歩だけ離れてみようと思います。
先ず、足の最も速い子を今回はDFとして1人使います。
更に、比較的ボールの持てる子2人を左右サイドに配置するとしましょう。
もちろん、GKも1人やりたい子に任せます。
残った子は、全員MFとして中央で自由にさせる様にしちゃいます。
0トップな感じのフォーメーションとなりました。
さて、チーム全体としての大きな約束事を作りましょう。
これが、チームとしての基本的な戦い方となります。
【チームとしての約束事】
● DFの子は、ペナルティーエリア前中央付近を守備範囲とし、サイドへは流れてゆかない。
● 両サイドの子は、ボールと同じ位置に常にポジションを取り、自分のいるサイドの攻守を行う。
● 4人のMFの子は、定位置は無し。ボールをとにかく全力で追いかける。
● 自陣中央では、ドリブルを基本せず、両サイドの子へのパスを優先する。
● 両サイドの子は、パスかドリブルか自由に選択できるが、フリーな子が前方にいるのならパスを優先させる。
● 全員、パス&ダッシュ(ゴー)を必ず行い、味方をフォーローする。
● 後は、1対1や2対1での約束事をしっかりと守り、実践する。
ざっと、こんな感じにしてみました。
3年生ならこの程度で良いかと思いますが、はじめの一歩ですから・・・来年以降を見据えて、必要な要素を取り込む工夫をすると後が楽なのかなと思います。
今回FCサーコイで取り入れたのは・・・
● 『フィールドを広く使う』
両サイドに起点となる子を置く事で、広くフィールドを使う意識を持たせようと考えました。
『団子サッカー』から抜け出す第一歩です。
● 『サイド攻撃』
攻撃はサイド展開から始める事を意識させます。中央突破も面白いのですが、やはり難しいのです。
攻撃の基本はサイドと言う事を身に付けさせます。合わせられる子がいると尚良いのですが・・・。
● 『自陣でのボールの扱い』
自陣、特にゴール前でのドリブル程怖い物はありません。ここでのボール処理は簡単にさせます。
当面は大きくクリアで良いのですが、キック力を考えるとサイドへのクリアでもOKなのです。
● 『サイドの守備範囲』
8人制では、サイドの選手の負担は甚大です。それを、身を以って理解してもらいます。
● 『パス&ダッシュ(ゴー)』
パスを出したら、そのボールをもう一回受けに行く事を覚えさせます。単発で終わってしまうのではダメです。
ボールを持っていない子の動きが必要な物であると言う事を理解させる第一歩となります。
まぁ、ざっとこんな感じで、FCサーコイは大会に臨みます(フィクションですよ〜)。
このチームとしての約束事を大会までの練習で身に付ける事ができると良いのですがね。
1年後には、4年生最大の大会『サーラカップ』が待っています。
勝っても負けても、そこに繋がる様にしてゆけると良いですね〜。
目の前の結果に左右されずにじっくりと時間を掛けてチームの色を作り上げてゆくと言う事は、大切な事だと思います。
今回は、負けるかも知れません。
でも、次・・・それもダメならその次と・・・時間を掛けて、チームの目指す戦い方を作り上げて行く様にできれば、きっと6年生になった時には、良いチームとなる事ができる様な気がします。
待て、次号!
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浜松地区なら『東法人杯』が有名ですね。豊橋の方でも『アゼリアカップ』等が開催されます。
初めての大きな大会ですから、ここまでの練習の成果を結果として残す事ができると嬉しいですね。
そこで、3年生で初めての『チーム戦術っぽい物』を考えてみます。
簡単に言えば『戦い方』ですが・・・FCサーコイの3年生チームには、どの様な戦い方で大会に臨むのか・・・少し考えてみます。
初めての『大きな約束事』ですから、今回もシンプルなものにしようと思います。
ついでに、『団子サッカー』や『ピラニアサッカー』と言われる物から一歩だけ離れてみようと思います。
先ず、足の最も速い子を今回はDFとして1人使います。
更に、比較的ボールの持てる子2人を左右サイドに配置するとしましょう。
もちろん、GKも1人やりたい子に任せます。
残った子は、全員MFとして中央で自由にさせる様にしちゃいます。
0トップな感じのフォーメーションとなりました。
さて、チーム全体としての大きな約束事を作りましょう。
これが、チームとしての基本的な戦い方となります。
【チームとしての約束事】
● DFの子は、ペナルティーエリア前中央付近を守備範囲とし、サイドへは流れてゆかない。
● 両サイドの子は、ボールと同じ位置に常にポジションを取り、自分のいるサイドの攻守を行う。
● 4人のMFの子は、定位置は無し。ボールをとにかく全力で追いかける。
● 自陣中央では、ドリブルを基本せず、両サイドの子へのパスを優先する。
● 両サイドの子は、パスかドリブルか自由に選択できるが、フリーな子が前方にいるのならパスを優先させる。
● 全員、パス&ダッシュ(ゴー)を必ず行い、味方をフォーローする。
● 後は、1対1や2対1での約束事をしっかりと守り、実践する。
ざっと、こんな感じにしてみました。
3年生ならこの程度で良いかと思いますが、はじめの一歩ですから・・・来年以降を見据えて、必要な要素を取り込む工夫をすると後が楽なのかなと思います。
今回FCサーコイで取り入れたのは・・・
● 『フィールドを広く使う』
両サイドに起点となる子を置く事で、広くフィールドを使う意識を持たせようと考えました。
『団子サッカー』から抜け出す第一歩です。
● 『サイド攻撃』
攻撃はサイド展開から始める事を意識させます。中央突破も面白いのですが、やはり難しいのです。
攻撃の基本はサイドと言う事を身に付けさせます。合わせられる子がいると尚良いのですが・・・。
● 『自陣でのボールの扱い』
自陣、特にゴール前でのドリブル程怖い物はありません。ここでのボール処理は簡単にさせます。
当面は大きくクリアで良いのですが、キック力を考えるとサイドへのクリアでもOKなのです。
● 『サイドの守備範囲』
8人制では、サイドの選手の負担は甚大です。それを、身を以って理解してもらいます。
● 『パス&ダッシュ(ゴー)』
パスを出したら、そのボールをもう一回受けに行く事を覚えさせます。単発で終わってしまうのではダメです。
ボールを持っていない子の動きが必要な物であると言う事を理解させる第一歩となります。
まぁ、ざっとこんな感じで、FCサーコイは大会に臨みます(フィクションですよ〜)。
このチームとしての約束事を大会までの練習で身に付ける事ができると良いのですがね。
1年後には、4年生最大の大会『サーラカップ』が待っています。
勝っても負けても、そこに繋がる様にしてゆけると良いですね〜。
目の前の結果に左右されずにじっくりと時間を掛けてチームの色を作り上げてゆくと言う事は、大切な事だと思います。
今回は、負けるかも知れません。
でも、次・・・それもダメならその次と・・・時間を掛けて、チームの目指す戦い方を作り上げて行く様にできれば、きっと6年生になった時には、良いチームとなる事ができる様な気がします。
待て、次号!
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