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戦術について考える(5)

 3年生ともなると、大きな大会にエントリーする機会もやってきます。

 浜松地区なら『東法人杯』が有名ですね。豊橋の方でも『アゼリアカップ』等が開催されます。

 初めての大きな大会ですから、ここまでの練習の成果を結果として残す事ができると嬉しいですね。

 そこで、3年生で初めての『チーム戦術っぽい物』を考えてみます。

 簡単に言えば『戦い方』ですが・・・FCサーコイの3年生チームには、どの様な戦い方で大会に臨むのか・・・少し考えてみます。

 初めての『大きな約束事』ですから、今回もシンプルなものにしようと思います。

 ついでに、『団子サッカー』『ピラニアサッカー』と言われる物から一歩だけ離れてみようと思います。

 先ず、足の最も速い子を今回はDFとして1人使います。

 更に、比較的ボールの持てる子2人を左右サイドに配置するとしましょう。

 もちろん、GKも1人やりたい子に任せます。

 残った子は、全員MFとして中央で自由にさせる様にしちゃいます。

 0トップな感じのフォーメーションとなりました。

 さて、チーム全体としての大きな約束事を作りましょう。

 これが、チームとしての基本的な戦い方となります。

 【チームとしての約束事】

  ● DFの子は、ペナルティーエリア前中央付近を守備範囲とし、サイドへは流れてゆかない。

  ● 両サイドの子は、ボールと同じ位置に常にポジションを取り、自分のいるサイドの攻守を行う。

  ● 4人のMFの子は、定位置は無し。ボールをとにかく全力で追いかける。

  ● 自陣中央では、ドリブルを基本せず、両サイドの子へのパスを優先する。

  ● 両サイドの子は、パスかドリブルか自由に選択できるが、フリーな子が前方にいるのならパスを優先させる。

  ● 全員、パス&ダッシュ(ゴー)を必ず行い、味方をフォーローする。

  ● 後は、1対1や2対1での約束事をしっかりと守り、実践する。

 ざっと、こんな感じにしてみました。

 3年生ならこの程度で良いかと思いますが、はじめの一歩ですから・・・来年以降を見据えて、必要な要素を取り込む工夫をすると後が楽なのかなと思います。

 今回FCサーコイで取り入れたのは・・・

 ● 『フィールドを広く使う』

   両サイドに起点となる子を置く事で、広くフィールドを使う意識を持たせようと考えました。
   『団子サッカー』から抜け出す第一歩です。

 ● 『サイド攻撃』

   攻撃はサイド展開から始める事を意識させます。中央突破も面白いのですが、やはり難しいのです。
   攻撃の基本はサイドと言う事を身に付けさせます。合わせられる子がいると尚良いのですが・・・。

 ● 『自陣でのボールの扱い』

   自陣、特にゴール前でのドリブル程怖い物はありません。ここでのボール処理は簡単にさせます。
   当面は大きくクリアで良いのですが、キック力を考えるとサイドへのクリアでもOKなのです。

 ● 『サイドの守備範囲』

   8人制では、サイドの選手の負担は甚大です。それを、身を以って理解してもらいます。

 ● 『パス&ダッシュ(ゴー)』

   パスを出したら、そのボールをもう一回受けに行く事を覚えさせます。単発で終わってしまうのではダメです。
   ボールを持っていない子の動きが必要な物であると言う事を理解させる第一歩となります。

 まぁ、ざっとこんな感じで、FCサーコイは大会に臨みます(フィクションですよ〜)。

 このチームとしての約束事を大会までの練習で身に付ける事ができると良いのですがね。

 1年後には、4年生最大の大会『サーラカップ』が待っています。

 勝っても負けても、そこに繋がる様にしてゆけると良いですね〜。

 目の前の結果に左右されずにじっくりと時間を掛けてチームの色を作り上げてゆくと言う事は、大切な事だと思います。

 今回は、負けるかも知れません。

 でも、次・・・それもダメならその次と・・・時間を掛けて、チームの目指す戦い方を作り上げて行く様にできれば、きっと6年生になった時には、良いチームとなる事ができる様な気がします。

 待て、次号!

 
  
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戦術について考える(4)

 1対1での約束事は、決まりました。

 ここから先は、1つ架空のチームを作って話を進めてゆきます。

 チーム名は取り合えず・・・『FCサーコイ』とでもしておきますかね(笑)。

 この『FCサーコイ』では、1対1の次に2対1の約束事を考えようと思います。

 DFが2人とOFが1人の場合と、その逆のDFが1人とOFが2人の場合です。

 【DF2の場合のDFの約束事】

  ● 2人のうちどちらかが、アタッカー役となりOFとの距離を全力で詰める(A)。

  ● もう1人は、アタッカーのやや後方(1〜2m)で止まり、進入されたくないスペースのカバーに当たる(B)。

  ● アタッカー(A)がアタックを仕掛けボールを取る事ができれば、もう1人(B)は素早く開きパスコースを確保する。

  ● ボールの奪取に(A)が失敗した場合は、 (B)がアタックを仕掛け、(A)がカバーに当たる。

  ● DFは、この繰り返しとなる。

 【OF2の場合のDFの約束事】

  ● 先ず、1対1の時と同様の対処を行う。

  ● ボールが動いた時(パスまたはドリブル)にアタックを仕掛ける。

 【DF2の場合のOFの約束事】

  ● とにかくボールを動かして相手DFを振り回す。

  ● 連携が乱れた時に勝負する。

 【DF1の場合のOF2の約束事】

  ● 無理な突破を図らない。

  ● パスのもらえる位置へ動く。

  ● パスかドリブルかどちらかを選択する。

 まあ、超簡易ですが・・・これを『FCサーコイ』では、2対1での基本とします。

 これらは、1対1で練習した動きを土台にして考えてあります。

 その為、『フォロー』と言う要素が新しく加わっただけのシンプルな物となっています。

 このフォローと言う動きが攻守共に複数人でのプレイでは、非常に重要な役割を果たします。

 突っ立ってぼ〜っと見ているだけじゃダメだと言う事をしっかりと指導する事となってきますね。

 具体的な動きは、指導者の考え方を反映すれば良いのですが・・・複雑な物よりシンプルな物を1つか2つ先ずは覚えさせると良いのでしょうね。

 まだまだ先は長そうです・・・続きは、また次回!
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戦術について考える(3)

 基本となる1対1での攻守それぞれの動きを考えて見ます。

 どのチームでも、ゴール前での1対1の練習をよくするのかと思います。

 相手を抜き去ってシュートまでがこの練習の流れとなりますね。

 この練習の場合での簡単な『約束事』を考えて見ます。

 【守備側の約束事】

  ● 素早く全力で相手に寄る。

  ● ボールがルーズなら取りに行く。

  ● そうでなければボールとゴールの間に距離を考えて(近過ぎず遠過ぎず)立ちシュートコースを消す。

  ● サイドへ相手を追い込んでゆく。

  ● 全体を通して常にボールとゴールの間に体を入れる。

 【攻撃側の約束事】

  ● サイドへ逃げるドリブルをしない。

  ● 相手を抜く動きより外す動きを素早く行う。

  ● 相手を外したら素早くシュートする。

 ざっと、このくらいの簡単な約束事を考えてみました。

 これらが、例えば別の局面でも有効となると言う事を確認してみて下さい。

 ちょっと言葉を変えると、サイドでの局面でも、中央でも1対1以外の場合にも似たような事が言えるかと思います。

 守備の面で、基本となるのは常に『素早い寄せ』です。

 その上で『判断』となります。

 『取りに行く』のか『塞ぐ』のか・・・この辺は、『見る目』を練習で培う必要がありますね。

 そして塞ぐのなら、立ち位置を決めます。ボールとゴール(違う局面ではパス相手)の間に適当な距離感をもって対峙する事になります。

 これは、シュートコース(違う局面ではパスコース)を消す為の位置取りとなります。

 そして、サイド(ゴールから遠ざける)への追い込み(誘導)へと移ります。ワンサイドカットの練習が生きる所です。

 守備面では、最低でもこのくらいの約束事を皆が理解する様にできるとよいのです。

 攻撃面では、とにかく『点を取る』と言う事を常に考える癖をつけさせる様にします。

 サイドへ逃げてゆくドリブルでは、DFの思う壺ですね。

 最低でも、ペナルティエリアとゴールエリアの角を結ぶラインを超えて行かない様にしないと、シュートコースはどんどん無くなって行ってしまいます。

 GKにとってもこんな楽な事はありません。

 もう1つは、DFを『完全に抜き去る』事に重きを置かず、単に『外す』と言う事を覚えさせる事です。

 子供達の多くは、DFを抜き去ってからシュート(パス)をしようとします。

 そうではなくDFを外す(つまりコースを作る)だけで、シュート(パス)ができるのだと言う事を覚えさせる必要があります。

 高学年にでもなれば経験的に身に付く子が殆どなのですが、それでも抜き去る魅力が拭いきれない子供も大勢います。

 そう言う些細な所が、シュートの遅さにつながり、結果GKに詰められてしまったり、自らシュートコースを狭めてしまったりする事につながります。

 『もうワンプレイ早く』と言うベンチの歯がゆい思いを、日頃の練習で身に付けさせる様に指導しておく事は必要なのです。

 これは、シュートのみならずパスの場合でも同じ事が言えます。

 こう言った、局所的な約束事でさえ、試合全体を通してポジションに関係なく生きてくるのです。

 この辺を、おろそかにするとチームとしての戦い方もおかしくなってしまいます。

 全員が同じ理解の下に試合に臨めるかどうか・・・それを決めるのは、こう言った小さな約束事です。

 小さな約束事が守れないのに大きな約束事が守れる訳がないのです。

 とは言っても、小学生ですから・・・あまり凝った物は難しくてできないと思いますから、前述の様なシンプルな感じの約束事で良いかと思います。

 この辺をしっかり見に付けさせ、それを踏まえて2対1や2対2にステップアップさせて行くと良いかと思います。

 続きは次回に・・・。
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戦術について考える(2)

 局所的な『約束事』を作る事は、非常に大切な事です。

 この小さな約束事が集まって、チームとしての『戦い方』と言う大きな約束事が完成します。

 以前にも述べた様に、少年サッカーの8人制には『戦術』と言う物は、おそらく必要ではありません。

 あえて言うのなら・・・全員攻撃、全員守備が8人制の基本的な戦術だと言えます。

 ポジションも明確にする必要も本来ないのかも知れません。

 フォーメーションなんて考える必要もないのでしょう。

 子供達は、自由にフィールドを駆け、ボールを蹴り、ドリブルを仕掛けるべきです。

 少なくとも、少年サッカーではその必要性が高いはずです。

 そう言った事を繰り返す事で、『1人だけでは突破できない時もある』とか『ボールを中央へ運びこませなければ失点しない』とか、色々な発見が子供達自身でなされて行くのだと思います。

 では、そう言った『気付き』があったとして、局所的な約束事をどの様に導入してゆくべきでしょうか?

 最少の戦術を『個人戦術』等とよく言います。

 これらは、日々の練習で行っている『1対1』が基本となってきます。

 先ずは、この1対1での攻守の動き方を、徹底的に身に付ける必要があります。

 ここからは、指導者の考え方次第です。

 守備の時の位置取り、距離、体の向きや使い方等、しっかりと約束事として覚えさせる必要があります。

 攻撃の時も同様に、ボールコントロールの仕方、シュートやパスを出すタイミングや、ドリブルを仕掛ける方向等しっかりと指導する必要があります。

 『共通理解』の第一歩となる、これらの動きを身に付ける事が、チームとしての戦術の理解を結果的に早くする事となるはずです。

 この1対1ができて、初めて複数人での連携プレイが可能となります。

 3対3くらいまでは、しっかりと動き方を決める様にすると、実際の試合での対応に役立つかと思います。

 この辺までは、『ポジション』に関わらず、身に付けるべき事ですね。

 それを踏まえて、各ポジションごとの動きと連携へとステップアップしてゆく必要があります。

 しかし、あくまでも基本は1対1の動きです。

 チームの色としては2対2以上で出てきます。

 ここをどう考えるか・・・指導者の腕の見せ所となりますね。

 注意して欲しい事はと言うと・・・『一貫した考え方』を持って戦術を練る事です。

 そうしないと、子供達は混乱してしまいます。

 ではまた、続きは次回に。
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戦術について考える(1)

 8人制少年サッカーに戦術が必要か・・・非常に疑問です。

 そもそも、サッカーと言う物は、フィールドに立っている選手各人が自由な発想でボールを操って良いはずなのです。

 特に子供の場合、複雑な『約束事』を取り入れる事は、自由な発想を押さえつけてしまう事にもなりかねません。

 そう言った事を子供の時から教え込む事は、長い目で見た場合サッカーに対する『要らぬ誤解』を植えつけてしまう事にもなりかねません。

 とは言っても、高学年ともなると・・・やはり試合には勝ちたいのです・・・選手である子供達も、指導者達も・・・そして親御さん達も。

 そこで、戦術の導入と言う事になってくるのかと思いますが、戦術と一言で言っても指導者の考え方に大きく左右されてきてしまいます。

 チームの数だけ戦術があると思って良いのです。

 どんな戦術を導入するとしても、チームの色を明確にしないといけないですね。

 その辺は、チーム事情に左右されてしまう事なので、十分に検討してもらいたいと思います。

 いきなり、チーム戦術なんて大きな物を導入しようとすれば、子供達も混乱してしまいます。

 先ずは、局所的な約束事を考えて見たいと思います。

 続きは、また次回に・・・。
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8人制から、11人制への移行

 4年生の『サーラカップ』も2次予選が終わり、ひと段落つきましたね。

 9月辺りから3年生の『東法人杯予選』と6年生の『NTT予選』が始まります。

 6年生のNTTは、『11人制』で行われる県内最後の大きな大会となります。

 11人制へ8人制からの移行は、子供達にとっても一大イベントです。

 率直な感想として『ゴチャゴチャしている』と言う声を子供達から聞きます。

 スペースが8人制の時より少なく感じる様です。

 その為、足が速いと言うだけではDFラインを突破できなくなってきます。

 中盤でのパス回しも俄然難しくなってきます。

 プレッシャーの速さが尋常ではないのですね。

 その為、5年間で何を身に付けたか・・・が問われます。

 身体能力に物を言わせて戦ってきた子も、それだけでは活躍できなくなってきます。

 逆に、足は遅くても、足元の技術がしっかりしている子には、試合への出場のチャンスも来るかも知れません。

 それ程、本来の11人制と言う物が子供達から遠ざかってしまっていた訳です。

 これまでの、チーム間の力関係にも変化が表れて来ます。

 8人制では強かったのに・・・と言う声も聞こえて来ますね。

 11人制で初めて『戦術』と言う物に子供達は触れる事となります。

 この戦術を何処まで理解できるか?そして、フィールドで表現する事ができるか?この辺が、11人制への移行がスムーズに行くかどうかの分かれ目となってきそうです。

 オフサイド・トラップやラインコントロールをDFの子は覚えないといけませんし、ポジション毎の役割や動きもこれまでとは変わってきます。

 中には、ゾーン・ディフェンスを引いてくるチームもあるのでしょう。

 とにかく覚える事が多くて、子供達も混乱してしまう様です。

 コーチ陣としては、如何に戦術を浸透させるか・・・が腕の見せ所となってきそうですね。

 シンプルな戦術の方が、子供達の理解も早く、短期間での成熟もできそうです。

 ただ、戦術に合った子供を使うと言う発想は、ぜひ止めてもらいたい物です。

 チームの状況に合った戦術を練ると言う事を第一に考えてもらいたいと思います。

 『先ず、戦術有りき』では、チームの力を十分に発揮できない事は明らかです。

 子供達は指導者の『オモチャ』ではありません。

 しっかりと、メンバーを生かす戦術やフォーメーションを考えてもらいたいと思います。

 弱点がある・・・と言う事は、もっと違う方法があるのではないか・・・と再考するくらいじゃないといけませんね。
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フォーメーションについて思う事

 今回も検索ワードをお題にしてみます。

 『8人制 フォーメーション』と言う検索ワードが非常に多く見受けられます。

 フォーメーションで悩んでいる方が多いのか・・・?

 8人制において、フォーメーションが試合に与える影響は、個人的には大きくないと考えています。

 以前にも書きましたが、8人制の基本は『全員攻撃全員守備』だと思っています。

 逆に、それをさせる為の8人制のはずです。

 フォーメーションやポジション、戦術なんかは、コーチや監督の嗜好の問題であって、それが結果を左右すると考えるのは大きな間違いであるかも知れません。

 ただし、キーマンとなる選手の使い方は、試合を大きく左右する事は十分理解できます。

 去年、ベンチ入りした時に子供達に言ったのは、『フォーメーションは守備の形だ』と言う事です。

 空手にしろ、剣道にしろ『構え』と言う物があります。

 この構えと言う物は、実は防御の形なのですよね。サッカーのフォーメーションも同様です。

 守備に転じた時のそれぞれの役割(責任)分担を明確にした物がフォーメーションです。それは、同時にホームポジションでもあります。つまり、帰る場所ですね。

 逆に言えば、攻撃に転じた時『この形のまま攻める馬鹿はいない』と言う事です。

 当然ですよね。そんな守備のし易い攻撃では、得点は期待できませんから。

 攻撃の時は『崩す』、守備の時は『戻す』が基本となるはずです。

 そうする事で、責任分担が明瞭となり、自分のすべき事が限定し易くなります。

 これを崩されると失点に繋がり易くなってきます。

 つまり、どんなフォーメーションでもやる事は大差ないのです。

 攻撃的にするのか、守備的にするのか・・・その程度のものです。

 フォーメーションを考える場合、『先ずフォーメーション有りき』で考えるのは絶対に止めてもらいたいと思います。

 プレイヤーの特徴をしっかりと見極めて、最も力を発揮できるであろうフォーメーションを考えて欲しいのです。

 それは、既存の形とは違う物となるかも知れません。でも、それで良いのです。

 選手を形にはめ込んでおいて、『使えね〜』と吐き捨てる監督が大人のチームでもありますが、こんなのは『愚の骨頂』です。

 まだ、指導者も手探りな8人制ですが、『形』にあれこれ悩むより、『全員攻撃全員守備』をいかにして実現させるか・・・そこに時間を割いてもらいたいと思います。

 形から入るのは下らない事です。
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8人制とゲームメイカー

 『ゲームを作る』とか『ゲームメイク』とか、よく耳にします。

 多くの場合、トップ下やボランチの選手が『ゲームメイカー』と呼ばれ、試合の流れを作ります。

 8人制のサッカーでは、このゲームメイカーと言う者が『必ずしも必要ではない』と言う事が見て取れます。

 基本、全員攻撃、全員守備の8人制では、ゲームメイカー不在でも攻撃が成り立ってしまいます。

 ともすれば、後方からのロングパス一本で決定的なシーンを何度も作り出せてしまうのです。

 しかし、チームによってはこのゲームメイカーを用意しているチームももちろんあります。

 では、ゲームを作るとはどう言う事なのでしょうか?

 『得点する事』を目的とした場合、試合を作るとは・・・得点までの『道筋』を示し、行動に移す事を意味するのだろうと思います。

 ゲームメイカーは、その意思を皆に示さなければなりません。

 サイド攻撃を仕掛けるにしろ、中央突破を図るにしろ、その都度『ボールを配球』『人を動かして行く事』が求められます。

 同時に、自分も次のボールの受け取り場所へ移動し、次の配球の準備をしなければなりません。そう言った事を繰り返し、得点を狙って行く事になります。

 そう言った事を実行してゆくには、ある程度のビジョンが頭に思い浮かばないと出来ない事の様に思えます。

 将棋の先読みの様な能力ですかね。

 全体を見る事が出来ないと、ちょっと難しい事です。『視野の広さ』が必要となってきます。

 8人制の場合、このゲームメイカーより『チャンスメイカー』の方が重宝される様に思われます。

 理由は簡単で、小学生の8人制の場合『寄りの速さ』が尋常ではないからです。

 素早く強いプレッシャーの中で、ゲームメイクしてゆくと言うのは、並みのスキルでは出来そうにありません。

 一方で、そこまでのスキルが無くても、チャンスメイクは可能です。

 流れを作る作業は必ずしも必要ありません。

 ここ一番で『決定的な仕事』が出来さえすれば良いのです。

 もちろん、これも簡単ではないのですが・・・ゲームメイカーを育てる事に比べれば、労力は少なくて済みますし、チーム内に何人か育てる事は不可能ではなさそうです。

 そんな理由で、8人制の少年サッカーでは、ゲームメイカーが育ち難いと言う面があるのかもしれません。

 その反面、特定の選手に頼るサッカーをしないと言う事は、良い事でもあるのかと思います。

 皆で試合の流れを作り出す作業ができる・・・そんなチームが理想なのですがね。

 現実は、なかなかそうはいかないのですよね。


 
 
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動き方を考える(その5)

 ポジションごとに動き方を検索してくる方が多い様です。

 ちょっと気になるので、一言・・・ポジションごとの動き方と言うのは、詰る所『そのチームごとに違う』と言う事を理解してもらいたいと思うのです。

 一番良いのは、『コーチに訪ねる』事です。

 それを子供達に伝えると言う作業が周りの大人にできる最善のコーチングだと個人的には考えています。

 少なくとも、うちの学年の少年団チームはその様にしています。

 コーチの考え方を正しく伝えると言う事が、そのチームでの自分の役割を理解する助けになるはずです。

 その辺を、パパさんコーチは理解して欲しいと思います。

 ある程度の『定石』と言う物は確かにありますが、結局はその局面ごとの状況や各自の判断に委ねられる問題だからです。

 むしろ、凝り固まった動き方を教えるくらいなら、『判断力』を磨いたり『視野を広げる』事に時間を割くべきです。

 そう言う事ができる様になれば、自然と『理に適った動き』と言う物が身に付くはずです。

 これは、チームが変わっても通用するものであるのではないのでしょうか?

 ポジションに関係なく『顔を出す』と言う動きを覚える事は、最低限身に付けるべきかなと思います。これは、パスコースを作り出す為に必要な動きです。

 ディフェンスの影に隠れてしまっているポジショニングでは、パスも出せませんよね。

 ディフェンス面では、ゴールとボールの間に体を入れる事。

 これができれば、サイドの選手でもどう動くべきか分かってくるのではないのでしょうか?

 もう1つは、何を護るのか?それがはっきりとすれば、自ずとポジショニングが分かってくるハズです。

 何を護るのか・・・これは、コーチに確認しましょう。ポジションごとに、護る場所があるはずです。

 ゴールキーパーは、ボールの動きに合わせてポジション取りをする癖をつけるべきです。ボーっと突っ立ているのではいけませんよね。

 最低限この様な動きを身に付けてから、戦術と言う物を導入しないと理解などできるはずもありません。

 形から入るのも良いですが、基本的な動きを身に付ける事ってとっても大事な事だと思います。

 先ずは『個』の動き方が重要視されるべきかなと思います。チームとしての動きはその後で・・・と言うのが順番じゃないかと思います。
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動き方を考える(その4)

 今回も守備に関して取り上げます。

 ドリブルで自陣に侵入してきた相手を止めるには、どの様な対処をするのがよいのでしょう?

 前回も述べた通り、守備の基本は『ゴールを護る事』です。

 では、進入してきた相手からゴールを護る為に、どんな方法を取るべきなのでしょう?

 1つの答えとして、隅っこに追いやると言う方法があります。

 これは、昔から良く使われる方法ですね。『ワンサイドカット』なんて言われたりしています。
 ワンサイドカット
 なるべくゴールから遠ざける様にし、相手プレイヤーが動ける範囲を限定的にしてしまおうと言う発想です。

 多くは、ライン際へ追い込んでボールを取りに行きます。

 これも、最近のサッカーでは反対に、中央へとボールとプレイヤーを誘い、数的優位を簡単に作れる中央で勝負するのが主流の様です。多くの場合、横パスを狙います。

 少年サッカーでは、その様な戦術を採用しているチームはあまり見かけませんね。

 やはり、リスクが大き過ぎるのです。その為、ワンサイドカットでゴールから遠ざける手法が多く使われます。

 1対1の場面でも、2対1の場面でも基本は同じで、進入されたくない位置へ立ちはだかります。

 特に1対1の場面では、ボールとゴールを結ぶライン上に陣取る事が多い様です。

 後は、無闇に飛び込まず、寄らず離れずの位置で応援が来るのを待つ事が、簡単に突破されない為の賢い方法とされています。

 守備で大切なのは、味方のフォローです。数的優位を早く作り出す事ができれば、ボールを早い段階で取り、攻撃に転じる事もできるからです。

 こう言う事は、日頃の練習で繰り返し行うと良いですね。
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