少年サッカーを見守るブログ

　高学年は、『リーグ戦』や『カップ戦』が早くも始まりますね。

　そうなると・・・気になってくるのが『チーム分け』です。

　自分の子供が『Ａチーム』に入るのか、『Ｂチーム』に入るのか・・・非常に気になる所なのではないのでしょうか？

　また、コーチ陣にとってもこのチーム分けは、頭の痛い作業と言えます。

　特に、少年団では・・・自分の思う様なチーム編成をし辛い環境があるかも知れません。

　全ての保護者に納得してもらえるチーム分けと言う物は、先ず有り得ないと言って良いかと思います。

　しかし、分けないといけないのです。

　１チーム編成で試合に臨む場合であっても、主力と『サブ』の線引きを行わなければいけなくなってしまいます。

　明確な差が有る場合ならまだしも・・・殆ど差を見出せない子達の中に線を引くと言う作業は、気が狂いそうなくらいなのかも知れません。

　保護者にも上手く説明できる事ばかりでは無いのでしょうから・・・気を使う作業ではあります。

　子供達にも何らかの理由を話す必要がある訳で、納得の行く理由を見出せるかどうか・・・日頃の観察眼が試されます。

　色々な思惑が絡み合うチーム分けなのですが・・・保護者の思いは複雑です。

　下の学年からの引き上げもあるかも知れません。

　そうなると、同級生とばかりでは無く、下級生とも『レギュラー争い』をしなければならなくなります。

　これには、親子共々泣かされてしまう場合も出て来る事でしょう。

　Ｂチームで尚且つベンチ組ともなれば、テンションはガタ落ちとなるかも知れませんね。

　だからと言って、親子で腐ってしまってはいけません。

　特に、ＡチームとＢチームの狭間で揺れている子達にとっては、非常にデリケートな問題を含んでいるのかも知れません。

　Ａチームのサブとなるのか、Ｂチームの主力として毎試合フルで出場できる環境を手に入れるのか・・・この辺は親御さんも気になる所かと思います。

　経験から言うと、試合に出られる環境を選択できるのなら、そちらを選ぶべきなのかな・・・と思います。

　『実践に勝る練習は無い』とも言いますが、その通りなのだと思います。

　やはり、試合に出てナンボなのです。

　そうは言っても・・・これまでの『練習態度』や、『身に付けたスキル』、『身体能力』等色々な『選考基準』がコーチにはあり、それらを元にチーム分けを行ってゆく訳ですから、どんな結果となろうとも受け入れるべきなのかな・・・とは思います。

　今年は、息子も殆ど試合に出場する機会はなさそうです。

　我慢・・・『忍耐』の１年間となりそうです。

　息子には、その辺の事を既に伝えてあります。

　娘の方は、２チーム編成で大会に臨むので、何とか試合には出られそうですが、こちらも下級生から２人上がって来ていますので、ボヤボヤしてはいられません。

　今年は、子供達にとっても踏ん張り所と言えそうです。

　腐ってしまえば、そこまで・・・そんな感じですかね。（苦）

　こう言う時には、とかくコーチと保護者の間で揉め事が起き易い状態となります。

　特に、子供の起用方法やチーム分けに関して保護者がコーチに説明を求め詰め寄る様な事が頻繁に起こります。

　こう言った事は、非常に見苦しいな〜と思います。

　いえ、子供の事を思っての事なのだとは思うのですが・・・あまり、『不平不満』を口にする所を子供に見せるのもどうなのかな・・・とも思います。

　こう言う事が原因で、親同士の仲が悪くなってしまう事もある様です。

　元々は、子供達自身が受け入れ、呑み込み、消化して行かなければならない問題なのだと思います。

　親が騒ぎ立てるのは、筋違いと言う物なのかな・・・とも思うのです。

　色々と言い分はあるのかとは思いますがね。

　先程も言いましたが、皆が納得の行くチーム分けなんて先ず出来ないと言う事を頭の片隅に入れておいて欲しいなと思います。