2015年04月19日
試合に出せない子
試合に出る事が出来ない子は、多くのチームにいるのかと思います。
これは、外野から見た捉え方です。
しかし、一方で『試合に出せない子』と言う考え方がベンチサイドには存在する事があります。
多くの場合、レギュラー組との『力量の差』で決ると言えます。
その差が大きければ大きい程、試合に出せる子では無いと評価される事となります。
その結果、ポジションがベンチとなる事もあれば、最悪の場合ベンチ入りさえも出来ない状態となります。
はっきり言ってしまえば、勝つ為に『犠牲』にされる子です。
試合に出ている子達は、この子達の犠牲の上に存在しています。
しかし、これだって、1チーム内での序列による物であって、チームが変われば・・・立場が変わってしまう事も有り得る訳です。
そうでなくとも、指導者が代わりさえすれば・・・違う状況になる事だって考えられます。
つまり、『指導者の考え方』次第なのです。
この辺は、親御さんには受け入れ難い話かも知れません。
しかし、競争の中に身を置いている以上、人と比べられ、優劣が評価され、序列が付けられてしまうのです。
これはこれで、『健全な育成』と言えるのかと思います。
『競争原理』が働かない組織に成長はありませんから・・・。
しかしです。
子供に限らず、大人であっても成長を促すのは、『真剣勝負』の場である事も忘れてはいけないのだと思います。
例えば、『負けても良い試合』と言うのがあったとして、そんな試合にしか出場していなければ、成長はあまり望めません。
逆に、『負けられない試合』に出場する機会が多い子は、伸び幅も大きく早いと言えます。
つまり『本気度』が成長を左右する要因の1つである事は、子供達を1年の時から見ていてはっきりと分かります。
試合に出せない・・・そう言って『切り捨てる』のは非常に簡単で、指導者にとっては頭痛の種を減らす楽な方法と言えます。
その反面、チームとしての『底上げ』は、絶望的に望めません。
試合に出せる、出せないは、指導者の育成に対する考え方を反映していると言えます。
出せる、出せないではなく・・・出すのです。
たった、これだけの決断が出来ないのは、非常に残念な事に思います。
真剣勝負に挑める環境を子供達から奪い、子供達の成長のチャンスを奪ってしまっているのが、他ならぬ指導者であるとしたら・・・罪な話だと思います。
6年間の集大成として臨む大きな大会では、勝ちに行く事を第一にメンバーを考える事は、責める気は全くありません。
しかし、その過程を振り返って見た時、どれだけの子を真剣勝負の場に送り出せたのか・・・3年生や4年生の時から、目先の試合での勝利を追求し過ぎるあまり、同じ子ばかりが長い時間戦っていなかったか・・・考えてみる必要があるかも知れません。
うちの子のチームは、幸いにも2チーム構成で、どちらも真剣勝負の場が与えられて来ました。
息子のチームは、今年は1チーム構成で挑むので、当然ですが試合に出られない子も増えます。
うちの息子も例外ではありません。
しかし、それは、息子が受け入れるべき結果でもあります。
一方、なでしこの方は、まだ4年生ですから、出来るだけ多く、真剣勝負の場に引きずり出してやらねばなりません。
今行われている、サーラカップの予選では、子供達に成長が見て取れます。
Bチームにとっては、まだ2度目の真剣勝負の場です。
少な過ぎだと言えます。
試合に出せないと言う前に、子供達の成長の場、真剣勝負の場を奪う様な事はして欲しくないと思います。
やる事をやった結果・・・そうなら、仕方の無い事なのです。
ちょっと考えてもらえると嬉しいですね。
これは、外野から見た捉え方です。
しかし、一方で『試合に出せない子』と言う考え方がベンチサイドには存在する事があります。
多くの場合、レギュラー組との『力量の差』で決ると言えます。
その差が大きければ大きい程、試合に出せる子では無いと評価される事となります。
その結果、ポジションがベンチとなる事もあれば、最悪の場合ベンチ入りさえも出来ない状態となります。
はっきり言ってしまえば、勝つ為に『犠牲』にされる子です。
試合に出ている子達は、この子達の犠牲の上に存在しています。
しかし、これだって、1チーム内での序列による物であって、チームが変われば・・・立場が変わってしまう事も有り得る訳です。
そうでなくとも、指導者が代わりさえすれば・・・違う状況になる事だって考えられます。
つまり、『指導者の考え方』次第なのです。
この辺は、親御さんには受け入れ難い話かも知れません。
しかし、競争の中に身を置いている以上、人と比べられ、優劣が評価され、序列が付けられてしまうのです。
これはこれで、『健全な育成』と言えるのかと思います。
『競争原理』が働かない組織に成長はありませんから・・・。
しかしです。
子供に限らず、大人であっても成長を促すのは、『真剣勝負』の場である事も忘れてはいけないのだと思います。
例えば、『負けても良い試合』と言うのがあったとして、そんな試合にしか出場していなければ、成長はあまり望めません。
逆に、『負けられない試合』に出場する機会が多い子は、伸び幅も大きく早いと言えます。
つまり『本気度』が成長を左右する要因の1つである事は、子供達を1年の時から見ていてはっきりと分かります。
試合に出せない・・・そう言って『切り捨てる』のは非常に簡単で、指導者にとっては頭痛の種を減らす楽な方法と言えます。
その反面、チームとしての『底上げ』は、絶望的に望めません。
試合に出せる、出せないは、指導者の育成に対する考え方を反映していると言えます。
出せる、出せないではなく・・・出すのです。
たった、これだけの決断が出来ないのは、非常に残念な事に思います。
真剣勝負に挑める環境を子供達から奪い、子供達の成長のチャンスを奪ってしまっているのが、他ならぬ指導者であるとしたら・・・罪な話だと思います。
6年間の集大成として臨む大きな大会では、勝ちに行く事を第一にメンバーを考える事は、責める気は全くありません。
しかし、その過程を振り返って見た時、どれだけの子を真剣勝負の場に送り出せたのか・・・3年生や4年生の時から、目先の試合での勝利を追求し過ぎるあまり、同じ子ばかりが長い時間戦っていなかったか・・・考えてみる必要があるかも知れません。
うちの子のチームは、幸いにも2チーム構成で、どちらも真剣勝負の場が与えられて来ました。
息子のチームは、今年は1チーム構成で挑むので、当然ですが試合に出られない子も増えます。
うちの息子も例外ではありません。
しかし、それは、息子が受け入れるべき結果でもあります。
一方、なでしこの方は、まだ4年生ですから、出来るだけ多く、真剣勝負の場に引きずり出してやらねばなりません。
今行われている、サーラカップの予選では、子供達に成長が見て取れます。
Bチームにとっては、まだ2度目の真剣勝負の場です。
少な過ぎだと言えます。
試合に出せないと言う前に、子供達の成長の場、真剣勝負の場を奪う様な事はして欲しくないと思います。
やる事をやった結果・・・そうなら、仕方の無い事なのです。
ちょっと考えてもらえると嬉しいですね。
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この記事へのコメント
上の学年に上がって、より高いレベルで練習している子と取り残された子、試合に多く出場している子と殆ど出られない子、一生懸命練習しても試合に出れない子、ダラダラ練習していても試合に出してもらえる子・・・色々な待遇の差が不公平に見えてしまいます。
その殆どが、体格や運動能力による差別化です。
しかし、勝利を望むのは何も指導者側だけではありません。
親御さんからも、それなりの圧力が掛かります。
そう言った経緯もあって、今の少年サッカー界があります。
指導者だけの責任とも言えないのです。
双方が話し合う場をもっと作る必要があるのかも知れませんね。
特に少年団は・・・。
その通りですね。
うちのチームでも、試合に出るための努力をしてきた子どもには、スキルに関係なく、例え1分でも出場させていくという方針なんですが、人数が多いと拮抗した試合で、監督も悩みどころがあるように見えます。
ただ…練習にあまり来ない子どもやサボりをどう扱うかで、コーチ陣の意見が割れることが多いです。
人数が少ない学年は、ほとんど練習しない子どもでも出場できてしまうのが現状で、保護者の感じる不公平感が日に日に高まっているようです。
育成って本当に難しいです。