2014年08月04日
戦術について考える(3)
基本となる1対1での攻守それぞれの動きを考えて見ます。
どのチームでも、ゴール前での1対1の練習をよくするのかと思います。
相手を抜き去ってシュートまでがこの練習の流れとなりますね。
この練習の場合での簡単な『約束事』を考えて見ます。
【守備側の約束事】
● 素早く全力で相手に寄る。
● ボールがルーズなら取りに行く。
● そうでなければボールとゴールの間に距離を考えて(近過ぎず遠過ぎず)立ちシュートコースを消す。
● サイドへ相手を追い込んでゆく。
● 全体を通して常にボールとゴールの間に体を入れる。
【攻撃側の約束事】
● サイドへ逃げるドリブルをしない。
● 相手を抜く動きより外す動きを素早く行う。
● 相手を外したら素早くシュートする。
ざっと、このくらいの簡単な約束事を考えてみました。
これらが、例えば別の局面でも有効となると言う事を確認してみて下さい。
ちょっと言葉を変えると、サイドでの局面でも、中央でも1対1以外の場合にも似たような事が言えるかと思います。
守備の面で、基本となるのは常に『素早い寄せ』です。
その上で『判断』となります。
『取りに行く』のか『塞ぐ』のか・・・この辺は、『見る目』を練習で培う必要がありますね。
そして塞ぐのなら、立ち位置を決めます。ボールとゴール(違う局面ではパス相手)の間に適当な距離感をもって対峙する事になります。
これは、シュートコース(違う局面ではパスコース)を消す為の位置取りとなります。
そして、サイド(ゴールから遠ざける)への追い込み(誘導)へと移ります。ワンサイドカットの練習が生きる所です。
守備面では、最低でもこのくらいの約束事を皆が理解する様にできるとよいのです。
攻撃面では、とにかく『点を取る』と言う事を常に考える癖をつけさせる様にします。
サイドへ逃げてゆくドリブルでは、DFの思う壺ですね。
最低でも、ペナルティエリアとゴールエリアの角を結ぶラインを超えて行かない様にしないと、シュートコースはどんどん無くなって行ってしまいます。
GKにとってもこんな楽な事はありません。
もう1つは、DFを『完全に抜き去る』事に重きを置かず、単に『外す』と言う事を覚えさせる事です。
子供達の多くは、DFを抜き去ってからシュート(パス)をしようとします。
そうではなくDFを外す(つまりコースを作る)だけで、シュート(パス)ができるのだと言う事を覚えさせる必要があります。
高学年にでもなれば経験的に身に付く子が殆どなのですが、それでも抜き去る魅力が拭いきれない子供も大勢います。
そう言う些細な所が、シュートの遅さにつながり、結果GKに詰められてしまったり、自らシュートコースを狭めてしまったりする事につながります。
『もうワンプレイ早く』と言うベンチの歯がゆい思いを、日頃の練習で身に付けさせる様に指導しておく事は必要なのです。
これは、シュートのみならずパスの場合でも同じ事が言えます。
こう言った、局所的な約束事でさえ、試合全体を通してポジションに関係なく生きてくるのです。
この辺を、おろそかにするとチームとしての戦い方もおかしくなってしまいます。
全員が同じ理解の下に試合に臨めるかどうか・・・それを決めるのは、こう言った小さな約束事です。
小さな約束事が守れないのに大きな約束事が守れる訳がないのです。
とは言っても、小学生ですから・・・あまり凝った物は難しくてできないと思いますから、前述の様なシンプルな感じの約束事で良いかと思います。
この辺をしっかり見に付けさせ、それを踏まえて2対1や2対2にステップアップさせて行くと良いかと思います。
続きは次回に・・・。
どのチームでも、ゴール前での1対1の練習をよくするのかと思います。
相手を抜き去ってシュートまでがこの練習の流れとなりますね。
この練習の場合での簡単な『約束事』を考えて見ます。
【守備側の約束事】
● 素早く全力で相手に寄る。
● ボールがルーズなら取りに行く。
● そうでなければボールとゴールの間に距離を考えて(近過ぎず遠過ぎず)立ちシュートコースを消す。
● サイドへ相手を追い込んでゆく。
● 全体を通して常にボールとゴールの間に体を入れる。
【攻撃側の約束事】
● サイドへ逃げるドリブルをしない。
● 相手を抜く動きより外す動きを素早く行う。
● 相手を外したら素早くシュートする。
ざっと、このくらいの簡単な約束事を考えてみました。
これらが、例えば別の局面でも有効となると言う事を確認してみて下さい。
ちょっと言葉を変えると、サイドでの局面でも、中央でも1対1以外の場合にも似たような事が言えるかと思います。
守備の面で、基本となるのは常に『素早い寄せ』です。
その上で『判断』となります。
『取りに行く』のか『塞ぐ』のか・・・この辺は、『見る目』を練習で培う必要がありますね。
そして塞ぐのなら、立ち位置を決めます。ボールとゴール(違う局面ではパス相手)の間に適当な距離感をもって対峙する事になります。
これは、シュートコース(違う局面ではパスコース)を消す為の位置取りとなります。
そして、サイド(ゴールから遠ざける)への追い込み(誘導)へと移ります。ワンサイドカットの練習が生きる所です。
守備面では、最低でもこのくらいの約束事を皆が理解する様にできるとよいのです。
攻撃面では、とにかく『点を取る』と言う事を常に考える癖をつけさせる様にします。
サイドへ逃げてゆくドリブルでは、DFの思う壺ですね。
最低でも、ペナルティエリアとゴールエリアの角を結ぶラインを超えて行かない様にしないと、シュートコースはどんどん無くなって行ってしまいます。
GKにとってもこんな楽な事はありません。
もう1つは、DFを『完全に抜き去る』事に重きを置かず、単に『外す』と言う事を覚えさせる事です。
子供達の多くは、DFを抜き去ってからシュート(パス)をしようとします。
そうではなくDFを外す(つまりコースを作る)だけで、シュート(パス)ができるのだと言う事を覚えさせる必要があります。
高学年にでもなれば経験的に身に付く子が殆どなのですが、それでも抜き去る魅力が拭いきれない子供も大勢います。
そう言う些細な所が、シュートの遅さにつながり、結果GKに詰められてしまったり、自らシュートコースを狭めてしまったりする事につながります。
『もうワンプレイ早く』と言うベンチの歯がゆい思いを、日頃の練習で身に付けさせる様に指導しておく事は必要なのです。
これは、シュートのみならずパスの場合でも同じ事が言えます。
こう言った、局所的な約束事でさえ、試合全体を通してポジションに関係なく生きてくるのです。
この辺を、おろそかにするとチームとしての戦い方もおかしくなってしまいます。
全員が同じ理解の下に試合に臨めるかどうか・・・それを決めるのは、こう言った小さな約束事です。
小さな約束事が守れないのに大きな約束事が守れる訳がないのです。
とは言っても、小学生ですから・・・あまり凝った物は難しくてできないと思いますから、前述の様なシンプルな感じの約束事で良いかと思います。
この辺をしっかり見に付けさせ、それを踏まえて2対1や2対2にステップアップさせて行くと良いかと思います。
続きは次回に・・・。
【サッカー】人気ジャケット・上下セットランキングを見る
【サッカー】人気スパイク・トレーニングシューズランキングを見る
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント