2018年02月16日
A栄養教育のための理論的基礎【問題】
今日は、「栄養教育のための理論的基礎」について問題を出題します。
(1)ヘルスビリーブモデルでは、病気への脅威の認識は罹患性と重大性からなる。
(2)トランスセオレティカルモデルの準備状態の低いステージでは、行動変容は起きにくい。
(3)生態学的モデルでは、行動に影響を与える要因を個人内要因に限定して捉えている。
(4)計画的行動理論における行動への意には、優しい人々からの期待も関連する。
(5)自己効力感を高めるには、自己の成功体験も有効とされる。
(1)仕事のストレスで、過食してしまった。
(2)昼食のチャイムが鳴ったので、弁当を食べた。
(3)朝食を食べたら妻が喜んだので、翌日も食べた。
(4)友人が野菜ジュースを飲んでいるのを見て、自分も飲んだ。
(5)食事制限をしても体重が減らないので、食事療法を中断した。
(1)上司から酒を勧められたときの断り方を練習させた。
(2)肥満から生活習慣病になった人が周囲にいないか、たずねた。
(3)家では野菜料理を中心とした食事にしてもらうよう、助言した。
(4)昼食に小さめの弁当を持って行くことを提案した。
(5)目標体重が達成できたときのごほうびを考えてあげた。
(1)リラクゼーション法について話し合ったーソーシャルスキルトレーニング
(2)食べたくなったら、3分間我慢してみることを勧めたー認知再構成
(3)よく食べる人の近く座らないよう、助言したー刺激統制
(4)菓子を勧められたときの断り方について練習したー反応妨害・拮抗
(5)食べ過ぎても、次の食事で調整すればいいと伝えたーストレスマネジメント
(1)「頑張っているのにうまく体重が減らないのですね」−共感的理解
(2)「つまり、あなたは、もっと体重を減らしたいのですね」−感情の明確化
(3)「つまり、あなたは、もっと体重を減らしたのですね」−開かれた質問
(4)「そのように、感じていらっしゃるのですね」−受容
(5)「なるほど」とうなずきながら、きくー傾聴
(1)「健康診断の結果をご覧になって、どう思われましたか。」
(2)「今日は、朝ごはんを召し上がりましたか。」
(3)「夕飯の時間は、いつも何時頃ですか。」
(4)「家族の方は、あなたの健康について、何かおっしゃっていますか。」
(5)「同僚から、飲みに誘われることは多いですか。」
(1)好きなお酒は、どのような種類ですか。
(2)お酒があると、つい飲んでしまいますか。
(3)お風呂上がりに、飲む習慣がありますか。
(4)イライラしているときに、飲みすぎますか。
(5)人から勧められると、つい飲んでしまいますか。
(1)市町村の離乳食教室に参加した女性が、友人に勧められたベビーフードの使用を断った。
(2)肥満予防教室の参加者が、自身が考案した低エネルギーレシピをインターネット上で公開した。
(3)食に関連したソーシャルキャピタルに関する講演を聞いた男性が、家族に内容を伝えた。
(4)嚥下障害の配偶者を持つ男性が、同じ境遇にある介護体験者の講話を聞いてエンパワメントされた。
(5)糖尿病教室の参加者が、教室終了後の自助集団(セルフヘルプグループ)を形成した。
(1)コンビニエンスストアが、健康に配慮した弁当を開発し販売する。
(2)スーパーマーケットが、健康的なメニューのレシピを配布する。
(3)外食店のホームページ上で、メニューの栄養成分を開示する。
(4)ボランティア団体が、高齢者への配食サービスを行う。
(5)管理栄養士が食事バランスガイドを用いた講習会を行う。
次回、解説します。
Q1.行動変容と行動科学に関する記述である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)ヘルスビリーブモデルでは、病気への脅威の認識は罹患性と重大性からなる。
(2)トランスセオレティカルモデルの準備状態の低いステージでは、行動変容は起きにくい。
(3)生態学的モデルでは、行動に影響を与える要因を個人内要因に限定して捉えている。
(4)計画的行動理論における行動への意には、優しい人々からの期待も関連する。
(5)自己効力感を高めるには、自己の成功体験も有効とされる。
Q2.刺激ー反応理論に関する記述である。オペラント条件付けとして、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)仕事のストレスで、過食してしまった。
(2)昼食のチャイムが鳴ったので、弁当を食べた。
(3)朝食を食べたら妻が喜んだので、翌日も食べた。
(4)友人が野菜ジュースを飲んでいるのを見て、自分も飲んだ。
(5)食事制限をしても体重が減らないので、食事療法を中断した。
Q3.トランスセオレティカルモデル(行動変容段階モデル)に基づき、減量を目的とした栄養教育を行った。無関心期(前熟考期)の人を対象とした支援に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)上司から酒を勧められたときの断り方を練習させた。
(2)肥満から生活習慣病になった人が周囲にいないか、たずねた。
(3)家では野菜料理を中心とした食事にしてもらうよう、助言した。
(4)昼食に小さめの弁当を持って行くことを提案した。
(5)目標体重が達成できたときのごほうびを考えてあげた。
Q4.体重コントロールを続けるうえで必要な対処法の支援と、行動変容技法の組合せである。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)リラクゼーション法について話し合ったーソーシャルスキルトレーニング
(2)食べたくなったら、3分間我慢してみることを勧めたー認知再構成
(3)よく食べる人の近く座らないよう、助言したー刺激統制
(4)菓子を勧められたときの断り方について練習したー反応妨害・拮抗
(5)食べ過ぎても、次の食事で調整すればいいと伝えたーストレスマネジメント
Q5.栄養教育の面接の場における管理栄養士のことばと、カウンセリングの基本的態度・技術との組み合わせである。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)「頑張っているのにうまく体重が減らないのですね」−共感的理解
(2)「つまり、あなたは、もっと体重を減らしたいのですね」−感情の明確化
(3)「つまり、あなたは、もっと体重を減らしたのですね」−開かれた質問
(4)「そのように、感じていらっしゃるのですね」−受容
(5)「なるほど」とうなずきながら、きくー傾聴
Q6.栄養カウンセリングの初回面接における管理栄養士の質問である行動変容の準備性を確認する発言として、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)「健康診断の結果をご覧になって、どう思われましたか。」
(2)「今日は、朝ごはんを召し上がりましたか。」
(3)「夕飯の時間は、いつも何時頃ですか。」
(4)「家族の方は、あなたの健康について、何かおっしゃっていますか。」
(5)「同僚から、飲みに誘われることは多いですか。」
Q7.飲酒に関する行動分析を行うための質問である。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
誤っているのはどれか。1つ選べ。
(1)好きなお酒は、どのような種類ですか。
(2)お酒があると、つい飲んでしまいますか。
(3)お風呂上がりに、飲む習慣がありますか。
(4)イライラしているときに、飲みすぎますか。
(5)人から勧められると、つい飲んでしまいますか。
Q8.栄養教育を受けたことが、組織づくりへと展開した事例に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)市町村の離乳食教室に参加した女性が、友人に勧められたベビーフードの使用を断った。
(2)肥満予防教室の参加者が、自身が考案した低エネルギーレシピをインターネット上で公開した。
(3)食に関連したソーシャルキャピタルに関する講演を聞いた男性が、家族に内容を伝えた。
(4)嚥下障害の配偶者を持つ男性が、同じ境遇にある介護体験者の講話を聞いてエンパワメントされた。
(5)糖尿病教室の参加者が、教室終了後の自助集団(セルフヘルプグループ)を形成した。
Q9.食環境整備には食物へのアクセス面の整備と情報へのアクセス面の整備がある。
食物へのアクセス面の整備として、正しいのはどれか。1つ選べ。
食物へのアクセス面の整備として、正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)コンビニエンスストアが、健康に配慮した弁当を開発し販売する。
(2)スーパーマーケットが、健康的なメニューのレシピを配布する。
(3)外食店のホームページ上で、メニューの栄養成分を開示する。
(4)ボランティア団体が、高齢者への配食サービスを行う。
(5)管理栄養士が食事バランスガイドを用いた講習会を行う。
次回、解説します。
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