アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年07月26日

トランスセオレティカルモデル

「栄養教育論」の中でも頻出の事項、トランスセオレティカルモデルについてお話します。

トランスセオレティカルモデルとは、
行動変容のプロセスを行動変容の準備性により次の5つのステージに分類し、
行動変化はこのプロセスをたどって達成されるというもので、
プロチャスカが禁煙支援のために提唱したモデルです。
現在では、各種生活習慣の改善にも応用されています。
対象者のステージに応じた働き替えを行うとより効果的であり、
対象者が行動を実行出来ていない段階では、
「考え方への働きかけ」を行動を実行している段階では「行動への働きかけ」と行うと良いとされています。
なお、行動変容段階は一方向ではないため、どのステージからでも入ることは可能であり、
また前のステージに戻ったり。もう一度やり直したりすることもあります。
さらに、どこかのステージで打ち切られることもあります。

【トランスセオレティカルモデルの行動変容ステージ】
T.無関心期(前熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようとは考えていない状態
U.関心期(熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
V.準備期:今後1ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
W.実行期(行動期):行動変容を実行して6ヵ月未満の状態
X.維持期:行動変容を実行して6ヵ月以上経過している状態

実際の設問では、「設問中の患者がどの行動変容ステージに該当するか」や、
「決まった行動変容ステージの患者に対しての適切な指導方法」について問われることが多くあります。
暗記で得点しやすい箇所になりますので、しっかりと覚えておいてくださいね。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6525532
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
さんの画像

食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
プロフィール
日別アーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。