2017年08月16日
D核酸の構造と機能【解説】
昨日の核酸の構造と機能の問題の解説です。
【解説】…正答(5)
(1)誤り。
染色体DNAを基にしてmRNAが作られることを転写という。
複製とは、二本鎖DNAを基にして、それと同じ二本鎖DNAを作ることをいう。
(2)誤り。
cDNAはエキソン(エクソン)のみで構成されており、イントロンが含まれていない。
cDNAはmRNAから逆転転写酵素によってつくられる。
(3)誤り。
mRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列をコドンと呼ぶ。
アンチコドンは、tRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列のことである。
(4)誤り。
ミトコンドリアには、環状二本鎖のDNAが存在する。
(5)正しい。
アデニンとチミン(ウラシル)も互いに相補的塩基対をなす。
【解説】…正答(4)
(1)誤り。
tRNA(転写RNA)は、アミノ酸を運ぶ。
(2)誤り。
RNAはチミンを含まない。チミンを含むのはDNAである。
(3)誤り。
DNAポリメラーゼは、DNAを合成する酵素である。
(4)正しい。
ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)は、DNAを繰り返し複製し増幅する方法で、
微量のゲノムから目的のDNAを選択的に大量コピーできる。
(5)誤り。
DNAリガーゼは、DNA分子を連結する「のり」の役割をする酵素である。
DNA中の特定塩基配列を切断する「はさみ」の役割をする酵素は制限酵素である。
この2つの酵素は、遺伝子組み換えにおいて不可欠である。
Q1.核酸に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)染色体DNAを基にしてmRNAが作られることを複製という。
(2)cDNAにはエキソン(エクソン)が含まれていない。
(3)mRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列をアンチコドンと呼ぶ。
(4)ミトコンドリアには、DNAは存在しない。
(5)グアニンとシトシンは、互いに相補的塩基対をなす。
(2)cDNAにはエキソン(エクソン)が含まれていない。
(3)mRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列をアンチコドンと呼ぶ。
(4)ミトコンドリアには、DNAは存在しない。
(5)グアニンとシトシンは、互いに相補的塩基対をなす。
【解説】…正答(5)
(1)誤り。
染色体DNAを基にしてmRNAが作られることを転写という。
複製とは、二本鎖DNAを基にして、それと同じ二本鎖DNAを作ることをいう。
(2)誤り。
cDNAはエキソン(エクソン)のみで構成されており、イントロンが含まれていない。
cDNAはmRNAから逆転転写酵素によってつくられる。
(3)誤り。
mRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列をコドンと呼ぶ。
アンチコドンは、tRNAにおいてアミノ酸に対応する塩基の配列のことである。
(4)誤り。
ミトコンドリアには、環状二本鎖のDNAが存在する。
(5)正しい。
アデニンとチミン(ウラシル)も互いに相補的塩基対をなす。
Q2.核酸に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)tRNA(転移RNA)は、脂肪酸を運ぶ。
(2)RNAは、チミンを含む。
(3)DNAポリメラーゼは、DNAを分解する。
(4)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、DNAを増幅する。
(5)DNAリガーゼは、DNA中の特定塩基配列を切断する。
(2)RNAは、チミンを含む。
(3)DNAポリメラーゼは、DNAを分解する。
(4)ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法は、DNAを増幅する。
(5)DNAリガーゼは、DNA中の特定塩基配列を切断する。
【解説】…正答(4)
(1)誤り。
tRNA(転写RNA)は、アミノ酸を運ぶ。
(2)誤り。
RNAはチミンを含まない。チミンを含むのはDNAである。
(3)誤り。
DNAポリメラーゼは、DNAを合成する酵素である。
(4)正しい。
ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR法)は、DNAを繰り返し複製し増幅する方法で、
微量のゲノムから目的のDNAを選択的に大量コピーできる。
(5)誤り。
DNAリガーゼは、DNA分子を連結する「のり」の役割をする酵素である。
DNA中の特定塩基配列を切断する「はさみ」の役割をする酵素は制限酵素である。
この2つの酵素は、遺伝子組み換えにおいて不可欠である。
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