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2018年03月02日

糖尿病の用語

糖尿病と付き合っていると色々な用語を聞くことが多いと思います。
今日は、覚えておくと便利な用語をいくつかご紹介します。

〇寛解期(かんかいき)
 T型糖尿病の発病早期、インスリン治療によって血糖コントロールが改善した際に、
 インスリン治療を離脱もしくはごく少量のインスリン注射でコントロール可能となった状態。
 ハネムーン(蜜月)期間とも呼ばれます。
 再び、インスリン治療が必要になることが多いと言われています。

〇暁現象(あかつきげんしょう)
 夜間には正常血糖が保たれているにも関わらず、早朝に高血糖が起こす現象です。
 睡眠時の成長ホルモン分泌や早朝のコルチゾールなどの分泌亢進の関与が考えられます。

〇ソモジー効果
 夜間の低血糖により分泌されたインスリン拮抗ホルモンの作用による反応性の血糖上昇のことです。

〇インスリン抵抗性
 血中のインスリン濃度に見合っただけのインスリン作用が得られない状態を指します。


覚えておくと糖尿病の状態が分かりやすくなるかもしれませんよ!

2018年03月01日

HbA1cの国際標準化

3月になりましたね。
厳しい寒さも終わり、最近ポカポカ陽気の日も出てきました。

HbA1cは血糖値の評価によく使われる検査なので、ご存知の方も多いと思います。
HbA1cとは過去1〜2か月の平均血糖値を反映する検査で、
正常値は4.6〜6.2%とされています。
今日は、そのHbA1cについてのポイントをお話します。

〇2013年6月1日より新しい血糖コントロール目標を運用しています。
 ・血糖正常化を目指す際の目標:HbA1c(NGSP)6.0%未満
 ・合併症予防のための目標:HbA1c(NGSP)7.0%未満
 ・治療強化が困難な際の目標:HbA1c(NGSP)8.0%未満

〇HbA1cの国際標準化について
 ・HbA1cは、我が国では見本糖尿病学会(JDS)が中心となって
  世界に先駆けて精度管理や国内での標準化を進めてきました。
 ・従来我が国で用いられてきたHbA1c(JDS)は、
  世界で広く用いられているNational Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)で表記された   HbA1c値と比較して約0.4%低値であるという問題が存在していました。
 ・この問題に対応するため、HbA1cの国際標準化について準備が進められ、
  日常臨床および、特定健診においても2012年4月1日をもって国際標準値であるNGSP値に移行しました。
 ・HbA1c(NGSP)(%)=HbA1c(JDS)(%)×1.02+0.25%であらわされます。

現在はNGSPでの表記が一般的になっていますので、
JDS表記の場合はNGSPに換算するため0.4%をプラスするようにしましょう。

2018年02月28日

連続グルコース・モニタリング(CGM)

血糖自己測定(SMBG)はよく聞くと思いますが、
連続グルコース・モニタリング(CGM)は聞いたことのない方も多いのではないでしょうか。
今日は、CGMについてお話したいと思います。

【CGMの特徴】
・1日数回に限られるSMBGでは得られない詳細な血糖日内プロファイルを把握することができ、
 特に血糖が不安定な場合、無自覚性低血糖などで役立ちます。
・以下の方は保健適応となります。
 @治療方針策定のために血糖プロファイルを必要とするT型糖尿病
 A低血糖発作を繰り返す等重篤な有害事象が起きている血糖コントロール不安定で
  血糖管理の意欲のあるU型糖尿病
・腹壁皮下にセンサーを留置して、組織間液中のグルコース濃度を専用の機械を用いて
 通常3日〜1週間測定するシステムのことです。
 血中レベルと時差が生じ、また誤差をSMBGで較正が必要です。
・従来は主として研究目的に使用されていましたが、
 2009年10月にメドトロ二ックミニメドCGMS−Goldが薬事承認され、2010年4月保険収載されました。
 また、2012年4月からはより小型の測定器であるメドトロニックiPro2が発売され、
 外来診療での使用が期待されています。

より正確な血糖値のモニタリングにはCGMが活躍してくれることでしょう。
CGMに関する書籍も出版されています。


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2018年02月27日

糖尿病性腎症

糖尿病が進行すると色々な障害が出てきます。
三大合併症といわれているのが、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害の三つです。

今日は糖尿病の三大合併症の一つである糖尿病性腎症についてお話したいと思います。
糖尿病は血管に負担をかけている状態が持続している状態です。
特に細い血管からダメージを受けやすいです。
腎臓には毛細血管がたくさん通っているので、障害を受けやすいです。

腎臓がダメージを受けているかどうかは血液検査で分かります。
BUN(尿素窒素)やCr(クレアチニン)などの数字が上昇すると、
腎臓へのダメージが大きくなってきているということです。
注意しないとならないのは、脱水でもこの数字は上昇すること。
なので、腎機能の低下なのか脱水なのかどちらで上昇しているのは見極めが重要です。
(これは医療者が行ってくれるので、任せてください)
腎臓の機能は回復が望めないので、あとはいかにして進行を遅らせるのかというのが治療目的となります。
Crが3程度になると透析も視野のいれた治療が必要になります。
(Cr以外にも生活障害度など色々な透析導入目安があり、透析導入時期は総合的にみて決める)

透析とは血液を綺麗にしてくれる装置。
腎臓は老廃物を除去してくれる働きをしてくれているので、
腎臓が機能しなくなると老廃物の多い血液が流れていることになり、
人工的に綺麗にしてあげないといけないんですね。
老廃物が溜まってくるとやはりだるくなってくる、そして尿の量が減ってくる、
これらを総合して「尿毒症」と呼びます。
一度透析導入となると一生透析をし続けることになります。
透析をやめると老廃物が溜まり、命に関わる重大問題になるためです。
透析には大きく分けて人工透析と腹膜透析の二つがあります。
人工透析の方が多くを占めます。

透析導入の原因疾患で一番多いのが糖尿病性腎症です。
糖尿病自体は多くの場合食事療法で予防出来るので(T型糖尿病は予防できません)、
正しい食生活を行ることによって透析導入を遅らせることが可能になると言われています。

2018年02月26日

メーカー別宅配食の特徴

今日は、宅配食のおススメメーカーの特徴をご紹介します。

【ウェルネスダイニング】
「気配り宅配食」はおかずのみで「エネルギー300kcal以下、塩分2.5g以下」に抑えられた宅配食です。
主菜1品と副菜3品のバランスがとれたお弁当です。
冷凍の状態で届くので、食べたい時に電子レンジで温めるだけで食べられます。
〇特徴
途中で変更やお休みができ、定期お届けでも何カ月以上続けなければならないという決まりもありません。
また、一月に7食以上召し上がる方には定期お届けが便利です。
・ずっと送料半額(700円→350円)
・管理栄養士により栄養相談が無料
・お届け食数・感覚が選べる
・飽きずに続けられる100種類以上のメニュー






【シニアライフクリエイト】
「彩ダイニング」は「カロリー・塩分調整コース」と「たんぱく・塩分調整コース」があります。
前者は糖尿病や高血圧、後者は腎臓病の方が対象になります。
「カロリー・塩分調整コース」は、
おかずのみで「エネルギー240kcal、食塩相当量2.0g未満」に調整されています。
「たんぱく・塩分調整コース」は、
おかずのみで「エネルギー310kcal、たんぱく質10.0g、食塩相当量2.0g未満」に加え、
「カリウム500r以下、リン170r以下」に調整されています。
減塩が可能になっているのは、「だしをきかせて全体の塩分量を抑えているから」だそうです。
主菜1品と副菜3品のバランスがとれたお弁当です。
冷凍の状態で届くので、食べたい時に電子レンジで4〜5分温めるだけで食べられます。

〇特徴
シニアライフクリエイトさんはファミリーマートグループの会社で、「宅配cook123」も手掛けています。
「宅配cook123」も利用されている方は多いですよね。
「彩ダイニング」は食事制限が必要な方向けのお弁当で、
・全国配送(冷凍)
・管理栄養士監修の献立
・無料栄養相談
などの特徴があります。
また、好きなメニューを1食から自由に選べたり、599円〜のお手軽価格だったりすることも
皆さんに選ばれている理由なんですよね。
7食以上になると送料も無料になるところが有難いです!
実際に、このお弁当で高血圧や糖尿病の数値が改善されてきている方も多く、
実績がしっかりあるので、安心して食べることが出来ますよ!





2018年02月25日

宅配食を利用してみる

このブログでも何度か宅配食をご紹介してきていますが、改めてご紹介したいと思います。
宅配食を利用することによって、血糖値のコントロールに役立ててはいかがでしょうか。

<宅配食のメリット>
・食事療法が基本が分かる
 食事療法の説明を受けても実際の食事ってイメージしにくいですよね。
 糖尿病の教育入院でもしない限り、
 「こんな感じかなー?」とイメージした食事を作ることになります。
 それでは実際の食事療法とは異なることが十分にありますよね。

・正しい味付けが分かる
 現代人は塩分の摂り過ぎです。
 和食は主食・主菜・副菜が揃っていてバランスは摂れていますが、
 汁物や漬物が付き塩分が過剰になりがちというデメリットがあります。
 正しい食事の味付けは食べてみないと分からないことです。
 宅配食を食べてみて「味が薄い」と感じる方は、今までの塩分の摂り過ぎ。

・忙しい時に利用できる
 忙しい時は外食、中食って方が多いですよね。
 宅配食は毎日食べなければいけないというものではありません。
 冷凍で届くタイプがほとんどなので、帰宅して電子レンジで温めるだけ。
 外食に比べて300〜400kcal程度、塩分は半分くらいダウンできるはずです。 

皆様の血糖コントロールの改善のために、
宅配食を通してお手伝いさせていただきたいと思います。
いつもこのブログを読んでいただいている方が健康で素敵な食生活を送れますように…。








2018年02月24日

食事で低血糖を予防する。

管理栄養士の立場から低血糖防止の話をしてみます。
まずは、規則正しく食事をして主食を抜かない、指示通りに服薬することが大前提ですが、
その他にも日常的に脂質がたんぱく質をリッチに含むものの摂取が有効です。
糖質は食後まもなく血糖値を上昇させますが、
脂質はたんぱく質はゆるやかに血糖値を上昇させます。
たんぱく質の血糖値のピークは糖質に比べて遅く出てきて、
脂質は著名なピークがなく長時間血糖値が高い状態を保ちます。
低血糖が起こりやすいのは、当然空腹時が多い=糖質のピークを過ぎた後ということになりますので、
その低血糖が起こりやすい時間帯にうまくたんぱく質や脂質によって血糖値を高く保つことが出来れば、
低血糖を予防することが可能になるという原理です。
では具体的にたんぱく質と脂質の多い食品とは何か…。
適切なのは「牛乳」です。
低血糖が起こりやすいのが午前中(朝食と昼食の間)という場合には、
朝食に牛乳をプラスするだけでも低血糖を予防できるかもしれません。
試してみてはいかがでしょうか?

2018年02月23日

「低血糖」が頻発する場合

低血糖が頻発してしまって困っているという方はいませんか?
これは何かしらの対策が必要です。
まずは、主治医に指示を仰ぐことが重要です。
主治医に相談すると、まずはSMBG(血糖値自己測定)を指示されることも多いと思います。
SMBGを通して低血糖になった時のパターンを把握しておきましょう。
そして、そのパターンが分かったら、食事や薬、インスリンについて再度見直すことが必要です。
低血糖を頻発する場合は、食事と薬(インスリン)の量があっていないことが多いものです。
管理栄養士に日頃の摂取エネルギーを計算してもらい、
指示エネルギーと相違ない場合には、薬の量が多いことが考えられます。
摂取エネルギー量が指示エネルギーより日常的に少ない場合には、
指示エネルギーまでアップするように努めることで低血糖が改善される可能性が高いでしょう。
まずは、自分の血糖値のデータを収集することが近道と言えそうです。
posted by shokuchie3 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 低血糖

2018年02月22日

「低血糖」について

低血糖という言葉は聞いたことがあるとは思いますが、
低血糖を自覚した経験がある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

低血糖という言葉はよく聞くけれど、
でも自分とは遠いものというように思ってはいませんか?
そんなことはありません!
糖尿病と付き合っていく以上は、血糖コントロールを一歩間違うといつでも低血糖になり得ます。
低血糖は非常に怖いものです。
低血糖になるとひどい場合意識を失います。
周囲に助けてくれる方がいない場合、命の危険にさらされます。

日頃からいつでも低血糖が起こる可能性を考えて行動することが重要ですよ。
低血糖が起こりやすい状態としては、激しい運動をした後、
食事量が少なかった時、食事量に対して薬やインスリンの量が多かった時などです。
低血糖をは他人事と思わず、ブドウ糖を持ち歩く、糖尿病手帳を持ち歩くなどして、
いざという時に備えるようにしましょう。
posted by shokuchie3 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 低血糖

2018年02月21日

低糖質食品「ふすま」

まずは、「ふすま」についてですが、

コムギから小麦粉を製造するときの副産物。コムギの胚乳(はいにゅう)部が小麦粉として利用され、
残りの外皮(種皮と糊粉(こふん)層)、胚芽のうち、胚芽を取り除いた部分がふすまとよばれる。
製粉時のふすま量はコムギの約20〜25%である。
成分としてはタンパク質、脂肪、食物繊維、鉄・カリウムなどのミネラル、ビタミンが比較的多く、
栄養価値がある。主として家畜の飼料にされる。
食品加工用としては、小麦粉に混ぜてパン、ビスケット、シリアルなどにする。
原料不足の時代にコムギの代用としてしょうゆ原料にされたことがある。
ふすまの部分を含んだ小麦粉としてグラハム粉や全粒粉(ホールウィートフラワー)がある。

とされています。
米や小麦粉などと比べて糖質が少ないことから、
糖尿病の方が非常に使いやすい食品として近年注目されているんです。
そんな「ふすま」を利用したネット販売もされているので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。


ふすまパンや糖質制限食品なら【低糖工房】

小麦で作ったパンと比較し、
糖質を約90%抑えた糖質制限対応の「大豆パン」「ふすまパン」を販売しています。
また、パンで培ったノウハウをデザート・スイーツに応用し、
低糖質のチョコ、ケーキ、焼き菓子も販売しています。

低糖工房は開店から6年になります。
糖尿病患者・予備軍の方、糖質制限ダイエットに取り組む方に向けて、
低糖質の食品、デザート・スイーツを開発しています。



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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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