2018年03月01日
HbA1cの国際標準化
3月になりましたね。
厳しい寒さも終わり、最近ポカポカ陽気の日も出てきました。
HbA1cは血糖値の評価によく使われる検査なので、ご存知の方も多いと思います。
HbA1cとは過去1〜2か月の平均血糖値を反映する検査で、
正常値は4.6〜6.2%とされています。
今日は、そのHbA1cについてのポイントをお話します。
〇2013年6月1日より新しい血糖コントロール目標を運用しています。
・血糖正常化を目指す際の目標:HbA1c(NGSP)6.0%未満
・合併症予防のための目標:HbA1c(NGSP)7.0%未満
・治療強化が困難な際の目標:HbA1c(NGSP)8.0%未満
〇HbA1cの国際標準化について
・HbA1cは、我が国では見本糖尿病学会(JDS)が中心となって
世界に先駆けて精度管理や国内での標準化を進めてきました。
・従来我が国で用いられてきたHbA1c(JDS)は、
世界で広く用いられているNational Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)で表記された HbA1c値と比較して約0.4%低値であるという問題が存在していました。
・この問題に対応するため、HbA1cの国際標準化について準備が進められ、
日常臨床および、特定健診においても2012年4月1日をもって国際標準値であるNGSP値に移行しました。
・HbA1c(NGSP)(%)=HbA1c(JDS)(%)×1.02+0.25%であらわされます。
現在はNGSPでの表記が一般的になっていますので、
JDS表記の場合はNGSPに換算するため0.4%をプラスするようにしましょう。
厳しい寒さも終わり、最近ポカポカ陽気の日も出てきました。
HbA1cは血糖値の評価によく使われる検査なので、ご存知の方も多いと思います。
HbA1cとは過去1〜2か月の平均血糖値を反映する検査で、
正常値は4.6〜6.2%とされています。
今日は、そのHbA1cについてのポイントをお話します。
〇2013年6月1日より新しい血糖コントロール目標を運用しています。
・血糖正常化を目指す際の目標:HbA1c(NGSP)6.0%未満
・合併症予防のための目標:HbA1c(NGSP)7.0%未満
・治療強化が困難な際の目標:HbA1c(NGSP)8.0%未満
〇HbA1cの国際標準化について
・HbA1cは、我が国では見本糖尿病学会(JDS)が中心となって
世界に先駆けて精度管理や国内での標準化を進めてきました。
・従来我が国で用いられてきたHbA1c(JDS)は、
世界で広く用いられているNational Glycohemoglobin Standardization Program(NGSP)で表記された HbA1c値と比較して約0.4%低値であるという問題が存在していました。
・この問題に対応するため、HbA1cの国際標準化について準備が進められ、
日常臨床および、特定健診においても2012年4月1日をもって国際標準値であるNGSP値に移行しました。
・HbA1c(NGSP)(%)=HbA1c(JDS)(%)×1.02+0.25%であらわされます。
現在はNGSPでの表記が一般的になっていますので、
JDS表記の場合はNGSPに換算するため0.4%をプラスするようにしましょう。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7341522
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック