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2017年08月28日

ゴルフの効用

ゴルフは22歳から始めているから、もう32年になる。受傷したのが51歳だから、その時でも30年近い経験。30年ゴルフを続けた人は、大体いくつ位のスコアなんだろう?
僕の場合は、「飛ばすこと」「高い球で止める」に憧れ、随分スコアメイクからは遠回りしたかも。
ベストが81だし、受傷前でも100叩くこともあった。

受傷後は飛距離(まともに振れて)が8掛け。左手がうまく可動せず、フォロースイングがとれない。
ヘッドスピードも45以上だったけど、今は恐らく30前半かも。
こんな身体になっても、ゴルフは好きだ。続けたいという気持ちがリハビリのモチベーションになった。

「好きで続けたい」だけでなく、これまでずっとやってきたスポーツだから、受傷前と受傷後で、筋肉の動かない場所・可動しにくい場所などが比較できる。これが元で、次のリハビリポイントが発見できる。

右利きの場合、ゴルフは左手主導のスイング。僕の場合は左に軽く麻痺があるので、スイングを変えないといけない。右腕は充分にうごくので、右脇を体につけてボディターンでスイングする。
理屈では解っていても、これがなかなかうまくいかないのだが。

また、握力の弱い左手(20程度)だが、グリップは左手でしっかりと握る必要がある。
クラブを握ることで、中指から小指までの可動がよくなった。

26日に仲の良い得意先とゴルフだった。なんとか100は切れた。飛んでいた今までとは全く違うゴルフ。
ドライバーが飛ばないから2ndで乗せようという欲もでない。160ヤード残ったら間違いなく3オン狙い。これまでとは打つ場所の景色も変わった。

26日はコース乗り入れOKだったので、それほど多く歩かずに済んだ。芝生のアップダウンを歩いた翌日は、杖が必要ないくらい歩ける。なんとか年内にハーフ45を切るのが目標だ。
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posted by shigenon at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 頚髄損傷
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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