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2019年10月06日

次の案件は「香り×ブランディング」、あの会社とも資本提携しています。



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「香り」は始めての案件だと思います

 株式投資型クラウドファンディング(CF)を運営するFUNDINNO(ファンディーノ)から、新たな案件の
 募集が開始となる予定です。
 今回は「香り」のビジネス。このカテゴリは始めてではないでしょうか。


 ・企業のブランディングを”香り”と”薬理作用”でサポートする「AUSCENT CLAN(オウセントクラン)」

  募集開始:10/6 9:00〜
  募集金額:1,200万円(上限:5,000万円)

  20191003FUND1.jpg


 企業のブランディングは、例えばロゴや色、音楽といったもので行われます。
 (世界最大のハンバーガーチェーンのCMフレーズはすぐに分かる、といったものです)
 このブランディングの方法として、「香り」を提案するのが今回の投資先となります。

 貸付先は「リーモ・トロージェン社」
 香りでユーザにアプローチする「セントマーケティング」をビジネスにしている会社です。
 香りにより心地よい空間を作り出すことで、情動に働きかけて「店の滞在時間延長+購買意欲の促進」を
 さらに記憶と結びつけて「ブランドイメージの植え付け+差別化」を目的としています。

  20191003FUND2.jpg


 どんなアロマを組み合わせるかのデータも豊富で、薬理作用のデータ蓄積もあり。
 社外ユーザ向けのみならず、社内従業員向けのニーズにも対応可能という強みがあります。

  20191003FUND3.jpg


 日本最大の株式投資型CF「FUNDINNO」 (広告リンク)
 FUNDINNO(ファンディーノ)

漢方生薬研究所社と資本提携済み

 案件を眺めていると、ふと目にとまった社名がありました。
 今回の事業者ですが、役員に漢方生薬研究所の代表取締役が名を連ねていました。

 漢方生薬研究所と言えば、FUNDINNOの記念すべき最初のEXIT案件になった事業者です。

  ・(参考記事)これは朗報。株式投資型CFから初のEXIT案件登場!


 さらに調べると、リーモ・トロージェン社は漢方生薬研究所社と資本提携済みであることも分かりました。

  ・株式会社リーモ・トロージェンと株式会社漢方生薬研究所の資本提携に関するお知らせ
   (PR TIMES)


 成功した会社と資本提携していたからといって、その会社も成功する保証があるわけではありません。
 しかし、そうでない会社と比べれば、成功する確率は上がると思っていいのではないでしょうか。

 同社はすでに売上高1,9億円の会社であり、2018年9月時点で黒字化を達成済。
 ビジネスとしても一定の業績を残している会社であり、「香り×マーケティング」というサービスに対して
 世間が一定の評価をしていることの証左となります。
 まだビジネスアイディアしかない会社と比べれば、EXITの可能性は高いのではないでしょうか。


  s-doors-1767563_960_720.jpg

FUNDINNOの新株予約権

 この案件は違いますが、FUNDINNOでは最近、これまでの株式を交付するクラウドファンディングに加えて
 新株予約権を交付する案件も募集を開始しました。

  ・FUNDINNO型新株予約権とは


 なぜ株式型ではなく、新株予約権型を並行して募集するのか。
 その背景については、公開されている情報を元にして下記の記事で推測をしています。
 おそらくは「募集できる案件のバリエーションを増やすため」なのでしょう。

  ・新サービス「FUNDINNO型新株予約権」の紹介と、その狙いについての予測。


 株式投資型CFのリスクは低くはありません。その企業を応援できないなら(もしくは、その企業のビジネス
 に感じるものがなければ)投資をするべきではないと思います。

 もしそういった企業に出会えるなら、応援の心を届けるとともにビジネスの成功を一緒に喜ぶことができる
 この投資商品は、今後の将来性も含めてかなり魅力的だと考えています。

  ・FUNDINNOの会員登録方法は、こちらをごらん下さい


 FUNDINNO(広告リンク)
 FUNDINNO(ファンディーノ)



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2019年10月04日

【追記:案件情報出ました】オーナーズブックでついに「海外型」商品が提供予定。内容の紹介です。



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 10/4 19:20追記:

 オーナーズブックから案件の情報が公開されました。
 今のところは一部情報になります。


 ・US非上場eREIT第1号ファンド【エクイティ型】

  募集開始:10/7(予定)
  想定利率:4.6%
  募集総額:4億9,750万円
  投資単位:50万円以上、450万円まで(50万円単位)

  20191004OB5.jpg


 エクイティ型であることと利率は分かりました。
 この利率だと、為替ヘッジありでしょうか。
 とりあえず私は少額ですが投資してみようと思いますが、まずは追加情報待ちです。

提携の効果が出たのだと思います

 オーナーズブックの母体ともいえる不動産業のロードスターキャピタル社は、今年(2019年)の6月下旬に
 米国のFundrise社と提携を結びました。

  ・米国Fundrise社との業務提携に関するお知らせ (ロードスターキャピタル社)


 Fundrise社は米国における不動産投資型クラウドファンディングの先駆的企業とのことで、米国大手不動産
 ディベロッパーとも提携する不動産事業者であるのみならず、不動産テック企業としての一面も持ちます。
 その代表格は彼らが開発した新商品、「eREIT(非上場型REIT)」です。


  20191004OB1.jpg


 eREITは基本的な仕組みはREITと同じく、投資家から資金を集めて不動産への投資を行い、賃貸収入や不動
 産の売買収入を配当に回すというもの。
 日本においては私募REITに相当するとは思います。

 ということでまず最初の感想は、「これはソーシャルレンディングというより、不動産投資型クラウドファ
 ンディングじゃないかな?」
というものでした。


 オーナーズブック(広告リンク)
 OwnersBook

案件概略

 この不動産投資商品のが概略は以下の通り。
 予定通りなら本日オーナーズブックでの情報提供が始まり、来週月曜日から募集開始となる予定です。

  20191004OB3.jpg


 ちなみに公式サイトを見ると、投資案件が組成されてからここまで安定的なゲインになっている模様。
 今後はどうなるか分かりませんが、不動産の所在は分散されていますのでリスクは限定されると思います。

  20191004OB2.jpg

気になること

 この案件、気になる点はおおまかに3つでしょうか。

  @直接投資? 間接投資?
  対象となるファンドがeREITであることは分かるのですが、ではそれは直接なのか間接なのか。
  直接投資となれば、案件にある「5年の定め」はどこから来ているのか不明で、間接投資となればその
  スキームが気になるところです。

  A為替リスク(と利率)はどうなる?
  元々の商品はまちがいなく米ドル建てです。
  日本の投資家が出資するのは日本円なわけで、さて為替リスクは誰が負担するのでしょうか。
  できればヘッジしてほしいのですが、そうなると利率が低くなる可能性があります。
  (オーナーズブックの2種金商では、米ドルをそのまま預かることはできないので)

  B途中換金は?
  おそらく無理だと思うのですが、これも気になるところです。


 と、いくつか気になる点はありますが基本的には私はポジティブに捉えています。
 LCレンディングからまた大量の償還もありそうですし、資金の一部で投資を検討します。


 オーナーズブックへの投資は、こちらからどうぞ(広告リンク)
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posted by SALLOW at 19:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 投資の話題

リスクはありますが、今回はこの案件に投資を実施しました。



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クラウドバンクの案件です

 クラウドバンクからの償還を受け、再投資を行いました。
 今回はリスクは承知の上で、分散のためにこの案件に投資を実施しています。


 ・香港中小企業支援型ローンファンド第9号 70万円

  予定利率:6.8%
  貸付期間:20ヶ月
  貸付金額:非公開(会員限定情報)
  担保:非公開(会員限定情報)

  20191004CB1.jpg



 クラウドバンクの案件は投資家のみに情報の多くが開示されますが、この案件はさすがにいいでしょう。
 元スマートレンドで募集していた、香港のFinance One社への貸付となります。

 ちなみにスマートレンド社における同種の案件はこちらになります。
 投資を行う際には担保や保証について、上記の案件と今回の案件のスキーム図をよく見比べて投資を行う
 必要があると思います。

  20191004CB2.jpg
  (参考:スマートレンドにおけるスキーム図)


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 クラウドバンク

香港案件に投資した理由

 さて、香港と言えばなんと言っても気にしなければならないのは、現在の先鋭化するデモでしょう。
 このブログは政治に関する問題を話す場所ではありませんので感想を述べるのは避けますが、少なくとも
 香港に関する案件についてリスク要因になるのはまちがいないでしょう。

 実のところ香港には少しだけアンテナがありまして、現地の状況を限定的ながら知ることができます。
 (デモ隊や香港当局の情報ではなく、あくまでも仕事上で付き合いがある人が香港にいる、というだけのこ
  とです。裏情報を知っているというわけではありません)


 現状では、デモにより香港の観光・経済が影響を受けていることは事実です。
 一部では過激化の動きもあるのもその通り。
 しかし、経済が立ちゆかなくなっているというところまではほど遠い状況であり、商慣習や契約など当然の
 決まり事が壊れているという状態ではありません。


 デモは必ず、どこかで落とし所を探る時点が来ます。
 それまでにどれだけの時間がかかるかは分かりませんが、それまでに秩序基盤が崩壊し、「お金の貸し借
 り」という原始的な約束事が壊されることまではあり得ない
と踏んでいます。
 もちろんリスクはありますが、こう考えて私は投資することにしました。

  ・(参考記事)香港、半世紀ぶり「緊急条例」発動 覆面を禁止 (日経)


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posted by SALLOW at 17:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資記録


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(2018/12/19)
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