2019年11月30日
FUNDINNOで、これまでのレポートが発行されました
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これまでのまとめとなるレポートです
FUNDINNOは2017年のサービス開始以来、71件の株式投資型クラウドファンディング案件を組成。
25億円近くの資金を集めている、日本最大の株式投資型CFプラットフォームです。
そのFUNDINNOから、最近の状況をまとめたレポートが発行されました。
対象となる期間は2018年11月〜2019年8月末までになります。
(案件としては、No.50の「越境マーケティングカンパニー」プラネティア社からの分が掲載されています)
レポートの目次
I.エグゼクティブサマリー
1. 日本の未上場企業の資金調達の状況
2. 資金調達額
3. 資金調達件数
4. 株式投資型クラウドファンディングの資金調達額
5. EXIT事例
II.FUNDINNOハイライト(2018年11月ー2019年8月)
1. 成約された案件一覧
2. 成約された企業の活動状況
3. 解散、清算、破産等の手続を行っている企業
III.FUNDNNIOのセミナー活動報告及び交流会
1. エンジェル投資アカデミー
2. FUNDINNO Meet Up
IV.その他News(海外情報など)
1. 米国
2. 英国
レポートの内容は限定情報を含むと思われますので、概略のみ紹介します。
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内容を一部紹介
まず最初に気になるのは、もちろん「解散、清算、破産等の手続を行っている企業」。
これはブレスサービス社の案件です。
ブレスサービスの倒産内容としては少し気になるところはありますが、ベンチャーに投資するというのは
当然リスクを呑み込んでいるわけで、そのリスクが顕在化してしまったということでしょう。
(もちろん、プラットフォームであるFUNDINNOには背景調査と改善が必須ですが)
ちなみにレポート期間を2018年11月からと限らなければ、第1号案件のBank Invoice社も事業清算を行い、
元本が割れる形で案件終了しています。
一方でめでたくExitした事例は漢方生薬研究所社。
募集から1年5ヶ月でExitし、リターンは1.5倍になりました。
FUNDINNOで出資を募った会社のその後は、いくつかの会社が第三者割当増資で資金調達には成功していま
すが、今のところExitは1件のみ。
これが今後どうなるか、そして1.5倍と言わず2倍、いや10倍という夢のあるExit案件が出てくるのかどうか
が今後の株式投資型クラウドファンディングの盛り上がりを左右することになると思います。
所感
株式投資型のクラウドファンディングは、通常のクラウドファンディングとは大きく異なります。
関係各所からお叱りを受けてしまうことを恐れずに言えば、個人的には「寄付型クラウドファンディング」
に近いと言ってしまってもいいのではないか、とすら思います。
当たり前のことですが、ベンチャーやスタートアップは失敗する可能性の方が圧倒的に高いです。
ですから株式投資型CFは応援の気持ちで、乱暴に言えば「ダメ元」でやるものだと思います。
私がこれまでの中で一番投資したいと思ったのは、下記のロマンあふれる案件でした。
(結局、所用で投資できませんでしたが)
・"海の気球”で水深100mの「海中旅行」
募集金額:870万円(上限:1,305万円) *案件は募集完了*
私がお勧めしたいのは、株式投資型CFを自分の勉強に使うことです。
会員登録をして詳しい情報を眺めれば、今のトレンド、ベンチャーが目指すビジネスや収益構造などの知識
を得ることができます。
それはすぐには役に立たないかも知れませんが、きっと何らかの糧になるのではないかと思います。
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posted by SALLOW at 11:00
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