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陽葵は、ひなたと読みます。仏教が好きな仏教ガールです。一緒に仏教を学びましょう。
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2017年08月10日

私の命は今月限り

 

 

あなたの命、今月限りですよ。

来月は迎えられないですよ、と言われたらどうですか。

私の命は今月限り。

毎日毎日カウントダウンと同じです。


それでも現在と同じ生活パターンのままですか?
今、やっていることを、同じ様にやり続けますか?
人生の目的とは、死の宣告を受けても断行する、というものです。
死ぬとなったら、とてもやってられないというものは、
人生の目的ではない、本当に、大切なことではないのです。

ここに、かつて東大の宗教学の教授だった、岸本英夫さんの手記があります。
「死を見つめる心」これを通して、人生の目的、私たちにとって、
本当に大切なことは何かを考えて見たいと思います。

 

岸本さんは、宗教学の教授でした。
宗教学とは何か分かりますか?
宗教とは、宗とする教えということです。
宗とすべきものとは、私たちが、生まれてから死ぬまで、
何を指針として生きてゆけば、とりあえず幸せというのではなくて、
本当の幸せになれるか、
どの方角へ進めば、一時の幸せではなくて、変らない幸せになれるか、
ということです。
それを教えるのが、宗教。


その宗教学を、研究していた人が、岸本教授です。

だから、当然、私たちよりも長く、深く、生と死について考えていた。
その研究に人生を費やしていた人ですから。
生と死について考える毎日であったということです。

その岸本教授が、渡米中にガンの宣告を受けて
病魔と戦いながら亡くなるまでの十年間に書き残したものが
「死を見つめる心」という手記です。

宗教学は何の役にも立たなかったと言っています。

 

仏法に明日はない。

はやく仏教の教えを聞きましょう。

 

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