それを三蔵法師が中国に翻訳して書き残した。
一切経、7000余巻といわれるほどたくさんある。
参考に一切経を買おうとすると、セット価格 226万980円
昔に比べると非常に安くなった。
この一切経の中で、法華経が一番だと思っている人がある。
また、華厳経が一番と思っている人もある。
確かにそれぞれの経典に深い教えが説かれている。
しかし、それは全体像が分かっていない。
お釈迦さまは、自分がこの世に生まれたのは、
この教えを説くためであったと大無量寿経に自ら説かれている。
法華経にも同じようなことが説かれているが、
法華経は、菩薩でなければ助からない。
すべての人が救われる道を顕らかにされたのが大無量寿経。
それで親鸞聖人は、大無量寿経がお釈迦様の本心だと知られた。
小学生にいきなり、微分積分分からない。
小学校から足し算、掛け算、・・・とやっていく。
阿含経はそういう初歩的な教え。
それから中学に入る。
般若心経などの般若経はそういう少し高度な教え。
さらに高校に入る。
法華経は高校程度。
でもそこで終わりではない。
次に大学に行く。
大無量寿経が大学。
学問を学ぶところとして最も程度の高いところ。
教行信証の教巻に、
「真実のお経は、大無量寿経だ」
といわれている。
世間の文筆家などが仏教だと思っているのは、
華厳経や阿含経などのお話。
ここまでの仏教は、苦しみの原因は、煩悩だと教えられている。
煩悩とは欲や怒り愚痴。
これで悪を作っている。
悪をつくる。
親鸞聖人20年、法華経の修行をされていた。
苦しみの原因は、煩悩、煩悩を無くさないと幸せになれないと教えられていた。
これは論理的でわかる話。
あいつがいなければ1位になれると思っていた。
相手が欠席すれば、よかったと思う。
仏教は法華経までの教えに99%収まる。
煩悩を問題にしている。
お釈迦様が教えられたかったことは、
煩悩が苦しみの原因なら、人間は幸せになれない。
煩悩は無くならないから。
座禅をするのも、煩悩を無くす。
やるとできないなあと知らされる。
狙い通りに親鸞聖人は比叡山で知らされた。
抑えようとすればするほど、吹き上がってくる。
救われない教えを説かれたのか、それでは意味がない。
お釈迦様が7000余巻に説かれていることは間違いか。
比叡山が間違っている。
京都の街を夢遊病者のようにさまよっておられた時に
聖覚法印に会われて法然上人から大無量寿経を教えられた。
この大無量寿経が大学のようなもの。
仏教の真髄が説かれている。
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