こういうことに気づく人はわずかです。
生きる意味に答えがあると言っても関心ないのは
生きる意味を知りたいと思っていないからです。
癌の治療法が見つかっても癌でない人には関心がないのと同じです。
昔、金八先生も
「なぜ生きるが分からないと人は生きてゆけない」
といって、
茨木のり子さんの詩を出して授業をしていました。
短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年の
お百姓はどれほど田植えをするのだろう
コックはパイをどれ位焼くのだろう
教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう
世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりにすくなかったことに驚くだろう
という詩です。
おぎゃっと生まれて、年取って死んでしまう。
そう思うと虚しいものです。
毎日、家と会社の往復、虚しいという人も多くあります。
根底にあるのは、何のために生きるのか、
生きる意味が分からないことがあります。
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