この本の中に仏教に関する記述が非常に多くあります。
「極微という言葉が仏教にある。
これ以上分割できない最小単位があるはずだと素粒子が提唱された」
最近ではさらにそれを分割してクォークというものが5種類か6種類か発見されていますが
現代物理学でいわれる素粒子のことを仏教では極微といわれています。
極めて微細。
言葉の感覚からいうとぴたっときます。
仏典にあります。
仏滅900年にしてインドに現れた世親の倶舎論でも・・・
世親菩薩ともいわれインドの言葉でヴァスバンドゥで覚えた人もあると思います。
有名な本を書いています。
「倶舎論の中で物質世界は4つの性質をもつ極度に微小なものでできている」
これは素粒子というにほかなりません。
ノーベル賞をとった人の物理学の文章に仏語ではこう、
物理学ではこうといっています。
昭和18年ですから戦争終わる前、戦中です。
ノーベル賞を取られる前です。
物理学と一緒に仏教も研究されています。
極微といえば素粒子です。
それには固い性質、湿った性質、温暖性 動性があります。
クォークには波動のようなもの、質量をもった粒子のような性質もあります。
物質の最小単位が振動すれば温度にもなります。
ブッダのみられた物質の最小単位は科学の実験顕正した結果とぴたっときます。
この本は物理の本ですが自然にぽつぽつと仏教の内容がミックスしてできています。
それというのも、ミックスできるからです。
もうミックスできない内容ならミックスできない。
ぶつかってしまいます。
仏教は科学とぶつからないのです。
その上で仏教は、科学に取り扱えない
本当の生きる意味を教えられています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image