人間とはどういうものかを知らねばなりません。
人間の心を見て行くと、煩悩とか罪悪が出てきます。
人間というものをみつめるとき
煩悩だとか悪だとか悲観的すぎるのでないかと思う人もあります。
たとえば人間というものを観察しているのは西洋哲学でもあるんでないかという人もあります。
だけど結論からいいますと哲学者も自分とはなにか、
汝自身を知れ、自分を見つめねばならぬといいますが
哲学に決定的に欠落しているものはなにかというと罪悪観です。
仏教では無常観と罪悪観の2つが大きな柱です。
この世は無常だ、どんなものも続かない。
例えばいろは歌の前半はこれです。
この世は無常ですよ。この世が無常であることを観よ。無常観。
哲学でも人間生まれたら死ぬものだ。
死をみつめよという哲学はあります。
しかし、罪悪観はないのです。
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