煩悩がそのまま菩提になる
苦しみの元である煩悩が、即、そのまま、同時に菩提になる、
ということです。
「即」という言葉の使い方は2通りあります。
仏教では「同時即」という意味と「異時即」とあります。
異なる時間を表す即と同時を表す即とあります。
世間でいわれる即は異時即です。
即席ラーメンといったってお湯を注いで、はいできた!
ということはないでしょ。3分は待たないとできません。
ご注文頂いたら即配達します。
じゃあ注文ボタン押したら玄関でピンポン!
これはありえないでしょ。
だから即といっても異時即です。
ところがこういうところで使われる即は同時即です。
煩悩で苦しんでいるままで菩提。
それが煩悩即菩提です。
煩悩が喜びに転じますから、
煩悩で壊れることのない幸せです。
これが絶対の幸福です。
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