約1300年前の唐の時代の中国の僧侶、
善導大師は、このように言われています。
大悲伝普化 (大悲を伝えて普く化す)
真成報仏恩 (真に仏恩報ずるに成る)
真実の仏教を伝えて、
すべての人々を信心決定して
絶対の幸福になる所まで導くことは、
一番の仏恩報尽となる、ということです。
そして、まだ絶対の幸福になっていない人は、
真実の仏法を伝えることが、
尊い仏縁となる、ということです。
「大悲を伝える」とは、
阿弥陀如来のみ心をお伝えするということです。
私達はとにかく自分の気持ちや自分の思い、
悩みを知って貰いたいと
「みのもんた」もやってますが、
そんなことしている暇あったら、
大悲を伝えなさい!!
と言われているのです。
「普く化す」とは自分の好きな人につたえるのでないのだ。
気のあった人にしか伝えなくていいというものでないです。
「すべての人」に伝えないといけないのです。
世の中では考えられないです。
鉄道マニアが集まったり、
テニス好きが集まったりしますが、
仏教を伝えようとしますと、
どんな人ともつき合わないといけません。
合わない人ともつき合わないといけません。
つき合おうと努力していくと共通点も見えたりしてきて、
どんな人ともつき合うことのできる人になれます。
大衆の中に切り込んで仏教を伝えるのです。
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