パスカルという人が言っています。
パスカルというのは、あの有名な
「人間は考える葦である」
と言った人ですね。
「あと1週間の命となってもしなければならないことを
一生かかってでもしなければならない」
月曜日のアサ、宣告を受けた、あと1週間の命です。
日曜日のヨル、死んでいかねばならない。
こういう立場だから、よく尋ねることがあります。
答えとして返ってくるのは
「これまで貯めたお金全部降ろして、あるいは、借金して
そのお金で、思いきり今までやりたくてできなかったこと、
買えなかったものありったけのお金を持って、
祇園へ、ミナミの繁華街で豪遊(酒池肉林)」
まあ、ありったけのお金で豪遊したとしましょう。
飲んで騒いで一昼夜、気がついたら水曜日の朝。
とんでもない二日酔い。
しかし、あれだけ思いっきり遊んだのだから
「もういつ死んでも後悔ない」といえるか?
それよりも「もうあと4日しかない」
あと残された命、何に使うか。
死ぬ前に、これだけは見ておきたい、というもの。
そのベスト5に入る、グランドキャニオンです。
実際感動する、雄大な大自然を前に、自分がちっぽけに見えます。
しかし、その感動も5分くらい
段々寒くなる、やがてもう帰ろう、と自然になってきます。
木曜日に、これ一つ、という目的をゲットした、
それなら、日曜日に死んでも悔い無し
そういうものは何でしょうか?
それをすることが本当の生きる意味だ
ということです。
あと一週間の命というときが必ず来ますから、
働く意味と目的をよく考えなければなりません。それには生きる意味です。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image