人生が同じことの繰り返しで、
苦しみが果てしなくなくならないのは、
どうしてなのでしょうか。
その答えは、仏教に教えられています。
例えば正信偈では
「還来生死輪転家 決以疑情為所止」(正信偈)
とあります。
「生死輪転の家に還来することは決するに疑情をもって所止となす」
と読みます。
生死輪転とは苦しみ、苦しみの家にすぐに帰ってきます。
苦しみとは不安とか不満とか虚しいとか寂しさとか焦りとか。
常にあなたが感じていることです。
このような苦しみから何とか逃れたいものです。
そうして努力していきますが、
これでようやく!と思ったらまた……
次の苦しみがやってきます。
こんなことを永遠に繰り返しています。
四十路坂です。
40歳になっても苦しみの家に帰ってきてしまいます。
この原因について、
親鸞聖人は正信偈で、疑情一つなんだ!
と明らかにされています。
タグ:正信偈
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