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2018年01月28日

僧侶のつとめ

蓮如上人の御一代聞記書の115番に
「まことに一人なりとも信をとるべきならば身をすてよ、それはすたらぬ」
というお言葉があります。

 

「それはすたらぬ」は、僧侶と門徒の関係が分かれば分かります。

 

手次のとかいいますが、
あなたの家にも手次のがあると思います。

本来、手次のとは極楽へ門徒を導くということです。

 

親鸞聖人の教えを門徒に教えるということです。
親鸞聖人のお歌に「先達」とあります。
先達とは水先案内人。
本来の僧侶の任務です。

 

あなたの家の人、手次のの大切にしていますか?
してないと思います。
葬式法事の担当をしてくれる人と思っていると思います。

本来の意味の僧侶でしたら、教えを説いて、

生きている人を極楽に導いて下さる方ですので、
敬われる方です。

 

聖徳太子三宝を敬え、といわれています。

仏・法・僧を敬え!!ということです。

日本初の憲法に言われています。

 

「いつも尊い教え、真実の仏法を教えて頂いてありがとうございます!!」
感謝します、大切にします。
それで財施します。

僧侶は門徒に法を伝え、門徒はその僧侶を大切にしますから、
「この大根どうぞ!!」と財施をされます。
ブッダ以来の関係です。
財施と法施の関係は。

布施の関係です。

 

ですから僧侶の任務は法を説くことです。
生活の心配しなくてもいいです。
もっと素晴らしい使命があるのですから心配している暇ないです。
生活は法を聞かせて頂いた方々が面倒見てくれますから。

タグ:蓮如
posted by 陽葵 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 仏教
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