蓮如上人の御一代聞記書の115番に
「まことに一人なりとも信をとるべきならば身をすてよ、それはすたらぬ」
というお言葉があります。
「それはすたらぬ」は、僧侶と門徒の関係が分かれば分かります。
手次の寺とかいいますが、
あなたの家にも手次の寺があると思います。
親鸞聖人の教えを門徒に教えるということです。
親鸞聖人のお歌に「先達」とあります。
先達とは水先案内人。
本来の僧侶の任務です。
あなたの家の人、手次の寺の大切にしていますか?
してないと思います。
葬式や法事の担当をしてくれる人と思っていると思います。
本来の意味の僧侶でしたら、教えを説いて、
生きている人を極楽に導いて下さる方ですので、
敬われる方です。
仏・法・僧を敬え!!ということです。
日本初の憲法に言われています。
「いつも尊い教え、真実の仏法を教えて頂いてありがとうございます!!」
感謝します、大切にします。
それで財施します。
僧侶は門徒に法を伝え、門徒はその僧侶を大切にしますから、
「この大根どうぞ!!」と財施をされます。
ブッダ以来の関係です。
財施と法施の関係は。
布施の関係です。
ですから僧侶の任務は法を説くことです。
生活の心配しなくてもいいです。
もっと素晴らしい使命があるのですから心配している暇ないです。
生活は法を聞かせて頂いた方々が面倒見てくれますから。
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