今から数年前、一年間で一番売れた本が
五木の『人生の目的』だと聞いたとき、びっくりした。
五木寛之は人生の目的はないと書いたのだから。
ところがそれを親鸞聖人はあるとおっしゃっている。
じゃああるとおっしゃったその答えは何かと
明らかにされるのが教行信証。
こっちの方こそ全人類にお届けする、
お届けすることによって結局その真実に乾いている人に
恵みの雨を降らせるが如く私たち親鸞学徒が
本当の生きる意味を開顕する年。
これが21世紀です。
素晴らしいね。
わくわくするね。
鉄腕アトムよりもいいよ。
と言うことで私達にしかできない生きる意味の開顕をすべき年だという
感じがするわけです。
そこで親鸞聖人はではどのように生きる意味の答えを明示されたのか。
その答えが教行信証の冒頭の
「難思の弘誓は難度海を度する大船、
無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり」
この教行信証のお言葉を現代語訳するとどうなるのか。
「苦悩の根元の無明の闇を破られ、
未来永劫の幸福になるのが人生の目的である」
これが教行信証の総序のお言葉です。
このお言葉は是非覚えて貰いたい決定的なキーワードです。
「弥陀の誓願で苦悩の根元の無明の闇を破られ
未来永劫の幸せになるのが人生の目的である」
どうしたら分かりやすく正確に全人類が知りたいが
答えが分からない人生の目的の答えはこうだぞ、
と親鸞聖人が結論で最初に書かれています。
素晴らしいものに出会って素晴らしいと分かる人は素晴らしい人です。
素晴らしいものに出会っているのに素晴らしいと分からない人がほとんどです。
大抵は人生素晴らしいものに会えない人がほとんどですが、
会っていても分からないまま
ウカウカ通りすぎてしまう人もいっぱいいます。
人生の目的の答えはこれだよと。
これは非常に素晴らしいことなんです。
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