たまにはあたるぞそんなおっさんの競馬

関屋記念のデータです。

「１番人気」の馬は安定感絶大！

福島競馬場で代替開催された2000年を除き、1998年以降に新潟競馬場で行われた過去10回の関屋記念の単勝人気別の成績を調べると、「１番人気」の馬は５勝、２着１回、３着４回、３着内率では100％と絶大な安定感を誇る。しかし、その他の上位人気組では、「３番人気」・「４番人気」の馬が上位の数値を残している程度で、決して人気に応える走りは見せていない。むしろ、３着以内馬11頭を送り出す「６番人気以下」の馬のほうが、狙い目としては面白そうだ。〔表１〕

〔表１〕 　単勝人気別成績（新潟競馬場で行われた過去10回）

単勝人気 　　　　成績 　　勝率 　　連対率 　　３着内率
１番人気　　　　5-1-4-0 　50.0% 　　60.0% 　　100%
２番人気　　　　1-0-1-8 　10.0% 　　10.0% 　　20.0%
３番人気　　　　0-2-2-6 　　　0% 　　20.0% 　　40.0%
４番人気　　　　2-1-0-7 　20.0% 　　30.0% 　　30.0%
５番人気　　　　0-1-0-9 　　　0% 　　10.0% 　　10.0%
６〜９番人気 　1-3-1-35 　2.5% 　　10.0% 　　12.5%
10番人気以下 1-2-3-54 　1.7% 　　　5.0% 　　10.0%

近年勢いに乗る「前走６〜９番人気」！

同様に、新潟競馬場で行われた過去10回において、前走の単勝人気別成績を調べたのが〔表２〕。優勝数では「前走１番人気」組と「前走６〜９番人気」組が３勝で並んでいるが、「前走１番人気」組の好走例が多いのは2002年以前のデータだ。過去５年に限れば、「前走１番人気」で３着以内に入ったのは、昨年１着のマルカシェンクだけ。その一方、「前走６〜９番人気」組は過去５年で３着以内に５頭(３勝)を送り出しており、近年の勢いではこちらが勝る。なお、「前走10番人気以下」の馬で３着以内に好走したのは、2002年２着のミデオンビット(前走13番人気)だけで、苦戦が続いている。

〔表２〕 前走の人気別成績（新潟競馬場で行われた過去10回）

前走の人気 　　　　成績 　　　　勝率 　　連対率 　　３着内率
１番人気　　　　　 3-1-2-12 　　16.7% 　　22.2% 　　33.3%
２番人気 　　　　　1-3-2-8 　　　　7.1% 　　28.6% 　　42.9%
３番人気 　　　　　2-1-0-7 　　　20.0% 　　30.0% 　　30.0%
４番人気 　　　　　1-1-3-5 　　　10.0% 　　20.0% 　　50.0%
５番人気 　　　　　0-1-2-7 　　　　　0% 　　10.0% 　　30.0%
６〜９番人気 　　　3-2-2-51 　　　5.2% 　　　8.6% 　12.1%
10番人気以下 　　0-1-0-29 　　　　0% 　　　3.3% 　　3.3%

とデータからは前走と今回の関屋記念の１番人気には気をつけた方が
いいと思うが、今回は頭数もそろっているし、一番人気がきても波乱は
間違いないと思います。
夏の勢いのある馬には、注意が必要です。

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