ショッピングセンター、「旦那預かり所」がブーム?
http://biz-journal.jp/2016/08/post_16172.html?utm_source=rss20&utm_medium=rss
休日のスーパーって
手持ち無沙汰なオッサンがいっぱいいて邪魔なんだよね。
奥さんなんかの運転手としていっしょに来て
やることないから店内をブラブラしている。
買い物をしようとしている人は
それなりのリズムがあるから
あまり邪魔に感じないのだけれど、
買うわけではなくただブラついている人は
通路の真ん中をゆっくりと歩く。
近頃はカートを押しながら買物をするのが主流になっている。
カートと邪魔なオッサンを排除したら
スッキリとして買い物をしやすい店内になることだろう。
こういった邪魔な障害物を一箇所にまとめる意味で
この「旦那預かり所」はとても良いアイデアだ。
日本の場合、こういった「旦那預かり所」的な存在として
書店というものがショッピングセンターには必ずあった。
ところが昨今の書店経営の業績悪化の深刻化で
街中同様ショッピングセンターからも
書店が消えつつある。
私の近所のショッピングセンターにも書店はあったが、
今年になって閉店してしまった。
そのせいで私も今まで雑誌類は書店で買っていたのだが、
ついに全面的にネット購入、もしくはパソコンにダウンロード、
という羽目になってしまっている。
レコードからCDに、ビデオテープからDVD、そしてデータへ、という
歴史の転換点にまた立ち会っている感がある。
こうやって紙媒体というものは淘汰されていくのだろう。
ところで、近所のショッピングセンターの書店が消えたことによって
本来なら暇なオッサン達はスーパー内にある
雑誌コーナーにたむろするはずなのだが、
そのスーパー、最近改装したのだが、
意地の悪いことに雑誌コーナーの隣に女性用衛生用品が並べてある。
明らかに立ち読み防止の策だ。
スーパーとしてみれば、スカスカな店内よりも
客でごった返している方が見た目人気があるスーパーのように見えるから
邪魔なオッサンでもウロウロしていて欲しいのだろう。
でもそういうのって客本位の考え方ではない。
いずれ何かあった時にソッポ向かれる可能性がある。
「お客様のため」「お客様に愛される店」などと綺麗事を言うのであれば
「旦那預かり所」みたいな場所を設置するべきである。
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