ネコと贅沢　ボンビーライフ

＜子供基金＞乏しい寄付　５カ月で２０００万円　貧困対策
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160306-00000016-mai-soci

どこの発展途上国の話かと思ったら
日本のことではないか。

私は「子供の未来応援基金」なる取り組みが
あったことすら知らなかった。
２億円もかけて広報いているのなら
多少なりとも聞こえてきても良さそうなものだ。

だいたい大企業相手に寄付を求めるのに
税金を使って広報をする必要があるのだろうか。

発起人に財界トップがいるのなら
各所属経済団体の連絡網で話を回せばいいだけではないか。

新年会の場で寄付を呼びかけたり、
会報に枠をとって一文を載せたり、
お金をかけないやり方はいろいろあるはずだ。

５ヶ月かけて２千万円しか集められないということに
募集する側と寄付する側双方の
やる気になさを感じる。

例えば難病の子供を海外で手術させるために
資金が必要だということでSNSで呼びかければ
数千万円なんかあっという間に集まる。
企業なんか相手にしないで
国民一般を対象にしたほうが効率がいいのではないだろうか。
なんならどこかのテレビ局と一緒になって
２４時間テレビ的なことをすれば
寄付金も集まるしテレビ局の株も上がる。

一億総活躍担当関連は
大臣も役に立たないし、
関連官僚も使えないから
なくしてしまったほうがよっぽど印象が良い。

所詮中身の無いイメージアップ目的のポストだから
こうやって簡単に化けの皮が剥がれてしまう。

貧困に苦しむ子供すら救えないのが、
自社に利益に関係ないことには一銭も出さない企業ばかりなのが
今の日本の現状なのだろう。