アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2023年02月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新記事
カテゴリアーカイブ
コーヒー(150)
手作り品(76)
(109)
大相撲(48)
健康(45)
社会(308)
生業(133)
お菓子(10)
生活(190)
宗教(12)
美術(8)
物理(4)
スポーツ(76)
哲学(54)
テレビ(67)
世界(58)
心理(19)
政治(190)
メディア(130)
経済(179)
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2015年10月12日

コメダ珈琲

激化するコーヒー競争の中で「コメダ珈琲」が快進撃する理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151011-00000002-zuuonline-bus_all


こういった記事が出ると真に受けて
「よし、私もコメダ珈琲と同じコンセプトの
喫茶店を開こう」
と安易に真似して失敗する人が出てくる。

また、この記事を読んで
フランチャイズに加盟することを考える人も出てくるだろう。

なぜコメダ珈琲が人気なのかといえば
名古屋的な喫茶店だからだ。

以前から名古屋の喫茶店の特殊性は
様々なメディアに取り上げられ
その都度話題になっていた。
名古屋では朝に喫茶店に入ってコーヒーを注文すると
色んな物がついてくる。
トーストとゆで卵は当たり前で、
中には味噌汁が出てくるところもある。
消費者にはそういった知識の下地がまずあった。

そういった名古屋的なものに触れてみたい気持ちはあるが、
わざわざ名古屋まで行く程でもない。

それプラス、シロノワールという
今まで見たことがない形状をした美味しそうなスイーツがある。
そのスイーツの評判も良いようだ。

その上で長居ができるコンセプトの店だから
フルサービスの喫茶店の概念を打破して人気になったのだろう。
今まで常連に占められて閉塞感のあった
既存のフルサービスの喫茶店には
改善すればまだ需要はあるということも言える。

コメダ珈琲が店舗数を急激に増やしているのには理由があって、
低コストで高収益をあげるためには
セントラルキッチン化は必須である。
セントラルキッチンを作ったからには
そこでより大量に製品を作らなければコストダウンにならない。

食材の輸送にもそれは関わる。
一台のトラックが何ヶ所も配送に回ったほうが
輸送費としての効率が良い。

ましてフランチャイズなので
食材を多く売ればそれだけ本部の儲けになる。

こう見ていくと
コメダ珈琲がなにか新しいことをしたかといえば
「名古屋的」であることだろうか。
今後は商品力とフルサービスの維持と
客層の安定にかかってくるのだろう。

原価を抑えるために品質を落として商品が貧弱化したり
名古屋的な商品が飽きられたりしたら
コメダ珈琲に行く意味がなくなるし、
人件費抑制のためにフルサービスをやめれば
ファミレスのように衰退してしまう。
狙った客層に来てもらえなければ
旧態依然の古臭い喫茶店に陥ってしまう。

長いこと外食産業を見ていると
業績が良かった企業が突然倒産したり身売りしたり、
ということが何度もある。
なかでもフランチャイズ中心というのは
なかなか難しい。
コメダ珈琲がどのように成長していくのか
今後がとても楽しみだ。





この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4275711
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
黒豚猫さんの画像
黒豚猫
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。