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2015年09月14日

「感情労働」のコストが職場を蝕む

スマイルは0円ではない
―――「感情労働」のコストが職場を蝕む

http://www.greatnature.top/archives/1039489984.html


まったくもってその通り。

私は長年サービスの仕事をしているから
この認知的不協和がいかに負担になるかを知っている。

現在は最低限のサービスしかしていない
ということはこのブログでも何回も書いている。
それでも店の売上は減るどころか増えている。

サービスは商品である。
商品だからそれなりの対価が必要だ。
商品とは切り離してサービスのみにも
それなりの報酬を支払うべきなのだ。

報酬が支払われるのであれば
それがモチベーションになるし、
社会的地位の向上にもつながるので
認知的不協和による負担は解消される。

例えばキャビンアテンダント。
実際に行っている作業自体は
料理の配膳であったり免税品の売り子であるわけだが、
専門学校ができるくらい希望者の多い職種だ。
希望者が多いというのは
認知的不協和を感じさせない職業と思われているから。
肩書や報酬が仕事と釣り合っていると認識されているのだ。

この釣り合っているというのがとても重要だ。

いくらサービスはしないと言っても
最低限釣り合いが取れていなければ
売上が上がったりはしない。
無理矢理に面白くもないのに笑顔を作る必要はないが、
客には誠実に向き合わなければいけない。

うちのような洋菓子販売の場合、
来店させるための条件は4つある。
「味」「値段」「サービス」「立地」。
この条件が全て揃っていれば文句無しなのだが、
そうそう揃うことはない。

近場にあって値段が手頃だから
多少味とサービスは悪くても通ってしまう、とか
場所が遠くて値段は高いけど、味とサービスがいいから
記念日にはあの店に行く、
などこれらは店に行く動機としてはよくあるものだ。

客が文句を言う時というのは
それらの釣り合いが取れていない時。
美味しくもない料理なのに値段が高い、となった時に
そのうえあそこはサービスも悪い、というのが付け加えられる。
美味しくて値段が安ければ
よほどサービスが悪くなければ
サービスに対する苦情は言わないものだ。

海外にはチップという風習があるから
サービスに対価が支払われるというのは
自然に受け入れられている。
日本にチップという風習がなくなってしまったのは
帝国ホテルのせいなのだが、
これはまた別に話をしよう。

とにかく私は最低限のサービスしかしないおかげで
商品づくりに専念できている。
専念できるから良い商品になる。
良い商品になるから売上が上がる。
しかも余計なストレスを感じなくて済む。

固定観念を捨て去れば
楽になれることがあるのだ。




posted by 黒豚猫 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業
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