ネコと贅沢　ボンビーライフ

＜仙台中1自殺＞別な男子もいじめ被害
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00010000-khks-soci

イジメられていた生徒にとって
最悪な対応を学校にされていた。

勇気を出して担任にイジメがあると告白したら
イジメた生徒を集めて大々的に「謝罪の会」なんかを開かれてしまった。
学校側としてはそれで幕引きしたと思いたい。
だが、謝罪させられた側は腹の虫が収まらない。
「おめぇ、チクったな」とばかりにイジメがエスカレート。
今度は学校に知られないように慎重に。
イジメに耐え切れなくなった生徒が自殺。
学校は体面を気にして
生徒たちに「転校した」として自殺したことを隠す。
イジメていた生徒たちはターゲットを他に移して
イジメを続行。

よくもまあここまで裏目裏目にできるものだ。
結果的に自殺に追い込んだのは学校側とも言える。

まず第一に学校関係者は
「人の集まるところ、必ずイジメは起きる」
ということを認識してほしい。

大人の社会だって大なり小なりイジメは発生する。
ましてや体裁を気にする必要が薄い子供の社会なら
なおのことイジメは起きる。
それを
イジメゼロ＝優秀な学校
みたいな図式でいるほうが異常だ。

それにイジメ対応能力は
現代の教師にとって必須のスキルだということを
もっと真剣に考えた方がいい。
今いる教師がスキルアップできないのであれば
外部から招くなりするべきだろう。

文部科学省の無能ぶりは
新国立競技場問題で露呈したが、
あれはあくまで専門外のことをしようとしたから、
という言い訳はできる。
毎年何人も自殺者を出しているイジメを放置するのなら
本業でも無能と言わざるをえない。