2012年08月30日
続・Altadis版Romeo
何と、前回のレビューを読んで下さったMAL氏から急遽Altadis版RomeoのClassicタイプであるRomeo y Julieta 1875のPuritos、Romeosが届きました。
まさかこんなに早くAltadis版RomeoのPuritosレビューをコンプリートする事になるとは。
提供、感謝いたします。
表面香は薄く、フット香は魚醤っぽい印象。
着火直後から1cmくらいまでの印象はスパイス+木質+ドライフルーツ、だろうか。
しっかりとした喫味で雑味は無い。
酸味、甘み、スパイスのバランスが良く、強さはそこそこある。
そして2cm程燃え進み…美味いな、これは。
味が濃く、鰹節系っぽい旨みも混ざり始める。
そこから中盤になるとココア系の喫味に豹変。アーシーさも出始め、レザーっぽい香りも混ざり始める。
ジワジワと柔らかい甘みが絡み、残り4cm程で濃い目のカフェオレにアーシーさが混ざった様な喫味になる。タンニンさも感じられる。
終盤はココアとブラックコーヒーの様などっしりとしたコクの強い喫味になり、残り2cm程で終了。
強さはReserva Real Minutos Petitesに近いだろうか?
味はHabana Reserve寄りな部分も見受けられるが、酸味からココアでアーシーな方面に転じる流れなどは前二者のどちら共違い、雑味ゼロで極めて好感の持てる一本だった。
正直、海外のレビューを見てReserva系に分があると思っていたが、こういうのは自分で吸わん分からんもんだなぁ、と改めて感じた。
そして改めてMAL氏に感謝。
おかげで良い時間と比較レビューが出来ました。
──以上
という訳で予想外の早さでAltadis製Romeo y JulietaのPuritosレビューを行いました。
今回提供頂いたRomeosはMAL氏の処で数ヶ月加湿保存されたものなので購入直後の物とは印象が異なる可能性があります。
が、同じくHabana Reserveも2〜3ヶ月程当方で加湿保存した物なので比較用の誤差は少ないかも知れません。
三種類ともクォリティは高く、気になったのはHabana Reserveの葉が若干口に入りやすかった点(これはスクェアプレスを崩さなければ回避できます)でしょうか。
葉巻は強さだ、という方には間違いなくHabana Reserveがマッチし、濃口を楽しみたいなら今回の1875、フルーティで複雑な喫味ならReserva Realですかね。
三者三様でなかなかおもしろい塩梅です。
また、色々と北米売りPuritosを試されているMAL氏曰く、Altadis USAの缶入りPuritosではRomeo銘柄がトップクラスで安定しているとの事。
さて、SeriousCigarsで値段を比較すると1875とHabana Reserveが50本$46.20、Reserva Realが50本$75.60とReserva Realが若干割高ですね。
個人的にストックするならまず1875。次にReserva Realでしょうか。
ちなみに、Reserva Realには今回試したMinutos Petites(4x33)の他にMinutos(4x30)という更に小さいビトラがあり、こちらは何と25本で$78.50。多分Long Fillerなんじゃないかと思います。
気になるんですがバラでも$3.50。Minutos Petitesがしっかりしてるのでメリットがあるのか疑問ですが、今度SeriousCigarsで注文する時に覚えていたら買ってみます。
●[ドミニカ産] ハバナブランド ロメオYジュリエッタ 1875 ジュリエッタス (紙箱に10本... |
↑そういえば1875にはこんなのもありますね。
SeriousCigarsだとこんな感じで売ってます。
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