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黒猫ニコライ
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2024年07月08日
【生成AIが破壊する日本の創作文化】に関するメモ書き
 元絵描きの一人として、今起こっている生成AI問題に強い危機感を持っています。
 その事を政治家に伝えようと画策しています。
 そのレジュメを公開します。
 生成AIは多くの著作権問題を抱えていますが、そこは他の人に任せます。
 自分の論点は、どうやって次世代の絵描きを守るか? に絞る事とします。
 以下レジュメです。

@今、日本の漫画・アニメ・ゲーム等の文化の破壊が密かに進行している。それは創作者達から想像力と技術を放棄させようとしている。

Aネットの発達とAmazonが日本から多くの書店を潰した。結果知識と想像力の分断が進み、日本の階層社会化が広がりつつある。利便性が犠牲にしたものが社会構造を変えようとしている。

Bそれは、オタク系の表現文化を始め、様々な表現の現場でも起きている。生成AIによって。とても深刻な事態が生まれつつある。

Cネットでは絵描き達と画像生成AI使用者達の小競り合いが続いている。それを観察すると分かるが「生成AI使用者は致命的に創作を知らない」。

D絵を描くには膨大な練習が必要。練習による脳と手のリンクが必要。資料を集めて勉強し、あらゆる物体を構造的に理解する作業が必要。

E絵とはそうした研鑽の成果物。想像力と運動能力の発達と進化の証。それは生成AIによって損なわれ、絵描き人口は大きく減少する。

F生成AIの問題点。 1.膨大な創作物の無断使用。 2.簡単に高品質な結果のみが得られる。 この二つは創作者達の創作意欲と技術の習得・発展・維持のサイクルを破壊する。

G生成AIは搾取で出来ている。膨大な量の創作物の無断使用なしに生成作業は出来ない。日本のオタク表現文化(だけに限らず)は、デジタル植民地となった。

Hテック企業の代表達の発言。
 Stable Diffusionのエマド氏「イラストやデザインの仕事はとても退屈。芸術的かどうか以前に、君達は道具だよ」
 OpenAIのムラティ氏「クリエイティブな仕事はなくなるかもしれないが、そもそも存在すべきでなかったのかもしれない」
 彼らは創作者達が居なくなっても困らない。別の手段で稼ぐのみ。

I生成AI使用者は創作をしていない。彼等は自身とその脳と手が全く関与しない、高品質な結果を手軽に生成しているだけ。テック企業が作った生成AIを使って。彼等の脳と手は発達も進化もしない。

J子供の頃から生成AIを使う様になれば、子供達は絵を描く動機を失う。絵は習得に時間と労力がとてもかかる。そしてクォリティでAI生成物に勝つのは困難。創作意欲の維持は難しく、結果次世代の絵描きは激減する。

K文化庁は「創作者と生成AIの共創関係を築きましょう」と言ったが、それは生成AIによる搾取構造の肯定。彼等はデジタルインカム(創作者への対価)すら用意できていない。一体誰が次世代の絵描き達の創作の動機と意欲を守るのか?

Lインボイス制度が膨大な経理負担と税負担で小規模事業の優れた職人達を廃業に追い込み続けている様に、生成AIは従来型創作者の人口を大きく減らす。日本から脳と手を使った職人的な創作技術が消える。

Mこれは巡り巡って、他人の創作物が無いと何も出来ない生成AIの未来の発展も壊す。AI生成物は新奇性を失い、創作者と生成AIは共倒れになる。

Nオタク表現文化を下支えしてきた絵を描く人々を滅ぼして良いのか? それで世界に誇る漫画・アニメ・ゲーム等の日本のコンテンツ表現文化を守り、発展させる事が出来るのか? 今、最悪な危機的状況の中にあると感じる。

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