2012年08月27日
Altadis版Romeo二種類
MAL氏のご好意によって可能になった比較レビュー第一弾。
Altadis USA製のRomeo y JulietaのPuritos二種類。
頂いたReserva Real Minutos Petitesと、手持ちのHabana Reserve Amores(SeriousCigars.comで50本$46.20)
●Romeo y Julieta Reserva Real Minutos Petites
着火直後のスパイスの強さはHavana Reservaと大差無し。
ドライフルーツの様な酸味と控えめな甘さ有り。
1cm程でスパイスが落ち着き、ココア感やアーシーさが出る。混在する甘みはやはりドライフルーツの印象。
コクも強く、序盤の喫味の印象は良い。
強さはHavana Reserva程ではないものの、少々油断できない感有り。
中盤からはカフェオレ系の印象が強まる。スパイスは控えめできめ細かく、コクは強い。
思い出した様にフルーティな酸味が戻って来る瞬間もあるが、長くは続かない。
そして残り4cm程でベジタブル的な苦味(不快な苦味ではない)のアクセントが加わり、スパイスが増す。
キューバンのPetite Julietaを思い出すが、見た目の類似性に騙されているのだろうか?
終盤はワインのタンニンの様な渋みも感じられる。
ドライフルーツ系の酸味がありスパイスがあり、コクがあり、と終盤も充実しており、最後まで好印象のまま終了。
同じ4x33のShort Filler Puritosであるが、既に何本か消費しているHabana Reserve Amoresより丁寧に作られている気がする。
たまたま当たりを引いたのだろうか。
後日もう一本吸って印象を比較する必要あり。
そしてキューバンのPetite Julietaを想起させるのは外観の問題だけだろうか?
北米売りの似非ハバノスブランドが本家と似たような味である例はまだ遭遇した事がない。
が、これはそこそこ近い…? 気がするもののPetite Julietaの様な表面香は無し。手触りも違う。
味の傾向はどことなく近く感じる処があり、Petite Julietaの代替品と考えると割安ながらそこそこの役割を果たしそうな印象がある。
● Romeo y Julieta Habana Reserve Amores
スクェアプレスに尖ったヘッド。表面香は薄いながらも良く、フットの香りと併せてニカラグアンな印象が強い。
注意スべきはスクェアのまま火をつける事。スクェアプレスの葉巻はつい癖で丸く戻してしまうが、この葉巻でそれをやると小さな葉が口に入る事になる。
着火直後はスパイスが強く割りと辛い。
そしてミルクを少しだけ入れたコーヒーの様なビターな喫味。
酸味は感じない。
1cm程でナッツ系の味に転じる。キューバンのRomeoとは縁もゆかりもないニカラグアン、という趣だが味は良い。
進むにつれてウッディさやアーシーさがあらわれ、
…とても重い(汗
今まで体験したPuritosサイズの中で最も重いかもしれない。
後半になるとアーシーさとエスプレッソの様なビターな喫味が中心となり、タンニン系の渋みと僅かな甘みも感じられる。
少しオイリーさもあり、コクも強い。スパイスは序盤ほどではないが割りと感じられる。
そのままこの葉巻特有の旨さは感じられるものの、やはり重すぎてクラクラになる。
残り3cmで終了。
購入して2〜3ヶ月だろうか?
「CAO Italia Piccoloより強い」というレビューを見かけたが、本当にそのとおりかもしれない。
購入直後はそこまで強さを感じなかったが、ヒュミって一週間もしないウチにぐっと強くなった感がある。
最近お気に入りのDon LuisのPerlitasより断然強い。サイズを考えると相当なものじゃないだろうか。
おかげでなかなか数が減らない。
という訳で2種類のAltadis RomeoのPuritosを比較したが、自分の体力で満足に楽しむならReserva Real Minutos Petitesに大きく軍配が上がる。
Habana Reserve Amoresも味は悪くないが、この重さはどうにもいただけない。
過失保存でマイルドになるだろうか……。
──以上
比較レビュー第一弾でした。ブランドのClassicタイプにあたる1875 Romeosも機会があれば試してみようかと思います。
今回試したRomeo y Julieta Reserva Real Minutos Petitesは強めのショートスモークとしてはかなり良い部類に入るんじゃないかと思います。
Altadis USA製のRomeo y JulietaのPuritos二種類。
頂いたReserva Real Minutos Petitesと、手持ちのHabana Reserve Amores(SeriousCigars.comで50本$46.20)
●Romeo y Julieta Reserva Real Minutos Petites
着火直後のスパイスの強さはHavana Reservaと大差無し。
ドライフルーツの様な酸味と控えめな甘さ有り。
1cm程でスパイスが落ち着き、ココア感やアーシーさが出る。混在する甘みはやはりドライフルーツの印象。
コクも強く、序盤の喫味の印象は良い。
強さはHavana Reserva程ではないものの、少々油断できない感有り。
中盤からはカフェオレ系の印象が強まる。スパイスは控えめできめ細かく、コクは強い。
思い出した様にフルーティな酸味が戻って来る瞬間もあるが、長くは続かない。
そして残り4cm程でベジタブル的な苦味(不快な苦味ではない)のアクセントが加わり、スパイスが増す。
キューバンのPetite Julietaを思い出すが、見た目の類似性に騙されているのだろうか?
終盤はワインのタンニンの様な渋みも感じられる。
ドライフルーツ系の酸味がありスパイスがあり、コクがあり、と終盤も充実しており、最後まで好印象のまま終了。
同じ4x33のShort Filler Puritosであるが、既に何本か消費しているHabana Reserve Amoresより丁寧に作られている気がする。
たまたま当たりを引いたのだろうか。
後日もう一本吸って印象を比較する必要あり。
そしてキューバンのPetite Julietaを想起させるのは外観の問題だけだろうか?
北米売りの似非ハバノスブランドが本家と似たような味である例はまだ遭遇した事がない。
が、これはそこそこ近い…? 気がするもののPetite Julietaの様な表面香は無し。手触りも違う。
味の傾向はどことなく近く感じる処があり、Petite Julietaの代替品と考えると割安ながらそこそこの役割を果たしそうな印象がある。
● Romeo y Julieta Habana Reserve Amores
スクェアプレスに尖ったヘッド。表面香は薄いながらも良く、フットの香りと併せてニカラグアンな印象が強い。
注意スべきはスクェアのまま火をつける事。スクェアプレスの葉巻はつい癖で丸く戻してしまうが、この葉巻でそれをやると小さな葉が口に入る事になる。
着火直後はスパイスが強く割りと辛い。
そしてミルクを少しだけ入れたコーヒーの様なビターな喫味。
酸味は感じない。
1cm程でナッツ系の味に転じる。キューバンのRomeoとは縁もゆかりもないニカラグアン、という趣だが味は良い。
進むにつれてウッディさやアーシーさがあらわれ、
…とても重い(汗
今まで体験したPuritosサイズの中で最も重いかもしれない。
後半になるとアーシーさとエスプレッソの様なビターな喫味が中心となり、タンニン系の渋みと僅かな甘みも感じられる。
少しオイリーさもあり、コクも強い。スパイスは序盤ほどではないが割りと感じられる。
そのままこの葉巻特有の旨さは感じられるものの、やはり重すぎてクラクラになる。
残り3cmで終了。
購入して2〜3ヶ月だろうか?
「CAO Italia Piccoloより強い」というレビューを見かけたが、本当にそのとおりかもしれない。
購入直後はそこまで強さを感じなかったが、ヒュミって一週間もしないウチにぐっと強くなった感がある。
最近お気に入りのDon LuisのPerlitasより断然強い。サイズを考えると相当なものじゃないだろうか。
おかげでなかなか数が減らない。
という訳で2種類のAltadis RomeoのPuritosを比較したが、自分の体力で満足に楽しむならReserva Real Minutos Petitesに大きく軍配が上がる。
Habana Reserve Amoresも味は悪くないが、この重さはどうにもいただけない。
過失保存でマイルドになるだろうか……。
──以上
比較レビュー第一弾でした。ブランドのClassicタイプにあたる1875 Romeosも機会があれば試してみようかと思います。
今回試したRomeo y Julieta Reserva Real Minutos Petitesは強めのショートスモークとしてはかなり良い部類に入るんじゃないかと思います。
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