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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
プロフィール

2021年02月12日

ガラスの艦隊

概要
宇宙に領土艦と呼ばれる巨大コロニー船に乗って暮らしながらも、前近代風の貴族が支配する銀河にて反乱を起こした人民軍、その前に突然謎の風雲児が現れた話。
誘導兵器や光学兵器のない戦艦、個人戦は剣や矢、宇宙空間はやたらカラフルとかなり緩い世界観。


大雑把な背景として、人類がこの銀河に到達する→王家がこの銀河を支配する→その後貴族連合が星十字に唆されて反乱を起こす→王家の軍は敗北しガウェイン提督は囚えられ王は崩御→王子は王の親友が逃がす→その後貴族連合とヴェッティ一派が対立してヴェッティが勝利し神聖皇帝として君臨する(作品冒頭)→然しミシェルが人民軍を組織してヴェッティと戦う→クレオがミシェルのが追い詰められた戦場に乱入する、という感じで20年ほど。
ミシェル兄が行方不明になった時期はヴェッティが統一中か統一後かは曖昧。

用語
王家
かつてこの銀河を支配していた王家、20数年前に滅びている模様。

貴族
領土艦の支配者、この宇宙では領土艦と呼ばれる居住ブロックが領土として使われている。

惑星
この銀河では惑星に降下することはタブーとされている。理由はよくわからない、なのでもっぱら流刑地的な扱い。

十字星教
黒十字と呼ばれる天体を御神体にしている宗教団体。黒十字に至ると永遠の銀河へと行けるとかなんとか言う教義を持ち、銀が全体へ影響力を及ぼしている。

あらすじ
貴族が領土艦と呼ばれる居住ブロックを支配する世界、貴族連合が王家を滅ぼしたが、そこに新勢力ヴェッティが登場、貴族連合を滅ぼし神聖皇帝として君臨する。しかしその支配は貴族連合時代より苛烈なものだった、ヴォルヴァン家は人民軍を組織して立ち上がるが、戦闘の素人集団を指揮して勝てるはずもなく劣勢を強いられる。そして人民軍の救世主ミシェル・ヴォルバンは新生皇帝軍の罠にかかり危機に陥る、そこに謎のガラスの戦艦が出現、そのガラスの戦艦が新生皇帝軍の旗艦をあっさり沈めた。
ミシェルはそのガラスの戦艦の艦長に合うが、ガラスの戦艦のクルーはどれも素行不良だったり胡散臭かったりするものばかりで、特にリーダー格のクレオは宇宙のことを何も知らないが、天下を取る気で居た、そしてその方法を戦い続けていれば一番強いやつが出てくる、そいつを討てば最強だというくらいのいい加減な理論で居た、さらにタブーとされていた惑星へ降下、オルレアンという囚人惑星にてミシェルの艦は売っぱらわれてしまう、更にオルレアンに現れた新生皇帝ヴェッティとクレオが戦い出す始末だった。
ミシェルはクレオこそ真の救世主だと考えて人民軍に誘おうとするが、クレオは飄々として取り合わないのだった。そして紆余曲折を経て人民軍主力と合流したミシェルだったが、クレオは相変わらずマイペースである。とは言えクレオも新生皇帝軍と戦う気はあったので、何度かクレオの活躍で勝利を重ねるが、人民軍の参謀が偽りの和平の提案を受けてしまい、更にクレオは新生皇帝ヴェッティの元に突撃するも突然倒れて敗北、更にミシェルも囚われてしまうのだった。
クレオはオルレアンの収容所に囚われてしまい、そこで脱出のための策を練ることになった。

登場メカ
半ば戦闘艇的な使われ方をする小型艦は存在するが戦闘艇クラスの単〜複座の小型艇は存在せず、またミサイルみたいな誘導兵器やビーム、レーザー等の熱、光学兵器は見当たらない。
また個人用の武器も銃火器ではなくクロスボウや剣等古いものを用いている。どういった経緯でこのような中途半端な状態になったかは不明。

アイオロス:クレオ、バダット、アイメル、ハイザック、ノヴィ、ミシェル、ジャン、シルア他
ガラスの戦艦と呼ばれる謎の戦艦、他と比べてサイズが小さく戦艦言うかコルベットとか水雷艇みたいな感じの小型高機動の艦である。でも200m程度の大きさはあるので小さくはない。通常の艦とは比較にならないほどの高機動かつ高耐久かつ高火力である。心臓抜きという王家の紋章を敵艦に焼き付けてそこに突撃して突破するという戦法が使える。
ガラスについては王家秘伝の技術らしく、20年前に王家が滅びるときに失われた事が示唆されている。基本的にこのガラスの戦艦は王家専用であり、エッカルドは王の寵愛を受けてこの艦を特例的に授与されている。

マグヌス艦:マグヌス
アイオロスと同じガラスの戦艦。最後の国王であるマグヌスの乗艦である。

標準戦艦
大量に出てくる量産型の艦艇。鈍足かつ耐久も微妙で基本的にやられメカ。武装はほぼ大砲のみ。

ガラスの艦隊
終盤に搭乗した王家秘伝のガラスを解析して戦艦に貼り付けた改修型。とは言え解析が不完全で出来が悪く、かつ装甲も隙だらけだったりと中途半端なものであった。

高機動艦
アイオロスに対抗する為に投入された小型艦。機動力ならアイオロスと同程度ありアイオロスを追うことが出来る、然し耐久力は王家秘伝の技術が使われてない為に低い。通常の戦列艦と比べるとアイオロスにとっては驚異として描かれるが数が少ないため影響力は少ない。終盤に再びガラス搭載の改修型が搭乗している。

提督艦:ガウェイン提督
かつてガウェイン提督の旗艦、通常の戦列艦と比べて巨大、クレオはその巨大さからいつものアイオロスと勝手が違いすぎて苦戦しており最終的に提督に指揮を譲っている。囚人惑星オルレアンにて眠っていた、クレオと提督と囚人が脱走した際に使用された。特に艦名は無い。

ヴェッティ艦:ヴェッティ
ヴェッティの旗艦、ガウェイン提督のものと同じく巨大、ブリッジ部分は別の小型艦になっており脱出艇として利用可能な他独自に戦闘も可能。ちゃんと艦名付けといてよわかりにくいから(愚痴)。

領土艦
宇宙に浮かぶ居住ブロックであり、貴族はこの領土艦を支配している、複数の領土艦を併合する事で巨大化することも可能、元々は巨大な移民船でありそのブロックを分割したものだった。この銀河では何故か惑星に降下する事を禁じられており人間は惑星に居住せず、流刑地として使われていた。

登場キャラ
クレオ一味

クレオ
主人公、敵の手に落ちそうになったミシェルの元に謎のガラスの戦艦とともに突如出現した人物。天下を取るために今の銀河で一番偉いやつをぶっ潰すつもり。銀河の情勢に疎く、神聖皇帝ヴェッティのことすら知らなかった。戦闘力は高く乗艦のアイオロスも通常の戦艦とは比較にならない性能であり、クルーも銀河では曰く付きの人間だがクレオだけは正体がわからなかった。その正体は当人も言っていたように王家の生き残りであり、王の腹心のエッカルドによって王家滅亡時に連れ出されて育てられた。

バダット
クレオの腹心の隻眼の海賊風の男。王家に使えていたガヴェイン提督の片腕で知られており銀河では割と有名人だった模様、ガヴェイン提督が囚われた頃に行方不明になっており、その後突然アイオロスに乗って再び銀河の表舞台に出てきた。元々王家に使えていた人間故なのか他のクレオ一味と比べるとまだ普通っぽい。

アイメル
操艦担当の少女、口が悪く態度も悪い。元々スラムで暮らしていたがそこでクレオと出会い、クレオに対して惚れていた。

ノヴィ
眼鏡の少年、暗号解読に優れており、暗号を解読しすぎてお尋ね者になっていた、持ちネタは古典的メガネメガネネタ、真面目にやっているときもあったが当人も持ちネタと思っていたようでギャグでやった時もあったがスベった。最後の方にアイメルとフラグを建てる。

ハイザック
MSではない。アイオロスの武装担当、アイオロスは全てブリッジ制御で砲撃は全部ブリッジから行い一人で全部できる。いつも「王家秘伝の〜をなめるなー」と絶叫している。基本的に謎の古代風の兜を被っており、その兜をつけると性格が変わってテンションがおかしくなる、兜がないと割と大人しめ。シルアとフラグを建てるが死亡。

人民軍
ミシェル・ヴォルバン
本名はラシーヌ。兄が行方不明になってから兄の名前を名乗って兄と同じ背中の傷を付けて兄の代わりとして人民軍を率いていた。基本的に理想が高く危なっかしい性格だが、人を喰ったような言動をするクレオの相手はしっかりできてたりとリーダーとしては割としっかりしている。毎回冒頭は銀河を脱出した後のミシェルのポエム回想。

ミシェル・ヴォルバン(真)
ミシェルの兄でヴォルバン家の当主だった、ヴェッティとの剣術大会で敗北して背中にX時の傷を付けられる。そのときにヴェッティに惚れられている。その後ヴェッティの侵攻で行方不明になったが、なぜかジルという名前で記憶を改竄されて新生皇帝軍の特殊部隊である人形部隊としてミシェル(ラシーヌ)の前に現れるがすでに人格のない人形になっていた、ヴェッティがそのことを知っているかは不明。

ジャン
ミシェルの執事。

シルア
ミシェルのメイド。生身戦闘、操艦と一通りのことはできる。

テオドリック
人民軍リーダー、和平を勧めるヘクターに反対した結果刺殺される。

ヘクター
人民軍参謀。優柔不断な性格であり、あくまで神聖皇帝に対する和平を望んでいた。そのため神聖皇帝側の罠の和平案にホイホイ引っかかった挙げ句にそのまま捨てられた。その後は死亡シーンはないがミシェルの元に戻るわけにもいかず最後にミシェルと言葉を交わした後は行方不明。

イザベル
人民軍婦人部代表、ガタイのいいおばちゃん。人民軍幹部の中では最後まで唯一残っており、人民軍壊滅後も生存しておりいつの間にかミシェルに合流しており、終盤の作戦会議にも少しだけ出番があった。人民軍幹部(モブ含む)は皆囚えられたという事だったが、どうやって脱出したかは不明。

神聖帝国
ヴェッティ・スフォルツァ
神聖皇帝、オッドアイの男。彼の目的は銀河の統一だが、実は自分が生きながらえるために銀河の統一によって得られる力が必要だという思考から。実はオッドアイはソレイユ(エネルギー源)が埋め込まれたものであり、クレオと同じもの、正体はクレオの兄弟であり王家の生き残り、ただし当人はそのことを知らない。ややホモっけがある。

ラルフ
ヴェッティに仕える美少年でヴェッティに惚れている、レイチェルの嫉妬で殺されてしまう。

ジラード
よく出てくる新生皇帝軍のゴツい提督。

コンラッド
参謀、配下に人形部隊などの特殊部隊を持つ。

ミュスカ
女医、囚人を切り刻んで人体実験にしていた危ない女。ヴェッティとクレオの体の秘密に気がついて以来生きながらえたいヴェッティに重用されるが最後はヴェッティをかばい死亡。

十字星教
この銀河でかなりの影響力を持っている宗教。しかし銀河を滅ぼす存在である黒十字を崇めており、王家を滅ぼし神聖皇帝を裏で操ろうとするなど面倒な存在。

ゴルナ
十字星教の教皇。王の暗殺やヴェッティの暗殺等裏で暗躍している。十字星教の教えはハナから信じておらず、自身が銀河の支配者に成るための方便にすぎなかった。

レイチェル
教皇の娘。ヴェッティと政略結婚させられており、そのためヴェッティを嫌っていたが、ヴェッティの変な求愛にいつの間にかぞっこんに、しかし肝心のヴェッティは所詮芝居であり、寿命が迫って焦りだすとレイチェルを遠ざけるようになる、そしてレイチェルはヤンデレ化した。

その他
BB
バルドー領主、かつてヴェッティの天下統一に協力していたかなり金持ちの貴族のおばさん、常に何を考えているかわからない、銀河でも飛び抜けた勢力と財力を持っていたが、ヴェッティは天下統一をすると早々とBBは捨てられた。
その後は財力もあってか神聖皇帝の支配下にも入っておらず人民軍との戦闘では中立の立場を取っていた。人民軍及び神聖皇帝軍に協力要請を受けるが、銀河の交易圏の独占という条件を受けて人民軍に協力、人民軍壊滅後は領土艦とともに逃走していた、その後ウルグザーネの襲撃を受けて以降再び人民軍に加わっている。

ガヴェイン提督
王家に仕えていた提督、王家滅亡後は20年囚人生活だった。クレオとともに脱出するがその後の戦闘で戦死。

エッカルド
最後の王マグヌスの親友であり片腕だった男、王からアイオロスを与えられている、マグヌスが暗殺されるとクレオを守って逃走。

マグヌスとオルビア
王家最後の王とその王妃、クレオの両親。

ギルティ
謎の預言者、外見は少女だが声は老婆。

囚人たち
囚人惑星オルレアンに囚われていた荒くれ達。クレオとともに脱出してそのまま提督艦のクルーとなりヴェッティと戦うが次々戦死していった。7人ほどが確認できたがそれぞれの名前は劇中で呼び合っては居るものの正確な名前は確認できず、エンドクレジット見てもよくわからず。

感想
酷評よりの評価の作品ですが、案外楽しめちゃったなという感じ。全体的にきつくないがグダらない程度に程よく緩く、割とミシェルとクレオの関係も良い感じで、B級作品という割り切りは必要になりますが、思ったより良かったのが…。
深夜アニメにしては緩く見れる作りで、反面全日枠ほど間延びしないので割とあっさり気楽に見れる作り。SF公証とかほぼ投げ捨ててかなりいい加減かつゆるい作りで、話もガチガチに高密度ではなく程々に緩い。
ただその上で言うと最終回付近の展開は正直なんだかなーという感じ、キャラの一斉処理、主人公消滅、駆け足展開、伏線の雑な処理、割とごちゃごちゃしててその辺りはいただけない。
posted by 菌類 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 宇宙戦艦

2021年02月10日

タブレットが割れて動かせなくなった顛末…ぜひとも私のようにならないためにスマホやタブレットはマウスで最初から動かせるように設定しておくように

タブレットが割れてしまいなんとか動かそうとした結果、ネットで「マウス挿せば動く」という情報が流れてきたのでそれをやってみましたが結果動かず。
調べてみるとマウスに対応したタブレットなのでおかしいなと別のマウスで試しても動かず、アタッチメントを変えても動かず。
結果的にアタッチメントと新しいマウス込でいくらか損をしましたしタブレットも動かせず仕舞いでした。

理由を調べていくとどうも先にスマホやタブレット側でマウスを差したら反応するように設定しておかないとダメだったようです。そしてそれには画面をタッチできないとダメだそうで、それができないからマウス挿したんだよと。

皆さんお手持ちのスマホやタブレットは最初からマウスで動かせるように設定しておいたほうが良いです。

とはいってもサブタブレットのWi-Fi版で、そのタブレットはほぼ一部のソシャゲとアニメ視聴用に使っていたものなので、一部のソシャゲのデータが使えなくなっただけで終わりました。具体的に言うとクロスオメガとか、ただもうログインすらしてなかったので良いかなって。ポケモンマスターズは任天堂アカウントに紐付けしていたので助かりました。とりあえず適当に新しいタブレット買うか、動画用サブタブレット。

タブレットが割れて操作が出来ない

大ピンチです。中のソシャゲのデータがですが、アカウントのデータ取り忘れてて。仕方ないからマウス操作をしようとマウスをさすためのアダプターを買ってきたら動かず。スマホの方でも試したものの動かず。
これマウスかアダプターが悪いんとちゃう?って思い今度は別のアダプターを買ってきます…一応機種的にマウス操作できるタイプっぽいんですよね…比較的新しいモデルだし、同じ問題、同系統の機種で普通にマウス操作している人が居たので、問題は無いと思うのですが。マウスは2種類試しました、どっちも古いマウスですからね…それが問題かもしれない、ただ片方は一応ゲーミングマウスなんですが。
スマホの方はというと日本製の比較的新しいモデルだから多分出来るはずなんですが…これアダプターかマウスあ悪いんじゃ(2回め)、別のアダプター買ってきます。

オタクはメカと美少女とか言いますが、今も変わらないのだろう

昔からオタク界隈でよく言われてきたワード「メカと美少女」オタクが好きなものという事らしいですね。ロボットアニメもこの文脈の中で語られることが多かった感じです。

今はどうかと言うと、多分変わらず。ただメカの種類が変わった、特に艦これみたいな「メカの擬人化美少女」というジャンルがでてきた等メカの方向性が変わったんだと思います。

本当にただの独り言でした…消そうか。

スパロボの今後

スパロボの今後
一時期は4ラインを動かして大量生産されていたシリーズ、スーパーロボット大戦。今はすっかり数がでなくなってしまった作品ですがどうするのだろうかとちょっと私も考えてみました。と言ってもクソコラムに出来るほど考えが浮かばなかったので、独り言扱い。

そもそも国内向け買い切り型和ゲーが死んでいる状態

売上ランキングを見てみるとわかるのですが、買い切り型和ゲーはもうほぼ死亡済み。ほぼ任天堂だけが元気みたいな感じで、特にアニメゲーは過去に色々ありすぎたせいもあって壊滅気味。
今販売されている買い切りゲーはほぼ海外の売上を当てにして日本ではおまけみたいなものが大半で、例えばバイオハザードなどは200万売れた過去があるのですが、今は30万売れれば良い方で世界累計はSteamなどのセール補正もあって数百万は売れている感じなんですよ。

そしてスパロボはそもそも海外展開が面倒なシリーズなので、日本で売れなくなるとそれだけで結構厳しい系なんですよね。
それでもアジア市場向けにSteam版がでたりといくらか動きはあります。聞いた話Tは一応本数は売れたということ、PCなんかも込だと。

ロボットアニメの今後

すでにマジンガーZから50年が経過しようとしている時代で、マジンガーからたかだか20年ほどの初期のスパロボと比べると参戦作品の世代が広がりすぎた感があります。
そんな中でロボットアニメ自体が下火なこともあり、参戦作品があまりこれという目玉が用意できない状態。ガンダム辺りで派手に売れるのがでたらいくらかスパロボも復活するのかなと思いますが、現状その傾向は見えません。

宇宙戦艦というジャンル、ほとんどヤマトで初めってそれ以降あまり発展せず消えていった、なぜだろう

私と宇宙戦艦

私の場合ロボットよりも先に宇宙戦艦に興味を持つ→全然無いので諦めてロボットアニメに軟着陸という流れがあっただけに、宇宙戦艦というジャンルに対して興味を持ち続けてきました、そして今は昔よりは知識がついたので宇宙戦艦というジャンルがろくに発展しないまま消えた理由を考えていきたいと思います。
基本的に日本のアニメ、それ以外に海外作品や実写、更にロボット母艦や実在戦艦ものも含めて考察していきます。

ある宇宙戦艦モデル製作チャンネル
ある宇宙戦艦系モデラーのYouTuberのチャンネル、そのチャンネルはヤマト、ガンダム、SW、銀英伝を中心にやっているのですが、それしか無いのかというと割とバリュエーションが少ない。本当に作品そのものが少ないんです。

探しても見つからない

探しても見つからない、私なんかは学生時代に探しまくった結果何故か仮装巡洋艦バシリスクを発見したのを覚えています。逆に言うと有名所であるヤマト関係等一部を除くと本当にこの手のジャンルが少ない。


そもそもリアル戦艦ものが少ない
そうなんです、そもそもリアル戦艦ものが少ないんですよ。理由はやっぱり作るのた大変だからというのが大きいかと思います。市場、パイに対して使うリソースが大きすぎる。全盛期すぎた後の怪獣映画みたいなもので、需要が無いわけじゃないけどそれ以上に費用がかかるから難しいというやつ。逆の事例が多分紙芝居ゲー、最低限の需要はあるけど売上は小さい、でも費用がかからないからなんとかやっていけるという。
艦これなんて擬人化だしね。

宇宙戦艦というジャンルの問題

そもそも先の記事でロボットアニメは作画カロリーが結構ヤバいと書きましたが、宇宙戦艦は更に高速戦闘がやりにくい等制約も大きいです。

銀英伝は作画カロリーがヤバいのわかってて限界までデザインを簡略化しているんですよね、あの話を表現するなら有れくらい有れば良いという事を理解していたからこそ出来たんだと思います。

そして玩具CMとしては地味だし、作品そのものを売ろうとすると宇宙(SF)と戦艦というジャンルが持っているニッチ性が頭をもたげてくる。

バトルとして見た場合の宇宙戦艦の欠点

これが厄介なのですが、宇宙戦艦(若しくはもっと小型の武装宇宙船)の戦闘スタイルは、1砲撃戦等遠距離での戦闘、2移乗攻撃、3艦載機による攻撃、この3つに分けられるかと思います、3の艦載機はロボット母艦なども含まれます、移乗攻撃も1人でブラスター持って乗り込むのから白兵戦まで様々、砲撃戦もバリュエーションは豊富ですね。
ただよく考えるとこの3つは「需要がそもそも違う」んですよ、1は戦艦が主役、2は人間が主役、3は艦載機が主役と全然違う、それだけにある要素がスキでも別の要素は別にみたいなことになりかねない、SWは割と全部やってますね。
更に単艦か艦隊かで更に変わってきます。

SF作品は割と派手な宇宙戦艦との相性が悪い

宇宙戦艦がでてくるというと結局広義のSFに入るのですが、SFというジャンルは小説を中心に発展してきたジャンルなんですが、小説だと「艦内の人間模様」や「砲撃戦のときの艦内の惨劇」や「艦を運用する組織」や「宇宙戦艦を実際に宇宙で運用する場合の考察」みたいなものを描くのには向いているのですが、「宇宙戦艦そのものの派手な活躍やキャラクター性」を強調するには向いてません。

然し映像作品にすると今度は金がかかりすぎて作れない、キャラが会話するだけみたいなものと比べて映像製作のコストが比較にならない。

意外と多い海外スペオペ戦艦ゲー

Steam漁ると結構な数があります。やや緩めのPS2強くらいのグラフィックで程々に作っているゲームが結構あります。ゲーム分野だとそれなりに買えます、ただし基本戦略ゲーが多いですね。

結局
・商売になりにくい
・制作費がバカ高い
・小説媒体ではキャラクターとしての戦艦を表現しにくい
・戦艦描写の幅が大きすぎて需要がうまく拾えない
・なぜかゲームは多い

という問題があるのかなと。

STEEL STRIDER

概要
超電気ロボバルカイザーのサークルASTROPORTが開発した同人ゲー。Steam他で発売中。

完全にバルカイザーとは雰囲気が違うものの、バルカイザーと世界観を共有している。ラストで名前はわからないもののバルカイザーの再現機とでも言うべきメカがラスボスに登場しており、アストロサーガという話の1つになっている。
また同シリーズのサタゼウスとは完全に同時系列であり、宇宙海賊の襲撃を受けたトラファルガーを救出するエピソードがある。
すでにバルカイザーの活躍は過去の時代、異星人を嫌うヒロコ・ナカヤ提督が各地の反地球系の勢力などを通じて地球と異星人との敵対関係を煽っていき、最終的に武装蜂起する話、それを主人公とアルゴ運送が止めるという話。

ゲームシステムは昔ながらの横スクロールロボアクションながら、PC向けにマウスエイムを採用している。武装は多数ある中から選択して戦い、弾薬は落ちているのを拾う、がしかし足りなくなり気味。

登場メカ
他の作品と違ってEDで名前が出ることもないので大半のメカの名前が不明。

ジェミニ
主役メカ、5・7mの小型MCR、謎の組織アルゴ運送が運用している。アルゴ運送は超電気科学研究所とつながりがあるとも言われているが不明で、技術力は軍であるTDFより上である。この時期に活躍した運送会社で、うっかりレジスタンスに武器を供給してしまうとか、うっかり植えている植民者のところに食料を落としてしまうなどと言ったことをやっていたそうだ。作品をプレイしても全く全容はつかめない。

トラファルガー
レパント級コルベットの1機、サタゼウスの主役メカ、サタゼウスのシナリオの冒頭部分に当たるステージがあり、本作ではアルゴ運送に救われており、最終面でもその恩を返すように手助けしてくれる。通常は巡洋艦アガノにて運用されているが、レパント級は極めて高性能ながら巡洋艦1隻で1機の運用が限界である。

サラディン
TDFのMCR、ラムロン戦争に投入された過去を持つ。すでに旧式化しているが未だに性能面では優れており、ダークヘルカンパニーが保有する兵器は大半が所謂テクニカルの一種な中で明確な兵器であり脅威度は高かった。最後にナカヤ提督一派も使用している。

ヴォストーク
アルゴ運送の輸送船。

タイタン
アルゴ運送のトラック、ナビコムというサポートAIを搭載している。最終面では演出として他のタイタンも登場するが最終的にどうなったのかは不明。


感想等
堅実にかつ面白い。かなり真面目なSTG、難易度も2DSTGらしく高めで死んで覚える、何度も死んでだんだん軽く勧める用になっていくタイプ。
演出面も含めて抑えるところはしっかり抑えている感じですね。
posted by 菌類 at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2021年02月09日

蒼穹のファフナーRIGHT OF LEFT

概要
蒼穹のファフナーの前日談、航行を続ける竜宮島がフェストゥムに発見されそうになったため、竜宮島の左側を分離させて竜宮島と偽装するL計画を発動するという話。

1話で死亡した蔵前の立場や、なぜ武装ロックがかかっていたのかの説明、何も知らない一綺達の日常、ノートゥングモデル以前のファフナー、ティターンモデルの問題点となぜファフナーから独立させる形でジークフリードシステムを作ったか、そして皆城総士がジークフリードシステムに乗ることになったのか等、1話につながる説明が色々行われている。

あらすじ
偽装鏡面によって周囲から姿を隠し海上を航行する要塞島、竜宮島。然しフェストゥムにその存在が察知されようとしていた、そのため島の一部を切り離して竜宮島と偽装して戦い続けて島を逃がすL計画が発案される。主人公将陵僚は病弱な中で自分が生きる場所を与えてくれた竜宮島に恩返しをするために計画に参加する。

登場メカ
ファフナーティターンモデル:将陵僚、生駒祐未、村上剛史、立木惇、柴田小百合、鏑木早苗、船橋幸弘、柳瀬徹
ノートゥングモデルの1世代前のモデル、L計画のために4機が投入された。ノートゥングモデルと違いそれぞれの仕様の違いはない。同化が速く進み、大半のパイロットが同化して砕け散っている。

ファフナーノートゥングモデル:蔵前果林
本作では蔵前のマークツヴァイのみが登場、本編ではほぼ出番なしだったのでこっちでのほうが出番が多い。生存者を救出に向かうも潜水艇が破壊され、生存者二名も島へ戻らない選択をしたので何も回収せずに帰還した。


登場キャラ

L計画参加者
将陵僚
主人公、肝臓の病気であり、長くは生きられない体だった。L計画に志願し、ファフナーに乗った結果本来なら動かせない体が自由に動くことに喜ぶ。病気であり余命いくばくもないだけに、かえって生きる事に対する執着があり、絶対に帰還するという意思を持ち戦い続ける、然しフェストゥムが水中に適応したために潜水艇が破壊されて帰還が果たせ無くなったと悟り、生駒祐未を説得して海の底に沈み、L計画の全容を声で記録して同化、最後にフェンリルを発動させる。物語の途中からは彼のモノローグで話が進行、これは彼が最後に残したボイスデータから。

生駒祐未
ヒロイン、僚とともにL計画に参加した。最後まで生存したが、潜水艇が沈んだことにより僚に島への帰還を静止され、海中に沈み僚の告白を聞いてその後同化した。

立木惇
L計画参加者、最後の生存者だが潜水艇が沈んだときに死亡。

鏑木早苗
後に登場した鏑木彗の姉。

村上剛史
よく言われる「どうせみんないなくなる」の言葉を書いた人物。

船橋幸弘
同化が進み砕け散った。

柴田小百合
最初の犠牲者。

柳瀬徹
L計画参加者の一人。


その他
プク
忠犬、将陵僚の愛犬だったが僚がL計画に参加する事になった結果一度は毒を食わせようとするもわかってて毒エサをくおうとしたため僚が途中で止める。結局蔵前に預けられるが、僚は同化されてコックピットのみの機関となった、そしてプクはそのコックピットで匂いをかぎ飼い主の死を察してその後コックピットで息を引き取った。

皆城総士
学生組でL計画を知る貴重な人物。これが後に一綺とのすれ違いの原因にもなった。

蔵前果林
TV版では1話で戦死した少女。TV版よりずっと出番が多い。メガネが同化現象で目の色が変わっている事を隠すための事だと語っている他、プクを預かる、生存者を救出に向かうが果たせない等の出番がある。皆城家の養子であり、総士と同年代で唯一彼と同じ現実を見ているだけに、彼女の死の影響は大きかった。

羽佐間翔子
病院で少しだけ僚と会話するシーンが有る。

皆城公蔵
当時の司令官、フェストゥムによって島の武器が奪われることを恐れて武装ロックをかけた事が後に仇となった。

真壁一騎
ほぼ目立った出番はない。

真壁史彦
一騎の父。

生駒正幸
祐未の父、すでに機械でないと話せないほどの重い病気だがL計画に参加するつもりで居た。計画前に死亡しているが、全員を生存させるための計画はねっていた。

感想など
ファフナーが小説家による作品だと言うことを実感する作品。小説のアニメ化でもオリジナルアニメでもラノベアニメでもない、その上で非アニメ畑的なアニメに落とし込みきれない感じもなく普通にアニメに落とし込めている感じ。

近年増えているWEB配信のロボットアニメ

近年はWEBオンリー、WEBメインのアニメ(アニメ以外も)が増えてきています。映像コンテンツがすでにTVや映画館だけでは消費されない時代になっています。
ニコニコブームの頃の伸びても数十万時代とは比べ物にならないほどの視聴者がすでにネットに存在しており、視聴率で言うとすでに一定の数字のレベルに視聴者が集められる時代になってきたということです。


現状WEB配信作品は、You Tubeの無料作品と有料サービスのオリジナル作品に分かれている感じで、小規模なPV的なアニメが多く、数分から10数分と30分アニメの24分と比べるとやや短めのものが多いです。
とは言え動画配信だと10分程度が見る方としても見やすくもあるんですが、ホイホイ気楽に見れる。

そう考えるとほぼWEBオンリーでTV放映とほぼ同じ規模でやったビルドダイバーズリライズってすごかったんだなと。


現状でもYou Tubeで見れる作品は、魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸、OBSOLETE、トランスフォーマー サイバーバース(日本版は事実上の打ち切りでシーズン2まで)、ゾイドワイルド戦記、映画 ドライブヘッドトミカハイパーレスキュー機動救急警察、期間限定ではなく現状も普通に配信しているのはこの辺りですね。ドライブヘッドは普通に今も映画と2018配信しててびっくり、むしろ有料サービスで2018配信してないのもそれはそれでびっくりですが。

ロボットアニメはやることをやり尽くしたのではないかと思う

ただの独り言です。


多分私はロボットアニメを300本は見たはずです、その上で思うのが、仮に私が自由にロボットアニメを作れる立場に居たら多分何も作ることはしないだろうということです、正直これだけ先人が居るともうやることが思いつかないレベル。

種のときに出た「ガンダム、強いてはロボットアニメの宿題、課題」

ある意味種が揉めまくってた時がロボットアニメ最後の花火じゃなかったのかと、あの時は議論が百出しまして、故にこうしろああしろという意見が大量にあったんです。
つまりあの頃まではロボットアニメがやることが残っていた、考えることが出来たといえるんだと思います。

種のときにでた意見は軒並み何かしらの形でガンダムないしそれ以外のロボットアニメで消化された感はあります、でもってその後何かあったかというと、次が何も思いつかない状態と言いましょうか。

種のときに出た意見(記憶している限り)

一応書いておきますと、当時かなり炎上した中で

1実弾
2おっさん主人公
3泥臭い
4厨2じゃない
5陸戦
6富野監督復帰
7キャラデザ硬派にしろ、昔っぽくしろ
8第三勢力、テロリストものやめて戦争しろ
9宇宙世紀新作、宇宙世紀をOVAではなく地上波で

こんな意見が出てきた記憶があります、でこの後の20年ほどで大体この意見に入る作品はガンダムであれガンダム以外であれ、全部一応制作されました。9だって一応UCテレビ放映版でなんとか…。
まあおっさん主人公はガンダムの範囲内だとかなり強引な方法で作られた感はありますが(殲滅する)。
つまり「種のときに出た宿題は全部終わった」んですよ、ロボットアニメないしガンダムは、で次の課題はというとほとんど思いつかないんです、誰も何も言わない、多分誰も思いつかないからなんだと思います、AGEの時まではなんだかんだかろうじてあったんですが、正直鉄血を始めここ5年の作品は文句は言われるものの「こういうの作れ」的な意見はあんまり無いんですよね。

これ結構由々しき事態だと思います、なんせ誰も思いつかない、ビジョンや方向性がないってことですから。作品作れば批判されるし意見も出るのに、部分的な改善案が出て某キン肉マンの超人のAAが貼られるだけで、もっと大規模な案が出ないんですよ、種の時と違って、ここをこうしろ系の意見は多いのに、こういうのを作れという意見は少ない。改善案はあっても改革案が無いんです。

リアル系はもう結構厳しい

実際所謂リアル系を見るとこれは前にも何度か書いたことなのですが、まずリアルが多様化している、1stガンダムの頃は第二次世界大戦と第三次世界大戦という2つのキーワード、まだ戦中世代が生存しておりかつ冷戦構造による第三次世界大戦の危機みたいなものが常に言われていた時代。ある意味1stこそ近未来SFの一種である「第三次世界大戦もの」、そのものではないにせよ延長と捉える事が出来たと思います。

所が91年にソ連崩壊、戦中世代も鬼籍に入っていき、いわば第三次世界大戦ものは21世紀になると体感的に私は見ることができなくなりました。あっても特定国家同士の限定的な戦争ものの洋物小説のタイトルが目に入るくらい。

更に軍事技術が進歩した結果戦争のやり方も変わってきて、ロボットアニメの「アナログの戦争を巨大化してやる戦争ごっこ」的な、第二次世界大戦〜ベトナム戦争辺りの認識で作られたリアル系はかなり厳しくなりました。更に現代的な戦争者はカタルシスが現状弱く、ロボットではないミリタリー系の作品もどちらかと言うとレトロテイストの作品が多く、現代風の作品はあまり需要がない感じですね。

更にリアル系は前にも書きましたが「リアルが分散している」、十人十色のリアルがある時代何だと思います。昔みたいになんか使命感に燃えてる人とそういうのどうでもいいめんどくさい人の時代ではなくて、使命感に燃えてる人がたくさん居てみんな別々の使命感に燃えている時代と言いましょうか、みんな別々の事で悩んでる時代と言いましょうか。
1stの時みたいに世界のほぼ全ての人類に同じ戦争が降りかかり、その中での一種の運命共同体としてのWBという図式がやりにくくなった感じがあります。
それどころか宇宙世紀時代の内に運命共同体としての母艦像はだんだん崩れてきた感じがあります、Zの段階で小競り合いメインになってますから。

企業も終身雇用、一億総中流がなんだかんだ建前として機能していた時代とそうでない時代では考えが変わります、トライダーG7の下町人情中小企業的な世界もなんだかんだ古き良き時代の企業像な所があると思いますし。終身雇用崩壊がどうのとか非正規がどうのとか派遣切りがどうのととかだと言う時代になると、リアルな労働像すらもバラバラになってきました。正直今の時代皆が納得する戦争描写どころか、皆が納得する労働描写すら難しい。

私などはゲーマーなので何でもゲームに例えますが、正直ゲームに関しても多分一定以上の知識、経験があるのは日本人の2割程度でしょうし、特に世代の制約が大きいジャンルで、例えば格ゲーやSTGなどはある時期すごく流行ってそのときの世代が未だに愛好しているジャンルなのでそれ以外の世代には通じにくかったりします。つまりゲーマー同士でもジェネレーションギャップがすごい大きいんですよ。

私はポケモンネタが通じる世代と通じない世代でゲームの場合世代が別れていると感じています。ガンダム系の実況者で良くポケモンネタ使う人が居るんですが、でもってリスナーが全員ポケモンネタ理解してる事前提で実際ほぼ全員理解しているから割と円滑に進むんですよ。

ゲーム1つとってもこれくらい意識の差があるんです(こんなに俺と地球人で意識の差があるとは思わなかった)、それだけに皆が共有しているリアルというのは多分存在しない時代なんだと思います。1stみたいな「皆が共有しているリアル」が前提の作品はすごく作りにくくなったと思います。1stも結構当時は描写で悶着あったとは聞いてますが。

スーパー系も少しばかり方向性が見当たらない

スーパー系と呼ばれるジャンルはいくつかのパターンに大別できます。特にマジンガーで言うとマンガとアニメの違いみたいなものです。

スーパー系の場合バトルものとして捉えると結構厳しい、たまにロボットの絵を描いているのですが、線が多い、こんな大変なものアニメーターは描いているのかと。超人バトルのほうが楽だと思います、まだ線が少ないので。正直ロボ系は作画カロリーがヤバい、それだけに普通にバトルもの作ればよくねという問題はなかなか異解決しない。

とんでもないパワーのロボットがなんかとんでもない事をする系はなんかグレンラガンでやりきっちゃった感が結構ありますね…あれももう15年くらい前ですか。

意外とキッズ向けは一時期より数が増えてる感じがあります。一時期はマジで一本もない、あっても恐ろしく限定的な公開みたいな年がちょくちょくあったことを考えると多いです。

私なりに課題を出すと
正直かなり無理やりひねり出しました、正直結構厳しい。

1子供向けのロボットアニメ
入り口というのは大事なんです、実は近年は一時期よりはむしろ低年齢向けは充実しています。シンカリオンも結局2期やるみたいですし、ネタにされてた在来線もやるみたいですねPV見る限り。

なのでこの課題すら割とクリア済み。私の幼少期ってだんだん子供向けロボアニメが消えていった時期で子供時代に興味持ってた割に見るものが少なかったんですよ、すでに深夜行きが始まって、でもネットで動画なんて今みたいにないですから。

鬼滅の刃がかなり深夜アニメから配信で大ヒットしたのを見て私の幼少期とはかなり違うなぁと感じています。

2流行を取り入れたガンダム
ガンダムもロボットアニメも客層、若しくはクリエーター層が良くも悪くも高齢化しています、なのでここ十数年はターゲットもクリエーターも年をとってしまった感があります。
この状態は別にロボットアニメだけの問題でもなくいろんなジャンルで起こっています。

私なりにガンダムを見てきた感想として、ガンダムは王道には割と逆らうんですけどその時代の流行をバリバリ取り入れたまさに厨二(若者向けくらいのニュアンス)な側面が常にあったと思います。
問題は確実に種の頃と比べても近年の流行ってわかりにくいんですよね、仮に流行があってもそれが創作物という形になりにくいのが現代という時代何だと思います。

3現代〜近未来が舞台の比較的現代から離れてないリアル系
これは正直私的に推奨できないですね。海外向けないし海外そのものでやったほうが良いジャンルかもしれない。というのも1st時代のまだ戦争の記憶が残ってた+冷戦の時代と比べて興味を持っている人間が少ない事が難点だと思います。
OBSOLETEなんかが一応やってますね。

ロボットアニメというよりも巨大ロボットジャンルの今後

近年感じるのが「海外特にアジア製」がちらほらでてきた事ですね、よくも悪くも。

今中国ではSFが全盛期で三体という大作が発表された後です、日本ではSFは30年以上前に衰退したのに海外ではまだ元気なジャンルという事ですね。ロボットにも同じ傾向が見られます。

今フィリピンでボルテスXの実写化企画が進行中だそうです、この間のレッドバロンの映画のメカデザはたしかタイ人だったはず、そしてタイではロボゲの製作が盛んになっています、理由はタイ人の開発者にもわからないそうですが。こういう感じで、ジャンルそのものは死滅しないで残っていきそうな感じはありますね。

終わりに
前に主張したリアル系が最近は厳しい仮説の再主張みたいになってます、リアル系を支えていた現実が崩れて皆の現実共有がうまく行かなくなった時代なんです。
逆にスーパー系はリアル系と違って内側の問題と言うよりは他のバトルものやホビーアニメとの差別化をどうするかという問題が大きいです。

その上でロボットアニメというよりも巨大ロボットというのが一つの概念化した今の世界、日本ではなく世界全体で巨大ロボットが概念化した時代に、こういったジャンルが死滅することも無いんだろうなと言うのもまた同時に感じたということで締めます。
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