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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2020年02月14日

航空宇宙軍史(書きかけ)

開設当初はこっちでやっていたネタですが、ブログの趣旨に合わないので一度サブブログへ送りましたが、当ブログが非ロボットも扱うようになったのでサブブログから戻してきました。

概要
谷甲州作 早川書房

主に架空戦記やハードSFを書いている作家の同一世界観のシリーズ。
現在は20世紀に発売された、主に木星、土星軌道上の諸国の連合体である外惑星連合との戦争である第一次外惑星動乱、及び後に起こる太陽系の周囲に展開する地球とよくにた性質を持つ銀河文明の連合体である汎銀河連合との戦争までを描く全10巻+世界観を共有するが明確に航空宇宙軍史扱いではないいくつかの独立シナリオ、それらの完全版で5巻と、近年新たに書かれた再び勃発した外惑星連合との戦争である第二次外惑星動乱を扱った新シリーズが2巻出版されいる。

航空宇宙軍史シリーズ一覧

航空宇宙軍史
大体が外惑星動乱のエピソードが中心、全10巻。終わりなき索敵のみ一気に時代が飛ぶ。もともと10巻、それを2巻ごとにまとめた完全版が現在発売されている最新バージョン。

カリスト開戦前夜・タナトス戦闘団(完全版1、電子書籍版あり)
主に開戦前夜の話。外惑星連合軍の経験不足、準備不足というべき要素が多方面にあらわれているエピソード。

火星鉄道一九・巡洋艦サラマンダー(完全版2、電子書籍版あり)
火星鉄道は開戦直後のあたふたしている航空宇宙軍関係者の話。サラマンダーの方は外惑星連合軍唯一の正規巡洋艦サラマンダーを中心に、主に航空宇宙軍側の対応の話。全体的に「人類初の宇宙戦争故の軍の経験不足」についてのエピソードが端々に出てくる。

最後の戦闘航海・星の墓標(完全版3、これ以降は電子書籍版なし)
最後の戦闘航海は戦後の話、外惑星連合軍の掃海艇が出会った戦争の遺産。星の墓標はファンネル兵器(と書くのが手っ取り早い)に改造された頭脳改造シャチとその飼育員の話。

エリヌス戒厳令・仮装巡洋艦バシリスク(完全版4)
主に終戦以降のエピソードが主体。エリヌス戒厳令は終戦後地下に潜ってテロリスト化した外惑星連合軍残党SPAが天王星の架空惑星エリヌスで起こした騒動を描く。
仮装巡洋艦バシリスクの方は戦後〜終わりなき索敵との間のエピソードが中心であり、バシリスクはGSシャフトに吸われていった事が明かされている。

終わりなき索敵上下(完全版5)
外惑星動乱からはるか未来の話、ここだけミリタリーと言うよりは宗教的な小説。

新航空宇宙軍史
第一次外惑星動乱より40年後に発生した第二次外惑星動乱及び戦間期のエピソードが中心。

コロンビア・ゼロ(電子書籍版あり)
第二次外惑星動乱開戦までの話。外惑星動乱のその後のエピソードが多く、タイタン航空隊に出てきた名無しのタイタン軍パイロットのその後や、艦長を乗せて去っていくサラマンダーを見送ったサラマンダークルーのその後等が語られている。
航空宇宙軍は兵士の大半が男のため、戦争が始まると男の宇宙技術者が足りなくなり各職場で男女比率が逆転するため男が減る=開戦間近という方程式が成り立つそうな(外惑星連合軍は人手不足のためそう言っていられない)。

工作艦間宮の戦闘(電子書籍版あり)

航空宇宙軍史のタイトルがついてない関連作品
ガネッシュとバイラブ
短編、改稿版が短編集「星空の二人」に収録されておりそれで読むことができる。「星空の二人」は電子書籍化されており比較的入手は容易。

戦闘員ヴォルテ
完全版などはないためやや入手困難。シベリアで誕生した遺伝子操作兵の逃走を描く、アクション路線の話。一応航空宇宙軍史だけど、いつの時代かはぼかされている、一応どこかの星で反乱軍と戦っている様子が描かれており、陸戦兵が大量に動員されて、徴兵もかなり行われている模様、なので動乱期とは雰囲気が違う。

惑星CB-8越冬隊
最初の単行本化作品、ヴォルテと同じくやや入手困難。

137機動旅団
古いSF雑誌の「奇想天外」に掲載されており、単行本はなし、一番入手困難な作品。19年8月号SFマガジンに長編版が掲載された模様。終わりなき索敵に内容を変えて収録されている。

解説
割とガチなSFミリタリー小説、誤解を恐れずに超ざっくり無理やり表現すると「ガンダムとかロボット(あえてMSとは表記しない)とか出てこないSF考証をクソ真面目にやった超硬派なガンダム(ただし宗教要素は強い)」

現実の戦争を参考にしつつ、SFギミックをどう戦争に用いるかについてかなり力をいれており、開戦から降伏までの流れも結構凝ったものになっている。
かなり硬質な文体に徹底的に作り込まれた設定、世界観、相対速度などを利用した真実味のある戦闘シーンなどが売りであり、硬く凝っている割にはさっぱりした表現なので読みやすい。

物語的には数十p短編〜1巻300p程度の長編複数からなり、現状大半のエピソードが外惑星動乱という木星及び土星の諸国の戦争に割かれている。何度か登場する人物もおり(タナトス戦闘団の団長ダンテやSPAの指導者カミンスキイ中佐等)。
良くも悪くも技科学者技術者と軍人の話と言った側面が強く、その枠外の人間はあまり出てこないような気がする、政治家、資本家、また諸国の庶民、軍人の家族等、学生、労働者等はあまり出てこない。良くも悪くも職人の世界と言った感じの世界観。

両陣営の戦略が時期によってかなり変わっており、それもなんちゃって系戦略ではなく、太陽系の惑星の運動に合わせた戦略となっており、かなり凝ったものになっている。
一応2ヶ月でトロヤ群(木星軌道)まで艦隊を派遣できるくらいの技術力はある世界観。その段階ですでに太陽系外へ出る技術も持ち合わせており、動乱中にはすでに外宇宙に探査船を派遣している。

タイトルは航空宇宙軍史というもので、本来のテーマは航空宇宙軍という組織の栄光と崩壊を描く話…なのだが実際には大半が外惑星連合軍との戦争である外惑星動乱に費やされている。作者的には外惑星動乱はもっと少ないページ数でさっさと流す予定だったみたいですが、思ったより長丁場となっており、結果ほぼ外惑星動乱の話のみになっている。

あらすじ(外惑星動乱の経過)
航空宇宙軍の圧力が強まる中で、外惑星の諸国の軍は外惑星連合軍を結成するが、参加国は思うように増えず、木星ガリレオ衛星4国とタイタン、木星両トロヤ群くらいであった。両陣営の緊張が高まる中、ついに開戦のときが来る。最初は外惑星連合軍の月や火星への奇襲に始まるも大半が迎撃されてしまう。
その後は木星から射出される無人タンカーを落とすことで地球をエネルギー攻めにする戦略に変更するも、航空宇宙軍がわずか2ヶ月で無補給で強引にトロヤ群を急襲する戦略を立てたためにトロヤ群、さらにタイタンが降伏、木星圏は孤立、更に巡洋艦サラマンダーのエンジン開発国のタイタンが降伏することでサラマンダーのエンジン供給すらストップしてしまう。その後は外惑星連合軍は仮装巡洋艦を活用し通商破壊を行って時間を稼ぎ、唯一の正規巡洋艦サラマンダーを投入し航空宇宙軍の大船団を壊滅させ一時的に航空宇宙軍の進撃を止め、オルカ戦隊やヴァルキリーなどを新兵器を投入するも時すでに遅し、大量投入されたゾディアック級フリゲートを止める手段もなくアナンケ迎撃作戦も失敗、外惑星連合軍は降伏した。しかし外惑星連合の残党はSPAとして各地に潜伏、テロ活動を続ける事になる…。

登場メカ
ほぼ外惑星動乱時代の兵器のみ、それ以降のものは出番、描写が少ない。主に相対速度を利用した爆雷(最小限の推進装置しかない通常のものと機動爆雷という本格的な推進装置がついているものがある)が使われている他、爆雷と比べると射程が短いレーザー、旧式の機動爆雷扱いの投射型ミサイル、戦後に処理が大変な機雷などが使用されている。また多分この世界のミリオタにネタにされているような架空の珍兵器みたいなものもちょくちょく見受けられる。

因みに航空宇宙軍のフリゲートが外惑星連合軍の巡洋艦に相当する模様。砲艦とフリゲート(若しくは巡洋艦)以外の艦種は不明な点が多い(少なくとも敗戦寸前の外惑星連合軍にはなお20隻ほどのまとまった艦隊を保有しており、それを決戦用の戦力としていたが、内訳は全く不明、所謂仮装巡洋艦はそれほど大量にあったわけではなかったようにも見受けられるが…?)。

大半の艦がクルーは1桁程度しか乗っていない。

航空宇宙軍

内宇宙艦隊
ゾディアック級フリゲート
航空宇宙軍の主力フリゲート、外惑星連合軍兵器を圧倒しており、開戦直後の戦闘では外惑星連合軍を一方的に蹂躙した。6隻の予定だったが最終的に12隻が建造された。加速性能は1G加速であり、貨物船や旧型の艦艇(はっきりしないが0・1G〜0・3G程度)とは比較にならない加速力がある。

アクエリアス:武田艦長(大佐)、ヴェルナー大佐、安井一曹、タマン三曹
ゾディアック級フリゲートの3番艦、エリヌス:戒厳令に登場する。無人機バンブルビーを2機、後に改装で有人機コスモホーク、スターファイターを2機ずつ搭載。戦後に改装されており、機雷、艦載機射出用の機械カタパルトの他により高性能な磁場カタパルトを装備。

タウルス
ゾディアック級フリゲート、数十隻からなる大規模輸送船団の護衛をしていたが、外惑星連合軍の陽動にまんまと引っかかり突出、サラマンダーによる輸送船団の襲撃を許してしまう。第二次動乱のときには記念艦としてコロンビア・ゼロステーションに係留されていたが、外惑星連合軍のスマート爆雷の奇襲を受けて大破。

オフィユキ級フリゲート
航空宇宙軍の旧型フリゲート、速力は低いが耐久力に優れているとされる。開戦前は主力だったが、開戦時にはゾディアック級が配備されたため旧式化、出番は少ない。

オフィユキ
オフィユキ級フリゲートのネームシップ、開戦直後の小惑星帯の戦闘では艦隊旗艦を務めるが機雷攻撃を受けて大破して旗艦はジェミニが引き継ぐ、その後は不明。

ジェミニ:アチット大佐、クズネトゥフ少佐、広瀬少尉
オフィユキ級フリゲートの1つ。デコイフリートとしてオフィユキ級を中心とした(詳細不明)8隻からなる艦隊とともに木星を目指すも大量の機雷にやられて艦隊は壊滅、ジェミニはかろうじて生存するが危機敵状況に陥る。

砲艦
小型かつ武装も貧弱。出番が少なく所謂背景メカみたいな扱いなのでデータがあまりないが、仮装巡洋艦程度でも相手にできる程度の性能しかない。

特設砲艦レニー・ルーク:
特設砲艦はどうも仮装巡洋艦に相当する兵器らしく、輸送船の改装品。レニー・ルークはもともと中距離用の輸送船だが長距離ように改造された挙げ句軍のエンジン効率が良いという理由だけで特設砲艦にされた経歴を持つ。サラマンダーの攻撃を受けた船団の護衛を担当していた。武装はレーザー砲のみ。

哨戒艇:コックス大尉、梶一曹
少なくとも水星のマーキュリースカウトに10隻程が配備されている。戦闘力は低く、比較的戦闘力があるとされているコックス大尉の哨戒艇も2人乗りで爆雷を4つしか搭載できない。

警備艦:溝口大尉、ジェローム・ダツ少尉
輸送船の護衛などに使われている小型艦。投射型ミサイルと気休め程度のレーザーを装備しているが、性能は低い。

オルカキラー:ジョーイ
オルカ戦隊に苦戦する航空宇宙軍が投入した兵器、同じようにシャチの脳を使用している。

タートル:高木三曹、チャン三曹
水星に落下してくる重水素タンカーを回収するための小型船。

イカロス4-2
外宇宙探査船のイカロスを内宇宙の爆撃艦として再利用したもの。あくまで外宇宙探査用の船なので加速性能だけならゾディアック級などとは比較にならず、それを利用して一度土星の外に艦を回してから搦手方面から侵入するという航路が取れる。

護衛艦ペルセウス:がスリー艦長、シュトレム少佐他
コロンビアゼロに対する外惑星連合軍の攻撃の際に居合わせた艦。

航空宇宙軍戦闘機他
クロノス:淵田少佐
タイタンの大気圏内を飛行できる戦闘機、タイタンの大気のメタンを吸収して燃料とする。タイタン航空隊として6機(2機無人、4機有人)タイタンでの偵察任務に投入されたが淵田少佐のクロノス−3以外全滅。諸元は不明だが劇中では終始割とディスられており、性能は悲惨だということが伺える。

バンブルビー
無人作業機械、偵察機等にも用いられる。

コスモホーク
輸送、攻撃機、6人の海兵隊をコンテナに積んで目標へ輸送する他、武装して攻撃機としても使える。

スターファイター
そのまんま戦闘機。20Gの加速が可能だが推進剤を消費量も半端ではない。

航空宇宙軍その他
特設監視挺JC−5:篠崎
戦間期に謎の無人船を臨検した船。

外宇宙艦隊
ダイダロスシリーズ
外宇宙探査船、具体的な時期は不明だが20世紀末には外宇宙探査に出発したらしい。光速の15%までは加速可能。

イカロスシリーズ
友人探査船、しかしある程度太陽系から離れたらプローブを射出して太陽系へ帰還する航路を取る。一部は第二次動乱の時に戦闘ように改造される。

オデュッセウスシリーズ
初めて外宇宙に人を送り込んだ探査船。

オデュッセウス-ゼロ:マヤ・シマザキ
オデュッセウスシリーズに含まれない7番目のオデュッセウスシリーズ、幽霊船。

シビル11:スミス艦長、ジョー・シマザキ、キム大尉、シン中尉、ヘイズ少尉
オデュッセウス-ゼロを追跡するべく作られた支援艦。GSシャフトに落下し消える。

ユリシーズ
オデュッセウスシリーズを改装して作ったGS探査船。

カンチェンジュンガ級宙域制圧戦闘母艦
多数の哨戒艇などを搭載した大型艦。500mほどのサイズにセンチュリーステーション並の機能を備えている。

アコンカグア
カンチェンジュンガ級3番艦、シリウス星系にて活動。

グルカ107::ミン大尉、チョードリ少尉、大崎一曹、ゴータム二曹、ダワ三曹
アコンカグアの艦載機で哨戒機。

外惑星連合軍
木星ガリレオ衛星4国とタイタン、両トロヤ群からなる木星〜土星軌道上の諸国の連合。ガリレオ衛星以外の諸国はすぐに降伏している。そもそも戦力になるのはガニメデ、カリスト、タイタンの軍程度である。

巡洋艦サラマンダー:シュルツ大佐、九條谷
外惑星連合軍が唯一建造した正規巡洋艦。エンジン開発がタイタンが担当したためタイタンの降伏で量産すら不可能になっており1隻のみ。
航空宇宙軍の大規模な輸送船団を仮装巡洋艦隊とともに襲撃して壊滅させ、敵の攻勢を大幅に遅らせることに成功する。しかしその後航空宇宙軍の追跡を受けて最後は合流しようとしたタンカーとの合流に失敗、推進剤もそこをつき、最後はクルーを退艦させて艦長だけを乗せて何処かへ去っていった。まともな戦闘は1回しか経験していないため、性能的にどれほどかはよくわからないまま。サイズは仮装巡洋艦よりかなり大型だということが語られている。

仮装巡洋艦
第一次動乱と第二時動乱のときでニュアンスが異なる。第一次動乱のときは商船を改造した軍艦で奇襲や通商破壊に用いられ、第二時動乱のときには中身ほぼ軍艦の商船偽装船で奇襲や通商破壊に用いられた模様。

仮装巡洋艦バシリスク:ニルス・ヘルナ−
外惑星連合軍の仮装巡洋艦。外枠性連合軍はまともな巡洋艦建造のための技術を持ち合わせておらず、仕方なく用意したのが輸送船を改造した仮装巡洋艦、バシリスクはその1つであり、12回に渡る作戦を行った後に13回目の出撃でついに帰還できず、外宇宙に向かって加速していった、150年後にシリウスで発見される。バシリスク以外の仮装巡洋艦の実態は不明。

オルカ戦隊
遺伝子操作されたシャチの脳を使用した兵器。所謂ファンネルのような小型砲台を展開する。

無人砲艦ヴァルキリー
戦力で圧倒的に劣る外惑星連合軍が現状打破のために開発した兵器、小型かつ無人のため通常の兵器より高機動であり、更にヴァルキリー照準システムによりレーザーの射程が遥かに長く、1万kmを越えており、従来のレーザーの10倍近い射程がある。戦争末期に投入されるが戦局を変えることは出来なかった。ヴァルキリー砲撃システムは第二次外惑星動乱でも使われている。

掃海艇CCR−42
戦後の木星圏では戦時中にばらまかれた機雷が漂い続け、危険な状態になっていたため多数の掃海艇が活動していた、CCR−42はその1つ。

クリューガー:石蕗提督、ミン大佐
第二時動乱時の旗艦。

kr−02偵察機
第二次動乱の時に使われた無人偵察機。

生物兵器
第二時動乱時に兵力不足に悩むタイタン軍が開発した主に陸戦兵器。各衛星に生物が出現したらどういったものになるかをシミュレートして、その架空生物を元にした兵器であり、生物をもしているだけでただの機械である。

スパイダー
多脚陸戦兵器。AI駆動で動く、コマンダーの言うことを聞かなかったり妙にめんどくさい。

バット
浮遊する兵器、ドローン的な使われ方。

その他の勢力
襲撃艦ヴァルキリー
プロクシマの武装組織ヴァルハラが投入した無人艦、基本的なシステムはヴァルキリーと同じである。考証が成立したものの、ヴァルキリーのシステムが航空宇宙軍の兵器輸送船が自分に対して驚異と判断し攻撃を続行するが、かつてヴァルキリーと戦闘をしたダツ中佐はその経験を活かしヴァルキリーに対応する。

地理

水星
航路を監視するためのマーキュリースカウトと呼ばれる部隊が存在する。10隻ほどの哨戒艇からなるが戦闘力はほとんどない。

火星
そのとおり火星、オリンポス火山へと伸びる鉄道がある。各都市は中立。

地球
その名の通り地球、地球の地表まで戦闘が行われないため影が薄い。


地球の衛星、多数の都市や基地がある。開戦初期に外惑星連合軍の奇襲を受ける。

カリスト
ガリレオ衛星の1つ、外惑星連合軍の中核とも言うべき星。カリストからは地球へ向けて重水素のタンカーが一定期間お気に落下している、通称蚊リスト急行と言い3年ほどで地球に到着する、外惑星連合軍はこれを破壊することで地球に圧力をかけていた。

ガニメデ
ガリレオ衛星の1つ、カリストと並び外惑星連合軍の中核。

エウロパ
ガリレオ衛星の1つ、他と比べてエピソード不足のため影が薄い。

イオ
ガリレオ衛星の1つ、一応国家となっているが火山衛星のため国力は非常に小さい。

土星
タイタンを除くと大半の衛星が小ぶり。そのため開発はタイタンを中心に行われている。戦後になって衛星の開発が進んでおり、タイタン以外とで住民の構成が違う模様。
タイタン
外惑星連合に加入していたが短期間で降伏した。土星の衛星だが大気があり、航空宇宙軍はタイタン攻略のために戦闘機を投入した、タイタン側も迎撃機を発進させているがタイタンがあっさり降伏したためにその戦闘機の性能は発揮されることはなかった。
タイタンは外惑星連合には木星系に巻き込まれて参戦しており巻き込まれた戦争という側面が強く、SPA内では木星系と比べて士気が低い、SPAに対する支持も薄いということが戦後20年を描いたエリヌス−戒厳令−にて語られている。
しかし第二次動乱を起こしたのは実質タイタン軍であり、逆にガニメデ、カリストは乗り気ではなかったことが語られている。

ザナドゥ高地
タイタンにある高地。戦後に再軍備を進めるタイタン軍の極秘施設がある。

トロヤ群
木星のトロヤ群(木星のL4L5にある小惑星群)の国家、小惑星帯の国家と違い小惑星単位での国名ではないため内情は不明。そもそも開戦から2週間で降伏してしまったためにほぼ居ていないようなモノ。外惑星連合軍内部でもオブザーバーでしかなかった模様。

ケレス
小惑星帯最大の小惑星、戦間期には太陽系の主要な光学系センサーの企業が集中している。光学系センサーは軍事に転用できるが民間船の安全な航行に必要不可欠なために旧外惑星連合国家にも規制がないため、内惑星、外惑星の中間にあるケレスに企業が集中、双方に光学系センサーを売って繁栄している。

ジュノー
小惑星帯にある小惑星、有人であり動乱時は中立国。

アナンケ
木星の衛星、外惑星連合軍が最後の決戦場に選んだ星。

ヒマリア
木星の衛星。軍の実験施設があった模様。

天王星
太陽系第7惑星、複数の衛星共に天王星連邦を結成している。

エリヌス
天王星の衛星、実在しない架空の衛星。外惑星動乱時は補給が止まってしまい地獄だったことが語られている。動乱後20年にSPA(外惑星連合軍残党のテロ組織)がテロを起こす。動乱集結後木星系からの強制移住が行われたらしい。後に航空宇宙軍の本部が置かれる。

その他用語
重水素
そのまんま、燃料として使われており供給の大半がカリスト、そのため最も重要な物資になっている。開戦によってカリストから地球へ向けてのタンカーの射出が行われなくなり、更に外惑星連合はタンカーを破壊し始めたため航空宇宙軍は短期決戦を決断することになる。

爆雷
僅かな推進装置を付けた爆雷。

機動爆雷
ただの爆雷と違い敵に近づいてから急加速するなど機動力がある、しかし大型でマーキュリースカウトの哨戒艇の場合1機しかつめない(ただの爆雷なら4機)。

投射型ミサイル
旧型の機動爆雷。

惑星直列
そのまま、惑星が縦に並ぶこと、航空宇宙軍史では土星と木星が並ぶ事で、外惑星連合軍の木星、土星、両トロヤ群が並ぶため戦力を集結させやすくなるために戦争が起こるタイミングとされている。

登場人物(仮)
読み直しするので後で追加があると思います。

航空宇宙軍

内宇宙艦隊
アチット大佐
囮艦隊のオフィユキ級フリゲートジェミニの艦長として小惑星帯を突っ切るも想定道理外惑星連合軍の機雷攻撃を受けて戦死、その作戦は大佐のみ把握しており、クルーは把握していなかった。

ダラム准将
アチット大佐とは旧知、アチット大佐らの旧型艦を中心とした艦隊を囮にして、トロヤ群を攻撃する作戦を立てる。

川渕少佐
特装砲艦レニー・ルーク艦長。

スダルタ中尉
レニー・ルーク先任士官。

クリシュナ一曹
レニー・ルークのクルー、叩き上げの軍人。

リー二曹
レニー・ルークの通信士。

溝口大尉
ダツ少尉の上官。

ジェローム・ダツ
少尉時代に警備艦にて輸送船の護衛任務に就いていた時にヴァルキリーの攻撃を受ける、その後中佐時代にプロクシマでまた別の組織が運用するヴァルキリーの攻撃を受ける。彼の飲むハーブティーはまずいらしい。

コックス大尉
マーキュリースカウトとして水星周辺を哨戒している。

梶一曹
コックス大尉の部下。因みにコックス大尉の哨戒艇は大尉と彼以外乗っていない。

航空宇宙軍外宇宙艦隊
ジョー・シマザキ
母親が犯した罪により170年の兵役を強いられた男。シビル11に乗りGSシャフトの調査を行うが、GSシャフトに落下、救出はされたもののその時に多くの情報がGSシャフトに流出した、その後は人格が作業体Kと融合した挙げ句実質神になって銀河の惑星という惑星に自分の記憶を引き継ぐ生命を作りまくった、その生命は汎銀河文明となった。

マヤ・シマザキ
ジョーの母親、長らく亜光速で航行したせいで息子と同年代。

ヴィシュヌ
ジョーの兄、産まれてすぐに単査船の制御装置に改造されてしまい、その後オデュッセウスゼロとともに行動した、ジョーを救出後ジョーを過去に送る届けマヤの元に帰還を試みる、その後は不明。

大崎一曹
シリウスで漂流中のバシリスクを調査、そこで艦長の手記を発見した。

航空宇宙軍その他
ジョーイ
頭脳を強化されたシャチ。外惑星連合軍のオルカ戦隊に対抗するための兵器オルカキラーに搭載するために脳だけの存在にされてしまった。

八木澤中尉
航空宇宙軍軍人、開戦当初火星にいた。

戦闘員−タイプX・ヴォルテ
シベリアで作られていた遺伝子操作されたサイボーグ兵。これを量産することで遠くの惑星での戦争(汎銀河世界?詳細不明)で優位に立つことができるようだが…ヴォルテはその中でも高い完成度を誇ったが、突然謎の女の思念に導かれて自由を求め脱走する事になる。所謂テレパシーで人間どころか動物とも会話できる他、体力的にも常人より遥かに勝っている。

ヴァイス
ヴォルテに自由を教えた女、所謂超能力者の実験体でヴォルテと意識がつながっていたが、レオノフ博士を殺し自らも死亡する。

ヴァイス2
ヴァイスのクローン、記憶を引き継いでおらず能力はともかく人格面では別人、ヴォルテ探索用に作られた。

ザナック中尉
オリンピア鉄道のパイロット。火星に対して行われた外惑星連合軍の攻撃をオリンピア鉄道の逆噴射で防ぐ。かなりのデブ。

高木三曹
水星付近でタートルを使ってタンカーを回収する「欠陥兵」。

チャン三曹
高木三曹の同僚、おっさん。

淵田少佐
タイタン大気圏内用戦闘機クロノスのパイロット。

篠崎中尉
特設監視挺JC−5の乗組員。

外惑星連合軍
ニルス・ヘルナー
バシリスクの艦長。

ガニメデ軍
ヘルツァー
戦後のガニメデの工作員。

カリスト軍
玖珂沼
カリスト軍の仮装巡洋艦クルー、戦後は民間企業で研究をしていた。

へロム・ダンテ・フェルナンデス
タナトス戦闘団の団長。

タイタン軍
ナムジル退役大佐
第一次外惑星動乱時の航空隊パイロット。タイタン航空隊において淵田少佐のクロノスを迎撃した人物。戦後も軍に残り再びタイタンの空を飛ぶをこと夢見つつ、タイタン政府の名で各地の施設の査察を行っている。

レベッカ・サラディン大尉
戦後世代の軍人、サラディン博士として突然玖珂沼の前に現れなにかしらの調査をしていた。 


SPA
カミンスキイ中佐
外惑星連合軍の軍人、戦後はSPAの中心人物。

ジャムナ
SPA構成員の若い娘。

民間人
オグ
エリヌスのサイボーグ、戦中の地獄のようなエリヌスを知っている旧住民。

シャンティ
月のインド系移民、シャンティと言う名前を多のインド系住民とともに共有し、カリストのエージェントとして仕事をしていた。

地球その他
作業体K
元航空宇宙軍士官であり外惑星連合の捕虜となり改造されてヒマリアに取り残された挙げ句探査戦ユリシーズに乗り込んでGSシャフトに突入、その後時間を超越し肉体を失ってジョーシマザキと融合してほぼ神みたいなものになった。有る意味すべての元凶。

汎銀河文明
ダムダリ


その他諸々
一応所属は有るのだが、めんどくさいのでその他枠にいれた。

ガネッシュ
地球滅亡後、地球帰還を夢見る地球人ハヌマンがハイジャック後奪った民間船のコンピューターを乗っ取って作った人格。ハヌマンがコールドスリープに入った後地球を目指した。

バイラブ
ガネッシュを追跡した汎銀河連合の艦載機の人格、ハヌマンの人格を元にハヌマンの行動をシミュレートしたためハヌマンの暴走気味の性格を受け継いでいる。

ムルキラ
宇宙で市に瀕したものが見る鳥のようなモノ、ざっくり言うと手塚治虫の火の鳥みたいな感じ。

感想など1 作品別


感想など2 総合的なモノ
多分3回読みました、出会った時、5年前、現在と。

この作品って「いくつかの種類のSFを一つの世界観でやっている」んですよ。

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コロンビア・ゼロ──新・航空宇宙軍史 (早川書房)


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