正直説明が難しい、過渡期の作品特有の古いノリと新しいノリが混在しており、それを言葉にするのが難しい感じがします。
前番組がSDGFで後番組がムシキングという今から見ると考えられない布陣に時代を感じる。
あらすじ
ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(通称王国)が惑星国家キビを攻撃、キビは幸福を受け入れる、が訓練中だった新型護衛艦アマテラスはそれを不服とし、クルーは艦を買い取るという形で戦闘を続行、王国との戦いを始める、そこで資金源のためにスターシップチャンネルとアマテラスの戦闘を中継する権利と引き換えにスポンサー契約を結ぶことになった。そして王国の艦であるプレベザとの戦闘で勝利したアマテラスは、その後も戦闘をこなしていくが、消耗したために王国と敵対している惑星国家シュウの元に身を寄せる、然し王国はシュウに対し圧力をかけシュウでクーデターが発生、アマテラスはシュウを脱出し、シュウの護衛艦のシェンロンと共同戦線を張るが、シェンロンが沈んだため再びワープで脱出を図る、消耗したアマテラスは館内で不穏な空気が漂い出すのであったが…。
登場メカ
宇宙戦艦はコストが高く、1惑星国家ごとに1隻程度が限界である。量産型などは存在せず、基本的にワンオフ艦。艦隊も寄せ集めのためすべてバラバラの艦で構成されている。
キビ
アマテラス:神崎キスカ、香月シノン、氷坂アレイ、秋里ミユリ他
キビの最新護衛艦。クルーが買い取る形で王国との戦争を決意。王国側から海賊船と呼ばれる。武装はプラズマキャノン(主砲)、リボルバー(5連装レーザーキャノン)、パルスレーザー。
マイヅル
キビの護衛艦。王国の攻撃で撃沈された。
ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(王国)
プレペザ
巨大な移動砲台、小惑星を解体して砲撃する機械。
アヴキール
潜行艦、発見が困難。
レイテ
コードネームはハンマーヘッド。マリアナの攻撃を回避して全身を続けたアマテラスの砲撃を受けて撃沈。
マリアナ
コードネームはヘッジホッグ。機雷の回避などで手間取っているうち5G加速したアマテラスにかわされて攻撃に失敗、回頭するも間に合わずに広報のレイテを沈められる。その後はアマテラスを追跡するも強引なワープで逃がす。
リサ
アマテラス側はドラゴンフライと呼んでいる。先端部を分離して小ワープを繰り返して攻撃する。パルスレーザーは射程が短く、普通の撃ち合いには向かない。最終戦にも参加するが、アマテラス側の情報戦に乗せられてあっさり撃沈された。
コンキスタドール:デュール・エルロイ
3隻の敵艦を沈めた、劇中の表現から純粋に高性能な大型艦と行ったところ。最終決戦では艦隊自体は壊滅するもアマテラスを追い詰めるが、その後突然の上からの命令変更によってアマテラスに投降を呼びかける羽目になり、連合に撃沈される。
アクティウム
王国の艦の一つ。
レパント
王国の艦の一つ。
シュウ
シェンロン:ウォン
戦力的に劣勢の中でシノンのたてた2隻で4隻を相手にする作戦において、コンキスタドールを迎撃したが、途中で作戦を無視して事実上の特攻をかける。意図としてはシェンロンが沈んだ場合シュウは王国に降伏するしか手がなく、結果アマテラスはシュウから去るしかなくなるという形で、アマテラスを逃がす事を意図しての動きだであり、リサのパルスレーザーを受けて消耗したところをコンキスタドールの主砲を受けて四散した。
輸送船
シュウで使用した旧型の輸送艦。魚雷を搭載してアマテラスの前衛に展開していた。
地球連合
流石に大国だからか、同型艦が多数存在する。名称は不明。
登場キャラ
原作はともかく1クールのアニメで結構な数が居るキャラを全員描写できるかと言うと、無理です。
アマテラス
香月シノン
艦長補、実質艦長。天才少女。淡々と指揮を行っておりとっつきにくい雰囲気。途中で榊原コウキと付き合い始めるが、死に別れてしまう。
氷坂アレイ
主任通信士、飛び級じゃないため他のクルーより年上。元不良で養父に救われた、その後惚れていた養父が戦死して敵討ちのためにアマテラスの闘いに参加する。遺伝子の問題から船外作業は出来ないらしく、よく止められる。
秋里ミユリ
シノンの友人。
神崎キスカ
艦長、イマイチ頼りにならない。間宮リオと付き合っている。
間宮リオ
元キビ首相間宮タツマの姪である。
里見レンナ
アマテラスクルー、実はキビのスパイでアマテラスの同行を探っていた。シュウにて死亡。
榊原コウキ
機関長、シノンと付き合い始めるが、王国の襲撃を受けた時に攻撃を受けて戦死。
結城シメイ
アマテラスに残った唯一の現職自衛官。AIイソップ担当。
間宮タツマ
リオの叔父、元キビ首相の政治家。一時期アマテラスに乗り込み、後にアマテラスの支援のために地球へ趣きあれこれ工作する。
スターシップチャンネル
アマテラスのスポンサー。アマテラスの戦闘を独占中継している。
ピーター・スパイクス
スターシップチャンネルのディレクター。アマテラスが全滅するシナリオを企画していた。そのため盛り上げるためなら何でもする。
ディータ・ミルコフ
レポーターの女性。あまりにもアマテラスクルーの事を考えないピーターに対し反発していく。
ヘンリエッタ星域惑星国家同盟
デュール・エルロイ
コンキスタドールの艦長、アマテラスの実力を評価している。
感想等
あんまり評判の良い作品では有りませんが、言うほど悪くないかなという印象、ある程度のちょくちょく表現力も感じるときはあります、ただ如何せんパンチが弱い。あとバトル関係は悪くないんですし、急展開系も悪くない、マスコミ関係もまあ悪くないんですが、日常パートがイマイチな感じがします。ネットで情報を集めてもそもそも情報が余り無い、あっても今ひとつ掴みどころがない感じの記事ばっかりなのは、つまり内容的にコメントしにくい感じ。なにか複数の要素が綱引きしてる感じ、過渡期の作品と行った印章です。
なにか色々やりたいのはわからなくもなく、所謂スペオペ的な戦闘ではなくSF的な戦闘がやりたかったってのはわかります、が私はSFには詳しくないので余り細かい評価は出来ません。お許し下さい!。
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