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ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2021年02月09日

蒼穹のファフナー

概要
作家の冲方丁を迎えて制作されたロボットアニメ。本作そのものは04年に放映されたものの、翌年には外伝が、10年には劇場版が、15年にはアニメ二期が、その後OVAが制作され結局15年以上に渡る長丁場の作品となり未だに完結していない。本作だけだとフェストゥムを統括する北極ミールが一応破壊されてとりあえずの話は終わるのだが、その後各地のフェストゥムが個体として別個に群れを作って行動を初めた為に状況は更に混沌としてくるという形で話が進む。

物語の傾向としては「人類のフェストゥム化」と「フェストゥムの人間化」という流れが作品全体を通してある、入り口である1期ファフナーでは比較的わかりやすくするためかその当たり割と曖昧になっているものの、劇場版、EXODUSではその当たりがかなり強調されている。

設定だけ見るとややこしいものの、割とあっさり流せる感じで話が描写されている。

前提になる知識と用語

瀬戸内海ミールによる日本人の自然受胎能力の消滅
瀬戸内海ミールは「産まれるから死ぬ」という発想の元に「だったら産まれなければ良いじゃないか」という発想で日本人から自然受胎能力を奪った、それを恐れた国連軍は日本を消滅させる事で対処した。
そしてその生存者たちが作った竜宮島の子供は自然受胎の子ではない、そのため一綺達メインキャラは軒並み自然受胎ではない。
後に瀬戸内海ミールは3つに分割されて1つが島のミールとなったが、その島のミールが学習によって死を学んだため最終的に島に変化が起きたのか再び自然受胎の子供が産まれるようになっている。

アーカディアンプロジェクト
島に偽装した巨大要塞を作るプロジェクトで、日本消滅後に生き残りが日本の保存のために建造した。本作の舞台竜宮島もその一つである。

フェストゥム
敵勢力、宇宙から襲来した珪素生物であり、集合意識により個体が存在しない、多数のフェストゥムはあくまで体を構成するパーツの一部分(来主曰く指)。個の概念が存在せず、個である人間を軒並み同化していく、そして宇宙を次の次元に持っていくのが目的。ただし劇中では人類との接触の結果徐々に個が産まれ始めており、後に個体として憎しみや痛みを覚えたフェストゥムが本格的に活動し始めることになる。

あらすじ
日本のとある離島、龍宮島。特に何の変哲もない島であり、漁港と小中学校、ちょっとした飲食店や個人商店、神社などがある程度の普通の島であった。
そこに東京に行ってきた皆城総士が帰還、クラスメイトは皆城総士に話をせがむのだった。ところがそこに金色の天使のような怪物が襲来、島は突如とて砲台などが起動し、戦闘態勢に突入する。島の学生たちは何が起こったかすらわからず右往左往するが、大人はすでに何が起こっているかを理解していた。そう、この竜宮島は実は巨大な海上要塞であり実験場でもあったのだ、そして日本はすでになく、龍宮島ははるか海上を進んでおり、学生達はその事を知らず日本が存続していると思わされていた。そして敵の名前がフェストゥムと言い、昔に地球に襲来し、読心能力を持っており、あなたはそこに居ますかという言葉を放ちながら人間を同化していく存在であることまた島の子供たちはかつて瀬戸内海ミールが日本人から自然受胎能力を奪ったため、遺伝子操作で生み出された人間である事、日本人が自然受胎能力を失ったためそれが人類全体に波及する事を恐れた国連軍(後の人類軍)によって日本が核攻撃で消滅した事などが明かされていく。
そして繰り返されるフェストゥムの襲来の中で羽佐間翔子が自爆、春日井甲洋は脳だけフェストゥムに同化されてしまう。また人類軍が島の場所を嗅ぎつけ島に干渉してくるようになる。
そんな中で真壁一騎は島の中でただ戦い続ける日々に疑問を持ち人類軍のスパイとなっていた狩谷由紀恵の誘いに乗って島を脱走、その後人類軍に囚われる。然し人類軍の基地がフェストゥムの襲撃を受け、余っていた人類軍のファフナーを借りて戦うがそのファフナーも大破、そこに現れたのは死んだと思われていた一綺の母でった…。

登場メカ
基本的に全てファフナーと呼ばれる。龍宮島のフェストゥムの破片を搭載した量産が効かない独自にカスタムされたタイプのファフナーと、人類軍が使用している低性能な量産型のファフナーの二種類がある。
基本的にフェストゥムを機体のコアとして使用しているため、戦えば戦うほどどんどん同化現象が進んでいく。

変性意識→乗り込むと性格が変わる現象、ノートゥングモデル、ティターンモデルに見られる

ゼロファフナー(エーギルモデル)
最初に開発されたファフナー。あまりにも同化現象が早すぎて数分で同化されてしまうためとてもじゃないが使用できる代物ではなく、劇場版までまともな出番はない。

ティターンモデル
ゼロファフナーに続いて開発されたファフナー、ただしやはり同化が早すぎて本編開始前には一線を退きノートゥングモデルに移行している。登場は前日談なので本作では出番なし。

ノートゥングモデル
マークアイン(MkT):日野道夫
日野がテストパイロットを努めていた機体。日野のメガセリオンが大破したため代わりに使用されたが日野は戦死。

マークツヴァイ(MkII):蔵前果林
肝心の蔵前が冒頭で移動中に死亡したため出番なし、機体は後にパーツ取りに使われて出撃できる状態ではなかった。

マークドライ(MkV)要咲良、カノン・メンフィス
咲良のファフナーだったが咲良が同化が進んで出撃できなくなった際には一時的にカノンが引き継いでいる。

マークフィアー(MKW):春日井甲洋
謎の島の調査隊の護衛として出撃するもフェストゥムの襲撃を受ける。その後真矢と溝口さんを救出するも甲洋は脳だけフェストゥムに同化されてしまう、パイロットのみ救出して機体は放棄される。機体は新国連に回収されてマークニヒトにコアが移植される。なのでコアがないため起動できない状態だったが、甲洋が人間の意思を残したままフェストゥム化したため自身でコアの代理を努めて劇場版で再出撃している。

マークフュンフ(MKX):小楯衛
背中に巨大なイージスシステム(バリア発生装置)をつけたファフナー、合同で作戦にあたっていた一綺が同化が進んでマークザインの動きが鈍ったためにスキが出来て損傷、その後フェストゥム自体は破壊するも脱出厨にワームスフィアに脱出ポッドが巻き込まれ護は戦死、その後劇場版で修復されている。

マークゼクス(MKZ):羽佐間翔子
一綺が留守中にスフィンクス型が島を襲撃したため迎撃のために出撃するも武装も貧弱かつノウハウも無いため苦戦、フェンリルを使って自爆して果てた。

マークジーベン(MKZ):遠見真矢
狙撃型、島の中心に待機して必要に応じて周囲で戦闘しているファフナーに援護射撃を行う、性質上上から襲撃されがち。

マークアハト(MK[):近藤剣司
サポートに回る場合が多く若干目立たない感じのポジション。

\と]は劇場版からの登場でここでは目立った出番はない。

マークエルフ(MKⅪ):真壁一騎
2話で大破後にUのパーツで修復される、その後一綺脱走時に持ち出された挙げ句マークザイン感性のためにコアを取り出されてそのまま。

新国連ファフナー
新国連軍でも通常兵器ではフェストゥムに全く対抗できないためファフナーの開発が進んでいる。基本的にノートゥングモデルと比べると性能には劣るがノートゥングモデルほど登場者の適性を求める必要がない。

メガセリオンモデル:日野道夫
高級量産機ポジションのファフナー。800機が生産されている。日野機は日野が島へ帰還する際に島に持ち込まれるが、その後の戦闘で大破している。

ベイバロンモデル:カノン・メンフィス
メガセリオンとともに高級量産機ポジション、200機と少量生産、重装型のメガセリオンと比べて軽装型。カノン機はカノンが新国連の捨て駒にされた後にそのまま島に残る事になった為島の戦力に組み込まれるが後の戦闘で大破。

グノーシスモデル:真壁一騎
量産型ファフナーとでもいうべきモデル、性能は低いが適性がなくても乗れるため大量生産されている。サイズは小さい。一騎も一度だけ搭乗している。基本的にモブなので目立たないし戦闘力も低い。

ファフナーザルバートモデル

ファフナーマークザイン:真壁一騎
日野が建造していたファフナー、一綺に託されてそのまま島へ帰還後一綺のファフナーとなっている。コアはマークエルフのものを使用している。

マークアハト:イドゥン
開発中にイドゥンに盗み出されてそのままイドゥンの乗機となる。

アルヴィス
アーカディアンプロジェクトで作られた巨大要塞島、3つが建造されたがお互いに位置を把握していない。

龍宮島
アーカディアンプロジェクトで作られた巨大な要塞島。設定を見るととんでもないデカさがある(実質海をほぼ航行不能なくらいデカイ)が、実際アニメを見る限り設定ほどの大きさがあるかイマイチピンとこない。
表面的には日本の離島だが、各所に武器やシェルターなどが配備されている。人口は2000人ほどだが、設定上の大きさを考えるとかなり人口密度は薄い。
用語は日本的なものとそうでないものがかなり混在しており統一感がいまいち薄い気がする。日本文化の保存及びフェストムとの戦闘やミールの研究などを行っている。


蓬莱島
8〜9話で登場した謎の島。アーカディアンプロジェクトのために建造された島とだけ説明されている。無印制作当時は別の国が建造した島扱いだったようで地中海風の建物が並ぶ島だったが後の作品では日本製になっていた。
すでに島は廃墟と化しており、コアは同化されていた。具体的に何のために作られたとか一切のことは特に語られない。

海神島
本作では登場しない。

登場キャラ
真壁一騎
主人公、極めて天才的な能力を持つが、大体普通の学生として島で生活していた。フェストゥムが襲来することで生活は一変、様々な疑問が生じ、周囲との軋轢も深まる中で一度島を離れる、その後先に島を離れていた日野からマークザインを託されて帰還する。蒼穹作戦では一度は皆城総士を奪還するも消えてしまい、当人も視力を失ってしまう。

皆城総士
一綺の親友だが、当人の性格も相まってすれ違い気味。直接戦闘には参加せずジークフリードシステムによって指揮及びサポートを行っている。感覚は全員とリンク状態になっているため感情や痛みも同時に感じる。後に北極ミールの元に拐われたが、その際にミールに痛みを教えた為フェストゥムが痛みを理解する事になった。彼自身は一度一綺に救出されるもその後消滅、意識はミールの元に囚われる形となったが来主に守られる形でかろうじて生存していた事が劇場版で明かされる。
ちなみにいかにもな生徒会長的立ち位置のため生徒会長と思われがちだが、実は学級委員であり生徒会長ではない。

遠見真矢
狙撃担当、翔子の友達でいつも翔子の家に見舞いに行っていた。序盤は周囲の配慮もあり戦闘には参加せず、溝口と一緒に行動することが多く、蓬莱島の探索や一綺呼び戻しなどに出ていた。一綺帰還後は戦闘に参加するようになる。

羽佐間翔子
病弱でろくに学校にも行けなかったが、ファフナー適性そのものは高かった。序盤に一綺留守中に島がフェストムの襲撃を受けてフェストゥムを迎撃、自爆して果てた。

カノン・メンフィス
人類軍ファフナーパイロット。元々アイルランド人だったがフェストムとの戦闘で親を失っておりその後人類軍に入った。人類軍の竜宮島占領の失敗の際に捨て駒にされて、一綺の「自分で決めろ」の一言で島に残り、羽佐間家に入る。

春日井甲洋
翔子の死から一綺との関係が悪化していたが、蓬莱島探索の途中でフェストゥムに部分的に同化されてしまいそのまま昏睡状態に。その後人間の姿を残したままフェストゥム化して翔子を求め島を徘徊、翔子の服を着たカノンの回答から翔子が死んだことを理解して同化能力を封印スレイブ型フェストゥム(同化能力を持たない不完全なフェストゥム)に変貌した。その後島を守るために完全に姿形もフェストゥムとなり去っていったがその後の行方は描かれず。劇場版でかつての愛機のコアとなって島に帰還する。

要咲良
樹の強い姉御肌。1話で出撃した戦闘機のパイロットの娘であり、父の敵討ちが戦う動機である。同化耐性が弱く出撃回数は少なめ、終盤は同化が進み歩くこともままならなくなったため愛機をカノンに貸すことに。

小楯衛
通常時は臆病だが、戦闘時は変性意識(とゴウバインメット)の効果で一気に強気になる。大粒あんこというマンガ家が書いている起動侍ゴウバインというマンガが好きだが、実は大粒あんこはすでに故人であり、父が続きをこっそり書いている、彼はその事を知らないまま戦死してしまった。

近藤剣司
咲良に惚れているが弱い男に興味は無いという事で毎回一綺に喧嘩を売っているが負けてばかり。通常時は割といい加減というか調子が良い性格なのに、変性意識によって戦闘中は突然弱気になる。ちなみに生徒会長だが誰もその事実を知らない。

蔵前果林
1話でファフナーに乗るために移動中に襲撃を受けて死亡。

日野道夫
ファフナー開発者日野洋治の息子、父が島を出たためそれに釣れられて島を出る、その後はカノンを保護して人類軍のエースパイロットとなるが、後にカノンとともに島へ帰還。然しイドゥンの襲来で戦死している。

立上芹
覚醒した乙姫の友達になる少女。

皆城乙姫
乙姫とかいてつばきと読む、皆城総士の妹、年齢の割に達観した態度を取っている。島のコアであり、コア型フェストゥム。母親が同化されかかる中で強引に親から出された胎児であり、人間とフェストゥムの融合個体。ワルキューレの岩戸の中で成長していたが、人類軍が襲来する前の段階で覚醒、その後島で人として生活するが、肉体はわずか3ヶ月だけしか生活に絶えられなかった。島のミールに未来を選ばせるために様々な事を学習させ、最後は芹らに見送られる形で再び岩戸に戻りミールに成長を促す。その後劇場版で完全消滅。

真壁紅音、ミョルニア
一綺の母、フェストゥムに同化される。その後フェストゥムのミョルニアとなり、人間について学んでいく、本来フェストゥムには個は存在しないが、一綺とミョルニアが出会った時にはすでに個として動き始めており、ミールに逆らうような動きを見せ始めている。その後島に現れて大量のデータを置いていき、劇場版で再び島に現れて島の不安定なコアを守るべく犠牲になり消滅した。

イドゥン
蓬莱島のコアが同化された存在。彼もまたフェストゥムだがミョルニア共々自我に目覚めており、最終的にマークアハトを奪い逃走、その際に由紀恵から憎しみの感情を教えられている。

真壁史彦
ふみひこと読む。島の司令官であり、一綺の父。陶芸家を兼ねている。放射能汚染のため島のミールの力がないと生き延びることすらままならないほどボロボロ。

皆城公蔵
史彦の前の司令官で皆城総士の父。冒頭で一綺にレールガンを打ち出したがそれでフェストゥムの攻撃を誘発して戦死している。

溝口恭介
特殊部隊の隊長のおっさん。春日井夫妻が島から追放された後は喫茶楽園のマスターになっていた。

遠見千鶴
医者、遠見真矢の母。同化現象の研究をしており、同化を抑制する研究などを行っている。

遠見弓子
真矢の姉、日野との間に奇跡的な自然受胎の子を授かる。

羽佐間容子
翔子の母、娘が戦死した後に新しい子供を受け取ることを拒否していたが、カノンが島に来た際に家に迎えて後に引き取ることに。

小楯保
護の父、ファフナーのメカマン&漫画家大粒あんことして活動している。息子と妻に死なれて以来意気消沈、ファフナーの修復は行うも希望を失っていた。

要澄美
咲良の母、夫は冒頭で出撃した戦闘機に乗っていた人。

近藤彩乃
剣司の母、彼女の死で再び剣司は戦線に復帰することになる。

狩谷由紀恵
真壁司令の右腕として活躍していたが、新国連のスパイだった。一綺を唆して島から出させたのも彼女である。道夫、弓子とは稚馴染み。マークアハトの試験厨にイドゥンの襲撃を受けて同化されるが、その際にイドゥンに憎しみの感情を教える事になった。

日野洋治
ファフナー開発者、島を出て人類軍ファフナーを開発、更にマークザインの開発も行う。

ヘスター・ギャロップ
新国連の事務総長、竜宮島のことは快く思っておらず対立関係。

感想など
ネットで前半は我慢して見ろとは言われていましたが確かに、冒頭2話はF91を薄くしたような感じで一気に大小の事件が起こる上にキャラが何人も死ぬも掘り下げが無いためイマイチ反応しにくい。ただ後半を見てその後前半を見直すと確かに前半は必要だったってなる。AGEのフリット編的立ち位置。
一騎が家出した当たりから話が本格的に動き出してという感じで、その当たりから一気に面白く&話が濃くなってくる感じです。ロボットアニメ的にも後半に入ると前半の淡々とした感じからロボットアニメ的なメリハリが出てくるようになってきて、またキャラも立ってくる。
前半はなんかイマイチハジケなかった真面目な青春系アニメ映画という印象、後半は割とロボットアニメしてる感じ。


実は3周してるんですよ、記事書こうにも設定が多いだけになかなかかけなくて、やっと書き終わった…前後の作品の部分は割愛してファフナー単独の部分だけを抑えておきました。

2021年02月07日

魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸

概要
魔神英雄伝ワタルの新作、WEB配信と雑誌展開で展開されている。内容的には昔からよくあるOVAによるアンコールミニ続編的な内容で、それをYou Tube公式配信でやったもの。2の続編として作られている、なので1、2のキャラが出ている、超とはパラレルワールドなので繋がりは多分無い…ハズ。

舞台はいつもの創界山から一種のパラレル創界山とも言うべき逆さ創界山が舞台、いつもの創界山と違ってしたに向かって進んでいく、ただしこの世界は普通の創界山と違い尺の都合もあって狭いのか事件解決するとすぐに次の界層に移動することになる。
また各界層の敵はドバズダーの力で悪人になっているわけでもないらしく、元々そんな性格と言った感じである、また所謂ボスも存在しない、特に第六界層に至っては敵対する割に悪人でもなんでも無いという。そして敵が使ってくる魔神は基本的にかつての創界山で使用されていた魔神と同じようなものが使われている。
またおなじみ下っ端戦闘員ポジションのブリキントンが存在するが、このブリキントンも扱いが若干違う、界層によってはブリキントン好きの王が居たり、ただのチンピラだったりする。

基本的にYou Tubeのアニメ分は全体の半分程度のエピソードしかなく、単独で見てもちょくちょくわからない部分がある、元がワタルなので難しい設定こそ無いがかなり話が飛んでいる。
例えば冒頭からすでにラスボスであるドバズダーと仲間と合流して戦ってたり、OPに出てくるドラキュラコスワタルやケモナーホイホイワタルが出てこなかったりとちょくちょくあれ?って思う部分がある。
作品内容はYou Tubeによるアニメ9話、ただしハーフサイズなので通常のアニメだと5話強程度のボリューム、それに矢立文庫による保管、ホビージャパンによるビジュアルストーリー、コロコロアニキによるコミカライズである。誰でもすぐに見れるのは公式You Tubeと矢立文庫のノベライズ&補完で大体それで話はわかるようにはなっている。

あらすじ
幾度となく創界山を救ってきた救世主ワタルは再び創界山に呼ばれる。そこで創界山に黒い霧が立ち込め、かつてドアクダーによって悪人にされていた者たちが再び霧の影響で悪人とかして暴れていた。かつての仲間と合流して調査をすすめる内に新たな敵ドバズダーの存在が浮かび上がる。そしてワタルは仲間たちとともにドバズダーに戦いを挑むが、ドバズダーの力に大打撃を受けて龍神丸は7つに分裂して逆さ創界山という今いる創界山とは別の創界山へと飛ばされてしまった。更にいつも仲間として同行してくれるシバラク先生も行方不明。
ワタルは龍神丸を探すためにヒミコ、虎王とともに逆さ創界山へ向かう。


登場メカ

龍魔神
龍神丸がバラバラになった際にそれぞれが神部7龍神の力で新たな姿になった魔神。各界層にそれぞれ隠されているが各界層でしか召喚できないので毎回見つけ出すまでは一切使えない。それぞれワタルの服装も変わる。一部は登場界層エピソードがビジュアルストーリーのみで、アニメでは最終回しか登場しない。

龍神丸:戦部ワタル
冒頭に搭乗するが、ドバズダーの力でバラバラにされてしまう。

龍蒼丸:戦部ワタル
1層、アニメ第三話にて登場、飛行能力がある。ワタルは現代風。

龍戦丸:戦部ワタル
2層、和風世界なので刀を使う。ワタルは和風。

幻龍丸:戦部ワタル
3層、ビジュアルストーリーにて、ワタルは吸血鬼。

龍激丸:戦部ワタル
4層、ビジュアルストーリーにて、ワタルはケモノ。

聖龍丸:戦部ワタル
5層、再生能力が極めてめんどくさいゴーストンを倒す、ワタルは騎士。

龍虎丸:戦部ワタル
6層、邪虎丸が白虎丸になったときに一緒に登場。

煌龍丸:戦部ワタル
7層、神部7龍神が全部合わさった最強形態。ざっくりいうと「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」。

魔神
邪虎丸:虎王
ワタルが龍神丸を失っていた時期は貴重な戦力だったが、ライバルが味方になると弱くなるの法則のせいか苦戦するシーンが多い印象。

白虎丸:虎王
終盤に虚閃角によって邪虎丸が破壊されたときに白虎の力で復活した姿。出番は少ない。

夏鬼丸:海火子
海火子の魔神。

空神丸:渡部クラマ
最終回でやっと登場した。

戦神丸:剣部シバラク
毎回どこでも電話一本で駆けつけるシバラク先生の魔神、弱点?は充電切れで電話が使えないとき。本作では某アプリっぽい何かで先生とやり取りしているが既読無視らしい。

幻神丸:忍部ヒミコ
ヒミコの魔神、ワタルが龍神丸を失って仲間も大半が離れ離れになってた初期は邪虎丸共々貴重な戦力。父上は乗っていない。

その他の魔神
バトルゴリラ100:シュワルツビネガー
バトルゴリラのパワーアップ版、割と強くヒミコのモチ攻撃も食うという手段で無効化したがそのまま餅を喉度につまらせ敗北した。

セカンドガンII:ワーイ=ファイ
ヘルコプター2共々登場、飛行能力のない邪虎丸、幻神丸を上下するビルを使って翻弄した。

ゴーストン
復活魔神の合体系でかつての魔神英雄伝ワタルに出てきた魔神のバージョン違い、複数の魔神が合体しているので大型。第5界層にて王によって復活させられたが、制御用の杖が壊れて暴走した。極めて高い再生能力を持ち、ワタルも二度と会いたくなかったとのこと。

虚閃角:オトヒメ
リューグーランドのオトヒメの魔神。オトヒメは乗り込んでいない。普通に強い。

登場キャラ
戦部ワタル
主人公、再び創界山に呼ばれてドバズダーと戦うもその後龍神丸が分裂して逆さ創界山へ龍神丸を探しに向かい事になる。矢立文庫版を読んだ限りへん玉も保有している模様、ただしアニメでは使う機会なし。

忍部ヒミコ
今作では何かウンチマークっぽいデザインのチョココロネを食べているシーンが目立つ。先生に充電のためにウンチマークっぽいデザインのモバイルバッテリーを貸したことも。父上は登場しない。

剣部シバラク
カバみたいな剣豪、いつもワタルの仲間として行動しているが、本作でもやっぱりワタルの仲間。いつものように戦神丸を電話で呼び出すが、その手段が電話ボックス→PHSだったが、本作ではスマホに移行している。一応ガラケー時代もあったそうだが、矢立文庫の1話で言及されるのみ。某アプリっぽい何かでいつも戦神丸に既読無視されていると嘆いていた。

虎王(翔龍子)
ワタルの親友、虎王は裏人格だが戦う時は基本こっち。第6界層ではほかが腑抜けていく中で唯一正気だった。

海火子
2より登場。後からワタルを追ったが先に第5界層にたどり着いてそこで救ってくれた姫

渡部クラマ
最後の最後で合流した鳥さん、逆さ創界山では鳥だったが創界山に帰ったときには人形だった。これは虎王も同じ。

感想など
基本的に元々のワタルベースにして作ってあるので堅実でした。ただ少しテンポが悪い感じがした気がするが、元々これくらいかなとも思う。

感想というかCMで思うこと
あとあえてこっちの感想欄に書くんですけど、なんかアニメーション部分ではなく中に入っているCM部分の予算が足りてない感じがするのがなんというか、新鮮?な感じ。アニメーション部分はとても潤沢な予算とは言えないものの、ワタルは元々そんなに予算ついているようなアニメじゃないですし、むしろワタルとして見れば崩壊とかも特に無く及第点以上ではあるんです。むしろ関連商品のネクストエッジスタイルのPVコーナーが妙に低予算気味というか地味。

2021年02月03日

トミカハイパーレスキュードライブヘッド機動救急警察&機動救急警察2018

概要
トミーの主力商品であるトミカのオリジナルシリーズであるトミカハイパーシリーズのアニメ化作品。
ちなみにトミカというカテゴリという目線で見るとかなりのロングセラー商品の割にはアニメ化は少なく(実在車両の玩具がメインの商品なのでアニメ化しようがないといえばアニメ化しようがないのだが)、昔販促用OVAが制作されたくらい(ギンガイザーのBGMが使われていたそうだ)だったが、ドライブヘッドまとまったアニメとしては初らしい。

本作はアニメ終了後に続編である機動救急警察2018がYou Tube配信された、映画公開までに1ヶ月1話のペースで配信された。

あらすじ
新たな災害や犯罪に対処するために開発されたドライブヘッド、しかし操縦適正がある人物が見つからず開発が難航していた。ドライブヘッドの技術部長の息子であった車田ゴウは、ドライブヘッドの適正を見いだされ、ドライブヘッドの一つサイクロンインターセプターのパイロットに就任することになる。
しかし小学生の身であるだけに、毎回授業中、休み時間、給食のカレー前に呼び出される事が繰り返されており学校生活は無茶苦茶になるのだった。
そして活動を続けていくうちに敵がかつて機動救急警察を追われた狩刈博士という人物である事がわかる。その後狩刈博士は様々な事件から真の敵である邪悪AIの存在に気がついて機動救急警察に接触を図るが、邪悪AIに気が付かれてしまい負傷してしまうのだった。

2018あらすじ
邪悪AIが起こした騒動からしばらく経過、機動救急警察はMKV計画により戦力増強を図っていた。そして事故を起こした貨物列車の救助中に謎の戦闘機の攻撃を受ける、生命反応がないから無人だからと撃墜したらパイロットが乗っており脱出して何処かへ去っていった。捜査の結果そのパイロットはアンドロイドであり、勝手に起動してき研究所を破壊して逃走したことがわかったのだったが…。

登場メカ
学校と基地が繋がっており、学校の跳び箱などから基地に移動する事が出来る。一度かすみが基地に迷い込んでいる。
基本的にメカは全てウォーカービークルという総称で呼ばれ、そのうち機動救急警察などが使っているものがドライブヘッドと呼ばれる、ドライブヘッドは変形能力と顔があり、よりヒーロー然とした外見をしている。
ドライブヘッドを動かすにはドライブギアが必要で、現状そのドライブギアに選ばれたのが小学生のみ。
基本的にベースのドライブヘッドにサポートビークルがシンクロ合体をして強化携帯になる。

機動救急警察
名前から分かる通り救急&警察、救急用が1機と消防用が1機と警察用が1機の3機体制、後に救急用が2機に追加。

ソニックインターセプター:車田ゴウ
パトカー、見た目の通り警察能力に特化している。ソニックジェットとシンクロ合体することでソニックインターセプタージェットバーニアンとなって飛行能力を得る。

サイクロンインターセプター:車田ゴウ
ソニックインターセプターを回収したMkU、ジェットバーニアン以外に、マッハシューティングスター(ブリッツフォーミュラがシンクロ合体)、ジェットストライカー(ブリッツジェットファイター)にもシンクロ合体可能。

レスキューバックドラフト:矢倉タイガ
消防車、耐熱能力が高く消化能力を持っている。ファイヤートラックとシンクロ合体してブースターキャノン、レスキューブルチェーンソーとシンクロ合体してヘヴィーブレードストロンガーとなる。

ブレイブバックドラフト:矢倉タイガ
MKU計画で強化された。トランスポーターガイアとシンクロ合体してレスキューコマンダーとなる。

マスターバックドラフト:矢倉タイガ
2018でブレイブバックドラフトが大破したが、その際にすでにMK2計画が動いていたのですぐに用意できた。

ホワイトホープ:石野ジン、石野ミコト
救急用、ジン、ミコト用、然し1機しか無いのでじゃんけんで出撃を決めている。コアビークルのホープバイパーは2機用意されている。レスキューヘリコプターとシンクロ合体してスラスターエンペラー、レスキューブルチェーンソーとシンクロ合体してブレードストロンガーとなる。

ホワイトクリスタルホープ:石野ジン、石野ミコト
ホワイトホープと違いコアビークルのクリスタルバイパーは2人乗りになっている。トランスポーターガイアとシンクロ合体してレスキューコマンダーとなる。

ホワイトパールホープ:石野ミコト
Mk−V計画によって作られた。石野兄弟でホープを分け合っていた状態なのだが、やっと2人分出来た。2機用意できていた時期は出番は2018から映画までの極めて短い期間でしか無い。レスキューアクティブオフローダーとシンクロ合体してアーマードエンペラーとなる。

サポートビークル
大体が無人だが一部有人。

ソニックジェット
無人のサポートビークル、初動対応のためにまず出撃してデータを取る。

ファイヤートラック
消防車、見た目の通り消防用。

レスキューヘリコプター
ヘリコプター、いろんなものを釣り上げたり運んだりしている。

レスキューブルチェーンソー
サポートビークル、ブルドーザーとチェーンソーが合体している。

ブリッツフォーミュラ
スピード特化のサポートビークル。

ブリッツジェットファイター
ソニックジェットの強化版。

トランスポーター
移動基地、ドライブヘッドなどのメカを輸送する。

トランスポーターガイア
新型トランスポーター、元々のトランスポーターより大型かつ高性能、更にウォーカービークルに変形する能力を持っており、サポートメカとして活動する。

起動強襲警察
機動救急警察と違い警察特化のより戦闘的な組織。

S.I.B.MAX:黒江田隼
エスアイビーマックスと読む。戦闘特化型のドライブヘッド。ソニックジェットイーグルとソニックドーベルマンジョンとシンクロ合体してS.I.B.メガマックスとなる。

登場キャラ
例のごとく小学生ヒーローの宿命で、皆には内緒、学校中に呼び出し、夏休みだろうと出撃である、コ◯ーロボットなんて無いよ。そのため出撃した後は補修を受ける。

車田ゴウ
主人公、ドライブヘッドソニックインターセプターのパイロット。頭の回転が速いが速すぎて判断が先行してしまい、かえってシンクロ合体に失敗している。性格は至って普通の主人公タイプ、かすみに対して憧れの感情が有るが相手にされない。
サッカーの途中で呼び出しが入った時はサッカーボールを自分の顔にぶつけさせて保健室に行くと称して乗り込んだりした。給食のカレーが好きだがカレーの日は呼び出しがお約束。

矢倉タイガ
ゴウのライバル的な存在のクール系キャラでレスキューバックドラフトのパイロット。メンバーと比べると身長が少し高い。女子人気が高い。最初は妙に冷たく、ゴウの握手をスルーする等妙に態度が悪かったがいつの間にか、というよりも2話くらいでこの手の冷たさは消えていた、初期はキャラが固まってなかったのか?感も少し有る、長めのキッズアニメでは割とよくある事、初登場時とちょっと印象が違うやつ。

石野ジン
ミコトの双子の弟、姉共々ホワイトホープのパイロット。両親の影響から治療が得意。女子からかわいいと言われるくらいにはおとなしい。割と気が利く。姉と毎回じゃんけんで出撃を決めている。万田サラのファン。

石野ミコト
ジンの双子の姉で同じくホワイトホープのパイロット。女子グループに人気がある。弟と比べて気は強め。パンケーキ好き。万田サラのファン。

大人組
車田ジョー
ゴウの父でドライブヘッドの開発者。研究はジョーの父の代から続いていた。ダムマニア。技術部長なので任務中は息子に対して技術部長と呼ぶように言っている。妻が旅行に行った時は逃げられたと思われていたりと、家族サービスはそんなに出来ていない様子。

宗像亜里沙
宗像チーフ。ゴウたちの上司。トランスポーターガイアなどに乗って出動することも多い。

新門めぐみ
ゴウの学校の先生であり、それと同時に機動救急警察の関係者でもある人物、なのでゴウがうっかり口を滑らせて機動救急警察のことをバラしそうになるのを止めたり補修を受けさせたりする役。

石動速人
サポートメンバー、細い方。

伊沢利通
サポートメンバー、太い方。

西園寺貴仁
機動救急警察司令であり、西園寺タイガの叔父でも有る。

牛頭寛治
長官、なかなかうまくいかないドライブヘッド計画に業を煮やす中でゴウを見出す。


単独の敵勢力ではなく複数の敵が存在するタイプ、基本的にはカリガリ博士がメインの敵。最も作品的にはレスキューなのでこれと言った敵が居ない回も多い。というより救助すらしない回もある(万田の被り物探し等)。

刈狩博士
カリガリ博士。元々ドライブヘッドとは別の計画を勧めていたが、結果的にその計画が破棄されたためドライブヘッドに復習スべく悪事を働く。しかし彼の悪事は基本的にドライブヘッドの関係者を見返して自分を追放した事を公開させることが目的なので、他の悪役に対しては敵対行動をとったりドライブヘッドのサポートしたりすることも多い。
笹川アナウンサーに対して惚れており、彼女が出る番組を見るのが楽しみ。名前のモデルは大昔のサイレント映画のカリガリ博士より。

ユウスケ&アキラ
博士の部下、ユウスケが太い方、アキラが細い方。最初は宇宙人っぽい被り物をした銀行強盗として登場した。その後も宇宙人の覆面で顔を隠したりして何度も登場する。

マイコ
産業スパイ、韋駄天を盗んだ女、それ以降ドラブヘッドの基地にも侵入した。敵キャラとしては影が薄い。

韋駄天
自動操縦AI、関西弁をしゃべる。マイコに盗まれた後にマイコの相方となる。

邪悪AI(アーク)
地下に眠っていた計画が凍結されたスーパーコンピューター「アーク」内で勝手に育ったAI。30年かけてネットに有る人間の悪意に満ちた情報を学習して非常に邪悪な性格に育ってしまった。自身の分身とも言えるCPU「ブラックチップ」を使い機械を暴走させて破壊活動を繰り返していた。更にネットで暴れる連中を片っ端から金属化させ、更に偽ドライブヘッドを作るなどとことん悪事を働き、最期は人類を滅ぼすべく行動を開始する。

テラ
アンドロイドの中に邪悪AIが侵入して乗っ取った。二期の敵。

その他
春野かすみ
ゴウたちの同級生。ソニックインターセプターの中の人に惚れているが中の人がゴウだと知らず、勝手に高身長イケメンだと思いこんでいる、ゴウのことは割とバカにしている様子。熱を出した勢いでドライブヘッドの基地に迷い込んだこともあった。

黒江田隼
機動救急警察SIBマックスのドライバー。

笹川友里
実在するTBSのアナウンサー、中の人が本人役で登場して事件やドライブヘッドの活躍を報道している。番組ラストの実写パートではアニメから実写に変わって登場する、実写パートは作品内扱いなので配信版でもカットされていない。ソニックインターセプターのファンという設定。

ハリセンフォード
映画俳優、自家用機に乗ったら車輪がでなくて救助された、原因は彼のペットのミーアキャットで、彼の飛行機には他にもトド等のペットが沢山乗っていた。その後映画撮影で再登場。

万田サラ
まんださらと読む。サラマンダーの被り物を被ったモデル、アイドル、完全にトカゲみたいな感じだがなぜか人気があり関連グッズが大量に売られている、石野姉弟もファン。コンサートはかなりデカイ会場でやっている。何度かゲストで登場しており、石野ジンとはよく絡み、ホワイトホープの中の人に憧れている。中の人は秘密だが石野姉妹は素顔を見ている。

感想等
何でしょう、王道路線と言えばそれまでなんですが、「平和な玩具トミカ」と「ロボットアニメという荒事」さらに「キッズアニメ故の小学生主人公」、そして「車というデザインの制約」(これは特に21世紀のTF等乗り物変形系全体にも言える事、初期のTFはカセットロンみたいな非乗り物系も多かった)という制約的なものを何か強く感じました(これは次回作のシンカリオンにも言えるのですが、あっちはもう少し開き直ってはっちゃけてた印象)。何か21世紀に子供向けロボットアニメ、それも平和な玩具という制限の中でやる難しさと言いますか、全体的にそういったものを感じました。

2021年02月02日

カウボーイビバップ

概要
宇宙を舞台にした過去に色々あった賞金稼ぎ「カウボーイ」による珍道中。メインの4人中3人が大人であり、過去に何かしらあった者たちであり、カウボーイをしながらそれぞれが自分の過去と決着をつけていくという物語。

内容的にそれなりにアダルトかつヲタ路線でもない、ハードボイルドな作風も相まってかなかなか展開も難航したらしく、まず地上波放映に間に合わないで1クールに再構成、その後WOWOWで完全版が放映される事になった。TV東京版は前後番組がこどものおもちゃとカニパンであり、明らかに浮いている。

調べた限りだとかなり制作費がかかっているそうだが、08小隊ほどではなかった模様。ガンダムと違ってメカシーン、戦闘シーンはあまり無いからだろうか。とは言え作画クオリティは割とかなり高い、劇場版で通じそうな感じのクオリティを常に維持している。

制作費は高くかつ商業的には今ひとつ売る方法が無さそうな作品なのでかなり反対の声があったそうだが映像ソフト売上が高かった為になんとかなったそうだ。実際見てるとなかなかどうやって売ればいいのかわからない感じの内容。

とは言え海外でも人気を博したらしく、ネットフリックスで実写化が計画されている他、アジア圏人気もあってその流れから非ロボット作品だがスパロボに参戦している。

用語・世界観
カウボーイ
この世界は賞金首が多く治安は良くない、そのため賞金稼ぎのカウボーイが多数居る。

賞金首
その名の通りだが、殺すと賞金はもらえない。スパイクが追いかける賞金首は高確率で死亡しているためスパイクは常にカネがない。

地球の現状
位相差空間ゲートの事故によって地球の周辺には大量の月の破片が周回しており、そのデブリが地球へ落下を繰り返している為生存が困難な惑星になっている。といっても結構な数の人が住んでいる様子。

人類の活動圏
少なくとも木星圏までは人が行き来している、木星の衛星には数百万の人が住んでいる模様。位相差空間ゲートで240分の1にまで移動時間を短縮可能。

位相差空間ゲート
このゲートを通ると240分の1に移動時間を短縮できるが、問題も多く事故が発生している。開発者の一人チェスマスター・ヘックスは問題点を指摘して追放されている。

あらすじ
地球が荒廃して人類が太陽系の各惑星に進出し、賞金稼ぎのカウボーイたちが活躍する未来、宇宙船ビバップ号で太陽系の賞金首を捕まえて回るカウボーイのスパイクとジェットはチンジャオロースに肉を入れることすら出来ないほどの金欠だった、そこで火星で違法目薬レッドアイを組織から持ち出した犯罪者アシモフを追いかける、然し彼は死んでしまい賞金は手に入らず。その後も賞金首を追うが失敗続き、その中で記憶を失った女フェイ、天才ハッカーの少女エド、データ犬と呼ばれる高性能コーギーのアインが成り行きで乗り込んできてにぎやかになるビバップ号、そうして4人の1匹の珍道中と賞金稼ぎの旅が始まるのだった。

登場メカ
言っても名前がしっかりついているのは戦闘機数機程度で、更に設定とかよくわからない機体が多い。

ビバップ号:スパイク・スピーゲル、ジェット・ブラック、フェイ・ヴァレンタイン、エド
メンバーが乗り込んでいる宇宙船、一応ジェットの私有物である、オンボロである。

ソードフィッシュU:スパイク・スピーゲル
スパイクの愛機、赤い色をした先が尖った戦闘機、武装は機銃、ミサイル、プラズマカノン。メカメインのアニメではなく、賞金首は殺したらダメなので火力がありすぎるソードフィッシュの出番は乏しい。描写を見る限り地球大気圏突入は無理らしく、スペースシャトルを使って救出されていた。

レッドテイル:フェイ・ヴァレンタイン
フェイの愛機、丸っこい外見のVTOL機、フェイの移動、戦闘用としてちょくちょく使われている。

ハンマーヘッド:ジェット・ブラック
一応ジェットの愛機だがジェットはビバップ号に乗ってて戦うのはスパイクが多いために出番は乏しい、一度古巣の事件に関与したときに乗っていったが特に活躍はなし。

登場キャラ
スパイク・スピーゲル
ビバップ号で旅をする金のないカウボーイ(賞金稼ぎ)。強いし能力自体は高い描写が多いものの基本的に賞金首を捕まえるのには毎回失敗しており、常にカネがない。賞金首が死んでしまう、賞金が何かしらの理由で無効になる、あえて見逃す等の展開でほぼ金が入らない、なので肉にありつけない。実は火星のマフィアレッドドラゴンに所属していた過去があり、そこから脱走してきている。

ジェット・ブラック
おっさん、ハゲ頭に盆栽趣味、いかつい体型、野太い声などからかなり老けた印象を受けるがまだ36歳と某ガンダムのおっさんと大差ない程度、当人も老けて見えることを気にしているそうだ。一応ビバップ号は彼のものらしい。ビバップ号の料理担当でもあるが基本的にカネがないので飯は肉の入ってないチンジャオロースとかそんなものばっかり作っている。大なり小なり問題児の多い本作においてはかなり常識人の部類。
一応元警察官だったそうで、その時代のコネが今でも割とある。警察官時代にはかなり命令無視等が多かったらしく上からは煙たがられており暗殺されかかった事が後に語られている。

フェイ・ヴァレンタイン
カジノに入り浸っている若い女。実はかなり昔に大怪我して冷凍保存されて居たことが判明している、その際の莫大な治療費で大量の借金を抱えてしまったことも判明した、もし冷凍保存されていなかったら77歳だったようだが、冷凍保存されて時間が止まっていたので肉体年齢は23歳ほど。復活以前の記憶が無く、ヴァレンタインの姓も医者が適当につけた、描写からマーライオンっぽいものが回想などに出てくるためシンガポール辺りの女学生でそこそこいい生活をしていた事が判明しており、一応彼女の友人も存命している。

エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
基本的にエドと呼ばれている天才ハッカーの少女。見た目はつんつんヘアーでお転婆と言うよりはやんちゃな性格で服装もいい加減なためあまり女っぽく見られていない、一応父親からも性別をいい加減に認識されている。
ある旧時代の衛星にハッキングした事件をきっかけにビバップ号と縁が出来る、ビバップ号に乗せてもらう約束だったがビバップ号が逃げたためハッキングして無理やり連れ戻してそのまま乗り込む。
その後はもっぱらハッカーとしてビバップ号でそれなりに活躍しつつデータ犬のアインと遊んでいたが、終盤に父親と一時的に再会、父親はその後すぐに去っていったがその少し後にアインとともにこっそり下船している、そのため終盤のシナリオには関わらない。

その他のキャラ

ビシャス
スパイクがかつて所属していたレッドドラゴン幹部、スパイクとは女を巡って浅はかならぬ因縁があり、最終話付近のエピソードはそれの回収になる。

ジュリア
ビシャスの愛人だったが、その後スパイクと関わりが深くなったのでスパイクとビシャスの関係にヒビが入ることに。

アントニオ、カルロス、ジョビン
しょっちゅう現れる3人組の老人。

パンチとジュディ
しょっちゅう出てくる黒人のカウボーイっぽい男と白人の露出度高めのカウガールっぽい女のペア、賞金首紹介番組の司会であり二人で会話しながら今週の賞金首を紹介している、本格的にシナリオには関わらないが毎回出番がある。然しまさかの番組は終盤打ち切られたらしく、ただのコーナー紹介キャラから一転、一個人としてのバンチが登場、母親を引き取って暮らしている事がしれっと明かされる、ちなみにジュディの方もその後結婚したらしい。

アップルデリー・シニズ・ヘサップ・リュトフェン
エドの父親、自分の娘を施設に預けて忘れていたらしい。地球の地図を作成しているが今の地球は落下物が多くクレーターが大量にできて地形が絶えず変わっている、それを助手のマッケンタイアとともに延々と追っている変人、生身戦闘力は多分劇中でも最強クラス。一応賞金首だが50ウーロン、あまりにも強すぎる為完全に割りに合わない。

ドゥーハン
ソードフィッシュUの元の持ち主で今も整備などもしている老人。

トゥインクル・マリア・マードック
環境テロリスト、ガニメデの海に住むウミネズミという水棲哺乳類の保護のためにガニメデ全体にウィルスをばら撒こうとしていた危険人物。

アンディ・フォン・デ・オニヤテ
オニヤテ牧場の御曹司、この世界のカウボーイはただの賞金稼ぎの意味だが、彼はカウボーイに憧れて外見からカウボーイ風でウマも乗り回している。強いが頭がおかしく自分が大好きなナルシスト、彼の性格は「君の瞳に写った僕に乾杯」という一言に現れている。あまりにもヤバい性格のため賞金首にはスパイク共々捕まりたくないやつ扱い。スパイクとの対決に破れてからはサムライに転身。

チェスマスター・ヘックス
相違差空間ゲートの開発者の一人でかつチェスの達人、ゲートの問題点を指摘して追い出されたので、プログラムを組んで未来に相違差空間ゲートをハッキングする計画を立てていた。然し彼自身はボケており自分が立てた計画を忘れてチェスに勤しんでいた。

ドクター・バッカス&ウィットニー・ハガス・マツモト
フェイのコールドスリープを回答した医者とその甥の結婚詐欺師、フェイを復活させて更に結婚詐欺師として騙して借金を押し付ける。最期はバレる。フェイのヴァレンタイン姓はバッカスによる。

感想など
えらく渋い作品。とは言え初期エピソードでは要するに割と古くからある賞金稼ぎものだったのだが、少しずつ作品なりの個性が見えてきた印象で、4話くらいからかなり面白くなってきた感じ。気合の入った作品なのは確かで、作画、脚本、音楽と全体的に高水準な作品。

2021年01月31日

今後ロボット関係でやりたいことのメモ

1百均なんかで売っている怪しいロボ玩具のレビュー
如何せん俺の部屋はもうガラクタ置く場所がほとんど無いんだ…いい加減いらないゲーム捨てないと、最近はゲームは大半Steamなのでスペース取らない上にパッケージが本当にじゃまになってきた。Steamは便利だよねぇ。

2動くガンダムを見る
関東圏の人間なので横浜は行こうと思えばすぐにいけますが、如何せん状況が状況なので何時行こうか。いつの間にか横浜にロープウェイが出来ているのには驚きましたが、あのロープウェイに乗ってもガンダムのところにはいけません。

3中途半端に塩漬けにしている作品を消化する
大体機龍警察、ベルゼルガ物語、御樹騎士団物語等、小説作品が多い、アニメと違って能動的に読まないと行けないのと着る場所が曖昧なのと理由は色々。

4見ておいて記事に起こしてないアニメ…多すぎるなんとかしよう
具体的に言うとガンダムAGE、ZZZ、ファフナーシリーズ、ドライブヘッド、ナイツマジック等。理由としては資料が豊富で消化するのに疲れた、未完結なので扱いにくい他。

2021年01月28日

ロボゲの行方

ロボゲ、ロボットゲーム。アニメ系のロボットを題材としたゲームの総称。元々あんまり売れるジャンルではなかったが、近年は開発費の高騰も相まってかやはり同じく開発費の高騰についていけなくなった他のジャンルのゲーム共々消えてしまった。

近年はゲームは開発費が高騰してペイラインが数百万本、ものに拠っては数千万本余裕でするようなタイトルと、小規模開発でペイラインは極めて低いインディーズに二極化していると言われている。
ロボゲはすでにペイライン的に数十万以上のものはほぼ作ることが困難なため、海外系のインディーズが台頭しつつある感じ。前にSteamで売ってるロボゲリストを作ったが、東南アジア製や同人系等新しく台頭してきた路線が見え隠れしていた。

2021年01月27日

グランベルム

概要
魔法少女がアルマノクスという魔力で作り出したメカにのって最期の一人まで戦うバトロワもの。90年代のSDメカをベースにしつつ、パイロットが少女なので女の子的なデザインになるようにしているらしい。
キャラデザはリゼロの人なせいでどこかで見たなぁ感あり。

一応ライバルキャラのアンナの暴走が凄まじく印象に残る。

内容的にはデビガン不在でフィールドが固定のGガンダム的なところがあるのでスパロボとの相性は多分最悪。

用語
グランベルム
グランベルムとは魔術師の子孫が戦い合って最期の一人になったものが勝ちというバトルロイヤルルールである。

マギアコナトス
1000年前に封印された巨大な魔力、グランベルムに勝ち残ったものはザ・ウィッチとなりマギアコナトスの巨大な力を独占できるが、その力の巨大さ故に参加者は皆恐れて壊れてしまう。意思を持っており、自らグランベルムの展開をコントロールしている模様。

とんかつまん
トンカツまんじゅう、中華まんの一種、

あらすじ
小日向満月は何をやっても平均以下の地味な少女、今日もクラスメイトに頼まれて美味しくもなく不味くもない弁当を作っていた。そして気がついたら謎の館にいて謎のロボットの攻撃を受けていた。とにかくスマホで連絡すると謎の少女と連絡が取れる、その少女の助言を受けて念じると彼女にも周囲で暴れているロボットと同じようなロボットが出現、そのまま
満月は参加しないって言われた、新月に記憶消滅の魔法をかけられたにもかかわらず満月は記憶が消えない、新月は不審に思う。そして今度は新月が転校してくる、然しランドセルを背負って。彼女からグランベルムの話しを聞いて辞退しないかという提案も受けるが、なにもない自分を嫌がっていた満月はそのままグランベルムに参加する事を決る。満月は新月とともに勝ち残っていくが、参加者の一人アンナが死亡した際に関係者の記憶が抹消されていた事に疑問を持ち、脱落者の寧々はその話を聞いて独自に調査を開始する、そのうちに寧々は満月の正体に感づいてしまうのだった…。

登場メカ
アルマノクスの名前で呼ばれている、グランベルム中だけ具現化されてリアルでは使用不能。

ホワイトリリー:小日向満月
満月が逃げ回ってたら召喚できてしまった、新月がイメージで操作しろというのでイメージで操作したら普通に動きだした。なんか頭の模様がカエルの目みたいに見えるが、所謂頭部バルカンである。使い魔はオルカ。

ヴィオラカッツェ:新月・エルネスタ・深海
新月のアルマノクス、ホワイトリリーが白いのに対してこっちは黒く、隠密性に優れている。使い魔はグロウス。

ヴィオラカッツェFF:新月・エルネスタ・深海
前話で敗北したホワイトリリーがヴィオラカッツェと融合した姿。ホワイトリリーが光、ヴィオラカッツェが闇なので某ブロントさん風に言えば「光と闇が交わり最強に見える」状態。またこれに登場している段階では新月の服装も満月と足して割ったような雰囲気になっている。

アークナイトグリス:アンナ・フーゴ
アンナのアルマノクス、炎属性でとにかくよく暴れる。とにかく暴れる。覚醒後はアークナイトレナータ。使い魔はエンバーズ。

ジーグァンロン:林寧々
他の機体と比べ大型かつ外見も異質、射程と火力は最大クラスだが鈍足であり、このルールでは極めて不利で寧々の妹たちは勝率は極めて低いと判断していた。そのため姿を隠して遠距離から狙撃を繰り返していたが、結局満月に追い込まれ、覚醒するも敗北する。引っ込み思案の寧々の性格が現れた性能をしているらしい。覚醒後はシングァンロンとなり、完全にドラゴン型になり他のアルマノクスとは異質な外見になる。

ドロセラノクターン:袴田水晶
謎が多いアルマノクスで寧々によれば過去のデータはないそうだ、水晶の正体がわかった当たりまで本気を出していない。魔力吸収能力がある。セラドアノクターンが本来の姿である。使い魔はメデューサ。

雪月梅花:土御門九音
ドロセラノクターンの魔力吸収に対抗すべくひたすら放出さえせずに魔力を送り込み続ける戦法で一時はドロセラノクターンを追い込むも、最期は敗北。九音とともに消滅。

クレストアンス:ロサ
ドロセラノクターンとともに登場した、1話であっさりやられて脱落した。

登場人物
小日向満月
主人公、何をやっても平均以下の微妙にダメな少女。何故かグランベルムに参加してしまったが、特に魔術師の家系でもなんでも無く、ただの一般人だった。そもそもグランベルムへの参加も途中からであり、いろんな意味でルールを逸脱した存在であった。
魔力自体は何故か高く戦闘力は優れており、ぶっつけ本番で普通にロサを撃退している。通常時のダメさも相まって自分でもよくわかってない立場でありながらグランベルムへの参加継続を新月に希望している。グランベルム参加時に救ってくれた新月とは共闘関係にあり、また最終的に満月と新月が残った場合戦うことになるが、彼女は戦うことにはならないと思うと発言していた。以下反転。実は満月は存在しない、新月の友達がほしいという思いが作り出した「人形」と呼ばれる存在であった、家族は居るが小日向家の人間たちは本来無関係で一時的に記憶を改竄されて家族と思い込んでいただけである。魔力で存在を維持しているので、魔力を失うと存在を維持できなくなる。

新月・エルネスタ・深海
グランベルムの参加者で満月が何故かグランベルムに迷い込んだときに助言を与えてそのまま友だちになる。圧倒的な魔力の持ち主であり極めて強く、優勝候補。親がおらずフーゴ家に招かれるも、そこでフーゴ家を継ぐ流れになったため娘のアンナとの関係がこじれフーゴ家から逃げるように去っていった。極めて強い力を持つが彼女自体は余りその事をよく思っておらず、過去にその力からアンナとの関係がこじれたことなどもあり、その力を捨てる事、世界から魔力がなくなることを願っていた。彼女は実際に優勝候補、水晶の発言を元にするとマギアコナトスに愛された存在で最初から新月を勝たせる事を目的に様々な事を仕組んでいた、親が居ないことも満月やアンナとの関係も全てが仕組まれていた事であった。最期は魔力を世界からなくしたが、それと同時に幽霊のような存在になっている、水晶の発言を聞く限りだと存在を認識されず死ぬこともないとか。

林寧々
風水師リンフェンフェンの娘、母親はグランベルムに参加してかなり強かったらしい。然し何故か寧々姉妹の元を離れていき再会した日には寧々の記憶を失っていた。魔法のせいで成長が抑制されており実年齢より数歳を程若い外見をしている。グランベルム敗北後は独自に調査した結果満月の正体を看破することになる。最終的にアンナ、満月、九音の記憶を失っており、最終回後には肉体も成長している。

土御門九音
姉の魂を取り返すためにグランベルムに参加した。一時満月と寧々戦のときに共闘関係にあったが、その後も結局水晶が共通の敵っぽいポジションになったため最期まで共闘関係。水晶を追い詰め姉の魂を取り返すが死亡して存在を抹消され姉に存在を忘れられる。

アンナ・フーゴ
クレイジーサイコレズ。名門の娘だが魔力の才能が無く、新月がフーゴ家の養子として迎えられる、魔法の訓練でも新月がこっそり手を貸しており、それを自分の力だと思い込んでいた。新月とは個人単位ではむしろ仲が良く、新月側もアンナのことを好いていた描写があったが、新月がフーゴ家を継ぐ流れになるとアンナはそれを不服とし、新月も事を荒立てたくないとフーゴ家から逃げるように去っていった。そしてアンナは嫉妬心と愛情の入り混じった複雑な感情を爆発させ、グランベルムで執拗に新月を狙う、新月はやはりアンナに対して手心を加えるのだが、暴走して母に手を出してまで家宝の魔石持ち出す、なんとか止めたいクレアの言葉に対してももう私の心は壊れているとはねのけてなお新月を狙い続け、挙げ句覚醒状態になり新月のヴィオラカッツェにだまし討とも言うべき手段を用いてもダメージを与えるが結局最期の最期で敗北、力を使い果たして死亡する。その後彼女の存在がなかった事になって妹のクレアすらアンナの事を忘れており、新月たちはグランベルムに対する不信の念を深めるのだった。良くも悪くも一番暴走していたキャラ。
魔法のスペックはダメダメだが、魔法以外のスペックは高いらしい、そして魔法の力で圧倒的な魔力を持つ新月に食って掛かっている、具体的に言うと赤い人みたいな存在。

袴田水晶
一応アンナの弟子であり、アンナ、ロサとともに行動していたが、アンナの言うことをろくに聞かないよくわからないポジションのキャラでいつも飄々として本気を出さないで煽るような発言ばかりしていた。途中でアンナとも袂を分かち独自行動を取る、九音の姉の魂を取り込んでおり、九音から狙われている。最期は水晶と新月の二人が残り、某最強島田兵みたいな最後を遂げた。その正体はマギアコナトスが作った人形で、1000年に渡ってグランベルム参加者の審判をしていたが適合者が現れないのに業を煮やして自分こそがザ・ウィッチにふさわしいという思いを持つに至る。
ロサ
アンナの弟子であり、水晶共々アンナの手下的な立ち位置で新月を追いかけていた。1話でやられるジーンポジの少女でしかなかったが、最期までOPEDではで続けている。ある理由から少々ややこしい立場で再登場する。アンナが死亡した際にアンナの存在がなかったことにされて、ロサが入れ替わりフーゴ家の娘にされていた、フーゴ家はオレンジの髪の色なのでロサはフーゴ家の人間とは似ても似つかないのだが。

感想など
近年の1クールアニメは20年前のものと比べるとかなり洗練されていると思います、4クールアニメを改造してとりあえず捨て回を全部捨てて1クールにまとめ直していたような時代と比べると1クールに綺麗にまとめる能力は相当高くなってます、本作も結構綺麗にまとめてた。反面かつてロボットアニメが洗練された挙げ句衰退したときのように、袋小路に陥っているのかなとも思います。

後めっちゃ個人的な話なんですが、何故かこの作品のワード、私が直近で考えていたワードとほぼ一致してて怖い。ここまで一致した事初めて。なんでだよ、こわい。

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE

概要
ガンダムビルドダイバーズの続編、一応続編だが舞台がオンラインゲームから外惑星へと移行しており、切り口自体はかなり異なる。雰囲気もやや暗めになっている。前作に続いてELダイバーの話が続く他は、特殊なミッションの中で寄せ集めメンバーが徐々に成長してキズナを深めていく話になっている。

今までガンダムがやってきたOVAや有料配信ではなく、You Tubeによる無料WEBアニメとして作られており、テレビ放映はCSで小規模なものが放映されたのみ。
分割2クールだったが、コロナの影響で製作が遅れ気味でやや遅れ気味だった。WEBアニメだがテレビ放映のフォーマットで制作されているので30分番組の尺で制作されている。

ED後にジャスティスカザミのリライズニュースという販促ミニコーナーが放映される、然しこれはYou Tube配信版のみなのでサブスクなどでの配信版では見れない。ウェブ配信版では他に小規模ながらガンプラCMが挟まれる、とは言えリライズニュースと小規模CMのみなのでかなり短い。リライズニュースはもっぱら新作ガンプラなどの話題がメインだが、同時期に展開していたスマホ版ガンブレの話題などもあった。

本作は少なくとも3つの星に知的生命体が居る事になっている、地球、エルドラ(地球から30光年ほど離れた惑星)、エルドラをはるか昔に侵略した何かの3つだ、ちなみに侵略者に関しては特に正体も明かされていないのでもしかしたら生存して地球を狙っているかもしれないと考えられないこともない。

あらすじ
前作BDから2年後、GBNで傭兵的な活動をしつつ何かを探している少年、クガ・ヒロト。いろいろなミッションを受けていく中で新たに実装された謎のストーリーミッションを、その場に居合わせた3人のダイバーとともに受けることになる。
そしてその際にNPCの獣人フレディが彼らをビルドダイバーズと勘違い、メンバーの1人カザミも自分達をビルドダイバーズと名乗る、然し当然ビルドダイバーズのフォース名は登録済みだ、そこでメンバーの1人メイはIだけを小文字とすることで登録する。
ミッションの内容は獣人の村を襲うデスアーミー「ヒトツメ」の集団を撃退するというものだった。然し寄せ集めのメンバーではまともな連携も出来ず、苦戦が続く。増して4人中2人は操縦技術が拙く、また全体的にスタンドプレーが目立つ中でミッションの進行はなかなかうまくいかない。
そのうちにレジスタンスというヒトツメに対抗している武装勢力の支援をするようになり、ヒロト達の活動範囲は広がっていく。
然しそのミッションを進めていくうちにNPCたちの言動が中の人がいるかの如く極めて高度である事、ミッション内で起こった様々な出来事がその後もリセットされずに残っている事等、ゲームの世界にしては出来すぎているように思える出来事が続く。
ミッションを進めていくうちに敵の本拠地が月にあり、そこへ登って敵本体をを討つミッションが開始されるが、そこでミスをして地上の都市セグリが攻撃を受け消滅する事になってしまった。そしてヒロトたちはそのまま何故かリアルへ強制送還される、そこに待っていたのは系外惑星に起因する大規模な通信障害だった。

用語・地名
GBN
ガンプラバトルネクサスオンラインの略。ガンプラを用いた大規模MMORPG、ガンダムの世界が巨大なオンライン世界に再現されている、前作ではやや表現が曖昧だったが、本作を見る限りGBN内に入っている時は現実では意識は無くなる模様。

GPD
ガンプラデュエルの略、GBN以前に流行っていたガンプラバトルの形式で実際にガンプラを動かしてバトルするゲームでガンプラも壊れる。

ELダイバー
前作の騒動の中心となったGBNで発生したデータ生命体であり、本作でも重要なポジションになっている。現在はかなりの人数が発生して保護されている。本作ではエルドラがELダイバーの発生の原因の1つである事が示唆されている。

エルドラ
劇中の舞台であり、獣人をデスアーミーの群れが襲撃している世界、謎のミッションで訪れる事が出来る。基本的に荒野が多く、住民は農民が多く地球での前近代程度の技術だが、旧時代の遺物が残っており、それらは地球の技術と比べかなり進歩しており、反重力かホバートラックと思わしきものが普及している。エルドラでのミッションはβテストだと思われていたが、肝心の運営はミッションを把握していない。実は30光年離れた系外惑星であり、地球とはGBNを通して特殊な繋がり方をしている。ヒロトたちは本物の肉体を地球に残して光る砂を使った仮初の肉体に意識を移して実体化しているというプロセスでエルドラを訪れている。
セグリ
エルドラの水上都市、ただ面積的には赤レンガのある新港くらいか。レジスタンスの拠点になっており結界が貼られている。

レジスタンス
エルドラに残された旧時代の遺物を使って武装してヒトツメに対抗している組織。

登場メカ

BUILD DiVERS
前作ビルドダイバーズからIだけ小文字にして登録したフォース、メンバーがフレディのミッションのときにその場に居合わせた4人なので使用機体もバラバラ。エルドラのロストテクノロジーでガンプラを現実に具現化しているため本物?のMSである。

コアガンダム:ヒロト
カザミにちっちゃと言われるほどの小型のガンダム、各種パーツを装備する事で強化する事前提のため手足は通常のガンダムと比べて短くやや頭が大きい。単独では火力不足気味であり決定力が足りない。

コアガンダムU:ヒロト
第二部より登場したパワーアップ型。

アースリーガンダム:ヒロト
アースアーマーを装備した強化形態。由来はアース(地球)スリー(第三惑星)ガンダムであり、名前は地球から取った。ヒロトとイヴによって名付けられている。

マーズフォーガンダム:ヒロト
マーズアーマーを装備した近接型、火星、第四惑星でマーズフォーガンダムである。

ヴィートルーガンダム:ヒロト
ヴィーナスアーマーを装備した狙撃型、金星、第二惑星で綴はVEETWOらしい。

メルクワンガンダム:ヒロト
マーキュリーワンガンダム、マーキュリーアーマーを装備した水中型、そもそもヒトツメは水中戦をしない為出番は乏しめ。水星+第一惑星。綴がわかりにくいがMERCURY+ONEで、MERCONEガンダムでメルクワンである。

ジュピターヴガンダム:ヒロト
ジュピターファイブガンダム、ジュピターアーマーを装備した宇宙型、由来は木星+第後惑星、綴はJUPITERIBUだそうだ。

ユーラヴェンガンダム:ヒロト
ウラヌスセブンガンダム、シーズン2より登場した射撃型、複数の無線カメラドローンを飛ばして周囲を警戒している。落とされた後も有線センサーで周囲を探っている。

サタニクスガンダム:ヒロト
サーンシックスガンダム、対ガンダムフレーム用の物理攻撃特化型。

ネプテイトガンダム:ヒロト
ネプチューンエイトガンダム、宇宙へ飛び立つ用でリングでレーザー推進を受けるためのかなり特殊なアーマー、要するにスタゲであり、スタゲと同じく非戦闘用で軽武装。

リライジングガンダム:ヒロト、カザミ、メイ、パル
カザミの案で制作された全ガンプラが合体した姿。宇宙へ出た後に敵中突破のための形態として登場。

ガンダムジャスティスナイト:カザミ
カザミのナイトガンダム風ジャスティスガンダム。まんま正義の騎士としてヒーローごっこして活躍したいカザミの願望が現れている。序盤は元々のカザミの力量不足&スタンドプレーも相まってやられ役化していた。ジャスティスの装備はだいたいオミットされており、武装はショットランサーや実体剣等ナイトっぽい方向に向いている。

ガンダムイージスナイト:カザミ
カザミの終盤の機体、ビルドにおいても大体乗り換えは原作ベースで新しい機体になることが多いのだが(例ジム3→ジェガン、グフ→ドム等)、むしろ旧式化した例。カザミの幼少期に買ってもらった種コレ版イージスの回想があり、それで選んだ模様。基本的にこの世界は旧式でもそこまで問題ない、ただし原作ベースの特殊能力はそのまま引き継がれる(例:太陽炉搭載機しかトランザム出来ない等)。撃墜数にこだわるカザミが全体の防御を考慮した盾の騎士となる事を選んだという意味でカザミの成長の証みたいな扱い。

ジャスティッガイ:カザミ
カザミのベアッガイ。お祭り用装備&予備機として使われており、お祭りの準備用としてちょっとだけ登場していた。

ヴォドムポッド:MDメイ
小型のヴォドム、外見こそヴォドムだが、ホバー移動であったりと余りヴォドム的な動きはしない。中にはMDメイが入っており、MDメイがヴォドムポッドを操作しており、MDメイをメイが操作するというややこしい構造らしい。

ヴォドムポッド+:MDメイ
ヴォドムポッドの改良型、プラスアーマーによる全性能の強化が行われている。

モビルドールメイ:メイ
ヴォドムポッドの中に入ってるメイのMD。ビルドのMDはWの無人MSではなく、ELダイバーのボディのことである。小型軽量なので動きは素早くまた砲撃特化のヴォドムポッドと違い素早さを生かした近接戦闘が得意だが射撃武装がハンドガン2丁なので火力不足であり、後半で砂不足からヴォドムポッドを具現化出来なかった時には火力不足で困り気味だった。ちなみにシバ・ツカサ製。

ヴァルキランダー:パルヴィース
SDタイプのドラゴン型のガンプラ、元ネタはガンドランダー。人形への変形能力もある。アラビアンナイトよりモルジアーナという相性が与えられている。ベースが00系の機体なのでトランザムはついているが、表面からは太陽炉は見えない。変形機構や飛行能力を持っており、ヒロトもそれを察していたがパルの過去のトラウマから封印されていた。

エクスヴァルキランダー:パルヴィース
最終決戦用の改良型。

ヒトツメ
エルドラにて村々を襲撃しているMS、主にデスアーミーが主だったがそのうちにいろんなアナザー量産型が出てくる。メタ的な意味だとBDに旧作の量産型がモブで登場するごとに旧作のHGが発売されていなかったアナザー量産機のプラモが発売されており、終わったアニメの機体だけに販促出来ないので旧機体バリュエーションを出すことで旧機体を金型流用して出しつつ販促も兼ねた扱いになっている。正体はエルドラの防衛システムアルスがガンプラを模して作った機体であり、データでもなければ実態のあるMSである。

ガードアイ
ヒトツメのMSの中に入っている球体型の何か。これがヒトツメの本体であり、初期はこのヒトツメしか出てこなかったがそのうちにデスアーミーの中に入るようになった。基本的に偵察と破壊をするだけの機械だが、実は一応意思があるようで、最期に1機生き残りが居て路頭に迷っているシーンが有り、カリコとザブンに拾われている。

エルドラアーミー:ガードアイ
あるミッミッションで出現するデスアーミー。初期はただのデスアーミーの敵データでしかないと思われていたが、アルスがGBNのデータから作り出した実物大のデスアーミーのレプリカのようなものだった。

エルドラドートレス:ガードアイ
デスアーミーについで作られた実寸代のドートレス。見た目が黒っぽくてより悪そうな外見。サイコガンダムサイズのバージョンも登場している。

エルドラウィンダム:ガードアイ
アルスが作ったウィンダム。

エルドラダナジン:ガードアイ
やはりアルスが作ったダナジンを模した機体。

ガンダムゼルトザーム:シド
四つ目の謎のガンダム。その正体は長らくGBNにログインしたまま長らく昏睡状態になっていたシドー・マサキのガンプラをアルスが改造したもの。

アルスコアガンダム:アルス
アルスがコアガンダムを模して作った機体。ただしアーマーに関しては別のMSのものをモデルにしている。量産されておりアルス以外が搭乗する機体もあり、νガンダム等を模したアーマーを搭載したものが確認できる。

アルスアースリィガンダム:ガードアイ
アースリーガンダムを模した姿。

フェイクνガンダム:ガードアイ
νガンダムベースのアーマーを装備した姿。

デュビアスアルケーガンダム:ガードアイ
アルケーガンダムベースのアーマー。

リバースターンX:ガードアイ
ターンXベースのアーマー。

月の雷
エルドラの月の本体、エルドラ側から見ると球体の月だが、反対側から見ると実は所謂防衛衛星の一種であり、エルドラの侵略者に対する防衛手段の一つであり、かつてのエルドラ防衛戦では惑星の外側へ向かって砲撃していた回想がある、本作では逆に地上に向けて砲撃を開始している。

ダイバーのガンプラ
普通のGBNのダイバー達が使っているガンプラ。

ガンダムダブルオースカイメビウス:リク
前作主人公リクのガンプラ。ダブルオースカイを更に改良したもの。

ガンダムTypeAGEマグナム:クジョウ・キョウヤ
チャンピオンのガンプラ。

νジオンガンダム:キャプテンジオン
キャプテンジオンのガンプラ。ジオンのνガンダムというコンセプトであり、GBNで悪さをする迷惑ダイバーをお仕置きしていた。

ウミトライオン
ビルドファイターズトライに登場したガンプラ。声がトライのサカイミナトなのだが、ビルドファイターズトライとリライズは別世界なのでそっくりさんだろう。

その他
ガンダム(SG):ヒロト
スピードグレードのガンダム、200分の1なのでとても小さい、ヒロトの回想でGPD末期に機体がなかったのでPGストライクとの対戦で使用された、その前に負けたガンプラの残骸が落ちていたのでそれを使ってPG(100分の1)に無理やり勝利した。

リーオーNPD
GNPで使われている無人機。演習用のクリエイトミッションで使用されている。

ストライクガンダム(実物大)
横浜赤レンガ倉庫に置かれている実物大。羽は台風のとき大丈夫なのか少々心配である。

トラック
エルドラで使われているトラック、ホバー移動可能、描写から旧時代の遺産だが民間でも出回っている当たり結構な数がある模様。カリコ達やマイヤも使用している。

登場キャラ

BUILD DiVERS
メイの発案でiを小文字にすることで無理やり登録したフォース名。ただビルドダイバーズはすっかり有名なフォースになってるので他にも同じ発想持つフォースが居そうな気もする。

ヒロト
GBNで何かを探している無愛想な少年。かつてはチャンピオンのフォースアヴァロンに所属していた等結構な実力者だったらしいが、ある仲の良かったダイバーイヴが消滅する事件以来心を閉ざしており笑わなくなった。そのため初期には他のビルドダイバーズメンバーとも打ち解けなかった。
話が進むにつれてメンバーと打ち解けていき、探していたイヴの行方も知る事になった。かつてはGPDのプレイヤーで、かなり強引な方法とは言え200分の1で100分の1を破壊するほどの実力があった模様。

メイ
ヒロトたちの前に現れた謎の少女、何か意味深な雰囲気がある、成り行きでヒロト達とフォースを組むことになる。仕様ガンプラは小型のヴォドムであるヴォドムポッド、小型とは言え通常のMS寄りは大きいので中にはモビルドールメイを入れるスペースが有る。
彼女の正体はELダイバーであり、サラの妹という立場らしい、GBN内での問題の調査を行っており、ややエージジェント的な雰囲気もある、エルドラでの身体能力は高めであり、1つ目に対して蹴りを食らわせた後に銃で仕留めていた。ちなみに後見人は前作のオネェキャラのマギー、リアルではえらく派手な格好をしているが、服装はマギーの手による。
サラの妹という立場だが、サラ寄り大人ぶった印象でもある。イヴの因子を受け継いで産まれたELダイバーであることをラストで明かす。最終回周辺はサラと対になったような描写やイヴの因子を受け継いでいるという設定など、立場的にヒロイン。

カザミ
やたら調子に乗りやすい、スタンドプレーが目立つ。かつて所属していたフォースもスタンドプレーでやらかしまくって逃げ出してきたような書かれ方をしている。キャプテンジオンにあこがれていてGチューバーをやっているが再生数は伸びない。機体はジャスティスナイト→イージスナイト。
一応漁師の子で、外見は肩幅が広く腕も太く腹筋が割れておりかなりマッチョな人物としてGBN内で活動していたが、実は現実では割と華奢で、身長も実はヒロト寄り小さい、GBNの外見だと外見の割に精神年齢が低い印象を受けるが、リアルだと年相応と言った感じ。声もダイバー状態のときより少し高い。
EDの後には販促用ミニコーナージャスティスカザミのリライズニュースをやっているが、一応彼のGチューバー活動の一環らしい。

パルヴィーズ
通称パル、ケモミミケモしっぽアバターで登場したショタ。個人用のグライダーで飛行していたがその時の事故で下半身不随になっており、それ以降空へのトラウマで飛べなくなっており、GBNの架空の空すらも飛ぶことが出来なくなっていた。そのため自分のガンプラの飛行能力も封印していた。製作技術は高いが戦闘馴れはしていない。
ちなみにフルネームはパトリック・アレクサンドル・レオナール・アルジェである、そこはかとなく模擬戦無敗でシュワシュワする名前。実は前作シャフリの弟だったが、GBN中での会話では他人行儀。どこかの大富豪か王族の出で、一応兄姉が何人も居るが、後継者は彼らしく、正室の子であることが伺える。またリアルだと落ち着いており、逆にGBNのほうが自信なさげという逆ネット弁慶である。

エルドラの住民
エルドラが荒廃した後に出現した種族、エルドラの復興は完全ではないようで
肉食系獣人の外見だが生活スタイルは草食よりでその辺謎。ただよく見るとあまり牙の描写はない。フレディの歯型を見る限り八重歯が目立つものの歯が全部見えているカットを見ると地球人と大差ない、つまり多分雑食。

フレディ
勝手にヒロトたちを創造主様だと言っているNPCの獣人の少年でミッションの案内役だった、その後もビルドダイバーズと共同で行動する事が多く、クアドルン探しの際にはパルと共同で捜索に出ている。ヒロトたちは初期はただのNPCだと思っていたが実は本当に生きていた。
マイヤ
フレディの姉、大体カザミと絡んでいる事が多い。食事担当で料理がうまい、がすぐに手が出て怒りっぽい。

ストラ
レジスタンスに入りたい少年。ただしジェドはそれを許さず村を守れと言っている、然しそれでも入りたいとセグリまで出向いてしまう。結果的にカリコたちが救われることになるのだが…。

ジェド
レジスタンスの隊長でフレディ、マイヤの兄、セグリが砲撃を受けた際に死亡。

カリコとザブン
ジェドの部下の2人組、ストラを送り返す為にセグリを離れていたおかげでジェドが死んだ中でも運良く助かっている。

ムラン
レジスタンスの1人、ビルドダイバーズ以前にエルドラを守るために戦っていたシドーマサキが裏切った事もあってかビルドダイバーズに対して懐疑的だった。レジスタンス壊滅後は事実上のレジスタンスの生き残りの指導者になっている。

クアドルン
聖獣。かつて古き民の時代からエルドラに暮らしているほど高齢。正体は不明であり、アルスと同じく古き民が作ったものなのか、全く関係のないエルドラの生き物なのか、更に別のなにかなのかは一切不明。
古き民の時代にエルドラを守るために戦ったそうで、その後アルスが暴走した際にもマサキとともにアルスと戦ったが、マサキを洗脳されてしまう。そのときの後悔からビルドライバーズの協力を一度は拒否している。また前の戦いで羽を失っていたが、パルによってガンプラパーツで修復されている。
クアドルンをククルスドアンと空目したバカは多分私だけで良い、一応クとアとドとルとンがあってるから仕方ないね。

アルス
地上を攻撃するヒトツメの親玉、一切の体毛がなくすっぽんぽんだが回想を見ると服を来ており髪の毛も生えていた。正体はエルドラ防衛システムであり、かつての住民たちが帰ってくるのを待っている、かつてクアドルンとも共闘していたがクアドルンの言葉にも耳を貸さず現在のエルドラ住民を侵略者として攻撃している。

BUILD DIVERS
前作のビルドダイバーズ。

リク
前作主人公、彼が有志連合と戦っている裏で悲劇が起きていた事を知ることになる。

サラ
ELダイバーでメイの姉、そしてイヴの妹であることが後に明かされる。前作ではミッションには参加しなかったが本作ではMDサラで最終決戦に参加している。

モモ
リクの同級生の少女。味方に対してもお構いなしに攻撃している。

ユッキー
リクの親友でリクをGBNに誘った人物。

コーイチ
かつてのGPDのプレイヤーだった、一度ガンプラに対する熱意を失っていたがリクに捕まってそのままGBNへ。

アヤメ
くノ一、一度フォースが崩壊して一人になった後ダイバーズに入るが…。

その他ダイバー
キャプテンジオン
謎のヒーローでGBN内で悪さをするダイバーを退治している、そしてそれを配信してGTuberとして大人気でカザミに憧れられてる。元ネタはキャプテン・アメリカをモチーフにしたジオン軍のプロパガンダ子供番組キャプテンジオン、正直私も一応名前だけは知っている程度のかなりマイナーなネタである。中身はロンメルのサブ垢である、一応声でわかるようにはなっている。

マギー
前作でも登場したオネェ。実はメイの後見人となってメイをサポートしている。

シャフリヤール
前作から引き続き登場した中東の大富豪のガンプラバカ、かなり有名なビルダーであり、作るガンプラのクオリティは高く偽物も出てくるほどだった。実はパルの兄であり、下半身不随になったパルをGBNに誘った。

ロンメル
前作から引き続き登場した第8機甲師団のリーダーの小動物。実はキャプテンジオン。

シャフリヤール
有名なビルダーのケモミミケモしっぽ、実はパルの兄だったことが判明、然し兄弟揃ってケモミミの理由は明かされず。

タイガーウルフ
虎のような狼でガンプラバトルが強い人。

ロータス
フォース「ロータス」マスターの爬虫類。毎回高難易度ミッションのロータスチャレンジを主催しているが、今作ではエルドラでの戦闘を想定したロータスチャレンジを開催している。

シバ・ツカサ
前作の前半の黒幕。改心後はELダイバー救出のためのビルドデカールの製作を続けており、コーイチのも和解済み。

パトリック・コーラサワー
炭酸、コーラサワーに似た人物、基本的にはやたら出番の多いモブ。ゲーム的にカザミがかなりゲーム内外で容姿が違う、キャプテンジオンが某ダイバーのサブ垢で容姿が全く違うことから単にGBN内だけでコーラサワーの格好をしているだけの人物とも考えられるが詳細不明。

ガザ三兄弟
GBNで迷惑行為をしまくっていたらキャプテンジオンに討伐された、そしていつの間にかキャプテンジオンの仲間になっていた。

ミス・トーリ
GBN開発者の一人、GBNでは人間の姿すらしていないが、本作では人間の姿を見ることが出来、終盤にしれっと重要な発言をする。

その他地球人
ムカイ・ヒナタ
ヒロトの幼馴染、普通の女子高生で弓道部に所属しつつG−CAFEでバイト中。最終話ではビルドダイバーズのメンバーとしてエルドラへに召喚されている。

シドー・ミズキ
ヒナタの先輩で弓道部OB、そしてシドー・マサキの姉でもある。

考察と疑問
ネタバレが結構含まれます。エルドラで死亡した時にダイバーはどうなるのかというもの。シドーマサキの描写を見る限りエルドラで起こった影響は地球に残してきた肉体にも影響を与えるらしいので、あっちで死亡した場合は地球の本体を死を迎える可能性がかなりある。ただこの場合エルドラの肉体がどうなるのか、エルドラの肉体はデータを実体化させるためのナノマシンのようなもので構成されている。ただログアウトする際には消滅しているので、エルドラで死亡した場合エルドラの肉体は消滅して地球の肉体はそのまま死亡するのが妥当なのだろうか。

感想など
1事で言うとビルドシリーズ全体の傾向とはいえ「ガンダムらしからぬ堅実さ」を感じました。ガンダムって良くも悪くもあんまり堅実じゃないと言うか、本当に完全に堅実に作られてたガンダムというと本当にX位しか思いつかない、良くも悪くも堅実じゃないところがあるシリーズと私は認識しているので。ビルドシリーズにしては全体の構成の方に重きを置いた感じの作りですし、いつものビルドシリーズとも異質な路線ですし、そのせいもあってか前半がまるごとプロローグみたいな感じにもなってますので盛り上がってくるまでに時間がかかった感もあります。
ただこの作りをを考えると割とテレビ放映ではなく一気見可能なWEB配信メインの作りなのもなんか納得でもあったりします、そういう意味でテレビ放映なしってこと前提のシナリオだったんだなって。
私の場合1回リアルタイムでYou Tube配信を見た後にサブスクでもう一周してからこの記事書いてますが、まとめ見したほうがいいですねこれ、この辺りはリアタイよりもまとめ見のほうが面白いガンダムらしくもありますが。ちなみに無駄に文字数が多い記事なのは見終わった直後に書いているため頭の中がまだ新鮮だから。
見終わった直後にかけないとだんだん文字数が減っていく仕様。

2021年01月26日

HelloWeGo

概要

アニメ作品のHelloWeGoの方の概要は若手アニメーター育成プロジェクトのあにめたまご2019のミニアニメの1つとしての作品。子供が乗れるロボットメカトロウィーゴが実用化されている世界で、両親を失って心に傷を負った少年がそれを乗り越えるまでの流れを描いた夏の少年ものと言った感じのミニアニメになっている。

ロボットのメカトロウィーゴの方はというと小林和史という人が作ったオリジナルロボットであり、ガレージキットやプラモデルなどが発売されている模様。

ウィーゴの記事の方はWIKIになく、詳細は公式ブログくらいである。

あらすじ
子供が乗れるロボットメカトロウィーゴが実用化されている世界、少年サトルは両親を失って心に傷を負っており、いろいろなものに対する意欲を失いいじけていた。
子供たちがメカトロウィーゴのレースするが、サトルはそれも恐れて居る始末。心配した幼馴染のナナミはおせっかいをやくが…。

登場メカ
ウィーゴ:明日サトル
祖母からプレゼントされた旧式。スマートウォッチ型のデバイスである程度遠隔操作が可能で、そのデバイスで意思疎通?的なこともそれなりに出来る。結構走れるしジャンプも出来るので性能は子供の玩具としては破格。基本的にどのウィーゴも外見に大きな差はなく、丸みを帯びた筒状の胴体に手足が生えている感じで、サイズも3m程度。ユーザーによってはカエルみたいな外見にカスタマイズされている物がある。

登場キャラ
明日サトル
両親を失った少年、祖母に育てられているが心に傷をおいてイジケぎみ。

相蘇ナナミ
サトルの幼馴染、サトルに元気をだしてほしい。

青山アキラ
クラスのモテ男イケメン。

明日ミチヨ
サトルの祖母。

感想など
こんなブログ書いてなければ知ることはなかったろうなぁというロボット。こういうブログを書いているからこそロボットものに対するアンテナがそれなりに張っているからこそ知ることになった感じです。

2021年01月22日

宇宙の騎士テッカマンブレードU

概要
宇宙の騎士テッカマンブレードの続編として制作されたOVA、とは言え黒歴史扱いされることも多い作品。
1から10年後の地球を舞台に、10年前の戦いの後に起こったある騒動と繰り返されるラダムの侵攻に対抗する地球製テッカマンの戦いを描く。

本編冒頭で2度に渡るラダム侵攻というワードがあり、実は本作と1の間に大規模な戦闘があったという設定があった。ただ94年の作品で全く情報がなく、後にniftyで公開されるまで知る手段がなかったようである。その辺りも本作の不評の原因だったそうだ。現在は一応ググれば見ることは可能な模様。

一応3話予定だったのが6話になっており、ラダムとの戦いはほぼ3話で終わっており、後半はかつて地球に反乱を越したテッカマン集団の生き残りであるテッカマンデッドの話が中心になる。


あらすじ

Dボゥイの戦いから10年、2度に渡る地球侵略に失敗したラダムは再び地球に艦隊を派遣する。それに対して地球では新生スペースナイツの元に地球製テッカマンがラダム迎撃の準備を進めていた。スペースナイツの整備士見習いのユミはテッカマンブレードに憧れる少女、然し整備士としての評価も低く、うだつの上がらない毎日だった。所がユミは突然テッカマンイーベルに選ばれる、そして何故かリアクターボルテッカをテックセットのミスで装備してしまった。他のテッカマンの危機にリアクターボルテッカを発射するテッカマンイーベルだったが、リアクターボルテッカーを制御できずにオービタルリングを破壊してしまう、リアクターボルテッカの制御はなんとか出来るようになったユミだったが、その後も仲間とは今ひとつギクシャク、しかも軍は疲弊してソルテッカマンは壊滅、そんな中でラダムは地球を砲撃するためのレールガンの準備を進めていた。

登場メカ
メカというかテッカマンなんだけど、というよりそもそもロボでもメカでもないんだけど、スパロボ参戦したのでとりあえずという形で記事にしちゃったので…。

テッカマンイーベル:ユミ・フランソワ
ユミがテックセッターした姿、テックセット中の事故でリアクターボルテッカを装備してしまった。初期はリアクターボルテッカーが使いこなせずオービタルリングを破壊するなど散々だった。

テッカマンベスナー:ナターシャ・バブロチワ
ナターシャがテックセッターした姿。如何せん見せ場は少ない。本来こっちにリアクターボルテッカが与えられる予定だった。

テッカマンゾマー:ダービッド・クリューゲル
ダービッドがテックセッターした姿、後半ダービッドが主役だったこともあり割と目立つ。

アキテッカマン:如月アキ
アキが地球製テッカマンの実験に志願した結果。然しこのテッカマンは素体とテッカマンの中間的な性能しかないらしく独自に飛行能力を持たないなど欠陥が多い。

テッカマンブレード:Dボゥイ
実はこっそり復活していたブレード。すでにかなり伝説的な人物になっているらしく、ユミとダービッドにとってはかなり大きな存在であったようだ。

テッカマンデッド:デットエンド
突如出現した謎のテッカマン。スペースナイツに敵対する行動を取るが地球の言葉をしゃべる地球人。ラダム製のテックシステムを使っているため性能は地球製テッカマンより高く、Dボゥイすら半殺しにしている。中身はプラハの黒い9月事件の生き残りの少年デットエンドだった。最終的にダービッドと良い仲になって地球に投下された反応団を破壊、その後行方不明になっていたが生きておりスペースナイツの協力者となっている模様。

ペガスU
前作で破壊されたペガスを復活させたもの。独自飛行能力を持たないアキはペガスUに乗らないと飛べない。

ラダム
寄生生物であることが判明しており、ラダムテッカマンにはラダムが寄生しているらしい。そのため素体テッカマンが恐れられる原因になっている。

異星人テッカマン
ラダムにテッカマン化された異星人の成れの果て。

その他

量産型ソルテッカマン
1で出てきたテッカマンの性能を模したパワードスーツであるソルテッカマンの量産型、軍がラダム侵攻に備えて大量配備していた。如何せん1でも性能不足が露呈していたものなのでラダムに本格的に対抗できるものではない。とは言え素体テッカマンは問題があるため軍は使おうとせず、結果すぐに軍は壊滅して戦力はスペースナイツだけになっており、軍は戦力不足で動けないからスペースナイツだけで独自に作戦を取る的な発言がアキの口から出てきている。

素体テッカマン
1でラダムの樹に取り込まれた人を救出したもの。然し後にラダムに操られて暴走を起こしたりしたため差別される立場になり、結果暴動などが起きている。そしてプラハの黒い9月事件という反乱事件にまで発展したこともあり立場は微妙。また軍は素体テッカマンを恐れているため戦力としては微妙なソルテッカマンを活用している。

登場キャラ

ユミ・フランソワ
かつてブレードに救われた少女。一応スペースナイツだが整備士見習いでしかなかったが突如テッカマンに抜擢される。ブレードには惚れており、初期はかなりミスばかりだったが途中からリアクターボルテッカの制御も可能になっている。

ナターシャ・パブロチワ
本来リアクターボルテッカを貰う予定だった。初期はユミのライバル的な立ち位置だったが、ユミが成長後は和解するも今度は影が薄くなった。

ダービット・クリューゲル
ちゃらそうな雰囲気を持つ男。プラハの黒い9月事件の生き残りであり、アキに救われていたことが回想で明らかとなる。

ハヤト・カワカミ
ブルーアースγのパイロット。

アニタ・ブラニガン
ブルーアース号βのパイロット。

ゴリアテ・バージナル
ブルーアースαのパイロット。

Dボゥイ
前作で記憶を失うもその後間のエピソードで復活していた。

如月アキ
当人もテッカマンとなって戦っており、現在新生スペースナイツのチーフを努めている。プラハの黒い春事件の鎮圧にあたっていたがそのときにダービッドを救出している。

デッドエンド
プラハの黒い9月事件の生き残り、それ故に軍を恨みつつ死に場所を探していた。見た目は女性的だが美形の少年であり、ダービッドとはBLっぽい雰囲気になっている。

ノアル・ベルース
1より登場した旧スペースナイツのメンバー、プラハの黒い春事件鎮圧のために反応弾を使用するのを止めようとするもそのまま捕まってしまう。その後フリーマンとともに金星に左遷されたらしい。


感想など
リアタイではボロクソに叩かれた作品だそうでレビューサイトの評価も下の中くらいの点数で安定している。とは言え見た感じそう悪くなかった。少々展開がご都合主義かつ細かい所全部尺不足ですっ飛ばしてる嫌いはあり、極めて強引な展開が目立つものの故に話はスピーディーだし盛り上げポイントはしっかり盛り上がってる感じはある。

後ラダムの侵攻が繰り返されてかつ激化されている反面ラダム自体にも焦りがあるような方向の解説が見られており、かつテッカマンが社会問題化している現状もあるので、そのうちラダム本星に対する総攻撃とテッカマン問題による地球政府の内乱のどっちかに進むことが示唆されている。
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