昔制作された超獣機神ダンクーガの続編?もしくはリメイク的な作品だが、オリジナルとの繋がりや要素はかなり少ない。
あらすじ
世界で紛争が続く未来、ダンクーガノヴァという存在が紛争で負けている方に味方してひたすら紛争を長引かせていた。その中でダンクーガノヴァのパイロットとして4人の若者が突如ダンクーガノヴァの基地、ドラゴンズハイヴに集められる。4人はそれぞれ何かしら過去やもやもやとしたものを抱えており、そこからダンクーガに乗ることを承諾した。そして各地の紛争に介入を続けるが、ひたすら戦いを長引かせるだけのダンクーガに疑問をいだき始める。そこに現れたもう一つのダンクーガ、一体ダンクーガとは何者なのか、ダンクーガの目的は、その謎を抱えたまま4人は戦っていく事になる。
登場メカ
ノヴァイーグル:飛鷹葵
頭になる小型飛行メカ。
ノヴァライガー:館華くらら
右足になる。断空砲アルティメットフォーメーションを担当。
ノヴァライノス:加門朔哉
左足になる。しかし必殺ざわが無く寂しかったためか7話でブーストノヴァナックルが追加された。
ノヴァエレファント:ジョニー・バーネット
元がビッグモスなので大型、ダンクーガノヴァの大半がこいつ。
ダンクーガノヴァ:飛鷹葵、館華くらら、加門朔哉、ジョニー・バーネット
4機のヴァリアブル・ビースト・マシンが合体して誕生する。毎回紛争地帯に現れては負けている方に味方する謎のメカ。その目的は戦いを繰り返すことで力をため、より強い真の敵と戦うための準備でしか無かった。
ダンクーガノヴァ・ゴッドビーストモード:飛鷹葵、館華くらら、加門朔哉、ジョニー・バーネット
ダンクーガノヴァの合体元の4機の顔が現れる強化形態。
ダンクーガマックスゴッド:飛鷹葵、館華くらら、加門朔哉、ジョニー・バーネット、エイーダ・ロッサ
Rダイガンを加えたダンクーガノヴァの最終形態。
Rダイガン:エイーダ・ロッサ
中盤からダンクーガの前に立ちはだかるもう一つのダンクーガ。
登場キャラ
チームD
ダンクーガチーム、このチーム以前にも複数のチームがおり、中には全員小学生だったこともあったらしい、
飛鷹葵
かなり有名なレーサーだったが、チームDにスカウトされる、赤ちゃんポストに入れられていた孤児であり、それ故にどこか人を信用できず。いつも男をとっかえひっかえしており、チームDに入ったときにも一人別れている。レーサーは途中で引退している。
館華くらら
麻薬捜査官、かつてかなり苦しい生活をしており、そこから無力を憎むようになった。幼女に見えるが既に大人。身体能力は多分チーム1高く、麻薬捜査官としていつも派手なアクションをこなしている。
ジョニー・バーネット
エリートサラリーマン、何故かチームDにスカウトされた、仕事はかなり有能で表のエイーダの仕事が一つ流れたのは彼が絡んだからとか。最終的に会社を辞めている。男の〜というタイトルの雑誌を複数購読しており謎の知識がやたら豊富である。途中でエイーだと良い雰囲気になり、エピローグでは更に関係が進展している模様。
加門 朔哉
普段はダンボールハウスに住んでいるホームレス。何故かチームDにスカウトされた。チームDでは彼らの日常暮らしている部屋がそのまま再現されるサービスがあるのだが、彼の場合ダンボールハウスなので広い部屋のど真ん中にダンボールが置いてあるだけという貧相なものだった。
自分のノヴァライノスだけ合体後武器が無くてそれが悩みだったが、その相談をする際にセイミーを勘違いさせて怒らせてしまう。
イザベルがダンクーガを嗅ぎ回っていた時に接触しており、騒動終了後はイザベルと距離を詰めた模様。
田中
OPに出てくる不敵な笑いのメガネの司令、中間管理職の中年。あくまで中間管理職なのであまり情報をもらっていないようで、なにか色々言われると中間管理職ですのでと逃げる事が多い。
FS
見た目はともかく声が矢尾一樹であり藤原忍を思わせる男でダンクーガの計画を遂行している人物。
ルゥ・リルリ
カウンセラーの少女。通称ルリルリ、当人はルリルリと言われるたびに否定している。
WILL
宇宙に多数存在している人工知能的な生命体。このWILLはその1つで、太古の昔地球に飛来して人類の進化を見守ってきた存在。
??
エイーダ・ロッサ
アイドル、ジョニーとは元々商売敵だったが、いつしか徐々に距離が縮まっていい感じになる。その正体はRダイガンのパイロットだった。戦後はジョニーとの距離が詰まっている模様。
敵
ムーン・WILL
月にいるもうひとりのWILL、人類を見守ってきたWILLと違い人類を殲滅しようとしている模様。
その他
イザベル・クロンカイト
ジャーナリスト、ダンクーガを追いかけているが、そのダンクーガは世界規模で運営されているため情報統制が敷かれており局側にも釘を差されている。何度もダンクーガにアタックをかけては失敗を繰り返し、最後は一応ダンクーガの情報をドラゴンズハイヴ側に教えてもらえるが、公開するのが不可能な内容だったため公開を保留した。
クライン・サンドマン
グラヴィオンのキャラ、ダンクーガのスポンサーの1人として登場しているが、グラヴィオンと同一人物7日は不明。
感想など
不評なのは確認済みで視聴。
最初は割と良くない?不評だけどという感想でした、しかし最後まで見るとなんとなく不評な理由がわかりました。パーツ単位で散りばめてあってすり合わせが適当だったため、話が進むごとにそのパーツ単位のズレが大きくなっていった感じでしょうか。つまり前半の内容と後半の内容が噛み合ってないというのが感想です。
各地の戦場に介入する理由が表向きは「スポンサーの要求」真の目的が「データ収集」、シナリオ上の意義が「チームの結束固め」的な部分があるので、如何せん介入そのものがシナリオに大して関わってこないんですよね、この部分が多分微妙言われる所以。全体としては意味深なパーツを各所に散りばめて、一応回答はあるものの雰囲気重視という感じで、一昔前の深夜アニメやJRPG的なシナリオの作り方。
ただ全体として大張作品によく見られる感じの作りではあります、前半リアル系より、後半スーパー系より、で今ひとつ前後の噛み合いが良くないって言うとオーディアンと似ているとも思いました。
00はその辺介入部分がガッツリシナリオに関わって来るんですが、ただ尺が短いのでしゃーない部分あり。
逆に言うと前半だけ見ると結構面白いし、後半もそんなんに悪くないです、ただ前半と後半の継ぎ目があら過ぎただけで、キャラエピソード単位で見ればまとまってます。
旧ダンクーガとはあまりにも何から何まで違いすぎてあまり比較できないと言うか、実際にあまり比較されているところは見かけなかったですね。
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