蒼穹のファフナーの前日談、航行を続ける竜宮島がフェストゥムに発見されそうになったため、竜宮島の左側を分離させて竜宮島と偽装するL計画を発動するという話。
1話で死亡した蔵前の立場や、なぜ武装ロックがかかっていたのかの説明、何も知らない一綺達の日常、ノートゥングモデル以前のファフナー、ティターンモデルの問題点となぜファフナーから独立させる形でジークフリードシステムを作ったか、そして皆城総士がジークフリードシステムに乗ることになったのか等、1話につながる説明が色々行われている。
あらすじ
偽装鏡面によって周囲から姿を隠し海上を航行する要塞島、竜宮島。然しフェストゥムにその存在が察知されようとしていた、そのため島の一部を切り離して竜宮島と偽装して戦い続けて島を逃がすL計画が発案される。主人公将陵僚は病弱な中で自分が生きる場所を与えてくれた竜宮島に恩返しをするために計画に参加する。
登場メカ
ファフナーティターンモデル:将陵僚、生駒祐未、村上剛史、立木惇、柴田小百合、鏑木早苗、船橋幸弘、柳瀬徹
ノートゥングモデルの1世代前のモデル、L計画のために4機が投入された。ノートゥングモデルと違いそれぞれの仕様の違いはない。同化が速く進み、大半のパイロットが同化して砕け散っている。
ファフナーノートゥングモデル:蔵前果林
本作では蔵前のマークツヴァイのみが登場、本編ではほぼ出番なしだったのでこっちでのほうが出番が多い。生存者を救出に向かうも潜水艇が破壊され、生存者二名も島へ戻らない選択をしたので何も回収せずに帰還した。
登場キャラ
L計画参加者
将陵僚
主人公、肝臓の病気であり、長くは生きられない体だった。L計画に志願し、ファフナーに乗った結果本来なら動かせない体が自由に動くことに喜ぶ。病気であり余命いくばくもないだけに、かえって生きる事に対する執着があり、絶対に帰還するという意思を持ち戦い続ける、然しフェストゥムが水中に適応したために潜水艇が破壊されて帰還が果たせ無くなったと悟り、生駒祐未を説得して海の底に沈み、L計画の全容を声で記録して同化、最後にフェンリルを発動させる。物語の途中からは彼のモノローグで話が進行、これは彼が最後に残したボイスデータから。
生駒祐未
ヒロイン、僚とともにL計画に参加した。最後まで生存したが、潜水艇が沈んだことにより僚に島への帰還を静止され、海中に沈み僚の告白を聞いてその後同化した。
立木惇
L計画参加者、最後の生存者だが潜水艇が沈んだときに死亡。
鏑木早苗
後に登場した鏑木彗の姉。
村上剛史
よく言われる「どうせみんないなくなる」の言葉を書いた人物。
船橋幸弘
同化が進み砕け散った。
柴田小百合
最初の犠牲者。
柳瀬徹
L計画参加者の一人。
その他
プク
忠犬、将陵僚の愛犬だったが僚がL計画に参加する事になった結果一度は毒を食わせようとするもわかってて毒エサをくおうとしたため僚が途中で止める。結局蔵前に預けられるが、僚は同化されてコックピットのみの機関となった、そしてプクはそのコックピットで匂いをかぎ飼い主の死を察してその後コックピットで息を引き取った。
皆城総士
学生組でL計画を知る貴重な人物。これが後に一綺とのすれ違いの原因にもなった。
蔵前果林
TV版では1話で戦死した少女。TV版よりずっと出番が多い。メガネが同化現象で目の色が変わっている事を隠すための事だと語っている他、プクを預かる、生存者を救出に向かうが果たせない等の出番がある。皆城家の養子であり、総士と同年代で唯一彼と同じ現実を見ているだけに、彼女の死の影響は大きかった。
羽佐間翔子
病院で少しだけ僚と会話するシーンが有る。
皆城公蔵
当時の司令官、フェストゥムによって島の武器が奪われることを恐れて武装ロックをかけた事が後に仇となった。
真壁一騎
ほぼ目立った出番はない。
真壁史彦
一騎の父。
生駒正幸
祐未の父、すでに機械でないと話せないほどの重い病気だがL計画に参加するつもりで居た。計画前に死亡しているが、全員を生存させるための計画はねっていた。
感想など
ファフナーが小説家による作品だと言うことを実感する作品。小説のアニメ化でもオリジナルアニメでもラノベアニメでもない、その上で非アニメ畑的なアニメに落とし込みきれない感じもなく普通にアニメに落とし込めている感じ。
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