今川版鉄人28号の劇場版アニメ。今川版鉄人28号をもとにした作品でスタッフで作られているが、パラレルワールドの別物である。思ってたよりも遥かに別物、具体的に言うとマクロスと愛おぼくらいには別物。
正太郎はそんなに主人公ではなく、金田博士の養子であり正太郎が生まれる前に鉄人の操縦者として訓練を受けてきた「ショウタロウ」がほぼ主人公という感じは劇場版。戦争中のノリが抜けないまま日本へ帰還したショウタロウの葛藤や鉄人を継承した正太郎との葛藤などが主体となっている。そのため鉄人自体の出番もそれほど多くはなく、ショウタロウが暮らす古いアパートでの話が多い。
あらすじ
正太郎と鉄人が危機に陥った時に現れた謎の男「ショウタロウ」。突如正太郎から鉄人の操縦を引き継ぎ、襲撃してきた敵ロボットを破壊する。そのショウタロウは金田博士の養子であり、28号の本来の操縦者だったようだ。しかし鉄人の権利は正太郎の手に移っており、ショウタロウは鉄人の権利を持てなかった…。
登場メカ
鉄人28号:金田正太郎、ショウタロウ
金田博士が開発した巨大ロボット、10年に渡って南方にあったが、突如起動して日本に飛んでいって正太郎の手に渡った。同じみ?27号は全く出番がない。
大鉄人
鉄人28号と見た目が似ているロボで、廃墟弾の発射装置という扱いである。
廃墟弾
金田博士が開発した謎の爆弾。人を殺さず建物だけを破壊する謎の技術で作られているが、特定の条件下では人も殺傷できるらしい。
モンスター
樽っぽいボディに細い手足とカラーコーン的な頭を持つお馴染みのロボット。ベラネード財団から派遣され小型のモンスターを大量に格納し鉄人が発掘した廃墟弾を回収しようと鉄人と戦闘になる。一連の騒動は鉄人と不発弾処理をしたということで大衆を納得させた。
B-89
原作では名前なし。冒頭で鉄人に破壊されている。
VL2号
逃走する正太郎を追いかけるが突如登場した鉄人に瞬殺される。
バッカス
空中戦で鉄人と戦うが破壊される。
サターン
バッカスと連携で鉄人を攻撃するが失敗。
ギルバート
バッカスらとともに正太郎を襲撃するが空中から電撃を放つも縦に割かれて大破。
登場キャラ
金田正太郎
金田博士の息子であり、鉄人28号を受け継いだ少年。鉄人開発時はまだ生まれてすらおらず、金田ショウタロウが鉄人を引き継ぐはずだった。
金田ショウタロウ
金田博士の養子であり、鉄人28号の操縦者として訓練を受けていたが、南方で博士共々戦死したとされていたが、正太郎がある程度大きくなってから突如謎の人物に救われて日本に帰還した。鉄人の本来の操縦者ということもあり、鉄人の操作は熟れている。
高見沢
村雨一味に入っている、ショタコン。
村雨竜作
ショウタロウとは特攻隊次代の戦友らしく、ショウタロウに最後の支援をしている。
村雨健次
高見沢とともに活動している。
敷島博士
いつもの敷島博士だがイマイチ目立たない。
大塚署長
いつもの大塚署長。
ベラネード
ベラネード財団の偉い人、廃墟弾を求めているようだ。
クロロホルム
ベラネード財団の手先。
残月
謎の暗殺者。ショウタロウの特攻隊時代の呼び名と同じだが…。
感想
基本的に完全に独立したパラレルワールドの作品で、映画だけで独立した物語に鳴っているの…正直実は所謂再編集版だと思って見たんですが予備知識ゼロで、全く別物でした。まあなんといいますか、劇場版って感じの作りですね、パラレルで主人公はあまり主人公ではなく劇場版ゲストがメインの物語で…という感じで。戦後をテーマにした感じは今川版鉄人感ありますが。
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