概要
所謂RTSの一種。ゲームとしては4X(所謂CIVなんかの系統で、探索して拡張して開発して殲滅するゲーム)とRTS(所謂AOEとかの系統、リアルタイムに戦争するゲーム)の2つのジャンルを統合したもの。毎回自動生成サれる星と星をつなげる線があるマップで戦争をするゲーム。戦略級と戦術級の雰囲気が同時に味わえるゲームになっている。
敵を滅ぼすか盟約を結ぶかルール次第では旗艦を撃墜するかなどで勝敗が決まる。マップはランダム形成で惑星がワープ可能な線で結ばれている。惑星はそれぞれ性質があり、地球型惑星が最も生産能力があり、磁気嵐は一切の建設が不可能で艦の能力も制限される厄介者。また植民地化出来ない資源回収のみ可能な小惑星やワームホール、大量の機雷と艦隊と砲台で防衛された海賊惑星などで構成されている。それらを活用して如何に戦争に勝利していくかというゲーム。RTSだがマップの広さもあって1プレイは長め。
多分子供のころからPCゲーをやってた特殊な人だったら妄想したであろう内容のゲーム、多分私以外にそんなのが存在するのか不明ですが。この手のゲームは出来が微妙なことも結構ありますが、本作は面白い。
世界観的に所謂洋スペオペで、ガッツリと宇宙戦争が出来るゲーム、演出もいかにもそれっぽくロマンあふれる。OPムービー見ると大体雰囲気がわかる、IGNがOPムービーをつべで公開しているのでそれ見てきて。
またPCゲーなのでMODもあり、オプションを開くとMODの項目があり、MOD推奨気味のゲーム。銀英伝MODもあるが拡張版1のtrinityでしか適応できないので注意。
あらすじ
一応背景として、まず遥か彼方の星域を支配していたヴァサリ帝国の中心に観測不能領域が出来る、それを観測に向かった者たちは帰ってこず、討伐軍は全滅、ほとんどデータすら取れないまま観測不能領域は帝国を飲み込み続け、帝国は星域を去る事を決意する。
それから1万年にかけて帝国はその宙域から逃走を続ける、その都度資源回収のために惑星に降下する際にビーコンを配置するもののそのビーコンは一定期間後に消滅するという事を繰り返していた。その宙域はいつまでもヴァサリを追い続けていた。そしてヴァサリは大規模な商業国家であるTECの宙域に到達、そのまま紛争状態に入る。そしてTECに母星を追放された謎の超能力者集団アドヴェントが復讐の為に帰還、三つ巴の戦いが始まるのだった。戦争はそのまま数十年続き、TECは疲弊、ヴァサリは状況が状況なので焦りだす、アドヴェントも集合知ユニティが戦争の中で腐敗して改革の動きが出始める中で各陣営は分裂していくのだった。
ちなみにこのあらすじはかんたんなテキストとOPムービーのみで表現されておりゲーム中にはほぼシナリオがない。
登場メカ
公式日本語版のものを用いる。基本的に小型艦、中型艦、主力艦、タイタンがある。小型艦と中型艦は艦隊上限に達するまで建造可能だが、主力艦はそれとは別に主力艦上限を上げる必要がある、タイタンは更に1つしか作れない。主力艦とタイタンにはレベルがある、タイタンのレベルが最高になるともう止めれない。
TEC(テック)
ヒューマノイド系の勢力、経済力が高いが基本物量ゴリ押し。艦隊コストは低めだが性能も低め。実弾武装がメイン。機雷は普通に作業艦が敷設する。
アンキロンタイタン
防御に特化した巨大艦、体制派の防衛思想が露骨に出ている。単発火力は低いが1対多については強い。
ラグナロフタイタン
攻撃に特化した巨大艦、主砲の火力が高い。一度このラグナロフタイタンが成長しすぎてどの主力艦も1撃で葬り去られる事があった記憶がある。
コル戦艦
普通の戦艦。ルール次第では旗艦になる。
ソヴァ空母
割と真面目な空母。
アッカン巡洋戦艦
とりあえず作っとけ系。惑星開拓能力があり序盤に重宝する。戦闘力は低め。
デュノヴ巡洋戦艦
支援性能に特化した艦。
コルセブ巡洋戦艦
敵艦に移乗攻撃が出来る艦。
マルツァドレッドノート
大量のミサイルを搭載した大型艦。惑星攻撃力が高い。
アルコーヴァ偵察フリゲート
偵察艦、高速でかつ改良するとドローンによって長期的に敵惑星の情報を教えてくれる。
コバルト軽フリゲート
最初から使える、普通のフリゲート。
クロソフ攻囲フリゲート
惑星爆撃艦、対艦性能は低い。
ガルダフラックフリゲート
護衛艦、対空攻撃に特化している。
ジャヴェリスLRMフリゲート
ミサイル艦、射程が長い。
プロテフ植民フリゲート
植民船、戦闘力はない。
シュリケンコルベット
体制派専用、低価格で量産できるコルベット。大量に配備できる。機動力の高さと敵エンジンを攻撃し敵艦の動きを鈍らせる能力があるため特に敵艦隊が壊走するときの追撃戦で本領を発揮する。
スティラトコルベット
反体制派専用、敵のダメージを増大させる効果がある。
オグロフ魚雷巡洋艦
対要塞、対建造物専用艦、建造物にはめっぽう強いが対艦能力はない。
コディアック重巡洋艦
対艦攻撃用の普通の重巡洋艦。
ホシコ・ロボット巡洋艦
修理用、戦闘用の無人ロボットを搭載した艦、純粋な戦闘は向いていない。
ペルシュロン軽空母
軽空母、2機の戦闘機隊を搭載可能。
シエロ指揮巡洋艦
支援能力に特化した巡洋艦。
ラロス重コントラクター
要塞建設用のマシーン。
ネルダ使節巡洋艦
外交用。
アルゴネフ宇宙基地
普通の宇宙要塞、特殊能力は自爆。性能は普通だが体制派は建設能力が高いのでホイホイ作れるのが売り。
ADV(アドヴェント)
集合知ユニティに意識を通じている謎の超能力者集団の種族、TECに母星を追放されて以来1000年かけて艦隊を建造して復讐の機会を狙っていたそうだ、そしてヴァサリとの戦争状態の中で第三勢力的に参戦することになる。
洗脳などが得意、防衛システムの機雷が戦闘機扱いで戦闘機として製造→機雷として展開というスタイルになっている。また空母の性能が高く空母及びハンガーの搭載量が他勢力の5割増し。
デザイン的には概ね曲線を多用したSF的なデザインが多い、兵器は基本ビーム兵器。
コロナタタイタン
体制派のタイタン、洗脳能力などを持つ。
エラディカタイタン
反体制派、豊富な反物質を保有する。
レディアンス戦艦
ビーム兵器メインの戦艦、旗艦ルールの場合これが旗艦となる。
リベレーション巡洋戦艦
敵国民を操る能力に長けた艦。
ディスコード戦艦
超能力によって敵艦隊を撹乱する主力艦。
プロジェクター母艦
植民能力がある主力艦。
ハルシオン空母
空母、アビリティの効果でやたら大量の戦闘ドローンが積めるのが売り。
ラプチャー巡洋戦艦
超能力を使った特殊能力が豊富。
シーカー艦
偵察艦。
ディサプル艦
対艦用フリゲート。
イルミネーター艦
長距離レーザー艦。
パージ艦
惑星爆撃艦、例のごとく護衛必須。
ディフェンス艦
対空艦。
ミショナリー艦
植民船。
アコライトコルベット
命中率低下効果があるコルベット。
ベスパコルベット
反物質再生能力を低下させるコルベット。
アエリア・ドローン・ホスト
搭載量が多い軽空母。設定的にはアドヴェントの戦闘ドローンは大型ファンネルみたいなもの。
アイコナス・ガーディアン
見方の生存を支援する支援艦。
ドミナ・サブジュゲーダー
味方の戦闘を支援する支援艦。
デストラ・クルセーダー
巡洋艦、広範囲攻撃が可能。
ソラヌス・アジュディケーター
多数の目標を同時攻撃できる対施設艦、極めて高性能だが保有艦コストを18も消費する。対艦性能はないので護衛必須。
タリオン・セイヴァー
要塞建設用。
ヘラルド使節艦
外交艦。
VAS(ヴァサリ帝国)
エイリアン系勢力、高性能だが高コストかつ経済が伸びにくいのが弱点。後要塞が戦闘機搭載できない代わりに動いて迎撃する。1万年に渡って何者かから逃げており、今でも逃走中。この何者かは誰もわからない、そしてそろそろこの宙域に到着するかもしれない…で終わっている。この後この宙域に何が起こるかは誰もわからない。
デザイン面では生物的でエイリアンチックなデザインのものが多い。機雷の敷設は専用の敷設艦を用いる。
ヴォラストタイタン
体制派、敵を吸収する能力がある。
クルトラスクタイタン
反体制派、多数のナノボットを搭載している。
コルトゥル・デヴァステイター
所謂戦艦、旗艦ルールの場合もこれが旗艦。
スキントラ空母
空母、艦隊コピー能力を持つ。
ジャラスル・エヴァキュエイター
植民能力を持つとりあえず作っとけ艦。
アントラク・マローダー
様々な妨害能力を持つ。
ヴァルコラス・デソレイター
高火力かつ惑星攻撃能力に優れている。
ランクラス戦艦
支援能力を持った艦。
ジガラ・ナヴィゲーター
偵察艦。
ラヴァストラ・スカーミッシャー
戦闘艦。
カンラク・アサイラント
長距離魚雷艦。
カラッストラ・デストラクター
惑星爆撃艦。
ジュンスラク・センチネル
対空用護衛艦。
ジャルソン・マイグレーター
植民艦だが要塞に返信できる特殊能力を持つ。
トスラク・コルベット
体制派、修理能力を下げる能力を持つコルベット。
スルスラク・コルベット
反体制派、シールド回復を妨害する。
ラスラク・トランスポーター
軽空母。
スティラクス・サニヴァーター
味方のミサイル性能を強化する。
セレヴン・オーバーシーアー
敵艦の接近を察知する能力を持つ。
スカロヴァス・エンフォーサー
戦闘用の巡洋艦。
シヴァスクラス・ルーイナー
機雷敷設艦、ヴァサリは機雷敷設に他の勢力と違い艦を使う。
ヴォランターク施設艦
外交用。
オルクルス宇宙基地
宇宙要塞、なんと動く。重力井戸の範囲内ではあるが動く宇宙要塞。そのため防備の薄い場所から惑星を攻撃するのを妨害することが出来る、敵の宙域に建造するとそのまま艦隊の一部としてすら使える便利兵器。然し敵に回すと脅威だが、こっちが使うと思ったより有効活用できなかったりする。
海賊
賞金目当てで動くめんどくさい中立勢力。戦争がTECの宙域で行われているためヒューマノイド系の勢力で、TEC系の兵器を使うが独自の改造が施されているらしく割と別兵器になっている。
シールドがないが耐久力が高いのが特徴。序盤に攻められたら割と詰むレベルの戦闘力。
中立
TECの宙域の勢力なのでTEC系の兵器を保有している独立勢力。各惑星に少数の艦を保有して何かしら名前を持っていることが多い。砂漠惑星クラスだと防衛艦隊もそこそこのものがあり巡洋艦クラスを保有している、自分から攻撃してくることはない。惑星をホイホイ制圧できないようにするギミック。
感想
非常に出来のいいゲーム。宇宙艦隊でワープしてどかーんとするゲームの脳内妄想がそのままゲームになったようなゲーム。
アニメより数倍ゲームをやってきた人間だけにこれはおすすめ、オフラインでも面白い系だからよりお勧め。ただしスぺオペかつRTSというジャンルな上PCゲーなので、3重の意味で人を選ぶのも確か(ジャンルの2つの壁+ゲーミングPCなんて持ってる奴何人いるのかという問題が…)。
一応steamでたまーにセールやってるので性能的に問題ないPC持ってれば買っていいと思う、ただし時間泥棒。
あとジャンルがジャンルなので激重なことに注意。1vs1〜4勢力程度なら軽いものの10勢力とかになるともう目も当てられない。
2021年01月20日
劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子
概要
マジェプリの劇場版、アニメ最終回にてまだ少しだけ火種が残ってる感じで終わったのでその部分を消化したもの。
太陽系に侵入てそのままヴルガル残党が新たな指揮官を得て地球を目指すので迎撃するという話になっているのだが。
あらすじ
TV版のシナリオまででとりあえず地球侵攻のためのヴルガルの拠点であるゲートを破壊したは良いものの、帰還したイズルは昏睡状態に陥っていた。
その状況下で太陽系内に侵入していたヴルガル残党が突如行動を開始、妙に連携の取れた行動を訝しむMJPの面々であったが、テオーリアがヴルガルの皇族の遺伝子をもとに作った実験体の存在を明かす。
そしてヴルガル残党は地球へ向けて行動を開始、イズルは未だに目が覚めない、仕方ないので残ったメンバーだけで出撃する事になったのだが…。
登場メカ
レッド5+:ヒタチ・イズル
最終決戦で大破したので予備パーツその他でとりあえず完成させた改造機。テストすらしないままぶっつけ本番で出撃する事に。
ホワイト0:アサギ・トシカズ
アッシュのプロトタイプ的な機体。要するによくある万能すぎて誰も動かせなかった超高性能機、ブルー1を失ったアサギが急遽乗り込むも案の定イマイチ動かせずにグダグダに。仕方ないので他のメンバーからの助言でなんとか動かして兄弟愛でヴィオルナに勝利する。ただしホワイト0は犠牲になったため、アサギは1回で2機のアッシュを失う羽目になった。
ブルー1:アサギ・トシカズ
アサギ機、覚醒して活躍するも油断したところをヴィオルナに急襲されて撃墜されて大破する。アサギはスーツの性能もあって無事だった。
パープル2:クギミヤ・ケイ
電子線、サポート用なので他より高高度でサポートするのが仕事。
ローズ3:イリエ・タマキ
覚醒時にはブースターも武装として利用していた、基本的に雑魚専よりの性能なのでボス戦では微妙なのは相変わらず。
ゴールド4:スルガ・アタル
都市学院を攻撃する敵を狙撃するのが仕事。
ブラック6:クロキ・アンジュ
ヴィオルナに対して苦戦気味だった。
オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン
新たに出てきたチームフォーンのアッシュ。出番は殆どなく地球に迫るヴルガルを迎撃するために出撃したがその後は不明。
スターローズ2:コミネ・ダイ
ちゃっかり作っていたスターローズの2番艦。最終決戦で大体の物資を使い尽くしたゴディニオンの援軍及び補給として登場した。
登場キャラ
チームラビッツ
劇場版なので最終的に全員が覚醒した。
ヒタチ・イズル
TV版最終回でジアートに勝利しその後回収されたものの昏睡状態陥っており目覚めない。一時期カプセルに入れられてクルー全員からカプセルにギブス落書き的な事をされていた。
全員が出撃した後に目が覚めて、そこでアサギの戦死を聞かされることに…。
アサギ・トシカズ
すでにイズルの兄だと明かしたので完全にお兄ちゃん扱い。覚醒してヴルガル残党と戦闘するも虚をつかれてディオルナにやられて撃墜されて戦死したと思われていたが、地下シェルターに落下してそこにあったホワイトゼロに乗って再出撃することに。基本的に集まるときはアサギの部屋。
クギミヤ・ケイ
ケーキ作りは相変わらず味覚が壊滅的な為にダメダメ。今回は一人でやらなかったためまともな味になった模様。
イリエ・タマキ
パトリックが渡す予定だった塩辛をもらっている。
スルガ・アタル
相変わらずのスナイパー。
クロキ・アンジュ
アサギに対して妙に騒いでいるシーンが多いのが印象的。
チームドーベルマン
TV版でチャンドラを除いて戦死しているが、パトリックの姉がちょっとだけ登場している。
ラケシュ・チャンドラセカール
ドーベルマン唯一の生存者。
ゴディニオン
スズカゼ・リン
ゴディニオン館長。
テオーリア
地球に亡命したヴルガル皇族。ヴルガル語が話せるためヴィオルナの罵倒を翻訳しようとしたものの下品すぎるため途中で赤くなって翻訳しきれなかった。
その他地球
コミネ・ダイ
おなじみ潰れたシュークリームみたいな顔の潰シュー大佐。気がついたらフェードアウトしていたと思ったらスターローズ2の艦長にちゃっかり就任してゴディニオンの援軍として帰還した。出番は極小。
ヴルガル
ヴィオルナ
ヴルガル皇族の遺伝子を集結して作られた。極めて下品な言葉を使って言葉責めしてくるが、如何せん翻訳者のテオーリアが下品過ぎて恥ずかしくて翻訳できず何を言っているのかさっぱりわからなかった。
ゲートを破壊された後に覚醒、太陽系内に残るヴルガルの残党と連動して地球を襲撃、グランツェーレ都市学園を襲撃して破壊するが、後を追ってきたチームラビッツによってなんとか止められ戦死。
基本的に覚醒→暴れまくる→死亡という隠しボスポジでしかなかったのでなんのために産まれたのか感はあるが、まあ暴れるために産まれたようなものだしね。
感想など
細かい台詞回しの良さやキャラ全員に見せ場がある作りは良い意味でマジェプリだったと思います、細かいセリフが良いのは毎回だったな、なんか絶妙に台詞回しに気が利いてる、説明してほしい事を省かないけどダラダラ説明もしないのはマジェプリのセリフの良いところ、アサギが何かないのかと学園の生き残りに問いかけるシーンは絶妙にクドくなくてそれでいて状況が最低限の言葉で説明されててよかったです。
若干残念な要素が見受けられる感じも含めてマジェプリなのかなとも思います。
ヴィオルナってなんだったんだろうと少しなんとも言えない気分にもなりました。
マジェプリの劇場版、アニメ最終回にてまだ少しだけ火種が残ってる感じで終わったのでその部分を消化したもの。
太陽系に侵入てそのままヴルガル残党が新たな指揮官を得て地球を目指すので迎撃するという話になっているのだが。
あらすじ
TV版のシナリオまででとりあえず地球侵攻のためのヴルガルの拠点であるゲートを破壊したは良いものの、帰還したイズルは昏睡状態に陥っていた。
その状況下で太陽系内に侵入していたヴルガル残党が突如行動を開始、妙に連携の取れた行動を訝しむMJPの面々であったが、テオーリアがヴルガルの皇族の遺伝子をもとに作った実験体の存在を明かす。
そしてヴルガル残党は地球へ向けて行動を開始、イズルは未だに目が覚めない、仕方ないので残ったメンバーだけで出撃する事になったのだが…。
登場メカ
レッド5+:ヒタチ・イズル
最終決戦で大破したので予備パーツその他でとりあえず完成させた改造機。テストすらしないままぶっつけ本番で出撃する事に。
ホワイト0:アサギ・トシカズ
アッシュのプロトタイプ的な機体。要するによくある万能すぎて誰も動かせなかった超高性能機、ブルー1を失ったアサギが急遽乗り込むも案の定イマイチ動かせずにグダグダに。仕方ないので他のメンバーからの助言でなんとか動かして兄弟愛でヴィオルナに勝利する。ただしホワイト0は犠牲になったため、アサギは1回で2機のアッシュを失う羽目になった。
ブルー1:アサギ・トシカズ
アサギ機、覚醒して活躍するも油断したところをヴィオルナに急襲されて撃墜されて大破する。アサギはスーツの性能もあって無事だった。
パープル2:クギミヤ・ケイ
電子線、サポート用なので他より高高度でサポートするのが仕事。
ローズ3:イリエ・タマキ
覚醒時にはブースターも武装として利用していた、基本的に雑魚専よりの性能なのでボス戦では微妙なのは相変わらず。
ゴールド4:スルガ・アタル
都市学院を攻撃する敵を狙撃するのが仕事。
ブラック6:クロキ・アンジュ
ヴィオルナに対して苦戦気味だった。
オレンジセブン、シルバーエイト、グリーンナイン、マゼンタテン
新たに出てきたチームフォーンのアッシュ。出番は殆どなく地球に迫るヴルガルを迎撃するために出撃したがその後は不明。
スターローズ2:コミネ・ダイ
ちゃっかり作っていたスターローズの2番艦。最終決戦で大体の物資を使い尽くしたゴディニオンの援軍及び補給として登場した。
登場キャラ
チームラビッツ
劇場版なので最終的に全員が覚醒した。
ヒタチ・イズル
TV版最終回でジアートに勝利しその後回収されたものの昏睡状態陥っており目覚めない。一時期カプセルに入れられてクルー全員からカプセルにギブス落書き的な事をされていた。
全員が出撃した後に目が覚めて、そこでアサギの戦死を聞かされることに…。
アサギ・トシカズ
すでにイズルの兄だと明かしたので完全にお兄ちゃん扱い。覚醒してヴルガル残党と戦闘するも虚をつかれてディオルナにやられて撃墜されて戦死したと思われていたが、地下シェルターに落下してそこにあったホワイトゼロに乗って再出撃することに。基本的に集まるときはアサギの部屋。
クギミヤ・ケイ
ケーキ作りは相変わらず味覚が壊滅的な為にダメダメ。今回は一人でやらなかったためまともな味になった模様。
イリエ・タマキ
パトリックが渡す予定だった塩辛をもらっている。
スルガ・アタル
相変わらずのスナイパー。
クロキ・アンジュ
アサギに対して妙に騒いでいるシーンが多いのが印象的。
チームドーベルマン
TV版でチャンドラを除いて戦死しているが、パトリックの姉がちょっとだけ登場している。
ラケシュ・チャンドラセカール
ドーベルマン唯一の生存者。
ゴディニオン
スズカゼ・リン
ゴディニオン館長。
テオーリア
地球に亡命したヴルガル皇族。ヴルガル語が話せるためヴィオルナの罵倒を翻訳しようとしたものの下品すぎるため途中で赤くなって翻訳しきれなかった。
その他地球
コミネ・ダイ
おなじみ潰れたシュークリームみたいな顔の潰シュー大佐。気がついたらフェードアウトしていたと思ったらスターローズ2の艦長にちゃっかり就任してゴディニオンの援軍として帰還した。出番は極小。
ヴルガル
ヴィオルナ
ヴルガル皇族の遺伝子を集結して作られた。極めて下品な言葉を使って言葉責めしてくるが、如何せん翻訳者のテオーリアが下品過ぎて恥ずかしくて翻訳できず何を言っているのかさっぱりわからなかった。
ゲートを破壊された後に覚醒、太陽系内に残るヴルガルの残党と連動して地球を襲撃、グランツェーレ都市学園を襲撃して破壊するが、後を追ってきたチームラビッツによってなんとか止められ戦死。
基本的に覚醒→暴れまくる→死亡という隠しボスポジでしかなかったのでなんのために産まれたのか感はあるが、まあ暴れるために産まれたようなものだしね。
感想など
細かい台詞回しの良さやキャラ全員に見せ場がある作りは良い意味でマジェプリだったと思います、細かいセリフが良いのは毎回だったな、なんか絶妙に台詞回しに気が利いてる、説明してほしい事を省かないけどダラダラ説明もしないのはマジェプリのセリフの良いところ、アサギが何かないのかと学園の生き残りに問いかけるシーンは絶妙にクドくなくてそれでいて状況が最低限の言葉で説明されててよかったです。
若干残念な要素が見受けられる感じも含めてマジェプリなのかなとも思います。
ヴィオルナってなんだったんだろうと少しなんとも言えない気分にもなりました。
2021年01月19日
テコンV
概要
メカデザインがマジンガーZっぽいことが有名になってる感がある伝説の韓国アニメ。劇場公開用作品。
商業的には成功しており後にシリーズ化されているが、毎回どこかで見たようなデザインの主役メカが登場する模様。ただこの辺りは情報が錯綜しているというべきか、70年代から80年代にかけて制作された一連のシリーズなのがテコンV1作の要素として捉えられているフシがある模様、この無印テコンVではよくネタにされるアッガイ、ビグロ等は登場しない。よく知られている?ザブングルっぽいメカは後に制作されたスーパーテコンVであり本作のテコンVではない。
韓国製としては初のロボアニメであり、日本以外製のスーパーロボットとしては多分かなり初期(若しくは初)の作品だと思われるが、よくわからない、データがない。
2010年に日本で劇場公開された際に日本語吹き替え版が制作されている。
キャラデザはマジンガーよりもタツノコ風の妙に濃い感じの画風、また雰囲気的に白蛇伝的な印象もある。作画面では全体的に厳しく、特に動きの面に関しては生身アクションの出来が今ひとつ良くない(例外あり)、ロボットに関しては劇場版なので動きが良い所もある。
そしてそこはかとなく漂う黄金バット臭は監督が黄金バットのスタッフの1人だったかららしい、分かる人はわかる黄金バット臭。
総合的に予算とノウハウ不足が感じられる内容で、劇場アニメの割に結構何度も見るバンク、散見される作画ミス、演出ミス、その他謎のカットが散見される。
敵勢力が「赤色帝国」で赤い星がトレードマークで冷戦時代が露骨に出た設定。
あらすじ
テコンドーの達人キム・フンはテコンドーの大会に出場して優勝するが、対戦相手を怪我させてしまう。その対戦相手が手術前に突如何者かに拉致された、その後も格闘家達の拉致が続く中で、キム・フンの父親キム博士の元に父親の旧友の娘マリーが訪ねてくる。実は彼女はアンドロイドでキム博士の設計図を狙っていた、一度はセキュリティシステムで助かったキム博士だが今度はロボットの部下を連れたマリーが再び乗り込んできてキム博士を殺害、更に研究所からデータを奪い逃走する。然しマリーは一度博士に救われていたときに優しい心に目覚めつつあったが故に葛藤し始める。
キム博士が事切れる前に開発中のロボットテコンVを託されたキム・フンはマリーの背後に居る巨大な敵「赤い帝国」との戦いに身を投じていく。
登場メカ
テコンV:キム・フン、ユン・ヨンヒ
金博士が作ったロボット。割となかなか出てこない。見た目がマジンガーぽいことで有名な奴。名前の通りテコンドーで戦う。
自動追尾システムがありターゲットを自動で追尾するシステムがある。頭と胴体に別々のコックピットがある、胴体部のコックピットはかなり広く機体に入らなそうである。搭乗時に使うメカはパイルダーっぽい何かである。スクランダーは存在せず飛行時は謎パワーで飛ぶ。
赤色帝国(赤い帝国)
敵組織、名前がいくらなんでもストレートすぎる。マルコム将軍の演説中は巨大ロボット軍団がわーいわーいしていたりする。沢山ロボット持ってる割に最終決戦では3機しか投入してきてない、その前のカットでは少なくとも6機居たのに。ちなみにロボット名は日本語版のものなので原語版の名前がこれで良いのか知らん。
テコンドーZ:リチャード
敵メカ、基本的に負けたほうを採用している。負のエネルギーで動いている感じのニュアンス。
マッスルW
レスリング世界一になれなかった男が乗るロボット。一度破壊されたはずなのにジェットロンもびっくりの作画ミスで復活している。
ネンドーA
剣道世界二位のメキシコ人が乗っている。
巨大マリー(名称不明)
マリー専用巨大ロボット。
軍隊
軍隊、それ以上でもそれ以下でもないが、当時の韓国軍ってなんの兵器使ってたんだろうという疑問が、軍ヲタじゃないのでその辺よくわかりません。
登場キャラ
キム・フン
主人公、テコンドー使い。
キム博士
キム・フンの父親。ガタイの良いハゲオヤジ。動物に好かれる人徳者。テコンVを開発するも暗殺されてしまう。
マリー
アンドロイド。キム博士のロボット設計図を奪おうと企むも部屋のセキュリティシステムにやられて失敗、サ軍と比べると警備は厳重な模様、その後一度キム博士は彼女を許すも再び設計図を奪うために部下のロボット兵とともに新入試て今度は成功するが、キム博士に対して好意的になっていた為に博士を射殺した部下を破壊している。表記がメリだったりメリーだったりマリーだったり安定しない。最期は自爆して果てるが、コアシステムが無事だったため修復可能だということが示唆されている。
正直行動がガバガバ言うか全体的にミスないし意味がなかったシーンが多く(SWEP8のローズみたいな感じの立ち位置と言えばわかるかな?)どうも残念臭がするサブヒロイン。
ユン・ヨンヒ
ヒロイン、テコンVのサブパイ。マリーと比べてネタ要素は乏しい。
ユン博士
ユン・ヨンヒの父。敵に捉えられていたがマリーによって救出される、その後また敵に見つかってマリーによって救出…というかマリーが高いところにたってやられているスキをついて敵を撃退、更にモブ兵士をマリーの剣(ビームが出る)と格闘術を使って蹴散らしながら脱出している、武闘派博士。
チョル
ヤカン被ってロボットごっこしてる少年。ヤカンV、武装は胡椒。
カープ博士
キム博士の旧友だったが…。
マルコム将軍
赤色帝国の将軍、実はカープ博士が入っている人形ロボット。
感想など
正直マジンガーZがどうというより中途半端に多いツッコミどころのほうが気になったアニメ。ちょくちょく残念なカット、作画ミスや演出ミス、少々抜けた展開などが散見される。
破壊シーンなんかは割といい感じだったりなんか出来てる部分とダメな部分が混在している。
総合的にアニメそのもののノウハウ不足、元のマジンガー自体が割とノウハウ不足な中で作られたのに、それを更にノウハウ不足なスタッフが似せて作った結果感がある。
見た感じマジンガー以外にも日本のアニメの影響?があるのかなという感じ、黄金バットさん臭は実は監督が黄金バットのスタッフだそうでそれが原因。
ベテランが作ったB級作品みたいなのってまず感想書けないんですよ、内容は破綻してないけど強烈な部分もないから、こういう拙さがある作品は大体感想が伸びる、書くことが多いので。
メカデザインがマジンガーZっぽいことが有名になってる感がある伝説の韓国アニメ。劇場公開用作品。
商業的には成功しており後にシリーズ化されているが、毎回どこかで見たようなデザインの主役メカが登場する模様。ただこの辺りは情報が錯綜しているというべきか、70年代から80年代にかけて制作された一連のシリーズなのがテコンV1作の要素として捉えられているフシがある模様、この無印テコンVではよくネタにされるアッガイ、ビグロ等は登場しない。よく知られている?ザブングルっぽいメカは後に制作されたスーパーテコンVであり本作のテコンVではない。
韓国製としては初のロボアニメであり、日本以外製のスーパーロボットとしては多分かなり初期(若しくは初)の作品だと思われるが、よくわからない、データがない。
2010年に日本で劇場公開された際に日本語吹き替え版が制作されている。
キャラデザはマジンガーよりもタツノコ風の妙に濃い感じの画風、また雰囲気的に白蛇伝的な印象もある。作画面では全体的に厳しく、特に動きの面に関しては生身アクションの出来が今ひとつ良くない(例外あり)、ロボットに関しては劇場版なので動きが良い所もある。
そしてそこはかとなく漂う黄金バット臭は監督が黄金バットのスタッフの1人だったかららしい、分かる人はわかる黄金バット臭。
総合的に予算とノウハウ不足が感じられる内容で、劇場アニメの割に結構何度も見るバンク、散見される作画ミス、演出ミス、その他謎のカットが散見される。
敵勢力が「赤色帝国」で赤い星がトレードマークで冷戦時代が露骨に出た設定。
あらすじ
テコンドーの達人キム・フンはテコンドーの大会に出場して優勝するが、対戦相手を怪我させてしまう。その対戦相手が手術前に突如何者かに拉致された、その後も格闘家達の拉致が続く中で、キム・フンの父親キム博士の元に父親の旧友の娘マリーが訪ねてくる。実は彼女はアンドロイドでキム博士の設計図を狙っていた、一度はセキュリティシステムで助かったキム博士だが今度はロボットの部下を連れたマリーが再び乗り込んできてキム博士を殺害、更に研究所からデータを奪い逃走する。然しマリーは一度博士に救われていたときに優しい心に目覚めつつあったが故に葛藤し始める。
キム博士が事切れる前に開発中のロボットテコンVを託されたキム・フンはマリーの背後に居る巨大な敵「赤い帝国」との戦いに身を投じていく。
登場メカ
テコンV:キム・フン、ユン・ヨンヒ
金博士が作ったロボット。割となかなか出てこない。見た目がマジンガーぽいことで有名な奴。名前の通りテコンドーで戦う。
自動追尾システムがありターゲットを自動で追尾するシステムがある。頭と胴体に別々のコックピットがある、胴体部のコックピットはかなり広く機体に入らなそうである。搭乗時に使うメカはパイルダーっぽい何かである。スクランダーは存在せず飛行時は謎パワーで飛ぶ。
赤色帝国(赤い帝国)
敵組織、名前がいくらなんでもストレートすぎる。マルコム将軍の演説中は巨大ロボット軍団がわーいわーいしていたりする。沢山ロボット持ってる割に最終決戦では3機しか投入してきてない、その前のカットでは少なくとも6機居たのに。ちなみにロボット名は日本語版のものなので原語版の名前がこれで良いのか知らん。
テコンドーZ:リチャード
敵メカ、基本的に負けたほうを採用している。負のエネルギーで動いている感じのニュアンス。
マッスルW
レスリング世界一になれなかった男が乗るロボット。一度破壊されたはずなのにジェットロンもびっくりの作画ミスで復活している。
ネンドーA
剣道世界二位のメキシコ人が乗っている。
巨大マリー(名称不明)
マリー専用巨大ロボット。
軍隊
軍隊、それ以上でもそれ以下でもないが、当時の韓国軍ってなんの兵器使ってたんだろうという疑問が、軍ヲタじゃないのでその辺よくわかりません。
登場キャラ
キム・フン
主人公、テコンドー使い。
キム博士
キム・フンの父親。ガタイの良いハゲオヤジ。動物に好かれる人徳者。テコンVを開発するも暗殺されてしまう。
マリー
アンドロイド。キム博士のロボット設計図を奪おうと企むも部屋のセキュリティシステムにやられて失敗、サ軍と比べると警備は厳重な模様、その後一度キム博士は彼女を許すも再び設計図を奪うために部下のロボット兵とともに新入試て今度は成功するが、キム博士に対して好意的になっていた為に博士を射殺した部下を破壊している。表記がメリだったりメリーだったりマリーだったり安定しない。最期は自爆して果てるが、コアシステムが無事だったため修復可能だということが示唆されている。
正直行動がガバガバ言うか全体的にミスないし意味がなかったシーンが多く(SWEP8のローズみたいな感じの立ち位置と言えばわかるかな?)どうも残念臭がするサブヒロイン。
ユン・ヨンヒ
ヒロイン、テコンVのサブパイ。マリーと比べてネタ要素は乏しい。
ユン博士
ユン・ヨンヒの父。敵に捉えられていたがマリーによって救出される、その後また敵に見つかってマリーによって救出…というかマリーが高いところにたってやられているスキをついて敵を撃退、更にモブ兵士をマリーの剣(ビームが出る)と格闘術を使って蹴散らしながら脱出している、武闘派博士。
チョル
ヤカン被ってロボットごっこしてる少年。ヤカンV、武装は胡椒。
カープ博士
キム博士の旧友だったが…。
マルコム将軍
赤色帝国の将軍、実はカープ博士が入っている人形ロボット。
感想など
正直マジンガーZがどうというより中途半端に多いツッコミどころのほうが気になったアニメ。ちょくちょく残念なカット、作画ミスや演出ミス、少々抜けた展開などが散見される。
破壊シーンなんかは割といい感じだったりなんか出来てる部分とダメな部分が混在している。
総合的にアニメそのもののノウハウ不足、元のマジンガー自体が割とノウハウ不足な中で作られたのに、それを更にノウハウ不足なスタッフが似せて作った結果感がある。
見た感じマジンガー以外にも日本のアニメの影響?があるのかなという感じ、黄金バットさん臭は実は監督が黄金バットのスタッフだそうでそれが原因。
ベテランが作ったB級作品みたいなのってまず感想書けないんですよ、内容は破綻してないけど強烈な部分もないから、こういう拙さがある作品は大体感想が伸びる、書くことが多いので。
2021年01月17日
超ロボット生命体トランスフォーマーマイクロン伝説
概要
マイクロン三部作として新たに新規世界観で立ち上げられたトランスフォーマー。今まで基本的に(カーロボは後付でG1世界に組み込まれている)G1の延長線上だったが、G1と違う時間軸で制作された新シリーズ。
サ軍デ軍に続く第三のTFであるマイクロンを巡る戦いで、マイクロンは小型のTFだがトランスフォーマーとエボリューションすることによって性能が強化される用になっている。然しマイクロンは戦いを忌避する性質があり、故にサ軍はそれを保護し、デ軍は強化に利用しようとするという流れ。
マイクロンの種類が多いせいなのか通常のTFの種類は極めて少なく4クールもあるにも関わらず20に満たない数という既存のTFシリーズの中でもかなり少なくなっている。
TFだが余り1話完結っぽい路線ではなく、全体の構成に力を入れている、故に良い意味でも悪い意味でも今までのTFとはかなり異質な雰囲気を持っている。特にスタースクリームは既存の設定を利用しつつも今までとかなり異質な性格を作り上げており、反抗的な行動が多いという意味ではいつものだが、卑怯な手を嫌う、一時的にサイバトロン入りする、地球人と仲良くなる、サ軍とデ軍の同盟を組ませる、ユニクロンに対抗して死亡するといういつもののスタスクとは異質な性格になっており、人気が高い。
作画はTFらしく余り良くない、そして作画ミスは余りない、ミスりようにもミスりやすい同型が居ないからでもあるが。
あらすじ
サイバトロン軍とデストロン軍のいつもの戦い。その中で戦いを好まないマイクロンはサイバトロンの支援を受けつつセイバートロン星から脱出して地球へ到来、その後眠りにつく。
そして現代、少年ラッドは友人のカルロスと一緒に洞窟探検に出かけるが、そこで謎の石版を発見、更に少女アレクサも合流するが、そこに謎のロボットが現れて襲いかかってくる。更に別のロボットが出現して襲いかかってきたロボットと戦い始めるのだった。そしてその石版から再生された小型ロボットは突然バイクに変形、ラッドたちを乗っけて逃走を始めるのだった。
彼らはトランスフォーマー、サイバトロン、デストロン、マイクロンの3種類があり、マイクロンはサイバトロンに守られる存在であること、デストロンがマイクロンを狙いっている事を伝える。マイクロンにはトランスフォーマーの力を増幅させる能力があり、トランスフォーマーたちはマイクロンを復活させてその力を使うようになっていく、然しマイクロンには秘密があった、TFの力を増大させる能力もまたマイクロンの誕生の秘密に隠されていたのである。
マイクロンには3つの特別なグループがおり、そのグループは合体することでスターセイバー、コスモテクター、アストロブラスターという強力な装備品になることが出来る、そしてこの3つが揃うときなにかが起こる。両軍に入って暗躍する謎のTFダブルフェイスの存在もあり、TFにはサイバトロン、デストロン以外にも陣営があることがわかる、そして徐々に話はマイクロンの正体へと迫っていく。
登場メカ
マイクロンの数が多い故かいつものTFと比べるとバリュエーションは少なめ。表記はいつもならパイロットを書くところにパートナーマイクロンを書くことにした。コンボイ(TF名):プライム(マイクロン名)にしている。
サイバトロン軍
いつもの、善玉組。
コンボイ:プライム
いつものトラックサイバトロンの司令官。かなり真面目な性格でボケをかまさない、一応コンボイの割に冷静な性格で崖落ち、爆発、作画ミス等の司令官らしい行動は余りやらない、定期的に崖落ちっぽい司令官的なシーンが入る、が地面に激突する前に救出されることが多い。ただし実は結構な戦闘狂であり、メガトロンにその事を指摘されて最期はノリノリで決闘をしていた。オライオンパックス等の戦前の回想は特にない。
一応後ろの武装コンテナは展開して使える他合体してスーパーモードになる、更にマイクロンのプライムとエボリューションすることでマックスファイヤーを撃てる、が武装コンテナはろくに出番が無く、スーパーモードも割と出番がなくOPが一番の見せ場だった。
一度地球を守るためにヒドラキャノンの攻撃を受けて死亡しているが、割とすぐにマイクロンたちの力で復活している。
ホッドロッド:ジョルト
キャラ的にはバンブルとロディマス(日本では最初からロディマスだが海外ではホッドロッド→ロディマスプライム)、ちょっとだけアイアンハイドのポジションの兼任という感じ。外見は黄色くて小型なのでバンブル的だが、一時期司令官代理を引き受けているところはホットロッド的、ただし代理は3話のみですぐに司令官が復活している、その後今度はデストロン軍の指揮権も一時的に預かっている。
直情的な性格ですぐに人を信じるところがあり、劇中では2回、ダブルフェイスとスタースクリームを信じて裏切られている。
ラチェット:フック
副官&軍医、ラチェットとマイスター(ジャァズ)のポジションを兼任している感じ。留守番系の仕事が多く目立つシーンがあまりない、一応初期メンバーなので出番自体は多いが。初期のサ軍メンバーは司令官、ホッドロッド、ラチェットだけだったりする。
グラップ:リフト
一応初期メンバーだったがはぐれて地下鉄をさまよっていた。なんともおっさん的江戸っ子的な性格で喋り方が初代TFサ軍的である。
途中でコスモブラスターを守る任務を命じられたは良いがメガトロンに基地に侵入されてコスモブラスターで撃ち抜かれて死亡…まではいかなかったが瀕死の重症を負う、スパークは無事だったために新しいボディを作られて復活する。玩具だと後半の形態は別人だったそうだ、そのため海外玩具だと前半はスモークスクリーン、後半形態はモイストくん(ホイスト)になっている、海外だとスモスクだがスモスクらしくガスを撒き散らすことはない。
デバスター:ダート
一応デバスターだが合体しない、海外ではスカベンジャーを名乗っている(オリジナルデバスターに合体するビルドロンの1人)。デ軍系の名前で当初はデ軍の傭兵として登場するがその後デ軍基地に親友してきたホッドロッドに未来を見出してサ軍に鞍替えしている。傭兵なのでサ軍、デ軍ともに渡り歩いていたらしく、コンボイとはときに敵対、ときに共闘した関係。双方の勢力に雇われているが契約は破らない主義なので両軍ともに信用は高い。ブルドーザーにTFする、一応人命救助の際には土砂の撤去を行っており一応ビルドロン的な行動をしていた。サ軍に入ってからはホッドロッドの師匠となっている。ブルドーザーでありキャラピラー部分が腕になるが結構腕が長い。OPを見ていると普通にサ軍サイドに最初から居るのでバレバレだがTFだから仕方ない。
シルバーボルト:ターボ
一応デバスターの弟子でありデバスターが呼び寄せた。然しデバスターはかなり立ち位置が変わりまくっているようなのでどんな感じで弟子入りしたのかは不明。最初はマイクロンを捕獲対象と見ていたが、ホッドロっととの関わりで考えが変わる。
ジェットファイヤー:ソナー
副司令官。スラストの作戦で苦戦するサイバトロン軍の元に突如援軍として現れる。メンバーの中では貴重な飛行要員。司令官と合体して飛行能力を付与することが出来る。かなり軽い性格。一応副司令官なので権限は大きいようで司令官代理的な行動を行うことも多い。
ステッパー:チャー
若手。かつてシルバーボルトに救われてシルバーボルトにあこがれて追いかけてきた。その後はホッドロッドの舎弟になる。普段はデスマスなのにビークルモードになると途端に荒っぽくなる。戦闘には余り参加せずオペレーターが多い。
ウルトラマグナス:トラック
一応いつものナンバー2の名前だが本作では司令化の強化ユニット、副司令官はジェットファイヤーだし司令官代行はホッドロッド(要はロディマス)。初期はTFという設定がなかったそうでシナリオに絡むことはほぼない。
サイバーホーク
ラチェットが開発したコンドルさん的な偵察メカ、子供たちに使われていた。英語名レーザービークなのでコンドルさんだと思っていい。
デストロン
いつもの。G1デ軍のエンブレムモチーフは音波さんだけど本作のモチーフは誰なんだろうか、音波いないし。
メガトロン:バレル
デストロン破壊大帝、根っからの戦闘好きでコンボイに対しても同類だと指摘している。宇宙征服して自分の帝国を築き上げることが夢であり、精神世界で少々間抜けな感じの帝王として君臨していた。スタスクには彼なりの愛情があり、いつか自分を超える事を願っており、コンボイを始末したら取り込んだサイバトロン軍はスタースクリームに委ねるつもりもあったようである、故にスタスクがユニクロンによって殺された際には怒りを顕にしていた。
スラストにクワガタンク呼ばわりサれていたように戦車からTFするが、頭にクワガタのような飾りがある。
ちなみにパートナーマイクロンのバレルは曰くサンドストームより偉いらしい。
スタースクリーム:グリッド
おなじみジェットロン、戦闘機に変形するスタスク、stsk。マイ伝では過去のスタスクの性格がかなり変わっており、特に短期間とは言えサ軍に身を寄せていた事があるという変わり種。一応裏切りを何度もするが、調子の良いニューリーダー病という感じではなく極めて真面目。マイクロンのこともかなり気にかけている描写があり、マイクロンにも好かれている。メガトロンに捨て駒にされた時はサ軍に身を寄せていた。サ軍に身を寄せていた時は子供にも懐かれていた、特にアレクサと仲が良くなっており、心情の変化の原因になっている。スラストに唆されてスターセイバーとコスモテクターを手土産にメガトロンを打倒すべくデ軍に復帰するも心情の変化もありデ軍内でも浮くことになる。最期は宇宙を守るべく両軍の同盟を提案、拒否するメガトロンに対して決闘を申し込む、そしてわざと破れて最期は2人のリーダーに未来を託してユニクロンに対してナル光線キャノンを発射するも届かずユニクロンの攻撃で死亡、シナリオ上重要なキーマンでマイ伝を代表するキャラとなっている。
パートナーマイクロンのグリッドは最後の最後でスタスクがユニクロンの攻撃を受ける寸前に分離された為に生存している。
スタスクの発言から彼は戦前生まれではないことが推察される(オリジナルスタスクは戦前生まれで1000万年前の地球に来た事がある)。
アイアンハイド:サーチ
アイアンハイドという某赤いサイバトロンの名前をしているが海外ではデモリッシャーらしい、別に引きずり下ろして細切れにしてやるとか言わない。
破壊兵という名を持ち設定では一応残忍な戦い方をするとか言われている、一応初期はその設定が生きており粗野な一面が強く、少なくともダブルフェイスが寝返ったときにサンドストームと一緒にホッドロッドをリンチにしているシーンなどに残忍という設定が垣間見える、が中盤当たりから完全に苦労人キャラとなっており破壊兵キャラはどこかへ消えてしまった感がある、序盤と終盤を比べるとかなり性格が変わっている気がする。
なんか残忍で狡猾という設定のハズが残念で迂闊なチャーハンになった奴を思い出す、なお同時期の作品の模様。
サンドストーム:キャノン
基本的にハイテンションでいつもラリホーと絶叫して戦う感じの奴。毎回撃墜されておりポジション的にワスピーターみたいな感じ。基本的に悩みが無いキャラでアイアンハイドを呆れさせている。成長したstsk、すっかり苦労人化していたアイアンハイド等と違って初期から終盤までヒャッハーキャラを貫き通している。バカキャラだが一応知力は5。
スラスト:サンダー
冷徹軍師として途中から登場。一応デ軍の中では名が通って居たらしく、スラストが絡んだ戦いではサ軍は毎回ボロ負けだったらしく画面外では有能。然しそれ以降は作戦成功率は低く、挙げ句にダブルフェイスに抱き込まれてメガトロンを裏切って暗躍する。別名イカトンボ。ヒドラキャノンを開発したのも彼だが、メガトロンにヒドラキャノンがセイバートロンの技術ではないことを見抜かれてもいた。
ショックウェーブ
豪腕提督の異名を持つ、空母型TFで極めて巨大。一応メガトロンと合体でき、サ軍のジェットファイヤーのポジションだが、登場後にメガトロンの手にスターセイバー、アストロブラスター、コスモテクターが揃っていちいち衝撃波に頼る必要がなかったせいもあってかイマイチ合体機会がなかった。
巨大で戦闘力は高いがイマイチ知能が低く、かつビークルモードの場合船なので下部が死角になっている。余り当てにならないテックスペックでは知力7である。なおスパリン版ではちょっと馬鹿になっている。
ランページ
元サ軍でホッドロッドの親友だった、然し炎に包まれる中でホッドロッドが助けを呼びに行くために離れたが助けは炎が強くて入れずに、そのまま置いてきぼりを食らった彼はメガトロンに助けられてそれ以降デ軍に鞍替えする。傷ついたサ軍エンブレムのしたにちっちゃくデ軍のエンブレムが書かれているのが彼の立場を示している。
マイクロン
争いを好まない小型TFであり、ある時期にセイバートロン星に誕生した。彼らはコンボイらによってセイバートロン星を脱出させられその後何故か地球に向かい不時着して眠っていた。彼らをエボリューションすることでTFは力を引き出すことが出来たためデストロンはマイクロンの力を欲し、サイバトロンは戦いを忌避する彼らを保護しようと動いた結果両陣営は地球に出現することになった。
両陣営ともにマイクロンを回収するが、かなりの数がデストロン軍に回収されていた、然し基本的にパートナーマイクロンは1機だけで、また武器になるマイクロンも9機だけなのでそれ以外はモブマイクロン的な扱い、設定があるやつもいるが、完全にモブも結構おり完全モブマイクロンはデ軍で作業員と化していた描写があった。
その正体はユニクロンズ・スポーンであり、TFに力を与える形でTFとエボリューション(合体)することでTFの意思を奪うために作られた、ダブルフェイスは多分マイクロンによって意思を奪われたTFと考えられる(明言はされていない)。誕生直後にタイムスリップしてきたラッド達に出会ってそのまま意思を持ってしまった為にユニクロンに逆らうようになった。ラッドにマイクロンが出会わなかった場合はサ軍デ軍ともに全滅する未来が待っていたらしい。マイクロンがセイバートロン星を脱出して地球に向かったのはラッドたちに会いに来たから。
ウィリー:ラッド
ラッドのパートナーマイクロン、色々と重要なキーマンの1人。
バンク:カルロス
カルロスのパートナーマイクロン、スケボーに変形する、余り名前で呼ばれない。
アーシー:アレクサ
アレクサのパートナーマイクロン、スクーターになる。性別は不明だが女性的な口調であり、アーシーもウーマンサイバトロンの名前である。
バンブル
ウィリー、バンク、アーシーが合体したTF、小型なので戦闘力は低め。名前的に黄色いミニボットの名前だが、本作ではホッドロッドがバンブル+ロディマスのポジションなので彼は余りバンブル的要素はない。
スターセイバー
マッハ、ジェッター、シャトラーの飛行型マイクロンであるエアーディフェンスマイクロンが合体する事で誕生する剣。名前の由来は多分Vの司令官。かつて地球の古代文明の手に渡って戦争に使われるもその力で両文明を滅ぼしている。基本的にスタスクが使っていることが多い。
コスモテクター
スピン、ドリフト、インディーからなるレースマイクロンが合体することで誕生する盾。スターセイバーとともに古代文明の兵器として使われ文明を滅ぼしている。初期にデストロンによって復活させられるもその後は長らくサイバトロンの手にあったが、スタスクが手土産に持ち逃げする。
アストロブラスター
アポロ、ムーブ、ミールのスペースマイクロンが合体して誕生する銃、一撃で頑丈さが売りのTFに瀕死の重傷を負わせることが出来る。スターセイバー、コスモテクター、アストロブラスターはマイクロンの中でも特別な存在でこの3つがユニクロン復活の鍵となっている。
第三勢力
ダブルフェイス:ミラー
謎のバイク型トランスフォーマー、マイクロンがまたがっており、そのマイクロンが頭部になる。初期だけサ軍に入るもののすぐにデ軍に寝返ってデ軍として行動する、中盤はずっとデ軍メンバーとして行動していたが、ちょくちょくスタースクリームを煽ったりする等謎の行動をする。特に何者かと交信している描写が見られた。デ軍サイドで行動するがたまにサ軍を助ける行動を取るなどよくわからない行動が多く、最終的にイカトンボに二重スパイがバレて逃走した。
正体はユニクロンズ・スポーンであり、ユニクロン復活のために暗躍していた、後にイカトンボを抱き込んでユニクロン復活のために行動する。
スカージ
黒いコンボイ、謎の惑星にて両軍を襲撃する。彼もユニクロンズスポーンである。
ユニクロン
おなじみ星を破壊する星帝、本作ではずーっとセイバートロンの月として眠っていた。本作ではマイクロンを生み出してTFたちに力を与えることで逆にそれを利用しようとしていたがマイクロン達が逆らったため作戦は失敗した。
その他
地下鉄
普通の地下鉄だが地下に放棄された姿がなんかあのアストロトレイン帝国を彷彿とさせる感じ。ただしデザインはレトロなアメリカ的だったアストロトレイン帝国のものと比べて日本的なデザインといえる。
登場キャラ
ラッド
主人公ポジ、彼の存在が結果的に宇宙を救うことになっている。
アレクサ
ヒロイン、スタスクと心を通わせる。
カルロス
ラッドの友人、褐色でかつやや小さめ、いつもスケボーに乗っている。
ビリー
追加メンバー、ただ彼とジムにはパートナーマイクロンが存在せず上の3人と比べて脇役気味。
ジム
追加メンバー、お菓子好きでデブ。
感想など
ノリ重視のTFらしからぬ妙に真面目な雰囲気のある作品。特にスタスク関係はTFの中でも異質で、本来ボケ要因のスタスクを最低限のスタスク性は残しつつも別のキャラに仕立て上げている。
いつものTFとは違う路線を目指している感じで、かなり異質な雰囲気を持っている。良い意味で言うと話をじっくり作っているので熱い展開が多く、悪い意味で言うとシナリオ重視故にノリの軽さやテンポの良さはあまりない内容。とりあえずスタスク関係のエピソードはかなりアツいので一見して。
マイクロン三部作として新たに新規世界観で立ち上げられたトランスフォーマー。今まで基本的に(カーロボは後付でG1世界に組み込まれている)G1の延長線上だったが、G1と違う時間軸で制作された新シリーズ。
サ軍デ軍に続く第三のTFであるマイクロンを巡る戦いで、マイクロンは小型のTFだがトランスフォーマーとエボリューションすることによって性能が強化される用になっている。然しマイクロンは戦いを忌避する性質があり、故にサ軍はそれを保護し、デ軍は強化に利用しようとするという流れ。
マイクロンの種類が多いせいなのか通常のTFの種類は極めて少なく4クールもあるにも関わらず20に満たない数という既存のTFシリーズの中でもかなり少なくなっている。
TFだが余り1話完結っぽい路線ではなく、全体の構成に力を入れている、故に良い意味でも悪い意味でも今までのTFとはかなり異質な雰囲気を持っている。特にスタースクリームは既存の設定を利用しつつも今までとかなり異質な性格を作り上げており、反抗的な行動が多いという意味ではいつものだが、卑怯な手を嫌う、一時的にサイバトロン入りする、地球人と仲良くなる、サ軍とデ軍の同盟を組ませる、ユニクロンに対抗して死亡するといういつもののスタスクとは異質な性格になっており、人気が高い。
作画はTFらしく余り良くない、そして作画ミスは余りない、ミスりようにもミスりやすい同型が居ないからでもあるが。
あらすじ
サイバトロン軍とデストロン軍のいつもの戦い。その中で戦いを好まないマイクロンはサイバトロンの支援を受けつつセイバートロン星から脱出して地球へ到来、その後眠りにつく。
そして現代、少年ラッドは友人のカルロスと一緒に洞窟探検に出かけるが、そこで謎の石版を発見、更に少女アレクサも合流するが、そこに謎のロボットが現れて襲いかかってくる。更に別のロボットが出現して襲いかかってきたロボットと戦い始めるのだった。そしてその石版から再生された小型ロボットは突然バイクに変形、ラッドたちを乗っけて逃走を始めるのだった。
彼らはトランスフォーマー、サイバトロン、デストロン、マイクロンの3種類があり、マイクロンはサイバトロンに守られる存在であること、デストロンがマイクロンを狙いっている事を伝える。マイクロンにはトランスフォーマーの力を増幅させる能力があり、トランスフォーマーたちはマイクロンを復活させてその力を使うようになっていく、然しマイクロンには秘密があった、TFの力を増大させる能力もまたマイクロンの誕生の秘密に隠されていたのである。
マイクロンには3つの特別なグループがおり、そのグループは合体することでスターセイバー、コスモテクター、アストロブラスターという強力な装備品になることが出来る、そしてこの3つが揃うときなにかが起こる。両軍に入って暗躍する謎のTFダブルフェイスの存在もあり、TFにはサイバトロン、デストロン以外にも陣営があることがわかる、そして徐々に話はマイクロンの正体へと迫っていく。
登場メカ
マイクロンの数が多い故かいつものTFと比べるとバリュエーションは少なめ。表記はいつもならパイロットを書くところにパートナーマイクロンを書くことにした。コンボイ(TF名):プライム(マイクロン名)にしている。
サイバトロン軍
いつもの、善玉組。
コンボイ:プライム
いつものトラックサイバトロンの司令官。かなり真面目な性格でボケをかまさない、一応コンボイの割に冷静な性格で崖落ち、爆発、作画ミス等の司令官らしい行動は余りやらない、定期的に崖落ちっぽい司令官的なシーンが入る、が地面に激突する前に救出されることが多い。ただし実は結構な戦闘狂であり、メガトロンにその事を指摘されて最期はノリノリで決闘をしていた。オライオンパックス等の戦前の回想は特にない。
一応後ろの武装コンテナは展開して使える他合体してスーパーモードになる、更にマイクロンのプライムとエボリューションすることでマックスファイヤーを撃てる、が武装コンテナはろくに出番が無く、スーパーモードも割と出番がなくOPが一番の見せ場だった。
一度地球を守るためにヒドラキャノンの攻撃を受けて死亡しているが、割とすぐにマイクロンたちの力で復活している。
ホッドロッド:ジョルト
キャラ的にはバンブルとロディマス(日本では最初からロディマスだが海外ではホッドロッド→ロディマスプライム)、ちょっとだけアイアンハイドのポジションの兼任という感じ。外見は黄色くて小型なのでバンブル的だが、一時期司令官代理を引き受けているところはホットロッド的、ただし代理は3話のみですぐに司令官が復活している、その後今度はデストロン軍の指揮権も一時的に預かっている。
直情的な性格ですぐに人を信じるところがあり、劇中では2回、ダブルフェイスとスタースクリームを信じて裏切られている。
ラチェット:フック
副官&軍医、ラチェットとマイスター(ジャァズ)のポジションを兼任している感じ。留守番系の仕事が多く目立つシーンがあまりない、一応初期メンバーなので出番自体は多いが。初期のサ軍メンバーは司令官、ホッドロッド、ラチェットだけだったりする。
グラップ:リフト
一応初期メンバーだったがはぐれて地下鉄をさまよっていた。なんともおっさん的江戸っ子的な性格で喋り方が初代TFサ軍的である。
途中でコスモブラスターを守る任務を命じられたは良いがメガトロンに基地に侵入されてコスモブラスターで撃ち抜かれて死亡…まではいかなかったが瀕死の重症を負う、スパークは無事だったために新しいボディを作られて復活する。玩具だと後半の形態は別人だったそうだ、そのため海外玩具だと前半はスモークスクリーン、後半形態はモイストくん(ホイスト)になっている、海外だとスモスクだがスモスクらしくガスを撒き散らすことはない。
デバスター:ダート
一応デバスターだが合体しない、海外ではスカベンジャーを名乗っている(オリジナルデバスターに合体するビルドロンの1人)。デ軍系の名前で当初はデ軍の傭兵として登場するがその後デ軍基地に親友してきたホッドロッドに未来を見出してサ軍に鞍替えしている。傭兵なのでサ軍、デ軍ともに渡り歩いていたらしく、コンボイとはときに敵対、ときに共闘した関係。双方の勢力に雇われているが契約は破らない主義なので両軍ともに信用は高い。ブルドーザーにTFする、一応人命救助の際には土砂の撤去を行っており一応ビルドロン的な行動をしていた。サ軍に入ってからはホッドロッドの師匠となっている。ブルドーザーでありキャラピラー部分が腕になるが結構腕が長い。OPを見ていると普通にサ軍サイドに最初から居るのでバレバレだがTFだから仕方ない。
シルバーボルト:ターボ
一応デバスターの弟子でありデバスターが呼び寄せた。然しデバスターはかなり立ち位置が変わりまくっているようなのでどんな感じで弟子入りしたのかは不明。最初はマイクロンを捕獲対象と見ていたが、ホッドロっととの関わりで考えが変わる。
ジェットファイヤー:ソナー
副司令官。スラストの作戦で苦戦するサイバトロン軍の元に突如援軍として現れる。メンバーの中では貴重な飛行要員。司令官と合体して飛行能力を付与することが出来る。かなり軽い性格。一応副司令官なので権限は大きいようで司令官代理的な行動を行うことも多い。
ステッパー:チャー
若手。かつてシルバーボルトに救われてシルバーボルトにあこがれて追いかけてきた。その後はホッドロッドの舎弟になる。普段はデスマスなのにビークルモードになると途端に荒っぽくなる。戦闘には余り参加せずオペレーターが多い。
ウルトラマグナス:トラック
一応いつものナンバー2の名前だが本作では司令化の強化ユニット、副司令官はジェットファイヤーだし司令官代行はホッドロッド(要はロディマス)。初期はTFという設定がなかったそうでシナリオに絡むことはほぼない。
サイバーホーク
ラチェットが開発したコンドルさん的な偵察メカ、子供たちに使われていた。英語名レーザービークなのでコンドルさんだと思っていい。
デストロン
いつもの。G1デ軍のエンブレムモチーフは音波さんだけど本作のモチーフは誰なんだろうか、音波いないし。
メガトロン:バレル
デストロン破壊大帝、根っからの戦闘好きでコンボイに対しても同類だと指摘している。宇宙征服して自分の帝国を築き上げることが夢であり、精神世界で少々間抜けな感じの帝王として君臨していた。スタスクには彼なりの愛情があり、いつか自分を超える事を願っており、コンボイを始末したら取り込んだサイバトロン軍はスタースクリームに委ねるつもりもあったようである、故にスタスクがユニクロンによって殺された際には怒りを顕にしていた。
スラストにクワガタンク呼ばわりサれていたように戦車からTFするが、頭にクワガタのような飾りがある。
ちなみにパートナーマイクロンのバレルは曰くサンドストームより偉いらしい。
スタースクリーム:グリッド
おなじみジェットロン、戦闘機に変形するスタスク、stsk。マイ伝では過去のスタスクの性格がかなり変わっており、特に短期間とは言えサ軍に身を寄せていた事があるという変わり種。一応裏切りを何度もするが、調子の良いニューリーダー病という感じではなく極めて真面目。マイクロンのこともかなり気にかけている描写があり、マイクロンにも好かれている。メガトロンに捨て駒にされた時はサ軍に身を寄せていた。サ軍に身を寄せていた時は子供にも懐かれていた、特にアレクサと仲が良くなっており、心情の変化の原因になっている。スラストに唆されてスターセイバーとコスモテクターを手土産にメガトロンを打倒すべくデ軍に復帰するも心情の変化もありデ軍内でも浮くことになる。最期は宇宙を守るべく両軍の同盟を提案、拒否するメガトロンに対して決闘を申し込む、そしてわざと破れて最期は2人のリーダーに未来を託してユニクロンに対してナル光線キャノンを発射するも届かずユニクロンの攻撃で死亡、シナリオ上重要なキーマンでマイ伝を代表するキャラとなっている。
パートナーマイクロンのグリッドは最後の最後でスタスクがユニクロンの攻撃を受ける寸前に分離された為に生存している。
スタスクの発言から彼は戦前生まれではないことが推察される(オリジナルスタスクは戦前生まれで1000万年前の地球に来た事がある)。
アイアンハイド:サーチ
アイアンハイドという某赤いサイバトロンの名前をしているが海外ではデモリッシャーらしい、別に引きずり下ろして細切れにしてやるとか言わない。
破壊兵という名を持ち設定では一応残忍な戦い方をするとか言われている、一応初期はその設定が生きており粗野な一面が強く、少なくともダブルフェイスが寝返ったときにサンドストームと一緒にホッドロッドをリンチにしているシーンなどに残忍という設定が垣間見える、が中盤当たりから完全に苦労人キャラとなっており破壊兵キャラはどこかへ消えてしまった感がある、序盤と終盤を比べるとかなり性格が変わっている気がする。
サンドストーム:キャノン
基本的にハイテンションでいつもラリホーと絶叫して戦う感じの奴。毎回撃墜されておりポジション的にワスピーターみたいな感じ。基本的に悩みが無いキャラでアイアンハイドを呆れさせている。成長したstsk、すっかり苦労人化していたアイアンハイド等と違って初期から終盤までヒャッハーキャラを貫き通している。バカキャラだが一応知力は5。
スラスト:サンダー
冷徹軍師として途中から登場。一応デ軍の中では名が通って居たらしく、スラストが絡んだ戦いではサ軍は毎回ボロ負けだったらしく画面外では有能。然しそれ以降は作戦成功率は低く、挙げ句にダブルフェイスに抱き込まれてメガトロンを裏切って暗躍する。別名イカトンボ。ヒドラキャノンを開発したのも彼だが、メガトロンにヒドラキャノンがセイバートロンの技術ではないことを見抜かれてもいた。
ショックウェーブ
豪腕提督の異名を持つ、空母型TFで極めて巨大。一応メガトロンと合体でき、サ軍のジェットファイヤーのポジションだが、登場後にメガトロンの手にスターセイバー、アストロブラスター、コスモテクターが揃っていちいち衝撃波に頼る必要がなかったせいもあってかイマイチ合体機会がなかった。
巨大で戦闘力は高いがイマイチ知能が低く、かつビークルモードの場合船なので下部が死角になっている。余り当てにならないテックスペックでは知力7である。なおスパリン版ではちょっと馬鹿になっている。
ランページ
元サ軍でホッドロッドの親友だった、然し炎に包まれる中でホッドロッドが助けを呼びに行くために離れたが助けは炎が強くて入れずに、そのまま置いてきぼりを食らった彼はメガトロンに助けられてそれ以降デ軍に鞍替えする。傷ついたサ軍エンブレムのしたにちっちゃくデ軍のエンブレムが書かれているのが彼の立場を示している。
マイクロン
争いを好まない小型TFであり、ある時期にセイバートロン星に誕生した。彼らはコンボイらによってセイバートロン星を脱出させられその後何故か地球に向かい不時着して眠っていた。彼らをエボリューションすることでTFは力を引き出すことが出来たためデストロンはマイクロンの力を欲し、サイバトロンは戦いを忌避する彼らを保護しようと動いた結果両陣営は地球に出現することになった。
両陣営ともにマイクロンを回収するが、かなりの数がデストロン軍に回収されていた、然し基本的にパートナーマイクロンは1機だけで、また武器になるマイクロンも9機だけなのでそれ以外はモブマイクロン的な扱い、設定があるやつもいるが、完全にモブも結構おり完全モブマイクロンはデ軍で作業員と化していた描写があった。
その正体はユニクロンズ・スポーンであり、TFに力を与える形でTFとエボリューション(合体)することでTFの意思を奪うために作られた、ダブルフェイスは多分マイクロンによって意思を奪われたTFと考えられる(明言はされていない)。誕生直後にタイムスリップしてきたラッド達に出会ってそのまま意思を持ってしまった為にユニクロンに逆らうようになった。ラッドにマイクロンが出会わなかった場合はサ軍デ軍ともに全滅する未来が待っていたらしい。マイクロンがセイバートロン星を脱出して地球に向かったのはラッドたちに会いに来たから。
ウィリー:ラッド
ラッドのパートナーマイクロン、色々と重要なキーマンの1人。
バンク:カルロス
カルロスのパートナーマイクロン、スケボーに変形する、余り名前で呼ばれない。
アーシー:アレクサ
アレクサのパートナーマイクロン、スクーターになる。性別は不明だが女性的な口調であり、アーシーもウーマンサイバトロンの名前である。
バンブル
ウィリー、バンク、アーシーが合体したTF、小型なので戦闘力は低め。名前的に黄色いミニボットの名前だが、本作ではホッドロッドがバンブル+ロディマスのポジションなので彼は余りバンブル的要素はない。
スターセイバー
マッハ、ジェッター、シャトラーの飛行型マイクロンであるエアーディフェンスマイクロンが合体する事で誕生する剣。名前の由来は多分Vの司令官。かつて地球の古代文明の手に渡って戦争に使われるもその力で両文明を滅ぼしている。基本的にスタスクが使っていることが多い。
コスモテクター
スピン、ドリフト、インディーからなるレースマイクロンが合体することで誕生する盾。スターセイバーとともに古代文明の兵器として使われ文明を滅ぼしている。初期にデストロンによって復活させられるもその後は長らくサイバトロンの手にあったが、スタスクが手土産に持ち逃げする。
アストロブラスター
アポロ、ムーブ、ミールのスペースマイクロンが合体して誕生する銃、一撃で頑丈さが売りのTFに瀕死の重傷を負わせることが出来る。スターセイバー、コスモテクター、アストロブラスターはマイクロンの中でも特別な存在でこの3つがユニクロン復活の鍵となっている。
第三勢力
ダブルフェイス:ミラー
謎のバイク型トランスフォーマー、マイクロンがまたがっており、そのマイクロンが頭部になる。初期だけサ軍に入るもののすぐにデ軍に寝返ってデ軍として行動する、中盤はずっとデ軍メンバーとして行動していたが、ちょくちょくスタースクリームを煽ったりする等謎の行動をする。特に何者かと交信している描写が見られた。デ軍サイドで行動するがたまにサ軍を助ける行動を取るなどよくわからない行動が多く、最終的にイカトンボに二重スパイがバレて逃走した。
正体はユニクロンズ・スポーンであり、ユニクロン復活のために暗躍していた、後にイカトンボを抱き込んでユニクロン復活のために行動する。
スカージ
黒いコンボイ、謎の惑星にて両軍を襲撃する。彼もユニクロンズスポーンである。
ユニクロン
おなじみ星を破壊する星帝、本作ではずーっとセイバートロンの月として眠っていた。本作ではマイクロンを生み出してTFたちに力を与えることで逆にそれを利用しようとしていたがマイクロン達が逆らったため作戦は失敗した。
その他
地下鉄
普通の地下鉄だが地下に放棄された姿がなんかあのアストロトレイン帝国を彷彿とさせる感じ。ただしデザインはレトロなアメリカ的だったアストロトレイン帝国のものと比べて日本的なデザインといえる。
登場キャラ
ラッド
主人公ポジ、彼の存在が結果的に宇宙を救うことになっている。
アレクサ
ヒロイン、スタスクと心を通わせる。
カルロス
ラッドの友人、褐色でかつやや小さめ、いつもスケボーに乗っている。
ビリー
追加メンバー、ただ彼とジムにはパートナーマイクロンが存在せず上の3人と比べて脇役気味。
ジム
追加メンバー、お菓子好きでデブ。
感想など
ノリ重視のTFらしからぬ妙に真面目な雰囲気のある作品。特にスタスク関係はTFの中でも異質で、本来ボケ要因のスタスクを最低限のスタスク性は残しつつも別のキャラに仕立て上げている。
いつものTFとは違う路線を目指している感じで、かなり異質な雰囲気を持っている。良い意味で言うと話をじっくり作っているので熱い展開が多く、悪い意味で言うとシナリオ重視故にノリの軽さやテンポの良さはあまりない内容。とりあえずスタスク関係のエピソードはかなりアツいので一見して。
2021年01月15日
ガンドレス(仮記事)
概要
作画崩壊のほうが有名になってしまった伝説のアニメ。カクカク、色塗ってない、動きがおかしい、キャラの口パクなんかがおかしい、口の位置がおかしい等の伝説を作ったアニメ。作画ミスも頻発しておりキャラやもののスケール感のおかしさ、キャラの肌色が変化して人種が変わるみたいな妙なシーンも多い。
反面ヤシガニ的な作画崩壊は少なく、単に枚数が絶望的に足りない&塗ってないが頻発している感じで形が崩れている絵は案外少ない。
一応劇場公開だったものの未完成で放映された為に客には後日ビデオ郵送という措置が取られる有様だった。内容を見ると正直作画がよかったら多分忘れられていた感じのもの。
タイトルのガンドレスはガン(銃)をドレスのように身にまとうという意味らしい。
制作費は4億円、然し孫請け会社に2億円で丸投げ、それも完成せずにこの有様だったらしい。孫請会社は最終的に倒産した模様。
一応士郎正宗がデザインしたのでその部分で少し話題になることがある。実はゲーム版、小説版がある。
作画以外の細かい欠点は感想の方に書きます。
あらすじ
正直見てもよくわかりません。Wikipediaのあらすじ見て「そういう話だったんだ」という感じ。
設定上の背景が作中で語られず、エンジェルアームズ社がアラブの武器密売人を逮捕する→アラブの武器商人の身柄を狙う者たちが出現して襲撃してくる→エンジェルアームズ社がその武器密売人を守る→敵の親玉(ニセセフィロス)が主人公の元愛人だった→本拠地に乗り込んでそいつらを倒すという感じなものの、背景の描写が少なすぎて今書いた部分以外がよくわからない。更に作画が悪いせいで何が起こってるのかよくわからないシーンが多く混乱する。
登場メカ
ランドメイトと呼ばれる。10種類ほどが確認できたが如何せん各ランドメイトはシルエット以外は意外なほど没個性、感想等に書いていきますが、デザインの差が大きい割には個性付が乏しい感じ。一応メインキャラ用の機種5機、警察用、軍用量産機、敵のワンオフ数種類が見られる。
またランドメイトにテロップが出たりキャラがランドメイト名を呼ぶシーンもないので正直印象には残らず。
登場キャラ
アリサ・タカクラ
主人公、銀髪の女、昔テロ組織のメンバーだったが重症を負った後サイボーグ化されて更生した。
ユン・ケイ
アリサの同僚、正直影が薄い。
マルシア・アサノ
ユンほどじゃないが正直出番ない。
ミシェル・イガ
サポートよりなおかげで多少目立ててた気がする。
シルヴィア・カキハナ
沖縄人だが関西育ちの関西弁キャラ、お好み焼きシーンのおかしさが有名(ヲイ)。
タカコ・ホウライジ
エンジェルアームズ社社長。
ジャンリュック・スキナー
アリサの元恋人、爆死したはずが生きており別のテロ組織を作ってアリ・ジャイーブ・ハッサンの命を狙う。
アリ・ジャイーブ・ハッサン
一応武器密売人らしいおっさん。なんか知らないけどジャンリュックスキナーに命を狙われている。終始マイペース。弟のイブン・ハッサンは医者で真面目。
感想など(長い)
あくまでロボットアニメブログですのでロボットアニメとして解釈してロボットアニメとしてのダメ出しがメインになります、正直作画よりもそれ以外に欠点があったかなと思いました。一応私がダメだと感じた点を箇条書きにしてみました。
・作画は言わずもがな悪い
・シチュエーション単位ではわかるものの全体像がつかみにくいシナリオ
・誰と誰が戦ってるのか、何が起こっているのか、誰がどのランドメイトに乗っているのかイマイチわからない戦闘シーン
・尺の割にキャラとメカのバリュエーションが多くキャラメカともに個性付けと掘り下げが乏しい
・メカの種類が多い割に見た目と性能以外の差が表現されていない、これなら種類減らすべき
・細かい突っ込みどころが多いキャラの行動
・本作ならではの個性が「作画崩壊」しかないが、王道や大衆娯楽でもなければ特定ニッチでも実験作でもない中途半端な立ち位置
総合的に言うと無個性な作品を作画崩壊という個性で無理やり有名にした感じでしょうか。
正直言いますと、仮に作画が良くても正直そこまですごくないアニメ。設定面で凝ったものをやろうとしているのはわかるのですが、如何せんなんか個別のシチュエーションは理解できても全体の物語の流れがイマイチつかめない。
更にキャラ、メカのバリュエーションが尺の割に多すぎる、メカは10種類以上、キャラも10人以上、尺は90分、正直それぞれの掘り下げ活躍シーンは不足しています。
この手の近代的なリアル系のデザインってどうしても怪獣的なデザインともヒロイックなデザインとも異質にななって個性付が薄くなりがち。
これは近代的なリアル系全般に言える問題なんですよ、マクロス当たりから傾向がでてきてボトムズ以降はかなり問題が出ている問題です、実際マクロスなんかはバルキリー以外のメカの出番ロクにないですし、割とクールにバルキリー以外空気化させるのがマクロス流。
デザインの複雑化&リアル性と世界観路線故のギミックの制限&シナリオキャラ重視故のメカの動かせる範囲の制限が加わる感じでしょうか。本作ガンドレスも10種類位いるランドメイトは種類が多い割にメカの性格や個性、ヒエラルキーなどがほぼわからない感じでしたし、シルエットが違う割に行動モーションにも差がなかったり(これは作画力の問題もあるのでしょうが)、個性付けに失敗していた感じ。
当時から基本的に「作画が悪くなければあんまり出来が良くない程度のアニメ」と言われていた作品だけにそのとおりの出来。1流目指して1流にも2流にもなれない中途半端な感じ。
正直私が書いた事は「ロボットアニメ映画」全般の問題になります。大体ロボットアニメ映画は同じ問題を抱えています、短い尺にメカとキャラを全部ぶち込むと大体消化不良を起こします。ロボットアニメ映画の大半が再編集系なのも本作を見るとなんかやむなしって感じがします。
正直作画がまともだったら人々の記憶から忘れられた映画になった気がします。わかりやすいダメ要素は作画以外はあまりないんですが、上記の問題があるので作画が良くても問題が残ります。
ごめんなさい
正直見ても話が伝わってこなかったので、いつもと記事の性格が違います。話をよく理解できなかった上に資料が乏しいので書きようがないのでまともな概要はないです。またいつもの記事の形式に沿っていないので仮記事とさせていただきます、仮が取れることはありません。
作画崩壊のほうが有名になってしまった伝説のアニメ。カクカク、色塗ってない、動きがおかしい、キャラの口パクなんかがおかしい、口の位置がおかしい等の伝説を作ったアニメ。作画ミスも頻発しておりキャラやもののスケール感のおかしさ、キャラの肌色が変化して人種が変わるみたいな妙なシーンも多い。
反面ヤシガニ的な作画崩壊は少なく、単に枚数が絶望的に足りない&塗ってないが頻発している感じで形が崩れている絵は案外少ない。
一応劇場公開だったものの未完成で放映された為に客には後日ビデオ郵送という措置が取られる有様だった。内容を見ると正直作画がよかったら多分忘れられていた感じのもの。
タイトルのガンドレスはガン(銃)をドレスのように身にまとうという意味らしい。
制作費は4億円、然し孫請け会社に2億円で丸投げ、それも完成せずにこの有様だったらしい。孫請会社は最終的に倒産した模様。
一応士郎正宗がデザインしたのでその部分で少し話題になることがある。実はゲーム版、小説版がある。
作画以外の細かい欠点は感想の方に書きます。
あらすじ
正直見てもよくわかりません。Wikipediaのあらすじ見て「そういう話だったんだ」という感じ。
設定上の背景が作中で語られず、エンジェルアームズ社がアラブの武器密売人を逮捕する→アラブの武器商人の身柄を狙う者たちが出現して襲撃してくる→エンジェルアームズ社がその武器密売人を守る→敵の親玉(ニセセフィロス)が主人公の元愛人だった→本拠地に乗り込んでそいつらを倒すという感じなものの、背景の描写が少なすぎて今書いた部分以外がよくわからない。更に作画が悪いせいで何が起こってるのかよくわからないシーンが多く混乱する。
登場メカ
ランドメイトと呼ばれる。10種類ほどが確認できたが如何せん各ランドメイトはシルエット以外は意外なほど没個性、感想等に書いていきますが、デザインの差が大きい割には個性付が乏しい感じ。一応メインキャラ用の機種5機、警察用、軍用量産機、敵のワンオフ数種類が見られる。
またランドメイトにテロップが出たりキャラがランドメイト名を呼ぶシーンもないので正直印象には残らず。
登場キャラ
アリサ・タカクラ
主人公、銀髪の女、昔テロ組織のメンバーだったが重症を負った後サイボーグ化されて更生した。
ユン・ケイ
アリサの同僚、正直影が薄い。
マルシア・アサノ
ユンほどじゃないが正直出番ない。
ミシェル・イガ
サポートよりなおかげで多少目立ててた気がする。
シルヴィア・カキハナ
沖縄人だが関西育ちの関西弁キャラ、お好み焼きシーンのおかしさが有名(ヲイ)。
タカコ・ホウライジ
エンジェルアームズ社社長。
ジャンリュック・スキナー
アリサの元恋人、爆死したはずが生きており別のテロ組織を作ってアリ・ジャイーブ・ハッサンの命を狙う。
アリ・ジャイーブ・ハッサン
一応武器密売人らしいおっさん。なんか知らないけどジャンリュックスキナーに命を狙われている。終始マイペース。弟のイブン・ハッサンは医者で真面目。
感想など(長い)
あくまでロボットアニメブログですのでロボットアニメとして解釈してロボットアニメとしてのダメ出しがメインになります、正直作画よりもそれ以外に欠点があったかなと思いました。一応私がダメだと感じた点を箇条書きにしてみました。
・作画は言わずもがな悪い
・シチュエーション単位ではわかるものの全体像がつかみにくいシナリオ
・誰と誰が戦ってるのか、何が起こっているのか、誰がどのランドメイトに乗っているのかイマイチわからない戦闘シーン
・尺の割にキャラとメカのバリュエーションが多くキャラメカともに個性付けと掘り下げが乏しい
・メカの種類が多い割に見た目と性能以外の差が表現されていない、これなら種類減らすべき
・細かい突っ込みどころが多いキャラの行動
・本作ならではの個性が「作画崩壊」しかないが、王道や大衆娯楽でもなければ特定ニッチでも実験作でもない中途半端な立ち位置
総合的に言うと無個性な作品を作画崩壊という個性で無理やり有名にした感じでしょうか。
正直言いますと、仮に作画が良くても正直そこまですごくないアニメ。設定面で凝ったものをやろうとしているのはわかるのですが、如何せんなんか個別のシチュエーションは理解できても全体の物語の流れがイマイチつかめない。
更にキャラ、メカのバリュエーションが尺の割に多すぎる、メカは10種類以上、キャラも10人以上、尺は90分、正直それぞれの掘り下げ活躍シーンは不足しています。
この手の近代的なリアル系のデザインってどうしても怪獣的なデザインともヒロイックなデザインとも異質にななって個性付が薄くなりがち。
これは近代的なリアル系全般に言える問題なんですよ、マクロス当たりから傾向がでてきてボトムズ以降はかなり問題が出ている問題です、実際マクロスなんかはバルキリー以外のメカの出番ロクにないですし、割とクールにバルキリー以外空気化させるのがマクロス流。
デザインの複雑化&リアル性と世界観路線故のギミックの制限&シナリオキャラ重視故のメカの動かせる範囲の制限が加わる感じでしょうか。本作ガンドレスも10種類位いるランドメイトは種類が多い割にメカの性格や個性、ヒエラルキーなどがほぼわからない感じでしたし、シルエットが違う割に行動モーションにも差がなかったり(これは作画力の問題もあるのでしょうが)、個性付けに失敗していた感じ。
当時から基本的に「作画が悪くなければあんまり出来が良くない程度のアニメ」と言われていた作品だけにそのとおりの出来。1流目指して1流にも2流にもなれない中途半端な感じ。
正直私が書いた事は「ロボットアニメ映画」全般の問題になります。大体ロボットアニメ映画は同じ問題を抱えています、短い尺にメカとキャラを全部ぶち込むと大体消化不良を起こします。ロボットアニメ映画の大半が再編集系なのも本作を見るとなんかやむなしって感じがします。
正直作画がまともだったら人々の記憶から忘れられた映画になった気がします。わかりやすいダメ要素は作画以外はあまりないんですが、上記の問題があるので作画が良くても問題が残ります。
ごめんなさい
正直見ても話が伝わってこなかったので、いつもと記事の性格が違います。話をよく理解できなかった上に資料が乏しいので書きようがないのでまともな概要はないです。またいつもの記事の形式に沿っていないので仮記事とさせていただきます、仮が取れることはありません。
2021年01月11日
レッドバロン(94年の格闘アニメ版)
概要
一応73年の特撮番組スーパーロボットレッドバロンを94年に原型がないレベルに改造してリメイクした作品。2年前の鉄人28号FXとコンセプト的には共通で制作会社も同じ。
コンセプトは当時の格ゲーブームの波に乗って格闘用ロボットが試合をしていくというものになっている。ただし敵勢力の設定などは一応近いものを採用しており、ネーミングがオリジナルと同じ鉄面党、敵のAIが博士をさらい、博士の子(息子だったが娘になっている)が開発したロボットで鉄面党と戦う等わずかに設定が残されている。
所がどっこい、この94年という年は機動武闘伝Gガンダムが放映された年だったのだ。偶然被ってしまったようだ。しかも主人公紅拳は山口勝平である、つまりGガンダムのシャッフル同盟の1人であるサイ・サイシーと同じ声だった。この年は格ゲー全盛期であり(91年スト2、94年バーチャ2)その影響下だと思われる。更にメカの略称もどっちもMF(メタルファイター、モビルファイター)である。
とは言えGガンダムほど大第的に展開された作品ではなく、放映局も少なかった上にレッドバロンという題材がガンダムと比べるとマイナー気味ということもあって影は薄い。
然しバロンシリーズにありがちなスポンサー倒産等※1による打ち切りを唯一回避しており、3クール予定延長4クールになっている、本作をバロンシリーズ扱いするか否かは私にはわからないものの、ジンクスを打ち破った訳だ。マッハバロンも企画されたが放送枠が取れずに断念した模様。
あらすじ
ロボットによる格闘技、メタルファイトが盛んな近未来。冴場翔子はレスキュー用ロボットレッドバロンの開発に勤しんでいた。所が翔子の父が拐われ、レッドバロンも盗まれてしまう。翔子はレッドバロンの奪還を試みるが、流れ者の少年紅拳がそこに居合わせてそのまま翔子を救い、成り行きでレッドバロンを動かして追手を撃退、レッドバロンのメタルドライバーとなってしまう。
拳は翔子の反対も無視して6代目チャンピオンに挑みレッドバロンの性能もあってかそのまま勝利して7代目チャンピオンとなってしまう。チャンピオンである以上世界中から挑戦者が集まる、最初の対戦相手はアジア地区チャンピオン柳孔明に決まり孔明の待つ万里の長城へ向かうが、鉄面党の手により孔明が負傷、孔明は拳に命を助けられた礼として必殺技を伝授する、拳は必殺技エレクトリッガーを使って鉄面党の送り込んだメタルファイターに勝利するのであった。
その後も鉄面党はレッドバロンを付け狙って次々と刺客のメタルファイターを送り込んでくる、拳はそれを次々と撃退していくが、鉄面党は拳と同門であり拳が最期まで勝てなかったシャドウを刺客として、レッドバロンに酷似したメタルファイター、ゴールドバロンを作り送り込んで来るのだった。
登場メカ
レッドバロン
オリジナルレッドバロンと比べて手足が太くて長く胸板が厚く肩幅が広く、かなりマッシブな体にリデザされている。翔子の発言から本来はメタルファイターとして開発されておらず人命救助用、最初はメタルファイターとしての運用に反対していた、とは言え翔子的にはかなり性能には自信があるようで、拳の手に渡った途端に世界チャンピオンを破って拳をチャンピオンに仕立て上げられるだけの性能がある。肝心の拳が泳ぐのが下手名せいもあってか水中戦はダメダメ。開発者の翔子からはかなり愛着を持たれている模様。本来戦闘用ではないので武装は特にないが、そもそもメタルファイターなので余り問題はない模様。
神龍:柳孔明
中華風のメタルファイター。概ねカンフーファイター的な雰囲気で人間よりの外見をしている、顔は白く辮髪。やや細心で首元の装甲などは心もとない感じの軽装型MF。
ニュー神龍:柳孔明
孔明の新型MF、孔明のMFとしてはこのニュー神龍の時期が長かった。
水龍:柳孔明
孔明の最期のMF。一度ニュー神龍を失いマリリンも失って戦意喪失した孔明が帰還したときに乗っていたMF。孔明が諸葛孔明の幽霊?の声を聞いて復活した時はすでに用意されていた。仕事が早い開発者。外見はニュー新龍と大差ない。一応炎(バロン)、地(ゴールドバロン)、風(カンフータイガー)に対して水の属性を持っているそうだ。
カンフータイガー:李仲達
そのまま。ホワイトタイガー風の装甲に人形っぽい顔がついている仲達のメタルファイター。顔つきなどは孔明の龍シリーズと似ている。
鉄面党
ゴールドバロン:シャドウ
鉄面党に入ったシャドウが与えられたレッドバロンのデータをもとに作られた金色のMF、話の流れ的に本来だったらラスボスだったと思われる。シャドウ的には力を求めてのことだったので鉄面党のシグマが正体を現れた辺りで鉄面党を去っておりそのまま独自行動を取るようになる。
ヴィーナス:マリリン
マリリンのメタルファイター、とは言えほぼ鉄面党としての活動はしていない。シグマタワー攻略戦に参戦している。
フウジン&ライジン
シグマの動かすメタルファイター。
バロンモンスター
シグマタワーで制作された大量のニセレッドバロン。所謂蠱毒によって強力なレッドバロンを作るために食い合っていた。蠱毒用の化け物じみたタイプと戦闘用の普通のニセバロンの2種類が居た。
マザーバロン
シグマタワーの中枢に居たバロンモンスターの親玉的存在。
デスバロン:ニセ紅拳
シグマが最期に作り出した悪魔型のMF。もはやバロンの原型も余り残っていない。サイズ的にレッドバロンと比べてかなり大きい。
その他
その他のMFのメタルファイター。
ビッグベアー:ハシミコフ
ロシアのメタルファイター、茶色重装甲。世界大会に参加しただけのゲスト機体だったはずだったが、最終決戦時に孔明に呼ばれて参戦する。
アイアンマン:テー・ルース
2代目チャンピオンのテー・ルースのメタルファイター。
登場キャラ
基本的にオリジナルのレッドバロンとはほぼ関連性のない話だが一応
紅健→紅拳
紅健一郎→冴場翔子
紅健太郎→冴場博士
熊野一平→熊野勇夫
ギラスQ→シグマ
という関連性はある。
拳の関係者
紅拳
紅拳と書いてくれないけんと呼ぶ、ちなみに原作のレッドバロンの主人公は紅「健」である。CVかっぺー。最強になるために戦い続ける。
翔子がレッドバロンを奪還する現場に偶然居合わせそのままレッドバロンを動かして翔子を救う。そしてそのままレッドバロンでチャンピオンに挑戦して勝利して7代目チャンピオンとなった。その後は鉄面党の刺客であるメタルファイターと戦いながら勝利を重ねていく。
必殺技の修行と称して孔明からチャーハン作りを習っており、チャーハンは得意料理になっているらしく、翔子のものと比べて美味しい模様。
全体的に翔子と出会う前の過去がよくわからない人物であり、長らく氏素性もしれない人物として描写されていたが、実はサムリットという老人から物心ついたときからムエタイを習っていたことが判明する。親も不明で、孤児としてサムリットのもとで育てられたと考えられる。姓の紅は名前を聞かれた際にその場にあったバラを見てでまかせで言っただけだったが、回想シーンから多分姓はなかったと思われる。その後道場から去った、道場から去った後は不明なものの、一応レッドバロン初搭乗時のセリフから旧式のメタルファイターに乗ってはいをたことが示唆されている、1話ではそのメタルファイターも壊れたのかメタルファイターを保有している様子すらなかった。過去から割と無学だと思われる。
冴場翔子
レッドバロンの開発者、父が攫われて更にできたてのバロンを奪われるも即奪還、然し追い込まれたときに偶然拳に助けられた。その後拳が勝手にチャンピオンに挑んでそのままチャンピオンになってしまったので成り行きで拳のサポートに。メタルファイトには乗り気じゃなかったが途中からすっかり馴染んでいる。後にバロンの強化パーツも開発している。拳に対する態度はツンデレ気味。
柳孔明
アジア地区チャンピオン、少林寺拳法の使い手でかつ料理人。なんでもかんでも中華料理に例える癖がある。チャンピオンになった拳の最初の対戦相手だが、鉄面党の妨害をうけ拳に助けられるも負傷して試合が出来なくなり、拳に必殺技を仕込む。それ以降なんとなく拳の協力者的な立ち位置になり何かと手助けしてくれる。香港映画に出演経験あり、ただし料理映画。いつも餃子作っているので餃子臭い、死亡したと思われていたときも拳のイメージの中では山盛り餃子を持って居た。
マリリンと同じく美にこだわっており、マリリンが鉄面党を去った後に最期にレッドバロンに最期の勝負を挑んで負けたときに彼女を救出して以降フラグを立てるがマリリンがシグマタワーの戦闘で行方不明となったため一度意気消沈して去るがすぐに水龍ほ引っさげて復帰している。熊野曰く天才。
李仲達
孔明のライバル的なキャラ。間違ってラブレター入りのクッキーを孔明に渡して以来孔明は彼が自分に惚れていると思っている♂、更に間違って拳にもラブレターを渡してしまっている。大体孔明とセットで登場する準レギュラー。拳にも仲間の一人みたいな扱いをうけており、3vs3の試合の時には孔明とともにチームに誘われている。翔子に惚れたようだが翔子が拳に惚れている事を知り身を引いた模様。
熊野勇夫
記者、序盤に拳と知り合って拳がチャンピオンになった後は同行する。基本的に関西弁で話すハゲた小男、娘が1人居る。
冴場博士
翔子の父、鉄面党によって冒頭に拐われる。シグマとともに爆死したが、シグマの開発者だけにシグマがある建物のことも把握していた為、しれっと脱出して生存していた。
鉄面党
冴場博士の作り出したAIシグマが作り出した組織、何をしたかわからないが本編開始時にはかなりの資金力を持っており、メタルファイトのスポンサーとして暗躍していた。シグマが究極の肉体とその脳であるレッドバロンと紅拳を手に入れることが目的であった。基本的に洗脳された冴場博士と3博士以外はロボットで構成されているようだ。
カイザー
鉄面党の首領であり、常に仮面を被っていた。実はシグマが洗脳した翔子の父。その後記憶を取り戻しシグマ共々自爆するが、シグマはデータを他のコンピューターを逃した為生存した。
アシモフ博士
鉄面党3博士の1人、タコ呼ばわりされる小男だが、実はかつてメタルドライバーで世界大会準優勝の実力者だった。15年前の大会の決勝で敗北し行方をくらまして以降いつの間にか鉄面党に入っていたようだ。息子はメタルファイトの武者修行に出している模様、妻は不明。
マリリン博士
美にこだわる女博士、所謂お色気枠で色仕掛けを良く行う。アシモフには良く女とディスられていつも喧嘩ばかりである。豪邸に住んでいるがローンがヤバい事になっており、鉄面党クビになった際に振り込みが停止されたために差し押さえられてしまっていたりする。クビになって以降は孔明とフラグを立てたためそのまま拳一行に協力するようになる。
フロイト博士
三博士の一人、他の二人と違い普通の開発者でMFには乗らない。裏社会では結構名が通っているらしく、財テクが得意で大金持ちで研究室も兼ねた大型潜水艦を保持している。ハゲでありハゲの熊野のおじさんとハゲ喧嘩していた。
ニセ紅拳
拳の偽物、シグマが作り出した拳の偽物のアンドロイド。孔明、仲達、シャドウ、ロビーのコメントを総合すると「拳みたいに軽くて品がなくてバカ、悪そうで拳よりちょっとだけ頭が良さそうで本物の拳では知らない単語を使っている」ボロクソ評価である。人間を使って精神エネルギーを充電して動いているので充電が切れると弱体化する。
その他のメタルドライバー
テー・ルース
二代目チャンピオン、すでにかなり高齢、フガフガ。敵を叩き潰すルールであるシュートの名手だったライバルを引退に追い込んで以来技の美しさを見せるハイブリッドメタルファイトに路線変更する。シャドウによって再起不能に追い込まれる。
チャンプア
サムリットの弟子の一人、鉄面党の誘いに乗ってメタルドライバーとなる、道場を去る時に事故で落石を落として恩師を殺してしまう。その後は道場を継いだ。
ハシミコフ
ロシアのメタルドライバー、所謂糸目、孔明に呼ばれてシグマタワー攻略に参戦する。
オージン&ノーマン
バイキング兄弟、世界大会に出場、シグマタワー攻略に参戦する。
その他・民間人等
サムリット
ムエタイの道場主、拳の師匠であり多分親代わりでもあった。チャンプアが鉄面党の誘いに乗ってメタルドライバーとなった際に後追をった子供が落石にあったためそれをかばって事故死。
感想など
正直思ってたより面白かった。至ってベタ&王道の展開だけど、基本をしっかり抑えているが故にハズれない、昔は割とよくあるタイプだったけど今はすっかり見なくなったタイプだし。ただ後半はややダレるのもベタ故か。
※1レッドバロンは日本空気販売の倒産に、マッハバロンはオイルショックに、ガンバロンはブルファマクの倒産により打ち切り、ちなみにブルファマクの倒産ではメカンダーロボも打ち切られている
一応73年の特撮番組スーパーロボットレッドバロンを94年に原型がないレベルに改造してリメイクした作品。2年前の鉄人28号FXとコンセプト的には共通で制作会社も同じ。
コンセプトは当時の格ゲーブームの波に乗って格闘用ロボットが試合をしていくというものになっている。ただし敵勢力の設定などは一応近いものを採用しており、ネーミングがオリジナルと同じ鉄面党、敵のAIが博士をさらい、博士の子(息子だったが娘になっている)が開発したロボットで鉄面党と戦う等わずかに設定が残されている。
所がどっこい、この94年という年は機動武闘伝Gガンダムが放映された年だったのだ。偶然被ってしまったようだ。しかも主人公紅拳は山口勝平である、つまりGガンダムのシャッフル同盟の1人であるサイ・サイシーと同じ声だった。この年は格ゲー全盛期であり(91年スト2、94年バーチャ2)その影響下だと思われる。更にメカの略称もどっちもMF(メタルファイター、モビルファイター)である。
とは言えGガンダムほど大第的に展開された作品ではなく、放映局も少なかった上にレッドバロンという題材がガンダムと比べるとマイナー気味ということもあって影は薄い。
然しバロンシリーズにありがちなスポンサー倒産等※1による打ち切りを唯一回避しており、3クール予定延長4クールになっている、本作をバロンシリーズ扱いするか否かは私にはわからないものの、ジンクスを打ち破った訳だ。マッハバロンも企画されたが放送枠が取れずに断念した模様。
あらすじ
ロボットによる格闘技、メタルファイトが盛んな近未来。冴場翔子はレスキュー用ロボットレッドバロンの開発に勤しんでいた。所が翔子の父が拐われ、レッドバロンも盗まれてしまう。翔子はレッドバロンの奪還を試みるが、流れ者の少年紅拳がそこに居合わせてそのまま翔子を救い、成り行きでレッドバロンを動かして追手を撃退、レッドバロンのメタルドライバーとなってしまう。
拳は翔子の反対も無視して6代目チャンピオンに挑みレッドバロンの性能もあってかそのまま勝利して7代目チャンピオンとなってしまう。チャンピオンである以上世界中から挑戦者が集まる、最初の対戦相手はアジア地区チャンピオン柳孔明に決まり孔明の待つ万里の長城へ向かうが、鉄面党の手により孔明が負傷、孔明は拳に命を助けられた礼として必殺技を伝授する、拳は必殺技エレクトリッガーを使って鉄面党の送り込んだメタルファイターに勝利するのであった。
その後も鉄面党はレッドバロンを付け狙って次々と刺客のメタルファイターを送り込んでくる、拳はそれを次々と撃退していくが、鉄面党は拳と同門であり拳が最期まで勝てなかったシャドウを刺客として、レッドバロンに酷似したメタルファイター、ゴールドバロンを作り送り込んで来るのだった。
登場メカ
レッドバロン
オリジナルレッドバロンと比べて手足が太くて長く胸板が厚く肩幅が広く、かなりマッシブな体にリデザされている。翔子の発言から本来はメタルファイターとして開発されておらず人命救助用、最初はメタルファイターとしての運用に反対していた、とは言え翔子的にはかなり性能には自信があるようで、拳の手に渡った途端に世界チャンピオンを破って拳をチャンピオンに仕立て上げられるだけの性能がある。肝心の拳が泳ぐのが下手名せいもあってか水中戦はダメダメ。開発者の翔子からはかなり愛着を持たれている模様。本来戦闘用ではないので武装は特にないが、そもそもメタルファイターなので余り問題はない模様。
神龍:柳孔明
中華風のメタルファイター。概ねカンフーファイター的な雰囲気で人間よりの外見をしている、顔は白く辮髪。やや細心で首元の装甲などは心もとない感じの軽装型MF。
ニュー神龍:柳孔明
孔明の新型MF、孔明のMFとしてはこのニュー神龍の時期が長かった。
水龍:柳孔明
孔明の最期のMF。一度ニュー神龍を失いマリリンも失って戦意喪失した孔明が帰還したときに乗っていたMF。孔明が諸葛孔明の幽霊?の声を聞いて復活した時はすでに用意されていた。仕事が早い開発者。外見はニュー新龍と大差ない。一応炎(バロン)、地(ゴールドバロン)、風(カンフータイガー)に対して水の属性を持っているそうだ。
カンフータイガー:李仲達
そのまま。ホワイトタイガー風の装甲に人形っぽい顔がついている仲達のメタルファイター。顔つきなどは孔明の龍シリーズと似ている。
鉄面党
ゴールドバロン:シャドウ
鉄面党に入ったシャドウが与えられたレッドバロンのデータをもとに作られた金色のMF、話の流れ的に本来だったらラスボスだったと思われる。シャドウ的には力を求めてのことだったので鉄面党のシグマが正体を現れた辺りで鉄面党を去っておりそのまま独自行動を取るようになる。
ヴィーナス:マリリン
マリリンのメタルファイター、とは言えほぼ鉄面党としての活動はしていない。シグマタワー攻略戦に参戦している。
フウジン&ライジン
シグマの動かすメタルファイター。
バロンモンスター
シグマタワーで制作された大量のニセレッドバロン。所謂蠱毒によって強力なレッドバロンを作るために食い合っていた。蠱毒用の化け物じみたタイプと戦闘用の普通のニセバロンの2種類が居た。
マザーバロン
シグマタワーの中枢に居たバロンモンスターの親玉的存在。
デスバロン:ニセ紅拳
シグマが最期に作り出した悪魔型のMF。もはやバロンの原型も余り残っていない。サイズ的にレッドバロンと比べてかなり大きい。
その他
その他のMFのメタルファイター。
ビッグベアー:ハシミコフ
ロシアのメタルファイター、茶色重装甲。世界大会に参加しただけのゲスト機体だったはずだったが、最終決戦時に孔明に呼ばれて参戦する。
アイアンマン:テー・ルース
2代目チャンピオンのテー・ルースのメタルファイター。
登場キャラ
基本的にオリジナルのレッドバロンとはほぼ関連性のない話だが一応
紅健→紅拳
紅健一郎→冴場翔子
紅健太郎→冴場博士
熊野一平→熊野勇夫
ギラスQ→シグマ
という関連性はある。
拳の関係者
紅拳
紅拳と書いてくれないけんと呼ぶ、ちなみに原作のレッドバロンの主人公は紅「健」である。CVかっぺー。最強になるために戦い続ける。
翔子がレッドバロンを奪還する現場に偶然居合わせそのままレッドバロンを動かして翔子を救う。そしてそのままレッドバロンでチャンピオンに挑戦して勝利して7代目チャンピオンとなった。その後は鉄面党の刺客であるメタルファイターと戦いながら勝利を重ねていく。
必殺技の修行と称して孔明からチャーハン作りを習っており、チャーハンは得意料理になっているらしく、翔子のものと比べて美味しい模様。
全体的に翔子と出会う前の過去がよくわからない人物であり、長らく氏素性もしれない人物として描写されていたが、実はサムリットという老人から物心ついたときからムエタイを習っていたことが判明する。親も不明で、孤児としてサムリットのもとで育てられたと考えられる。姓の紅は名前を聞かれた際にその場にあったバラを見てでまかせで言っただけだったが、回想シーンから多分姓はなかったと思われる。その後道場から去った、道場から去った後は不明なものの、一応レッドバロン初搭乗時のセリフから旧式のメタルファイターに乗ってはいをたことが示唆されている、1話ではそのメタルファイターも壊れたのかメタルファイターを保有している様子すらなかった。過去から割と無学だと思われる。
冴場翔子
レッドバロンの開発者、父が攫われて更にできたてのバロンを奪われるも即奪還、然し追い込まれたときに偶然拳に助けられた。その後拳が勝手にチャンピオンに挑んでそのままチャンピオンになってしまったので成り行きで拳のサポートに。メタルファイトには乗り気じゃなかったが途中からすっかり馴染んでいる。後にバロンの強化パーツも開発している。拳に対する態度はツンデレ気味。
柳孔明
アジア地区チャンピオン、少林寺拳法の使い手でかつ料理人。なんでもかんでも中華料理に例える癖がある。チャンピオンになった拳の最初の対戦相手だが、鉄面党の妨害をうけ拳に助けられるも負傷して試合が出来なくなり、拳に必殺技を仕込む。それ以降なんとなく拳の協力者的な立ち位置になり何かと手助けしてくれる。香港映画に出演経験あり、ただし料理映画。いつも餃子作っているので餃子臭い、死亡したと思われていたときも拳のイメージの中では山盛り餃子を持って居た。
マリリンと同じく美にこだわっており、マリリンが鉄面党を去った後に最期にレッドバロンに最期の勝負を挑んで負けたときに彼女を救出して以降フラグを立てるがマリリンがシグマタワーの戦闘で行方不明となったため一度意気消沈して去るがすぐに水龍ほ引っさげて復帰している。熊野曰く天才。
李仲達
孔明のライバル的なキャラ。間違ってラブレター入りのクッキーを孔明に渡して以来孔明は彼が自分に惚れていると思っている♂、更に間違って拳にもラブレターを渡してしまっている。大体孔明とセットで登場する準レギュラー。拳にも仲間の一人みたいな扱いをうけており、3vs3の試合の時には孔明とともにチームに誘われている。翔子に惚れたようだが翔子が拳に惚れている事を知り身を引いた模様。
熊野勇夫
記者、序盤に拳と知り合って拳がチャンピオンになった後は同行する。基本的に関西弁で話すハゲた小男、娘が1人居る。
冴場博士
翔子の父、鉄面党によって冒頭に拐われる。シグマとともに爆死したが、シグマの開発者だけにシグマがある建物のことも把握していた為、しれっと脱出して生存していた。
鉄面党
冴場博士の作り出したAIシグマが作り出した組織、何をしたかわからないが本編開始時にはかなりの資金力を持っており、メタルファイトのスポンサーとして暗躍していた。シグマが究極の肉体とその脳であるレッドバロンと紅拳を手に入れることが目的であった。基本的に洗脳された冴場博士と3博士以外はロボットで構成されているようだ。
カイザー
鉄面党の首領であり、常に仮面を被っていた。実はシグマが洗脳した翔子の父。その後記憶を取り戻しシグマ共々自爆するが、シグマはデータを他のコンピューターを逃した為生存した。
アシモフ博士
鉄面党3博士の1人、タコ呼ばわりされる小男だが、実はかつてメタルドライバーで世界大会準優勝の実力者だった。15年前の大会の決勝で敗北し行方をくらまして以降いつの間にか鉄面党に入っていたようだ。息子はメタルファイトの武者修行に出している模様、妻は不明。
マリリン博士
美にこだわる女博士、所謂お色気枠で色仕掛けを良く行う。アシモフには良く女とディスられていつも喧嘩ばかりである。豪邸に住んでいるがローンがヤバい事になっており、鉄面党クビになった際に振り込みが停止されたために差し押さえられてしまっていたりする。クビになって以降は孔明とフラグを立てたためそのまま拳一行に協力するようになる。
フロイト博士
三博士の一人、他の二人と違い普通の開発者でMFには乗らない。裏社会では結構名が通っているらしく、財テクが得意で大金持ちで研究室も兼ねた大型潜水艦を保持している。ハゲでありハゲの熊野のおじさんとハゲ喧嘩していた。
ニセ紅拳
拳の偽物、シグマが作り出した拳の偽物のアンドロイド。孔明、仲達、シャドウ、ロビーのコメントを総合すると「拳みたいに軽くて品がなくてバカ、悪そうで拳よりちょっとだけ頭が良さそうで本物の拳では知らない単語を使っている」ボロクソ評価である。人間を使って精神エネルギーを充電して動いているので充電が切れると弱体化する。
その他のメタルドライバー
テー・ルース
二代目チャンピオン、すでにかなり高齢、フガフガ。敵を叩き潰すルールであるシュートの名手だったライバルを引退に追い込んで以来技の美しさを見せるハイブリッドメタルファイトに路線変更する。シャドウによって再起不能に追い込まれる。
チャンプア
サムリットの弟子の一人、鉄面党の誘いに乗ってメタルドライバーとなる、道場を去る時に事故で落石を落として恩師を殺してしまう。その後は道場を継いだ。
ハシミコフ
ロシアのメタルドライバー、所謂糸目、孔明に呼ばれてシグマタワー攻略に参戦する。
オージン&ノーマン
バイキング兄弟、世界大会に出場、シグマタワー攻略に参戦する。
その他・民間人等
サムリット
ムエタイの道場主、拳の師匠であり多分親代わりでもあった。チャンプアが鉄面党の誘いに乗ってメタルドライバーとなった際に後追をった子供が落石にあったためそれをかばって事故死。
感想など
正直思ってたより面白かった。至ってベタ&王道の展開だけど、基本をしっかり抑えているが故にハズれない、昔は割とよくあるタイプだったけど今はすっかり見なくなったタイプだし。ただ後半はややダレるのもベタ故か。
※1レッドバロンは日本空気販売の倒産に、マッハバロンはオイルショックに、ガンバロンはブルファマクの倒産により打ち切り、ちなみにブルファマクの倒産ではメカンダーロボも打ち切られている
2021年01月10日
ARMED SEVEN
概要
超電気ロボバルカイザーのサークルであるASTROPORTのゲーム。バルカイザーの続編だが雰囲気は近未来系リアルロボットになっている。
世界観としては、侵略者ゴゴー軍団を撃退したはいいがバルカイザーは力尽きバルカイザーのエネルギー源であるバルカニウムも失った。
そこでゴゴー軍団の技術を使って新兵器を開発していったが、かつてゴゴー軍団の接触を受けた謎のテロ組織ネオローラン党がそれらの兵器を強奪して武装蜂起したので鎮圧しろという感じの内容。バルカイザーは僅かなテキストとキャラがあったものののこっちはもうシナリオはほぼ無くキャラも不在、パイロットも名無し。バルカイザーの続編なのでバルカイザーからARMEDSEVENにつながる流れは公式HPにて書かれており、またバルカイザーの天護博士、羽水キミコが主役メカサーベイヤーの開発に関わっている。
ゲーム内容はシナリオも無く全7ステージから成る真面目なSTGになっており、バルカイザーと違い3カテゴリのそれぞれ4種類の武器を1つずつ装備して出撃する。グラフィックはややシックな雰囲気のドットで描かれており、所謂パロディ色が強いバルカイザーと違い90年代前半頃のアーケードゲームが元気だった頃のゲームの雰囲気、世界観を持った作品になっている。
登場メカ
基本的にMCRと呼ばれる。陸戦型、空戦型、大型(重)の3カテゴリがあるらしく、バルカイザーサイズの30mの機種は重に当たり、通常は15mほどのものが使用されている。基本的にEDに出てくる機体を紹介するに留める。
サーベイヤー
主役メカ、新型MCR、天護博士の独断で新型エンジンを搭載したので他より性能が良いそうだ。
アリエテ
TDFに残されたMCR、量産が遅れたため敵に奪われずに済んだらしい。そのため背景メカとして多数登場している。
スピリット
バルキリーのガウォーク的な大型戦闘機。MRC開発の途中で出来たようなもので人形への変形機構はない。かなり大型でボスメカとして登場する。
タイフーン
MCR、性能は地味。
ウォーリアー
タイフーンより少し硬い。
ウォーリアーU
MCR?かどうかも不明、人形すらしておらずガンダムで言うところのMAみたいな感じの兵器。
ラプター
MCR、一気に沢山でてくる、少し小型。
ラプターW
ウォーリーアーUと同じくMA的な感じの何か。
ブラッドレー
MCR、陸戦型っぽい。
スティングレイ
中ボス、謎のウェーブ状の光線を発射してくる。
エイラト
綴はEILATだが読みが公開されていない。カエルっぽい感じの所謂水泳部的なMCR。水中から飛び出してくる、初見だと地味に厄介。
カイドッカー
前作バルカイザーにも登場したカタツムリ型ロボット。ゴゴー軍団の兵器だったが軍が回収して修復した。然し性能はオリジナルのカイドッカーより大幅に劣る模様。
バンガード
Vanguardだが表記はヴァンガードではなくバンガードで良いらしい。失敗作ポセイドンに変わって建造された量産型バルカイザーの立ち位置の地上用重MCR。ボスメカとして登場。
ルナカイザー
量産型バルカイザーとして製造された宇宙用重MCR、バルカイザーの性能を再現しようとショルダーバルカン及びミサイルフィストを装着した結果全く使えなかった量産型バルカイザー試作のアルテミスに変わって量産された模様。
アームドセブン
タイトルのARMEDSEVENの事、ラスボス。女神像っぽいものが天辺に載っている巨大兵器。大気圏突入の演出付きで戦うことになるが少々画面が見にくくなって困った。
登場キャラ
羽水キミコ
バルカイザーのニードルファイターのパイロット兼天護博士の助手。本作の主役メカの開発にも携わっており公式HPにて対談形式で少しだけ登場している。本編での出番はなし。
天護博士
バルカイザーを作った博士、出番はないがサーベイヤーの開発に携わっている。
感想
一気にバルカイザーとARMEDSEVEN両方クリアしたから疲れたぁ…。バルカイザーと違って出撃時に装備を決めてそのままなので割と装備の相性で買ったり負けたりするゲームなので、最終的に落ち着いた装備にしてからは割とすんなりクリアできた。
超電気ロボバルカイザーのサークルであるASTROPORTのゲーム。バルカイザーの続編だが雰囲気は近未来系リアルロボットになっている。
世界観としては、侵略者ゴゴー軍団を撃退したはいいがバルカイザーは力尽きバルカイザーのエネルギー源であるバルカニウムも失った。
そこでゴゴー軍団の技術を使って新兵器を開発していったが、かつてゴゴー軍団の接触を受けた謎のテロ組織ネオローラン党がそれらの兵器を強奪して武装蜂起したので鎮圧しろという感じの内容。バルカイザーは僅かなテキストとキャラがあったものののこっちはもうシナリオはほぼ無くキャラも不在、パイロットも名無し。バルカイザーの続編なのでバルカイザーからARMEDSEVENにつながる流れは公式HPにて書かれており、またバルカイザーの天護博士、羽水キミコが主役メカサーベイヤーの開発に関わっている。
ゲーム内容はシナリオも無く全7ステージから成る真面目なSTGになっており、バルカイザーと違い3カテゴリのそれぞれ4種類の武器を1つずつ装備して出撃する。グラフィックはややシックな雰囲気のドットで描かれており、所謂パロディ色が強いバルカイザーと違い90年代前半頃のアーケードゲームが元気だった頃のゲームの雰囲気、世界観を持った作品になっている。
登場メカ
基本的にMCRと呼ばれる。陸戦型、空戦型、大型(重)の3カテゴリがあるらしく、バルカイザーサイズの30mの機種は重に当たり、通常は15mほどのものが使用されている。基本的にEDに出てくる機体を紹介するに留める。
サーベイヤー
主役メカ、新型MCR、天護博士の独断で新型エンジンを搭載したので他より性能が良いそうだ。
アリエテ
TDFに残されたMCR、量産が遅れたため敵に奪われずに済んだらしい。そのため背景メカとして多数登場している。
スピリット
バルキリーのガウォーク的な大型戦闘機。MRC開発の途中で出来たようなもので人形への変形機構はない。かなり大型でボスメカとして登場する。
タイフーン
MCR、性能は地味。
ウォーリアー
タイフーンより少し硬い。
ウォーリアーU
MCR?かどうかも不明、人形すらしておらずガンダムで言うところのMAみたいな感じの兵器。
ラプター
MCR、一気に沢山でてくる、少し小型。
ラプターW
ウォーリーアーUと同じくMA的な感じの何か。
ブラッドレー
MCR、陸戦型っぽい。
スティングレイ
中ボス、謎のウェーブ状の光線を発射してくる。
エイラト
綴はEILATだが読みが公開されていない。カエルっぽい感じの所謂水泳部的なMCR。水中から飛び出してくる、初見だと地味に厄介。
カイドッカー
前作バルカイザーにも登場したカタツムリ型ロボット。ゴゴー軍団の兵器だったが軍が回収して修復した。然し性能はオリジナルのカイドッカーより大幅に劣る模様。
バンガード
Vanguardだが表記はヴァンガードではなくバンガードで良いらしい。失敗作ポセイドンに変わって建造された量産型バルカイザーの立ち位置の地上用重MCR。ボスメカとして登場。
ルナカイザー
量産型バルカイザーとして製造された宇宙用重MCR、バルカイザーの性能を再現しようとショルダーバルカン及びミサイルフィストを装着した結果全く使えなかった量産型バルカイザー試作のアルテミスに変わって量産された模様。
アームドセブン
タイトルのARMEDSEVENの事、ラスボス。女神像っぽいものが天辺に載っている巨大兵器。大気圏突入の演出付きで戦うことになるが少々画面が見にくくなって困った。
登場キャラ
羽水キミコ
バルカイザーのニードルファイターのパイロット兼天護博士の助手。本作の主役メカの開発にも携わっており公式HPにて対談形式で少しだけ登場している。本編での出番はなし。
天護博士
バルカイザーを作った博士、出番はないがサーベイヤーの開発に携わっている。
感想
一気にバルカイザーとARMEDSEVEN両方クリアしたから疲れたぁ…。バルカイザーと違って出撃時に装備を決めてそのままなので割と装備の相性で買ったり負けたりするゲームなので、最終的に落ち着いた装備にしてからは割とすんなりクリアできた。
超電気ロボバルカイザー
概要
同人サークルASTROPORTが開発したゲーム。70年代風スーパー系パロディの2DSTG。4つのバルファイターと合体する事が出来るロボットバルカイザーが侵略者ゴゴー軍団と戦うという設定。あえて言うならゲッPXやゲキ・ガンガーと同じ系統。ステージは6つ、コンティニューなし負けたら最初から、難易度設定は4段階。ゲーム内容は至ってシンプルでロボットが自機で強化アイテムに相当する合体するるタイミングがアイテムではなくステージの特定タイミングという以外は概ね普通の横スクSTG。
前はSteamでは英語版しか打販売してなかったが、いつの間にか日本語対応していた。
このサークルのゲームは全部世界観を共有しているそうで、魔女っ娘からリアルロボット系まで全部同じ世界観だそうな、スチームパンク系からSF系まで多種多様なワールドを強引に1つの世界観にしている模様。ちなみにバルカイザーの続編シリーズはリアル系でヴァルケン等の系統になっているが、理由付けとしてバルカイザーのバルカニウムは1つしか無く、それをゴゴー軍団との戦いで失った為バルカイザーの性能は再現出来ず、ゴゴー軍団の技術の解析からより性能の低いスコタコとかの系統のリアル系で戦っているという設定だそうだ。
登場メカ
バルカイザー:暁タクヤ
30m620tマッハ7のロボット、謎のエネルギー源であるバルカニウムで動く。武装はミサイルフィスト(ロケパン)とショルダーバルカン。単独だと地味な性能をしている。当たり判定は胴体部分のみで足等はあたってもダメージなし。4種類のバルファイターと合体することで様々な武器が使用可能。バルファイターとの合体機会はステージ中2回。バルカイザー、バルファイターはステージクリア後修理されるが回復量は少ない、バルファイターは一度破壊されると修理不能になりそれ以降合体できなくなる。
ロケットファイター→ロケットカイザー:村田ユキマサ
大量のロケットを発射する、ロケットは高威力だが弾速が遅く、チャージショットも同じ傾向で爆発がしばらく残るというメリットがあるが当てるのが難しい。
ニードルファイター→ニードルカイザー:羽水キミコ
ニードルを前方6方向に発射する。弾速が速く当てやすい反面威力に難ありなのでボス相手には苦戦すると説明されている。実際の所ボスの種類による感じだが削れる量は少なめ。
サンダーファイター→サンダーカイザー:山下カイコウ
電撃が6つの線を作って自機から右側にU字状に広がっていく、中心部はバルカン。攻撃範囲が広く使い勝手がいい。
ドリルファイター→ドリルカイザー:十条スズナ
ドリルを常に自機の前で回転させる、威力は高いが接近しないとダメージが与えられない、チャージショットとしてドリルをもう一発前方に発射できるが他の形態のΩウェポンと比べてフィールドに存在している時間が長くダメージ量が大きい、ボス戦で使うと本当に敵の耐久力が溶ける。
戦闘機
終盤演出で大量登場する戦闘機、ゴゴーに一斉にミサイルを撃って落ちる仕事。
ゴゴー軍団
侵略宇宙人であり大帝国である。シリーズ全体を通して世界観に様々な影響を与えている。
地底ロボネジリンガー
1面ボス、横山光輝の漫画とかにでてきそうな頭がドリルのロボット。続編でも出番がある模様。Steamの実績をチェックした所撃破率は57・6%だった。Steamあるある一番かんたんな実績の取得率が6割程度、大量購入されるから一作一作の消化が雑になりがちなあれ。
侵略母線ハマキンガー
その名の通り大型葉巻型UFO。大型のためドリルでガンガン耐久が溶ける。
変形ロボヘンゲンガー
鳥型、怪獣型、分離型、魚型、ロボット型になる変形ロボ。
極悪ロボワルカイガー
バルカイザーの偽物、博士に「どっちが本物だ!?」と言われるほどだが見た目は紫な上にバルカイザーより大きい、バルカイザーと同じように4つの形態に変形する。
巨艦ロボコンゴウガー
宇宙戦艦の上にロボが生えてる奴、合体巨艦ヤマトみたいな感じの構造をしているがロボは分離しない。
天空魔ゴゴー
謎の巨大生物の中に住んでいる謎の巨大な何か。1つ目の球体、細かい設定は語られない。
登場キャラ
暁タクヤ
一応主人公だがほぼセリフがなく立ち絵のみ。
村田ユキマサ
ベテランのおっさん、ただガンダムだと28歳くらいの顔つきなのでそれくらいかもしれないが年齢は語ってくれなかった。
山下カイコウ
主人公の弟分の少年。
羽水キミコ
博士の助手。
十条スズナ
主人公よりやや年上の女性、ゴゴー軍団に家族を殺されたらしく復習のために戦っている。
天護博士
バルカイザーの開発者。
ロズ将軍
ゴゴー軍団の幹部、所謂美形悪役。毎回中ボスに乗って登場する。最期は生身で巨大化して襲ってくる。
感想等
Steam版がいつの間にか日本語対応していたので購入。つ か れ た。2DSTGという性質上本当に疲れる、全6ステージ、コンティニューなしのゲームなので負けたら最初から、普通にプレイすれば30分程度のプレイ時間だがなれるまではかなり死ぬ。
ゲームとしては至って真面目な2DSTGで右にすすんで右から出現する敵を落としていくだけのやつなんだが。
チャーケニストなので魔女ボーグメグリロの存在だけは知っていたのですが、まさかの同じサークルだったなんて…。
同人サークルASTROPORTが開発したゲーム。70年代風スーパー系パロディの2DSTG。4つのバルファイターと合体する事が出来るロボットバルカイザーが侵略者ゴゴー軍団と戦うという設定。あえて言うならゲッPXやゲキ・ガンガーと同じ系統。ステージは6つ、コンティニューなし負けたら最初から、難易度設定は4段階。ゲーム内容は至ってシンプルでロボットが自機で強化アイテムに相当する合体するるタイミングがアイテムではなくステージの特定タイミングという以外は概ね普通の横スクSTG。
前はSteamでは英語版しか打販売してなかったが、いつの間にか日本語対応していた。
このサークルのゲームは全部世界観を共有しているそうで、魔女っ娘からリアルロボット系まで全部同じ世界観だそうな、スチームパンク系からSF系まで多種多様なワールドを強引に1つの世界観にしている模様。ちなみにバルカイザーの続編シリーズはリアル系でヴァルケン等の系統になっているが、理由付けとしてバルカイザーのバルカニウムは1つしか無く、それをゴゴー軍団との戦いで失った為バルカイザーの性能は再現出来ず、ゴゴー軍団の技術の解析からより性能の低いスコタコとかの系統のリアル系で戦っているという設定だそうだ。
登場メカ
バルカイザー:暁タクヤ
30m620tマッハ7のロボット、謎のエネルギー源であるバルカニウムで動く。武装はミサイルフィスト(ロケパン)とショルダーバルカン。単独だと地味な性能をしている。当たり判定は胴体部分のみで足等はあたってもダメージなし。4種類のバルファイターと合体することで様々な武器が使用可能。バルファイターとの合体機会はステージ中2回。バルカイザー、バルファイターはステージクリア後修理されるが回復量は少ない、バルファイターは一度破壊されると修理不能になりそれ以降合体できなくなる。
ロケットファイター→ロケットカイザー:村田ユキマサ
大量のロケットを発射する、ロケットは高威力だが弾速が遅く、チャージショットも同じ傾向で爆発がしばらく残るというメリットがあるが当てるのが難しい。
ニードルファイター→ニードルカイザー:羽水キミコ
ニードルを前方6方向に発射する。弾速が速く当てやすい反面威力に難ありなのでボス相手には苦戦すると説明されている。実際の所ボスの種類による感じだが削れる量は少なめ。
サンダーファイター→サンダーカイザー:山下カイコウ
電撃が6つの線を作って自機から右側にU字状に広がっていく、中心部はバルカン。攻撃範囲が広く使い勝手がいい。
ドリルファイター→ドリルカイザー:十条スズナ
ドリルを常に自機の前で回転させる、威力は高いが接近しないとダメージが与えられない、チャージショットとしてドリルをもう一発前方に発射できるが他の形態のΩウェポンと比べてフィールドに存在している時間が長くダメージ量が大きい、ボス戦で使うと本当に敵の耐久力が溶ける。
戦闘機
終盤演出で大量登場する戦闘機、ゴゴーに一斉にミサイルを撃って落ちる仕事。
ゴゴー軍団
侵略宇宙人であり大帝国である。シリーズ全体を通して世界観に様々な影響を与えている。
地底ロボネジリンガー
1面ボス、横山光輝の漫画とかにでてきそうな頭がドリルのロボット。続編でも出番がある模様。Steamの実績をチェックした所撃破率は57・6%だった。Steamあるある一番かんたんな実績の取得率が6割程度、大量購入されるから一作一作の消化が雑になりがちなあれ。
侵略母線ハマキンガー
その名の通り大型葉巻型UFO。大型のためドリルでガンガン耐久が溶ける。
変形ロボヘンゲンガー
鳥型、怪獣型、分離型、魚型、ロボット型になる変形ロボ。
極悪ロボワルカイガー
バルカイザーの偽物、博士に「どっちが本物だ!?」と言われるほどだが見た目は紫な上にバルカイザーより大きい、バルカイザーと同じように4つの形態に変形する。
巨艦ロボコンゴウガー
宇宙戦艦の上にロボが生えてる奴、合体巨艦ヤマトみたいな感じの構造をしているがロボは分離しない。
天空魔ゴゴー
謎の巨大生物の中に住んでいる謎の巨大な何か。1つ目の球体、細かい設定は語られない。
登場キャラ
暁タクヤ
一応主人公だがほぼセリフがなく立ち絵のみ。
村田ユキマサ
ベテランのおっさん、ただガンダムだと28歳くらいの顔つきなのでそれくらいかもしれないが年齢は語ってくれなかった。
山下カイコウ
主人公の弟分の少年。
羽水キミコ
博士の助手。
十条スズナ
主人公よりやや年上の女性、ゴゴー軍団に家族を殺されたらしく復習のために戦っている。
天護博士
バルカイザーの開発者。
ロズ将軍
ゴゴー軍団の幹部、所謂美形悪役。毎回中ボスに乗って登場する。最期は生身で巨大化して襲ってくる。
感想等
Steam版がいつの間にか日本語対応していたので購入。つ か れ た。2DSTGという性質上本当に疲れる、全6ステージ、コンティニューなしのゲームなので負けたら最初から、普通にプレイすれば30分程度のプレイ時間だがなれるまではかなり死ぬ。
ゲームとしては至って真面目な2DSTGで右にすすんで右から出現する敵を落としていくだけのやつなんだが。
チャーケニストなので魔女ボーグメグリロの存在だけは知っていたのですが、まさかの同じサークルだったなんて…。
2020年11月06日
ゲッターロボアークがアニメ化だそうで、You Tubeで過去のゲッターロボが何作か期間限定で公開中
今がチャンス、真ゲッターロボ、ネオゲッターロボ、新ゲッターロボなどが公開中。
2020年11月01日
富野由悠季の世界へ行ってきました
富野由悠季監督の展覧会
当ブログでは切っても切れない関係の人ですね、おなじみガンダム、イデオンなどの監督の富野由悠季監督の展覧会です。クリエーター単独の展覧会はコンテンツ単独より更にあんまり行われないので結構貴重なものですね。入り口にはデカデカとダイターンが記念撮影用?に立ってます。
まず生誕からアニメの世界まで、父親の与圧服の仕事から宇宙服のイメージを膨らませたとか、幼少期に見たSF映画の映像に圧倒されたがシナリオは退屈だった的な回想が語られています。映画監督目指していた時の自主制作映画と当時のカメラが展示されていました。手塚のもとで仕事していた時代の絵コンテがあるのですが、動きの癖がすでになんかそれっぽく感じます。
その後CM会社に入るもののCMでは名前が出ない。そしていろんなアニメに関わるコンテマンから勇者ライディーンを経てザンボットへ、それからダイターン、ガンダムへと向かっていきます。その後はイデオンへ、後はだんだん時系列関係なくなっていきます。基本的に絵コンテの展示とたまにアニメ、原画、関連グッズ。
とりあえずGレコ率が高いですね、丸々1コーナー。ライディーンのOPの絵コンテがフルに展示されているので、ライディーンのOP見てから入ると楽しめると思います、歌に合わせてどう動くか指示されているライディーンが見れます。一応非ロボット作品のラ・セーヌやトリトンも少し言及されています。基本的に全部の富の作品がありますね、ただ小説全部あったかな?
当時の玩具なんかもオマケ的に展示されていますが、クローバーのダイキャストガンダムさんが居ますね。
規模はかなり大きいです、サブカル系の展覧会だと4室くらいとかかなり小規模なものも結構ありますが、この展覧会は県立クラスなので標準的な特別展クラスの規模はあります、つまり大きい。展示面でも結構気合入ってびっしり押し込まれてる感じですし、熱的なものは感じます。
チケットの絵柄は会場や日にちによって違うみたいですね…。物販は書籍とかのグッズ類、監督団扇なんかもあり。
あんまり語られないライディーン以前の話がそこそこの規模で語られているのはなかなかレアかもしれない。
結構混んでる、静岡で東京クラスの混雑
そして思ったのが割と混んでる事。静岡県立美術館という割と田舎の美術館で上野公園のそこそこの展覧会レベルに人が居る、少なくとも横浜の1000円以上の展覧会の大半より遥かに人が居る感じでしょうか。(展覧会は横浜と東京で全く人の入りが違い、横浜だと東京の5割程度はザラだったりします、展覧会のクラスにもよりますが…)。
富野展は福岡、兵庫、島根、静岡、富山、青森となんとも言えない感じのエリア、青森、島根とかなり田舎を含む…正直一回行くのを諦めました、今回行けたのもただの偶然ですし。
よく考えるとアニメ監督単位での展覧会自体が試み的にほとんど聞いたことが無いですね、漫画家でも相当売れてかつ大ベテランクラスでないと大規模展覧会はまず無いですし(ジョジョとか)、って考えるとこの行きにくいエリアなのも仕方が無いのか?と。
アニメーターでもないですから画展って形にも出来ないですし、あくまで絵コンテと監督自身が作画していない絵、後ちょくちょく関連商品とかが交じる形なので。調べたところによると福岡と青森美術館が監督に直接2年近く交渉してやっと決まったそうな。
そして田舎の美術館の大半より混んでいる、私の場合美術展は一応真面目な洋画系からサブカル系まで全国各地数百は見てきたハズなので、その大半より混んでいますし、サブカル系としてはかなり規模があります、内容も美術館にふさわしい内容にしようとしている感じですし。
実は偶然
首都圏住みの私に取って、静岡まで行くタイミングがあったかと言うと微妙なので最初から諦めていました、別の理由で静岡に行ったらポスターを発見して「あ、やってる」という感じでそのまま生きました。
ちなみに前に島根に行ったときは会期とニアミスして入れませんでした。
当ブログでは切っても切れない関係の人ですね、おなじみガンダム、イデオンなどの監督の富野由悠季監督の展覧会です。クリエーター単独の展覧会はコンテンツ単独より更にあんまり行われないので結構貴重なものですね。入り口にはデカデカとダイターンが記念撮影用?に立ってます。
まず生誕からアニメの世界まで、父親の与圧服の仕事から宇宙服のイメージを膨らませたとか、幼少期に見たSF映画の映像に圧倒されたがシナリオは退屈だった的な回想が語られています。映画監督目指していた時の自主制作映画と当時のカメラが展示されていました。手塚のもとで仕事していた時代の絵コンテがあるのですが、動きの癖がすでになんかそれっぽく感じます。
その後CM会社に入るもののCMでは名前が出ない。そしていろんなアニメに関わるコンテマンから勇者ライディーンを経てザンボットへ、それからダイターン、ガンダムへと向かっていきます。その後はイデオンへ、後はだんだん時系列関係なくなっていきます。基本的に絵コンテの展示とたまにアニメ、原画、関連グッズ。
とりあえずGレコ率が高いですね、丸々1コーナー。ライディーンのOPの絵コンテがフルに展示されているので、ライディーンのOP見てから入ると楽しめると思います、歌に合わせてどう動くか指示されているライディーンが見れます。一応非ロボット作品のラ・セーヌやトリトンも少し言及されています。基本的に全部の富の作品がありますね、ただ小説全部あったかな?
当時の玩具なんかもオマケ的に展示されていますが、クローバーのダイキャストガンダムさんが居ますね。
規模はかなり大きいです、サブカル系の展覧会だと4室くらいとかかなり小規模なものも結構ありますが、この展覧会は県立クラスなので標準的な特別展クラスの規模はあります、つまり大きい。展示面でも結構気合入ってびっしり押し込まれてる感じですし、熱的なものは感じます。
チケットの絵柄は会場や日にちによって違うみたいですね…。物販は書籍とかのグッズ類、監督団扇なんかもあり。
あんまり語られないライディーン以前の話がそこそこの規模で語られているのはなかなかレアかもしれない。
結構混んでる、静岡で東京クラスの混雑
そして思ったのが割と混んでる事。静岡県立美術館という割と田舎の美術館で上野公園のそこそこの展覧会レベルに人が居る、少なくとも横浜の1000円以上の展覧会の大半より遥かに人が居る感じでしょうか。(展覧会は横浜と東京で全く人の入りが違い、横浜だと東京の5割程度はザラだったりします、展覧会のクラスにもよりますが…)。
富野展は福岡、兵庫、島根、静岡、富山、青森となんとも言えない感じのエリア、青森、島根とかなり田舎を含む…正直一回行くのを諦めました、今回行けたのもただの偶然ですし。
よく考えるとアニメ監督単位での展覧会自体が試み的にほとんど聞いたことが無いですね、漫画家でも相当売れてかつ大ベテランクラスでないと大規模展覧会はまず無いですし(ジョジョとか)、って考えるとこの行きにくいエリアなのも仕方が無いのか?と。
アニメーターでもないですから画展って形にも出来ないですし、あくまで絵コンテと監督自身が作画していない絵、後ちょくちょく関連商品とかが交じる形なので。調べたところによると福岡と青森美術館が監督に直接2年近く交渉してやっと決まったそうな。
そして田舎の美術館の大半より混んでいる、私の場合美術展は一応真面目な洋画系からサブカル系まで全国各地数百は見てきたハズなので、その大半より混んでいますし、サブカル系としてはかなり規模があります、内容も美術館にふさわしい内容にしようとしている感じですし。
実は偶然
首都圏住みの私に取って、静岡まで行くタイミングがあったかと言うと微妙なので最初から諦めていました、別の理由で静岡に行ったらポスターを発見して「あ、やってる」という感じでそのまま生きました。
ちなみに前に島根に行ったときは会期とニアミスして入れませんでした。