魔神英雄伝ワタルの新作、WEB配信と雑誌展開で展開されている。内容的には昔からよくあるOVAによるアンコールミニ続編的な内容で、それをYou Tube公式配信でやったもの。2の続編として作られている、なので1、2のキャラが出ている、超とはパラレルワールドなので繋がりは多分無い…ハズ。
舞台はいつもの創界山から一種のパラレル創界山とも言うべき逆さ創界山が舞台、いつもの創界山と違ってしたに向かって進んでいく、ただしこの世界は普通の創界山と違い尺の都合もあって狭いのか事件解決するとすぐに次の界層に移動することになる。
また各界層の敵はドバズダーの力で悪人になっているわけでもないらしく、元々そんな性格と言った感じである、また所謂ボスも存在しない、特に第六界層に至っては敵対する割に悪人でもなんでも無いという。そして敵が使ってくる魔神は基本的にかつての創界山で使用されていた魔神と同じようなものが使われている。
またおなじみ下っ端戦闘員ポジションのブリキントンが存在するが、このブリキントンも扱いが若干違う、界層によってはブリキントン好きの王が居たり、ただのチンピラだったりする。
基本的にYou Tubeのアニメ分は全体の半分程度のエピソードしかなく、単独で見てもちょくちょくわからない部分がある、元がワタルなので難しい設定こそ無いがかなり話が飛んでいる。
例えば冒頭からすでにラスボスであるドバズダーと仲間と合流して戦ってたり、OPに出てくるドラキュラコスワタルやケモナーホイホイワタルが出てこなかったりとちょくちょくあれ?って思う部分がある。
作品内容はYou Tubeによるアニメ9話、ただしハーフサイズなので通常のアニメだと5話強程度のボリューム、それに矢立文庫による保管、ホビージャパンによるビジュアルストーリー、コロコロアニキによるコミカライズである。誰でもすぐに見れるのは公式You Tubeと矢立文庫のノベライズ&補完で大体それで話はわかるようにはなっている。
あらすじ
幾度となく創界山を救ってきた救世主ワタルは再び創界山に呼ばれる。そこで創界山に黒い霧が立ち込め、かつてドアクダーによって悪人にされていた者たちが再び霧の影響で悪人とかして暴れていた。かつての仲間と合流して調査をすすめる内に新たな敵ドバズダーの存在が浮かび上がる。そしてワタルは仲間たちとともにドバズダーに戦いを挑むが、ドバズダーの力に大打撃を受けて龍神丸は7つに分裂して逆さ創界山という今いる創界山とは別の創界山へと飛ばされてしまった。更にいつも仲間として同行してくれるシバラク先生も行方不明。
ワタルは龍神丸を探すためにヒミコ、虎王とともに逆さ創界山へ向かう。
登場メカ
龍魔神
龍神丸がバラバラになった際にそれぞれが神部7龍神の力で新たな姿になった魔神。各界層にそれぞれ隠されているが各界層でしか召喚できないので毎回見つけ出すまでは一切使えない。それぞれワタルの服装も変わる。一部は登場界層エピソードがビジュアルストーリーのみで、アニメでは最終回しか登場しない。
龍神丸:戦部ワタル
冒頭に搭乗するが、ドバズダーの力でバラバラにされてしまう。
龍蒼丸:戦部ワタル
1層、アニメ第三話にて登場、飛行能力がある。ワタルは現代風。
龍戦丸:戦部ワタル
2層、和風世界なので刀を使う。ワタルは和風。
幻龍丸:戦部ワタル
3層、ビジュアルストーリーにて、ワタルは吸血鬼。
龍激丸:戦部ワタル
4層、ビジュアルストーリーにて、ワタルはケモノ。
聖龍丸:戦部ワタル
5層、再生能力が極めてめんどくさいゴーストンを倒す、ワタルは騎士。
龍虎丸:戦部ワタル
6層、邪虎丸が白虎丸になったときに一緒に登場。
煌龍丸:戦部ワタル
7層、神部7龍神が全部合わさった最強形態。ざっくりいうと「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」。
魔神
邪虎丸:虎王
ワタルが龍神丸を失っていた時期は貴重な戦力だったが、ライバルが味方になると弱くなるの法則のせいか苦戦するシーンが多い印象。
白虎丸:虎王
終盤に虚閃角によって邪虎丸が破壊されたときに白虎の力で復活した姿。出番は少ない。
夏鬼丸:海火子
海火子の魔神。
空神丸:渡部クラマ
最終回でやっと登場した。
戦神丸:剣部シバラク
毎回どこでも電話一本で駆けつけるシバラク先生の魔神、弱点?は充電切れで電話が使えないとき。本作では某アプリっぽい何かで先生とやり取りしているが既読無視らしい。
幻神丸:忍部ヒミコ
ヒミコの魔神、ワタルが龍神丸を失って仲間も大半が離れ離れになってた初期は邪虎丸共々貴重な戦力。父上は乗っていない。
その他の魔神
バトルゴリラ100:シュワルツビネガー
バトルゴリラのパワーアップ版、割と強くヒミコのモチ攻撃も食うという手段で無効化したがそのまま餅を喉度につまらせ敗北した。
セカンドガンII:ワーイ=ファイ
ヘルコプター2共々登場、飛行能力のない邪虎丸、幻神丸を上下するビルを使って翻弄した。
ゴーストン
復活魔神の合体系でかつての魔神英雄伝ワタルに出てきた魔神のバージョン違い、複数の魔神が合体しているので大型。第5界層にて王によって復活させられたが、制御用の杖が壊れて暴走した。極めて高い再生能力を持ち、ワタルも二度と会いたくなかったとのこと。
虚閃角:オトヒメ
リューグーランドのオトヒメの魔神。オトヒメは乗り込んでいない。普通に強い。
登場キャラ
戦部ワタル
主人公、再び創界山に呼ばれてドバズダーと戦うもその後龍神丸が分裂して逆さ創界山へ龍神丸を探しに向かい事になる。矢立文庫版を読んだ限りへん玉も保有している模様、ただしアニメでは使う機会なし。
忍部ヒミコ
今作では何かっぽいデザインのチョココロネを食べているシーンが目立つ。先生に充電のためにっぽいデザインのモバイルバッテリーを貸したことも。父上は登場しない。
剣部シバラク
カバみたいな剣豪、いつもワタルの仲間として行動しているが、本作でもやっぱりワタルの仲間。いつものように戦神丸を電話で呼び出すが、その手段が電話ボックス→PHSだったが、本作ではスマホに移行している。一応ガラケー時代もあったそうだが、矢立文庫の1話で言及されるのみ。某アプリっぽい何かでいつも戦神丸に既読無視されていると嘆いていた。
虎王(翔龍子)
ワタルの親友、虎王は裏人格だが戦う時は基本こっち。第6界層ではほかが腑抜けていく中で唯一正気だった。
海火子
2より登場。後からワタルを追ったが先に第5界層にたどり着いてそこで救ってくれた姫
渡部クラマ
最後の最後で合流した鳥さん、逆さ創界山では鳥だったが創界山に帰ったときには人形だった。これは虎王も同じ。
感想など
基本的に元々のワタルベースにして作ってあるので堅実でした。ただ少しテンポが悪い感じがした気がするが、元々これくらいかなとも思う。
感想というかCMで思うこと
あとあえてこっちの感想欄に書くんですけど、なんかアニメーション部分ではなく中に入っているCM部分の予算が足りてない感じがするのがなんというか、新鮮?な感じ。アニメーション部分はとても潤沢な予算とは言えないものの、ワタルは元々そんなに予算ついているようなアニメじゃないですし、むしろワタルとして見れば崩壊とかも特に無く及第点以上ではあるんです。むしろ関連商品のネクストエッジスタイルのPVコーナーが妙に低予算気味というか地味。
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