アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリアーカイブ
日別アーカイブ
最新コメント
プロフィール
菌類さんの画像
菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
プロフィール

2018年10月07日

勇者王ガオガイガーFINAL

概要
勇者王ガオガイガーの続編OVA。勇者のOVAとしては2作目、かつ全8話(OVAなので長めなので1クールにちょい満たないくらい)と長め。
制作は00〜03年だが、その後05年に再編集版が1クールでTV放映されている。

解説
ガオガイガーの続編OVAであり、ゾンダーとの戦いを終えたのち、また三重連太陽系の遺産がらみの騒動が起こり、それを解決する話。
同一世界観のベターマンの要素や外伝作品なども存在し、そういう意味で勇者のシンプルさとは別系統かもしれない。

基本的にほぼ本編のメンバーが出てくる他。新キャラまで追加、さらに新メカも追加、敵も新しいものが追加されており、短いわりにキャラはやたら多い。

スパロボにはガオガイガー共々数回参戦済みで、前半TV版、後半FINALを再現する形をとっている。
なので尺的に出番があまりなかったルネ、光闇竜の出番が増えている。

世界観
ガオガイガーの数年後、07年という設定になっている。三重連太陽系を滅ぼした原種は撃退されたが、地球ではGGGと犯罪組織バイオネットが戦い、宇宙ではゾヌーダの種が潜伏しているといわれている状態。また三重連太陽系の復活プログラムソール11遊星主が再起動し、宇宙から暗黒物質を奪い三重連太陽系を復活させようと企んでいる。
あまり書くことがない。

あらすじ(ネタバレ多め注意)
Zマスターやゾヌーダの騒動も終わり、地球には再び平和が訪れていた。GGGは大河長官が去り、また護およびギャレオンも去る中で、新たな長官八木沼範行を据えて、さらに新メンバーパピヨン・ノワール、新たなメカファントムガオーを核としたガオファイガーなどを加えた新体制で運営されていた。
そんな中でよーぜふの子供たちを散歩する華、所がその一匹がどこかに行ってしまいそれを追うと、そこに地球を離れていた戒道が現れる。
戒道との再会に喜ぶ間もなく、今度は護が現れ、あろうことか戒道と戦いだしたのである。
そのころ、フランスでは地球にもたらされた謎のQパーツを巡ってバイオネットという犯罪組織と、それを追うシャッセールの戦いが続いてた、シャッセール所属のルネ・カーディフ・獅子王(ガイの従妹)はバイオネットの幹部ギムレットを追っていた。
しかしギムレットに苦戦するルネ、その前に現れたのは獅子王凱、そしてほかのGGGメンバー。凱は新たなメカファントムガオーと合体しガオファーとなり戦い始める。
ギムレットはギムレット・アンプルールに合体する。それに対して凱もファイナルフュージョンの承認を要請、新たな長官は何やら昼行燈な雰囲気でのんびりしているが、なんだかんだファイナルフュージョンを承認し、凱もまたファイナルフュージョンしてガオファイガーとなり、ギムレットを破る。
ギムレットは命乞いをするもルネにより殺されて戦いは終わったが、アメリカ、中国に護が現れ、そこで保管されていたQパーツを強奪し去っていくのだった。
そして今度は護が宇宙に出現、しかしパピヨンは自身のセンシングマインドによっては護のデータが本物と一致するにも関わらずおかしいことを察してQパーツの前にいたが、護によって重傷を負わされ、Qパーツは護が持ち逃げするのだった。
護は地球に降りる中で凱もそれを追って地球に、護は連れてきたギャレオンをガイガーへと変形させ、あろうことかガオーマシンを呼びガオガイガーへとファイナルフュージョンをするのだった。
しかし勇気の差で凱が勝利、護は負傷しながらも凱を殺そうとする。そこに現れたはソール11遊星主の一人パルパレーバ、彼はQパーツ(パスキューマシン)を回収し去っていった野である。
そしてGGGは戒道から宇宙が収縮していることや、三重連太陽系のソール11遊星主が動き出したことを聞かされる、戒道はギャレオリア彗星を通り、三重連太陽系に向かうようにGGGに提言する。
国連はそのことに対して許可を下ろさない、GGGは独断で三十連太陽系へ向かおうとするが、国連による妨害が入り、風龍、雷龍らが妨害に現れる。
しかし実際には事務総長によるGGG追放令のための狂言であり、GGGの急進派の暴走という形式で三重連太陽系へ送り込むための手段であった、大河長官が帰還したGGGは三重連太陽系に向かうが、そこに待っていたのは無人の地球と死んだはずのパピヨンだった。
パピヨン曰くここは不完全な複製地球であり、人間などは複製に失敗、レプリパピヨンだけが生き残ったこと、生物は植物や虫、菌類や小動物だけが再現されていること、レプリオービットベースは行方不明なことが伝えられる。
GGGはレプリ地球の調査を開始するのだったが、遊星主のパレッス粒子の力でいつの間にか腑抜けてしまい勇者を整備の名目でシャットダウンしてしまう始末、凱やルネ、パピヨンは正気だったが、彼らもまた遊星主たちの攻撃を受け、ガオファイガーはパルパレーバによって破壊されてしまうのだった。
命はゾヌーダになった後に戻ったことでセミエヴォリュダーになっており、パレッス粒子から回復した。そしてルネは行方不明になっていたソルダードJに出会うのだった…。Jを救出しさらにジェイアークも復活、護も合流したが、宇宙には操られた凱とレプリ勇者軍団が待ち構えていたのである…。

用語
GGG
ガッツィー・ギャラクシー・ガード。旧GGGが壊滅のち国連傘下として再編された組織。ガオガイガー他旧GGGから引き続きロボットを運営する、現在は原種も滅びたためか犯罪組織バイオネットと戦っている。

シャッセール
フランスにある対特殊犯罪組織、ルネもここに所属している。GGGにも協力している。

バイオネット
犯罪組織、敵としては前座ポジション、ルネを拉致して改造した組織であり、ルネにとっては恨むべき敵である。

ソール11遊星主
赤の星の指導者アベルが残した三重連太陽系復活プログラムであり11人いる。機界昇華にも耐えて存続しており、原種も消滅した今新たに三重連太陽系の復活をもくろむが、手段は一切選ばずにどんどん暗黒物質を材料として取り込んだために宇宙の収縮現象とそれに伴う地球の異常気象の原因を作っている。

パスキューマシン
地球ではQパーツと呼ばれるなんでも複製してしまうマシン、人間の複製は非常に困難だがロボットの複製などは容易であり、勇者だろうと複製する。

三重連太陽系
太古の昔に存在した太陽系で一つ恒星と二つの燃える惑星からなる、紫の星にて開発されたストレス解消装置が暴走したのが所謂ゾンダー。またそれに対抗して生み出されたのがジェイアークとソルダート師団、さらに三重連太陽系復活のためのプログラムがソール11遊星主、それに対抗するのがギャレオンやジェネシックガオガイガーということらしい。
はっきりと描写はされていないが、現在この三重連太陽系の跡地ともいえる場所に太陽系がある模様。

Gストーン
緑の星からギャレオンによって地球にもたらされた石、勇気の力で大量のエネルギーを生み出す。凱もこのGストーンを体内に持っている。

GSライド
Gストーンを基にした勇者ロボの動力源。

Jジュエル
Gストーンを基にして作られた赤の星版Gストーンのようなもの。ジェイアークの動力源はこれであり、こちらも対ゾンダーに用いられた。実はGストーンとの共振でパワーアップするらしい。

ラウドGストーン
Gストーンと違い勇気を基にしないGストーン的なものでソール11遊星主の動力。性能は安定しているがジェネシックオーラに弱い。

Gクリスタル
緑の星にあったGストーンの原石のようなもの。

登場メカ
基本的にTV版のメカはほぼ総出演状態な上に新たに追加メカもあるため、数はやたら多い。一応大体1回は見せ場は作られていたりする。

GGG(ガオガイガー関係)

エヴォリュダーガイ
サイボーグガイが最終回で進化した姿、機械と肉体が完全に融合している。

ガオファイガー:エヴォリュダーガイ
ギャレオンが宇宙に去ったために、GGGが新たに作ったガオガイガー。ファイティングガオガイガーが本来の名前らしい。ギャレオン不在のためロボットのお約束である胸ライオンがなくなっている。
とはいえ合体プロセスや戦闘スタイルは旧ガオガイガーと同じような形で、ゴルディオンハンマーやヘル&ヘブン、ディバイディングドライバーなど基本的なものは全部使える。
ゴルディオンクラッシャーも本来はガオファイガーの武器であった。ガオガイガーと違い縦に回転する白いガス状のものではなく、横に回転する黄色い光の渦のようなものの中で合体している。

ファントムガオー
ギャレオンが去った後の新たな凱の新たなメカ、ライオンではなくSF戦闘機型。

ガオファー:エヴォリュダーガイ
ガントムガオー+エヴォリュダーガイがフュージョンして誕生したメカ、基本的にガイガーと同じような外見。

ドリルガオーU
ガオファイガーに合体するガオーマシンの1つ。

ライナーガオーU
ガオーマシンの1つ、販促要素がないからか500系から架空の新幹線となっていた。

ステルスガオーV
ガオーマシンの1つ、ステルスガオーはTV版後半に出てきたスターガオガイガーの段階でUになっていたため、ガオファイガー用のステルスガオーはVになっている。

ジェネシックガオガイガー
カイン(護の父)によって作られた、暴走したソール11遊星主への対抗策。ガオガイガーの原型となったロボットでもあり、武装は大体ガオガイガーと同じものを装備している。
中盤まで主役メカはガオファイガーだったためもあり、出番自体はラストの近辺になってやっと。

ギャレオン:エヴォリュダーガイ
護とともに三重連太陽系にてソール11遊星主と戦うための準備をしていた。

ブロウクンガオーとプロテクトガオー
ジェネシックマシン、ブロウクンガオーは右腕、プロテクトガオーは左腕のパーツになる、ライナーガオーの役割。

スパイラルガオーとストレイトガオー
ジェネシックマシン、スパイラルが右足、ストレイトが左足を担当。ドリルガオーの役割。

ガジェットガオー
ジェネシックマシン、ステルスガオーの役割。

GGG(竜シリーズ)
2機ワンセットで開発され、シンメトリカルドッキング(左右合体)で合体する。基本的に炎、氷竜が最初に開発され、のちの竜シリーズは炎、氷竜をベースに開発されている。
基本構造は一緒なので非公式ではあるが本来の合体の組み合わせ以外でも合体は可能。ちなみにこれら以外にも存在しており、外伝などに出ている。

超竜神
一度レプリガオガイガーに破壊されている、またソール11遊星主戦でも真っ二つにされている。イレイザーヘッドの使用は1回だけ。

炎竜&氷竜
破壊されたりシャットダウンされたりで割と踏んだり蹴ったりだった気がする。

撃龍神
合流後は遊星主戦までは空気気味。

風龍&雷龍
最初に護によってガオーマシンが奪われた時には人命第一として博士らの救助を優先した。
一度オービットベースを国連軍の立場で攻撃したが、実体はGGG太陽系追放(という名の三重連太陽系派遣)のための狂言であり、追放令が出たらすぐに合流している。

天竜神
光、暗竜がシンメトリカルドッキングした姿、本編開始前に合体が出来なくなってたが、7話で合体に成功した。

光竜&暗竜
シャッセール所属の竜シリーズ、女性型。
基本的に両方竜シリーズなので、元のビークルのスタイル、変形パターンなどはほぼ兄と変わらないが、胸がありくびれもあり、体形は違う。
声優は姉妹共々田村ゆかりでダブルキャストになっている。光の方は高く、闇の方は低くしゃべる。


GGGその他

ボルフォッグ
GGG諜報部であり情報を集めつつ、護の護衛を担当、さらにディビジョン艦の艦長などをしていたが、本作は護がなかなか合流しないなどのせいもあり護の護衛の諜報部としての仕事は乏しめ。

ガンドーベル&ガングルー
粒子の効果で勇者軍団がシャットダウンされていた状態でも動ける状態になっていたため、正気を失っていなかった命の戦力として使われた。

ビッグボルフォッグ
ボルフォッグ、ガンドーベル、ガングルーが合体して誕生する。ソール11遊星主ポルタンと戦った。

マイクサウンダース13世
レプリ護が来た際には騙されてレプリ護に協力、彼のパスキューマシン強奪の手助けをしてしまった。その後追放令で合流。ソール11遊星主戦では戦闘でディスクとギターを失ったため、橋のワイヤーを弦代わりに使っていた。OPのやたらキラキラな目が印象的。

ゴルディマーグ
ゴルディオンハンマーに変形するロボ、前半のレプリガオガイガーとの戦いで大破してしまった。その後はゴルディオンクラッシャーのAIとして組み込まれた。

ゴルディオンクラッシャー
ディビジョン艦のツクヨミ、タケハヤ、ヒルメが合体した姿、発動キーを2人同時に回すことで発動可能、元々Zマスター級の敵と戦うことを想定して作られたゴルディオンハンマーの上位版で非常に巨大、本来はガオファイガーが使用することを前提に開発されていた。
ボディを失ったゴルディマーグのAIはこっちに組み込まれている。ソール11遊星主に対する決戦の最終段階で使われた。

カーペンターズ
量産型プライヤーズ、街の復興や機械の解体などの仕事を行う。元々の3機であるプライヤーズがどこに行ったか不明(TV版でも中盤でフェードアウトして最終回では量産されていた流れなので)。
やっぱり決戦には不参加だった。

ピギーちゃん
GGGのメイドロボ…TV版での役割は大体背景メカといったところだった。実はしれっと三重連太陽系行きに同行しておりラスト近辺に出番がある、出番があったことに驚きレベル。

その他
ジェイアーク、キングジェイダー:ソルダートJ、戒道幾巳(アルマ)、ルネ・カーディフ・獅子王、トモロ0117、天海護(一時搭乗)
赤の星で開発された対ゾンダー用の兵器。原種大戦で行方不明になっていた

レプリジン
パスキューマシンで複製されたレプリカ。人間の再現は難易度が高いらしいが、機械は割とそっくりに再現可能の模様。そのためほぼ全部の勇者が再現された。性格などはオリジナルのものをそのまま引き継ぐ。

ギャレオン(レプリジン):護(レプリジン)
護共々レプリジン化された。護が操られていたためにギャレオンも護に使われてガオガイガーと敵対した、ほかの勇者と違いただの偽物としての終わり出会った。

勇者軍団(レプリジン)
レプリ地球に作られたレプリジンの勇者。パルパレーバによってAIを改造され、「破壊せよ」しか言えなくなっている。
しかし中身は勇者であり、AIを改造されながらも正気を取り戻し、レプリガオファイガーの攻撃からキングジェイダーをかばい全滅、レプリガオファイガーに装備されたレプリゴルディマーグも自爆してキングジェイダーを救った。

カーペンターズ(レプリジン)
ほかの勇者と違いただ後方に待機していただけ。レプリゴルディマーグの自爆によって光になった。

レプリガオガイガー:護(レプリジン)
レプリ護がレプリギャレオンと旧ガオーマシンを使ってファイナルフュージョンを行ったが、凱のガオファイガーに敗れた。

レプリガオファイガー:エヴォリュダーガイ
操られたガイが乗り込んでいたレプリガオファイガー。ジェイアークに襲い掛かった。

ソール11遊星主
三重連太陽系が機界昇華される際に、三重連太陽系を復活させるために作られたプログラム。機界昇華に耐え抜いて再び活動を開始している。
その際にこちらの宇宙から暗黒物質を奪ったために宇宙の収縮減少が起き、それがGGGとの対立の原因である、護は共存の道を模索したが聞く耳なしだった。
関係としてはGGGとも対立するがゾンダーとも対立することなるはずだが、すでにゾンダーはなく、もし両者が出会ったらどうなるかなどは不明。

ピア・デケム・ピット:ピア・デケム、パルス・アベル、ピルナス
ソール11遊星主のリーダー格であるパルス・アベルの母艦であり、同じく遊星主のピア・デケムが操縦、ピルナスはおまけ。空母風のメカで、大量の無人の機雷戦闘機を搭載している。主にキングジェイダーと戦った。

機雷戦闘機
ピア・デケム・ピット内に搭載されている無人特攻機。

パルパレーバ・プラス:パルパレーバ
ソール11遊星主の主力ともいうべきパルパレーバのメカノイド。ガオファイガーを破壊するなど戦闘力はかなり高い。必殺技はゴッド・アンド・デビル。

パルパレーバ・プラシュナー
パルパレーバ・プラスの強化版。

ピーヴァータ
遊星主の一人で超竜神を戦う、チェーンソーで超竜神を縦に真っ二つにした、超竜神の接合部分は縦なので生きてたのは言うまでもない。

プラヌス
女っぽい遊星主、天竜神と戦う。

ペルチュリオン
遊星主の一人、気象操作力がある、激龍神と戦う。

ポルタン
武者風の遊星主、やたら小さい。ボルフォッグと戦う。

ペルクリオ
楽器系遊星主、戦う相手は案の定マイク。乗り物のブルブルーンというものも持っている。

バイオネット
犯罪組織、ソール11遊星主の前座なので大した活躍はないが、ルネを幼少期にさらって改造したことが描かれている、1話でルネおよびGGGと戦闘している。
一応設定上というか、過去には幾度となくGGGと激闘を繰り広げており、香港でもGGGと戦闘している。
基本的にほかの紛争地域に武器を売っている死の商人であることがギムレットの口より語られており、GGGを倒せば注文が殺到するといった発言をしていた。

ギムレット・アンプルーレ
犯罪組織バイオネットの幹部ギムレットのメカというかギムレットをベースに周囲の荷台型マシンが合体した姿。
凱曰く、「今までのバイオネットロボとは桁が違う」とのこと。分離機能などでGGGを翻弄するが、ガオファイガーの圧倒的な力の前に割とあっけなく敗北した。

キャラ
GGG


獅子王凱
元々サイボーグだったが、本編最終話でエヴォリュダーガイとして生まれ変わった。

卯都木命
ガイの恋人でGGGオペレーター、最終回でゾヌーダ化したのち戻った時にセミエヴォリュダーになっており、パレッス粒子に対する耐性がある。

大河幸太郎
旧GGG長官、現在はGGGを離れており、ザ・パワーの危険性を訴えているが今一つ成果がない。中盤で復帰して三重連太陽系へと向かう。

牛山一男
GGGオペレーター。

火麻激
GGG参謀、マッチョモヒカン脳筋独断専行正義漢熱血なキャラ。ゴルディマーグの人格のもとになっている。

スワン・ホワイト
オペレーター、少々片言気味の日本語で話す。

スタリオン・ホワイト
スワンの兄、マイクの人格の元でもある。

パピヨン・ノワール
FINALより加わった新メンバーで、センシングマインドの持ち主だが、序盤で死亡。のちにレプリジンとなる。ベターマンにも登場。

猿頭寺耕助
天才だが、風呂に入らない。現在パピヨンという恋人がいるが…。

獅子王雷牙
凱の叔父、原種大戦で弟が死亡したため、そのポジションも引き継いでいる。

ルネ・カーディフ・獅子王
凱の従妹、バイオネットに拉致され改造された過去を持つ。50パーセント機械の不完全サイボーグで、それ故に戦闘力が不足気味だったり発熱に難があったりしている。
そのため常に冷却コートをまとっている。

八木沼範行
GGG現長官、大河長官が去ったのちにGGG長官をやっていた防衛庁天下り、優柔不断なようで決断力がある。大河長官帰還とともにGGGの指揮権を大河に譲った。

高之橋両輔
世界十大頭脳の一人で、原種大戦後にGGGに加わっていた、高橋良輔っぽい人。GGG地球追放の際には地球に残っているため出番は多くない。

楊龍里
読みはヤンロンリー、風龍雷龍の開発者であり、旧ガオーマシンの解析を行っていた。GGGオービットベースを攻撃するように見せて風龍雷龍を送り出し地球残留、実は妻子持ち。

天海護
元々三重連太陽系緑の星出身、ギャレオンによって地球に連れられ天海夫妻の元で育つ。現在はいまだに活動を続けているらしい新種の脅威から宇宙を救うべく宇宙に出ていたが、そこでソール11遊星主の野望を知ることになり、遊星主に対抗するために三重連太陽系で活動を続けていた。

ジェイアーク関連

ソルダートJ
元々赤の星のサイボーグ兵、赤の星で原種に敗れ機界四天王となっていたが元に戻って再び原種と戦い行方不明になる。元機界四天王ピッツァ。
その後は戒道とともに宇宙収縮現象を観測するもソール11遊星主につかまる。ルネに救われジェイアークも復活し遊星主のピア・デケム・ピットと戦う。

戒道幾巳
赤の星の生体兵器アルマの一つで原種に対抗する存在だった。地球に降り戒道夫人なる人物に拾われ育てられる。
ジェイアークとともに行方不明になっていたが、宇宙の果てで宇宙収縮減少を観測し、地球に帰還し危機を伝えようとするがレプリ護に阻まれる。

トモロ0117
ジェイアークの生体コンピューター、元機界四天王ペンチノン。

地球人その他
ロゼ・アプロヴァール
国連事務総長、大河長官を幸太郎坊やと呼ぶ。GGGの地球追放を決断した。

初野華
護のガールフレンドだが、話の中ではろくに護と会うことが出来なかった(護だと思ったらレプリジンだったり)。
負傷した戒道を拾ったのも華。

ソール11遊星主

ピサ・ソール
機界昇華に耐え抜いた遊星主であり、三重連太陽系の復活を行う予定。

パルス・アベル
遊星主のトップであり、赤の星の指導者アベルのコピー。ほかの遊星主と比べ出番が多く、パルパレーバ共々遊星主の中核として機能している。基本的に戦闘力はないらしく、ピア・デケム・ピットに乗り込んでいる。

ピルナス
ハチ女、パルス・アベルの護衛としてピア・デケム・ピットに乗り込んでいる。

パルパレーバ
戦闘面での遊星主の主力ともいうべき存在。おおむね何とも言えない無表情だが、戦闘中は顔芸も披露する。

ペイ・ラ・カイン
護の父で緑の星の指導者カインの偽物のようなもの。見た目こそカインだが一貫して敵に回る。

ピア・デケム、ピーヴァータ、プラぬス、ペチュル音、ぺルクリオ、ポルタン
全部メカ参照。

バイオネット
ギムレット
バイオネットの幹部、ルネ相手に逃避行を続けたあげく凱に敗れる。サイボーグであり、トラックの荷台を合体させたギムレット・アンプルーレになることが出来る。

感想
OVAとかでよくあるタイプのエログロバイオレンスかな?と思いましたが、割とすぐに凱が出てきていつもみたいなノリに戻ってなんか安心。
これ単独で見るものでもないので、本編終ってからでいいと思います、というかメカキャラが多すぎて本編みないとどうしようもない部分あり。

2018年10月04日

スパロボ学園

形式を概要、あらすじ、メカ→概要、解説、世界観、あらすじ、用語(ない場合あり)、メカ、キャラ、感想に増やしました
過去の記事にもノロノロ適応していきます

概要
任天堂携帯機向けスパロボ、所謂エーアイスパロボの一つ。DSで発売。
スパロボJWKの3作の参戦作品の戦闘アニメを使いまわしつつ一部リストラ、一部追加で参戦作品を構成している。内容はいつものスパロボではなく、学園内でBASEと呼ばれる機械を使って2vs2のバトルをするという内容。
一言でいうと「スパロボでポケモン系のゲームをやってみた」。


解説(独断と偏見混じり)
解説(システム)
シナリオはクロスせず、学園内のオリジナル展開。基本的にモブの大多数がスパロボバトル可能であり、向こうから仕掛けてくるパターンも多い。
スパロボバトルに勝つとコインをもらえて、そのコインでガチャを引いてメカを増やすことが出来る。戦闘は最大5機のコスト制の小隊を使って2vs2の戦闘を行う。
システムは通常のスパロボをベースに、SPとは別にAPという数字が追加されており、毎ターン50のAPを使うことが出来、このAPはターンの初めに戦術の選択(実際はじゃんけん)があり、そのじゃんけんの結果でボーナスが付くほか、一部前ターンからの繰り越しも可能。
武器や精神コマンドなどはすべてAPを消費するため、APが少ない行動の方が先に動ける、逆にAPが足りないと精神コマンドを使ったら攻撃できないなどがある、特にスーパー系はAPの燃費が悪いので合体ロボなどはその問題に陥りがち。
ENは小隊で共有されており、毎ターン回復する。基本的に余り気味になるが、特に一部スーパー系は燃費が悪く、場合によっては枯渇することもある。
補給は小隊単位のENを回復させる、補給は低コスト機が持っていることが多い、修理は弾数制限あり。
とはいえ全体的に運ゲーっぽい要素が多く、最初の戦術選択に連敗すると一気に不利になり(逆に勝ち続けると負けそうな試合だろうと勝ててしまう)。
さらに通常のスパロボと違いリアル系1〜2機に集中駆けて突っ込ませるということが出来ないため、SPが不足しやすく、結果集中必中抜きのスパロボ命中率で戦う形になり、運ゲ度が増す傾向にある。(50パーセントだったり30パーセントだったり、50パーセントは電磁砲の命中率って言えばいかに低いかという話)
また気力が上がりやすく普通にやっても4ターンもあれば気力150になるため、結果的に回避ボーナスが付くとさらに回避合戦になる傾向。とはいえ所謂無双ができない分、通常よりメリハリのあるバランスにも思える。

解説(余談)
シリーズ内の立ち位置は「空気」、無双でいうアドバンス、ポケモンでいう音楽図鑑みたいな感じのポジションで、シリーズ内で記憶されていない枠。ガンダムで例えたかったが無理だった。
具体的に言うと発表されても各種ネットの百科ですぐにスパロボ新作の記事ができるのが、これはできなかった。

世界観
参戦作品のロボットたちが活躍し平和を取り戻した世界で、再び戦いが起こった時のために指揮官を育成するために、BASEというロボット対戦バトルマシーン
一応かつてスパロボ世界だったわりにはめっちゃ普通の学校と町、さらにUFOも珍しいという世界だったりする。学園長の発言からそこまで昔じゃない時代に割と大規模な戦争があったこともうかがえるが、詳細不明。

用語
BASE
この世界に出回っているゲーム、スパロボ学園ではかつて活躍したロボットのデータが入っており、指揮官育成のための訓練用アイテムになっている。
負けるとダメージを受けるが、ある程度調整可能らしい。

スパロボバトル
BASEを使って行われる2vs2のロボットバトル。

スパロボ学園
BASEを使ってロボット部隊の指揮官を育成することを目的とした学校…なのだがかなり平和ボケ気味。スパロボバトルですべてが決まる。旧校舎や焼却炉など何やらレトロな施設がある。裏山は要塞になっており武装が施されている。

あらすじ
私立スパロボ学園に突如編入された佐伯遼駕、そこで幼馴染の瀬戸咲弥と出会う。スパロボ学園はすべてをスパロボバトルで解決するというルールのある学園であり、遼駕はそこで番長の轟剛太郎とスパロボバトルに発展する。
番長を倒したものの番長がスパロボバトルでの敗北のダメージから、後ろにあった百葉箱を壊してしまう。
所がその百葉箱は妖怪「魅門」の封印だった。魅門は望みをかなえる妖怪であり、学園の人間に取り付いては様々な望み(世界征服など)をかなえようとしていく、そのため遼駕建ちは再び魅門を封印しようと魅門の情報を探し出すことになる。

登場メカ
多すぎるので私の独断と偏見により抜粋、印象に残った奴や、メインシナリオで対戦相手が使って来た奴をメインに。(おすすめ機体ではなく、単に印象に残ったもの)。
メカの入手は勝利後に手に入るのと、勝利後に手に入るゲーム内コインを使って回すガチャで手に入るのの2種類がある。戦闘は5機15コスト以内で編成される小隊によって構成される。一度に出せるのは2機まで。
基本的に名無しが乗っている敵ザコは種系のMSとキンゲ関係くらいしか使用できず、スーパー系の敵メカなどは一部ラスボスなどを除き使用不能、機械獣やゾンダーなどは使えない。
さらにJWKのオリジナルは見登場で、コンパチブルカイザーのみ使用可能。

ボスボロット
通常のスパロボと同じく自爆要員、さらに本作では補給修理両方できる、3人乗りで精神コマンド豊富、さらに1コスト。ただしリアル系なみの耐久力とスーパー系並みの回避率によって自爆前にやられることも多い。なんでもできるが数値は足りないので割と器用貧乏な印象。

コスモダイバー
フィールドを海にする要員。低コストのスーパー系なのでよけないので落ちるときはあっさり。

ザクウォーリア
地味な1コスト、パイロットがモブのせいか回避が低くMSなので耐久はお察し…なのだが特殊能力で自爆半減持ちなのでたまーにウザい。

パンサー(ガウリ)
1コストのサポート要員、かく乱と激励が使える。AP面での燃費がいい。攻撃力は実質ないので攻撃は精神解除用。脆いので3ターンで確実に落ちる。

ビューナスA
さやか、ジュン機がいるためかなぜかモブがよく使ってくる。

超竜神&撃龍神
自爆要員。自爆コマンドはAPが60必要なので、最初のじゃんけんに負けると自爆が不可能になるが、超竜神はボスボロットと違ってSPを消費してAP消費を減らせる再動と自爆を両立できるので、APが50あれば自爆できる。超竜神は番長が使用して初っ端爆発してくる。

マークゼクス
超竜神と同じく自爆要員。

ストライクフリーダム(とほかの種機体)
生徒会長と戦う際に使ってくるのだが、種関係での豊富な合体攻撃およびSEED発動の回避率のせいで苦戦する。

オーガン
回避率の高さと耐久力の低さから運ゲ要員。回避は得意だが当たるとあっさり落ちる。

コンバトラーV&ボルテスX
合体ロボ故の精神コマンドの多さだが、ターンはじめのじゃんけんに負け続けるとAPが足りずまともに精神コマンドを使えなくて落ちたり攻撃できなかったりする。敵に回すとやたら精神コマンド使ってきて厄介。

エターナル
特殊能力で地形を宇宙にできるため、全員宇宙Bのラスボス戦では割かし役に立つ。一応ダコスタが不屈持ちなこともあってそこそこ持つ上に機銃に装甲ダウンがついているので不屈突破しつつ装甲ダウンで必殺技を当てる下準備もできる。ラスボスに負けたのでこれを使ったらあっさり勝てた思い出。

コンパチブルタイガー
本作ではJWKのオリジナルは登場せず、その代わりコンパチブルカイザーが出てくる。

ヴァルシオーネ
吹雪のコスプレとして、ユニットとしては使用できない。

ジェイアーク
よくある高耐久高火力低回避が売りのメカだが、ES爆雷で大技を回避することがあるなど実数値以上の戦闘力がある。ついでに地形換装持ちかつ複座。

ジェネシックガオガイガー
コスト6だけあり強く、高火力高耐久MAP兵器持ち、弱点は必中がなく大技が外れる可能性があるのと、消費APが半端ないこと、さらに燃費が悪いスーパー系らしい性能でENが足りなくなる時がある。
プロテクトシェードとジェネシックアーマーによって数字以上にやたら硬い。

キャラ

佐伯遼駕
主人公、喧嘩っ早く問題児だったらしい、女に甘い。

瀬戸咲弥
遼駕の幼馴染でメインヒロイン。正直この言葉だけでほぼ説明がつく良くも悪くもギャルゲメインヒロイン感あふれるキャラ。

望月葵
世界征服を企む悪の生徒会長。

東雲京香
鬼人拳を極めた武道家、要塞の扉を(吹雪と共同とはいえ)破壊しており多分GFみたいなもの。

美倉てすら
オカルトマニア。UFOを召喚しようとしたりダウジングをやっていたりする。魅門に憑かれた時はアダムスキー型UFOを召喚していた、この世界ってUFOは珍しいんだろうか…?

天使吹雪
武器マニアの少女。マフラーが物質圧縮マフラーになっておりそこに武器を収納しているほか、学校の一部を占領して自分のコレクションをため込んでいる、なぜかヴァルシオーネのコスプレすら持っておりそのコスプレは武器満載で戦闘可能。
本名は天使噛恵溜(あまつかがぶりえる)という。

持田菜波
生き別れの兄を探して飛び級でスパロボ学園に入ってきた少女。

番長(轟剛太郎)
学園の番長、教官に惚れてる。遼駕とはよく張り合っている。モブの舎弟がマップをうろついており、戦闘を仕掛けてくる。元々は持田和樹という名で、菜波の生き別れの兄。現在は過去の面影は髪の色くらいだが、髪の色でなんとなくわかる。

四条小夜
教官、そこそこ年齢いっており早く結婚したい、美人だが性格に問題ありなかなかうまくいかない。

南雲裕一郎
学園長。物腰は柔らかいが、元軍人で平和ボケした現状とスパロボ学園に不満を抱いている。自己顕示欲が強いらしく学園前に自分の銅像を建てている。

魅門
番長と遼駕のスパロボバトルで解放されてしいまった妖狐。人に取り付いて願いをかなえており、各キャラの変な願いを叶えて騒動を起こしている。最終的に人間に転生していつの間にか学園の生徒になっていた。

感想等(長い)
発表〜発売時はスルーしており、のちに中古の山をあさってた時に買ってきたもの。
遊んだうえでの感想は「スパロボでポケモンっぽいゲームを作りたかった」んだなという印象です。

ネットでも酷評ということもあり期待値が低かったせいもあってか正直思ってたよりかなり面白かったので何とも言えない気分。とはいえレビューサイトのMK2だと53点、納得ではある数字ではあります。(ちなみにW76、K45、L63)、50点台は意外と2Dや2.5Dなら割と楽しめる傾向はあり。
私はゲームの大半をクリア前に投げるので、とりあえずメインだけでもクリアできたので楽しめてはいた。

楽しめた原因として
・意外と明確な上位互換がない(JRPGやSRPGや無双なんかはそこそこ面白くても「あっちの方が面白い」ってのが発生するが、このゲームは意外と明確な上位互換がない)
・ボリュームが少ない(飽きる前にエンディングに入れた)
・ほとんどの戦闘をフリー、サブシナリオにしたため、メインシナリオは割と簡素でバランスも悪くない(対戦としてのバランスは悪いが、「そこそこ負ける」バランス、1戦闘は10分ほどなのでリトライもしやすい)
・2d携帯機ゲーで無ロード時間

ゲーム内容的にはスパロボはおまけ的な感じでGBCからDSのころまでに散見されたポケモン系やホビー系のゲームが近い印象、それにギャルゲースパロボ要素が乗ってる。
運ゲーっぽくなりがちで対戦バランスは悪く底の浅さもあるものの、シナリオクリアするだけなら以外と楽しめてしまった。ただ定価で満足は難しい気もします。
ただコンセプトの友達とのコミュニケーションツールとしてのスパロボとしては、こういったのよりむしろ共闘ないし対戦型のアクションゲームが望まれたとも思う。


posted by 菌類 at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2018年09月15日

ブレンパワード

Vガンダムで鬱になって療養中だった富野監督の復帰の一作目。

WOWOWアニメとして制作されており、WOWOWオリジナルアニメ第一弾であり、また地上波じゃないので地上波じゃ規制されそうな内容がちらほらある。

内容的には「オルファンという巨大なオーバーテクノロジーの遺跡の力を中心に、多くの人間の思惑が交差して主に家族喧嘩をするアニメ」というのが一番簡潔に説明できる気がする。
オルファンというものは謎の構造体であり、何か力を秘めており、さらにその巨体さから動くだけで世界が危機に陥るようなものであり、さらに浮上することによって地球のオーガニックエナジーを奪い去り地球を事実上滅ぼしてしまうとも言われていた。
そのオルファンとオルファンがもたらしたオーガニック的なメカであるアンチボディ、そして世界規模の災害の中で様々な人間の思惑が交差していく。
とはいうものの物語の多くが、伊佐未ファミリー、ジョナサン、その他の家族や人間関係の問題が話の中心になっていく。
良くも悪くも富野作品的な要素が多く、会話はかなり富野節、また会話や思想も過去の富野作品に見られたものが再生されており、過去の富野作品(ガンダムなど)で聞いた感じのノリが多い。

最終的にそこまで掘り下げられなあった要素も結構あり、謎というかよくわからないまま終わる(一言言及みたいなもの)も多い。

OPは登場女性キャラの全裸だったり、OP歌詞が朝までSEXだったりする、まず地上波の放映は不可能なOP。EDは井荻隣によるいつもの富野作品といった趣のEDになっている。音楽担当は菅野よう子が担当。
キャラデザはいのまたむつみが担当しているが、監督の好みではなかったようで監督のいつもの雰囲気といのまた絵の中間的な雰囲気になっている。

スパロボやACEに参戦済み。

あらすじ
オルファンという名の巨大構造物、それが浮上しようと動き出し、世界中に津波が押し寄せ崩壊しかかった世界。オルファンに呼ばれた者たちは「リクレイマー」と名乗り、世界中に散らばった「プレート」を回収していた。
プレートには2種類あり、片方がグランチャー、もう片方がブレンパワードというものを生み出すことがわかっていたが、リクレイマーはグランチャーのプレートのみを集めていた、ブレンパワードはオルファン内で活性化せず、出来損ない扱いされていたのである。
そしてリクレイマーの少年伊佐未勇は、カナン・ギモスとともにプレートの回収を行っていた。同刻、孤児の少女宇都宮比瑪のもとに、暴走したプレートが現れる、プレートからはリバイバルが始まり、ブレンパワードが誕生する、比瑪はそのブレンをやさしい目をしているといい、声をかけ動かして見せる。
そこに現れた勇たち、比瑪と勇は口論になるが、オルファンにおいて活性化しないブレンを見てきた上にブレンは不要と教えられてきた勇にとって、元気に動く比瑪のブレンは驚愕に値するものであり、それ故にリクレイマーに対する疑念が生じることになる。
元々無理やりリクレイマーをやらされていた部分があった勇は、リクレイマーのやり方に付いていけず、翌年オルファンに置かれていたブレンを奪い脱走するのだった。
そのころ地上ではオルファンに対抗するためのオーガニックシップ「ノヴィスノア」が動き出していた。ノヴィスノアには多くのブレンが集められ、比瑪とヒメブレンもまたノヴィスノアに厄介になっていた。
そこに現れたは脱走した勇と追手のグランチャー達、勇は窮地に陥っていたが比瑪の介入で窮地を脱する、しかし勇は比瑪の唇を奪い去っていくのだった。
そして勇はオーガニックマシンを研究している大学を訪れ、研究者の一人を脅し保管しているプレートの場所に案内させた、勇はオルファンと対になると仮定されているBプレートを探していたのである。
が研究者の女はオーガニックマシンに対する興味からユウブレンを奪って逃走してしまうのだった、勇と女はブレンの奪い合いになるが、ユウブレンは喧嘩を嫌い両名を落とそうとするが、勇の説得を受け一応着陸するのだった。
その後勇は今度はマイクロウェーブ発振器を使ってリクレイマーと戦おうとする、そこにノヴィスノアの比瑪、ラッセ、ナンガが現れるが、勇はあくまで一人で戦おうとする。
そこにリクレイマーが現れるが、勇は比瑪との連携攻撃チャクラエクステンションで撃退、さらに比瑪の孤児院に押し寄せる津波もブレンの連携で防いで見せた。
その後勇は祖母宅を訪れるが、そこでカナンと出会う、カナンを説得しようとしたが失敗、カナンも迷いがあったが説得しきれず、カナンは結局同じリクレイマーのKDと合流、しかしKDは完全にオルファンの抗体とかしており、カナンとは今一つ意見が合わない。
勇の居る勇の祖母宅に比瑪たちも現れたが、そこに再びリクレイマーの襲撃が始まるのだった、勇はリクレイマーの中にいたカナンの説得を試みるが、カナンは撤退するのだった。
勇はノヴィス・ノアに結局乗ることになったが、そこにカナンが再び現れる、カナンとユウは近くの神社で落ち合うが、そこに追手のリクレイマーが、カナンはグランチャーに乗るも拒否反応が出て撃墜される、カナンはヒメブレンに救出され、そのままノヴィス・ノアに厄介になることになる。
その後発見されたプレートからは双子のブレンがリバイバルし、片方はカナン、もう片方はヒギンズが乗ることになった。
そんなこんなしているうちにリクレイマー内の有力者であったジョナサンがノヴィス・ノアに侵入する、ジョナサンはノヴィス・ノアのアノーア艦長の息子であり、精子提供で生まれた子供であった、それゆえか親子関係がうまくいかず、それで親に対して複雑な感情を抱いていたのである。
ジョナサンを見た艦長は動揺してしまう、ジョナサンは撤退したものの艦長は正気を失い、最終的に行方不明になってしまうのだった。
そして艦長の代理として医者のアイリーンが急遽艦長の座に就き、そのままノヴィス・ノアは佐世保に向かう、そこにはリクレイマーである勇の父親も出席していたのである、そして天才少年カント・ケストナーもまた出席、そこでカントはオルファンのオーガニックエナジーに対する一つの仮説を立てるのだった…。


登場メカ
基本的に太古の時代に地球に墜落した生きている宇宙船とでもいうべきオルファンと、その抗体としてオルファンを守るアンチボディ、およびその他の地球製の兵器類からなる。
アンチボディは性質の違う2種類のものがあり、オルファンの抗体反応が強くオルファンと敵対するモノを排除する事のみを考えるグランチャーと、地球での体験を大事にし、周囲との調和を図ろうとするブレンパワードに分かれている。
アンチボディはプレートという円盤から誕生し(誕生の事をリバイバルという)、その後人間を乗せて活動を開始する。人間を乗せられなかったアンチボディの体は硬化が始まり最終的に動かなくなるらしい。人を乗せるのを拒んでハッチを閉じたアンチボディも多数おり、彼らはある所にまとまって墓場を作っていた。
またアンチボディは乗る人間を選ぶ。またアンチボディは意思を持っており、いくつかの手段で人間との意思疎通が可能だが、音声での会話はできない。
アンチボディはチャクラの光で飛行する能力を持つが、空中浮遊+瞬間移動なので飛び方は某立ちでスライドするように飛びながら瞬間移動を繰り返す。

ブレンパワード
アンチボディだが、グランチャーと違いオルファン内で活性化せずに動かずに固まってしまう。
そのためリクレイマーたちは出来損ないのグランチャーのようなものと解釈していたが、オルファン外では元気に動いている。

ユウブレン:伊佐未勇
ユウがオルファンから連れ出したブレン、カラーは水色。オルファンに連れていかれて辛かった、連れ出してくれて嬉しかったなどとユウにメッセージを送る。最終的にネリーブレンと融合する形で消滅。

ヒメブレン:宇都宮比瑪
ヒメが1話でリバイバルに立ち会ったブレン。ベージュ。ヒメ曰く「優しい顔をしている」らしい。

ラッセブレン:ラッセ・ルンベルグ
ラッセが登場時から乗っていたブレン。ラッセが死にかけで自己犠牲でオルファンを止めようとするラッセに対して、自分だけ犠牲になりラッセを分離した。

ラッセブレン(2代目):ラッセ・ルンベルグ
ナッキィブレンの1体だったが、ラッセを受け入れた。ナッキィ曰く半年以上の付き合いだったらしい。

ナンガブレン:ナンガ・シルバレー
ナンガのブレン。臆病すぎて戦闘時におびえて戦えなくなったあげくナンガまで排出してしまうなど問題も多い。ナンガが負傷したりして戦闘回数は少な目。またナンガの姓を取ってブレン・シルバレーとも。

ナッキィブレン:ナッキィ・ガイズ
グランチャーを失った上に残り2体のブレンも去ったナッキィのところに残った最後のブレン。

カントブレン:カント・ケストナー
ナッキィブレンの1機を引き継いだもの。

ブレンチャイルド
珍しい双子のブレン、顔つきがグランチャーに似ているなど謎が多いが謎のまま。カナンおよびヒギンズがそれぞれ乗り込んだ。サイズがちょい小さい。
動き出したときには文字を学習し始めて、映像を投影することでカナンおよびヒギンズとコンタクトをとっていた。生まれた時にリクレイマーが襲来したためにそのまま戦闘になったが、学習時間がないために、言葉は把握したものの概念までは飲み込み切れなかった。
サイズは通常のブレンよりやや小さい。誕生時に足踏みする動きをしているが、意図は不明。

カナンブレン:カナン・ギモス
ブレンチャイルドの片割れ。

ヒギンズブレン:ヒギンズ・サス
ブレンチャイルドの片割れ、ヒギンズはこちが兄だと思っているが、そもそも性別自体が不明。

ネリーブレン:ネリー・キム
難病に侵されて寒冷地に住んでいる謎の女、ネリーのブレン。そこに飛ばされてきてバロンズゥの攻撃を受けた勇を救出した。
ネリー曰く不完全で、もう一回リバイバルが必要だった。そのためユウブレンを取り込む形で再リバイバル、その時にネリーは飛ばされていき死亡したと思われる。
本来白っぽい色だったが、ユウブレンを取り込んだために色はユウブレン的な水色になっている。

グランチャー
オルファンの抗体として活動しているアンチボディ、ブレンがオルファン内では活性化せずに力を失うのに対してグランチャーはオルファン内で活性化する。
基本的にオルファンの抗体としての使命を果たそうとしており、ゆえに敵対するモノに対して攻撃的な他、体内に取り込んだ人間の意思もオルファンの抗体となるよう影響を与える。そのため勇はグランチャーに乗るのを嫌がっていた。

グランチャー:クインシィ・イッサー(伊佐未依衣子)
伊佐未ファミリーの長女クインシィの赤いグランチャー、クインシィがとらわれた時は独自に動いた助け出そうとした、のちにバロンズゥにリバイバルする。

グランチャー:ジョナサン・グレーン
ジョナサンのグランチャー、腕を切り落とされてカギ爪を装備してフック船長みたいな状態になっている。

グランチャー:カナン・ギモス
カナン・ギモスのグランチャー。勇を追って出てきたところでリクレイマーの一団と戦闘になったときに拒否反応が起こり動きが鈍ったところを撃墜される、カナンは救出された。

グランチャー:シラー・グラス
シラーのグランチャー。シラーがやや脇ポジションなこともあって特別目立つことはあまりない。

グランチャー:エッガ・ブランカン
リバイバルしたてで戦闘に参加させられああげく撃墜され、エッガもろとも死亡。死亡時に足をバタバタさせていた。

グランチャー:ケイディ・ディン
普通のグランチャー、特徴はあまりなく、撃墜も初期。ケイディもいつの間にかノヴィス・ノアに入り込んだあげくすっかりなじんでいる始末。

グランチャー:ナッキィ
ナッキィのグランチャー。リクレイマーに回収されないまま放置されていたようで、半死半生といった状態だった、それをナッキィが見つけてそのまま連れて行った。その後Mrモハマドの手で3機のブレン共々オルファンに運び込まれたがその回でブレンバーを使ったものの弾が出ずその回の戦闘で死亡。
オルファンに回収して貰えなかったからオルファンを恨んでいるらしい。

グランチャー:伊佐未勇
ユウのグランチャー、序盤だけ登場した。大して出番がないままユウがユウブレンに乗って脱出してしまったためにそのまま置いてけぼり。その後どうなったかよくわからない。

グランチャー(米軍)
米軍仕様のグランチャー。緑色をしている。

バロンズゥ:ジョナサン・グレーン、バロン・マクシミリアン
謎の仮面、バロンマクシミリアンが連れてきてジョナサンに渡した新種のグランチャー。サイズが通常のものより大きく、肩から布状のひらひらした切れる触手のようなものを多数伸ばして攻撃してくる。

クィンシィ・バロンズゥ:クインシィ・イッサー(伊佐未依衣子)
クインシィのグランチャーが再リバイバルした姿。

その他
ノヴィス・ノア:アノーア・マーコミック、アイリーン・キャリアー、ミスターモハマド、ユキオ、アカリ、クマゾー、ウィンストン・ゲイブリッジ
国連所属のオーガニックシップ。オーガニックエンジンの試験用として、オルファンに対抗する目的で建造された。しかし各国の思惑が交差し、その立場は非常に曖昧なものでしかない。

キメリエス:レイト
ノヴィス・ノア所属の潜水艦。

イランド:コモド・マハマ
VTOL機。ノヴィス・ノアの艦載機として複数登場するが、グランチャーに対抗できる性能はない。


オルファン:伊佐未ファミリー、ガバナー他
孤児という意味の巨大な構造物。オルファンという名前は中心にあった女性像のようなものから着想を得て名前を付けた様子。
太古の時代に別のオルファン(のようなもの)と戦闘になり地球に撃墜されたようなことをヒメが見た映像から確認できる。その後地球に落ちた後に多数のプレートを世界中にばらまいたような映像がある。
全長150qあり、オルファンが浮上することによって世界中に津波や地震が起きて世紀末のようになっているが、勇によると順序が逆で地震のせいで埋まっていたオルファンが出てきただけらしい。
またオルファンが宇宙に浮上しようとしているが、そのために地球のオーガニックエナジーを吸いつくしてしまう(そのため地球の生命はほぼ全滅する)と恐れられている。リクレイマーと呼ばれている人間たちを呼び集め、そのリクレイマーたちは自らをオルファンの意思の表すと言っているが、オルファンの意思自体はそれほど示されていないので実態は不明。
オルファンは宇宙に飛び立とうとしており、リクレイマーたちはそのオルファンの宇宙離脱に立ち会いそのまま宇宙に行こうとしてる。ちなみに後半アメリカに制圧されてアメリカの州扱いになっている、それほどデカい。
オルファン自体はオーガニック的な何かなので、中には意思のようなものがあり、比瑪と意思疎通を行ったのち、最終的に地球にとどまることを選んだ。

もう一つのオルファン
オルファンの回想に移りこんでいたオルファンっぽいもの。オルファンと戦ってオルファンを地球に墜落させた張本人、ただし何もなのかは全く不明。

感想等
多分いろいろあって3週したはず。凄く富野アニメっていうのが初見の感想。とにかく富野っぽい要素が煮詰まったアニメといった感じでしょうか、超高濃度。
反面長所が短所、短所が長所ともいうべき内容で、そういう意味でもVガンダムに近いというか表裏一体な内容だと思います。

2018年09月11日

伝説の勇者ダ・ガーン

勇者シリーズ3作目。

谷田部監督作品としてはこれで終了であり、翌年のマイトガインから高松監督にバトンタッチすることになる。そのため「地球の何かの機械に意思が乗り移って勇者化する路線」は取り合えずここまでで、マイトガイン以降は別路線になっていく、またのほほんお母さんもここまで。

メカに関してはほぼ勇者のお約束を踏襲し、主役メカ、サブ2機、グレート、追加メンバーという形になっている。

話は前半部分はいつもの勇者といった趣で、勇者と偶然知り合った(この場合隊長になった)少年と勇者たちの話であり、あくまで普通の子供である主人公が隊長に選ばれてしまったという切り口で比較的明るくはなしが進む。が後半になるとダ・ガーンの一時離脱や地球の本格的な危機(地球そのものの滅亡が迫る上に、すでに滅ぼされた星の住民が搭乗する)が見え始め、軍の出番が増えてきており、オーボス軍に対する戦時体制とでもいうべき状況に移行し、どんどん重いムードになっていく。
さらに軍の大佐が主人公星史の父親であり、母親はオーボス軍関連のニュースを伝えるニュースキャスターという立場のため、勇者系の主人公の身内キャラの中ではかなり大きく話にかかわってくる、特に父親はオーボス軍の基地に交渉に向かうという話もあるなど結構がっつり絡んでくる(通常はどちらかといえば一歩引いた一般人ポジションが多い)。
そのためか通常の両親ポジションは隣家に住んでいるひかるの両親が担当している傾向で、日常パートはひかるの両親と彼らが経営するレストランが担当している。

敵キャラの多くが最終的に改心しており、何かしら体にダメージを負いつつもオーボス軍を離脱している、特にブッチョとピンキーは日常パートにも登場時から絡んでおり、割と改心フラグは序盤から立っている。

あらすじ
主人公高杉星史は学校に遅刻寸前、近道である寺を通って学校へ向かう。そして学校に到着したがそこに一つのニュースが舞い込む、突如出現したUFOを追跡していた軍の戦闘機が撃墜されたというのである、そのニュースのニュースキャスターは星史の母、会見を受けている軍人は星史の父であった。
そんなときクラスメイトの少女桜小路蛍が地球が助けを求めているという不可解な発言をして、周囲は怪訝な顔をする。そしてUFO騒動のために学校は休校になる、星史が香坂ひかるとともに帰路についたが、そこに現れたは騒動のUFO。
そのUFOはロボットに変形したのちに攻撃を仕掛けてきたのである、星史は寺に逃げ込もうとするが、突如星史の前に光が、そして光に呼ばれ星史は光の中へ、そこで地球のために戦ってくれという謎のメッセージとともに、オーリンなる石を預かることになり、寺の大仏に守られていた勇者の石から光が飛び出し、近くに止めてあった根本さんのパトカーに乗り移る。
そしてパトカーはロボットに変形、そのロボットはダ・ガーンと名乗り星史に命令を求めるが星史はビビって逃げようとする、しかし追い詰められた星史は「助けてー」と叫び、それを命令と取ったダ・ガーンは敵ロボットと戦いあっさりと撃退するのだった。
パトカーは近所の交番の警官根本さんのもので、それ故に勝手にいなくなったパトカーが帰ってきて混乱するのだった、星史はというと勝手に逃げ帰ったことをひかるに問い詰められるが、星史は頭討って記憶喪失ということでごまかすが、その後パトカーのダ・ガーンと会話していることを見られて周囲は頭うったと納得してしまう。
そこに再び現れた謎の敵、ダ・ガーンは出撃するが苦戦、しかし星史がオーリンをかざしたために近くにあった戦闘機と新幹線が変形しダ・ガーンと合体し、ダ・ガーンXとなって敵を撃退した。
その後星史はダ・ガーンの仲間を探すべく、勇者の石捜索を始める、そこでまず1つの勇者の石を発見しする、しかし再び敵が襲来、ダ・ガーンは迎撃、星史は回収へ向かう。
エジプトの勇者の石は輸送中の飛行機に乗り移り、ジャンボセイバーとなってダ・ガーンを救出した。その後南極で敵のレッドロンに盗まれたシャトルとジェット機からシャトルセイバーおよびジェットセイバーが復活。
さらに恐竜墓場にて勇者の石が近くのトレーラーとドリルマシンに乗り移り、ビッグランダーとドリルランダーが復活した。その後星史は隊長の任務に疲れ切ってイラついてジャンボセイバーを騙してイギリスに飛んでF1を見に行ったところ出会った女性の実家に最後の石があり、そこで最後の勇者ターボランダーが復活した。これで勇者はフルメンバーがそろうことになったのである。
そして地球を襲う敵レッドロンも撃退、地球は平和になった…かに思われたが、レッドロンは地球をねらう敵の尖兵に過ぎず、次の敵が地球をねらっていたのである。
そんな状態の中街には新たにアヤシサーカス団というサーカス団と、ピンクという転校生がやってくるのだった。ところが案の定サーカス団は新たな敵であり、サーカス団団長が敵のデ・ブッチョが化けたものであったのだ。
さらにブッチョを追い詰めた勇者たちの前に謎の傭兵セブンチェンジャーが現れ、スカイセイバーが大破してしまう、しかしそこに現れた変な鳥、その鳥が8人の勇者とは別の勇者であり、大空の守護者ホークセイバーだったのである、そして復活したスカイセイバーと合体しペガサスセイバーとなるのであった。
新たな仲間の出現もあったが、今度は敵はアフリカを裂こうと動き出し、それを止めるためにダ・ガーンが動くが、敵の妨害も激しい、星史は伝説が眠るキリマンジャロにかけてキリマンジャロに向かうが、そこで眠る獅子ガ・オーンに出会う、ガ・オーンの力もあり敵を撃退したが、ダ・ガーンはアフリカが裂けるのを止めるためにアフリカの中に残ることになり、ダガーン不在の中でガ・オーンがダ・ガーンのポジションを引き継ぐことになったのだった。何とか状況を打開したい星史は軍の協力を仰ぐが、それが裏目に出て軍は街を封鎖、さらに星史に情報提供を要求するなど圧力をかけてきたのだった…。

登場メカ

勇者
この作品の勇者は地球の分身という扱いで、地球の守護者というポジションである。地球の危機が訪れると復活する。地球以外にも知的生命体がいる惑星には勇者の可能性があるらしく、他惑星の勇者であるセブンチェンジャーが登場するが、セブンチェンジャー以外の他惑星勇者がいるかは不明なまま。
基本的に8人ということだったがさらに2人いた。声優の多くがダブルキャスト、さらにはモブも兼任。
基本的に勇者たちは自分の機能を知っているのだが、星史に言われるまで発動できない、それどころか星史に教えていないので力を発揮できないというパターンがちらほらある。

ダ・ガーン
星史の家の近所の寺にあった勇者の石により復活、その後近くのパトカーに乗り移った。正確はいたってまじめな勇者、声も速水と勇者。
近所の警官の根本さんのパトカーゆえに、毎回勝手に出て行ってしまうためにその都度根本さんが困る、そのうちに出ていくことに根本さんも慣れてしまった。根本さんがパトカーをダ・ガーンだと知るのは終盤であり、その後ダ・ガーンが最終決戦後にパトカーから離れてしまうが、離れた場所が空中だったためにパトカーは墜落して大破してしまうのだった。ダ・ガーンの方はという星史を送り届けて力を使い果たしほかの勇者共々眠りについたのであった。名前の由来は男玩。

アースライナー
レッドロンの攻撃で立ち往生していた新幹線がそのまま変化したもの。アースファイター共々合体しダ・ガーンXとなる、光のレールによって空中移動をしている。

アースファイター
元々は軍の戦闘機。アースライナー共々変化してダ・ガーンXの合体パーツを構成する。こっちは元々が戦闘機なので移動は普通に飛んでくる。

ダ・ガーンX
ダ・ガーンにアースライナー、アースファイターが合体した姿。合体時に電気がX状に走るようになっている。メイン武器はダ・ガーンブレード。敵が量産機寄りのメカが結構いるためか、必殺技を討たないで終わる回が結構ある。

ガ・オーン
アフリカのプラネットエナジー解放点が解放されてしまい、アフリカが裂けようとする中復活した動物たちの守護者。声はダ・ガーンと同じ。
ダ・ガーンはアフリカをつなぎとめるために離脱した時期はダ・ガーンの代わりを務めている。しゃべり方は片言、星史の事は酋長、星史の命令には忠実。
アフリカのライオンのくせになぜか北米インディアン系のキャラ付けがされている。

グレートダ・ガーンX
その名の通りグレート合体。この場合ダ・ガーンXにガ・オーンが合体した姿。必殺技用の武器がガ・オーンのGバスターがベースになっている。。

ダ・ガーンGX
ダ・ガーンの最終形態、手番は少ない。


セイバーズ
空中メカからなるグループ。

ジャンボセイバー
勇者の石をエジプトから輸送中だったジャンボジェットに、そのまま輸送中の勇者の石が乗り移った。ジェット機ゆえに中は広く、星史も乗って移動できる。星史の個人用ジェットとして扱われていたこともあった。乗れる人数が多く避難用にも使われる。

ジェットセイバー
戦闘機から勇者に。目覚めたのはシャトルセイバーと同時期。いたってまじめな性格。

シャトルセイバー
敵に盗まれたスペースシャトルが南極の石の力で勇者化したもの。数に限りがあるスペースシャトルが勇者化してしまい大丈夫なのかは不明。

ホークセイバー
スカイセイバーが大破していた時に、8人の勇者とは別に出現した勇者。一応ダ・ガーンは存在は知っていたが面識はなかった模様。

スカイセイバー
ホークセイバー以外のセイバーズが合体した姿、飛行型。ちなみに初合体時にはセイバーズは合体能力がすでにあり、合体可能なことも知っていたが、星史に言われるまで可能なことを言ってなかったりする。
一度セブンチェンジャーによって破壊されている。その後復活しホークセイバーと合体しペガサスセイバーとなったが、それ以降もホークセイバーが番外メンバーみたいなポジションのせいかスカイセイバーとして登場することも多い。

ペガサスセイバー
スカイセイバーにさらにホークセイバーが合体し誕生した勇者。4脚。

ランダーズ
基本的に車からなるグループ。

ビッグランダー
キャリアカーから勇者に。元々キャリアカーで、荷台部分は変形しないので基本的に司令官体形で胴体が太い。ほかのランダーズの輸送も担当している。
街からの避難の際にはトラックの不足から星史によって引っ越しトラックとしても使われた。星史の事は大将と呼ぶ。

ドリルランダー
ビッグランダーの背中に乗っていたドリルマシーンが勇者化したもの。

ターボランダー
スポーツカー、元々はヘンリー家の家宝に宿っていた。

マッハランダー
F1カー、星史がストレス解消のためにイギリスにF1を見に行った時に知り合った女性の実家ヘンリー家の家宝だった。

ランドバイソン
ランダーズ4機が合体した姿、武装は主にキャノン、ドリル。地上用であり飛行能力に難あり。

セブンチェンジャー:ヤンチャー
オーボス軍の傭兵として登場した勇者っぽいロボット。登場当初はよくブッチョの援軍として出てきており、一度スカイセイバーを大破させている。
正体はほかの惑星の勇者であり、覚醒時にはもうプラネットエナジー解放が始まっておりどうしようもなくヤンチャー王子を連れて逃走した、その後はオーボス軍内部に入り込んでスパイをやっていた。
しばらくして星史にも正体を明かしたが、スカイセイバーの件もあり星史にはなかなか信用されなかった。地球の勇者ではなかったため別に眠りにはついていない。

オーボス軍
本作の敵、幹部が数名おり、それぞれに別カテゴリのメカないし怪獣を保有しており、別々に名前が付けられている。
目的としては各惑星のプラネットエナジーをねらっており、それを奪われるとその星は滅亡する。

オーボス
ラスボス、ただし登場は結構後。不老不死となっており、それ故に暇つぶし的にプラネットエナジーを集めている。

レッドロン部隊
最初に現れたオーボス軍の幹部レッドロンの部隊。基本的に全部レッドロンのコレクションのメカである。序盤に一度撃退されて以降フェードアウトしていたが、中盤に復活。

学者ロボ
レッドロンのサポート、毎回レッドロンに破壊されるのが主な仕事、その都度修理される、一度レッドロンの退場後にこっちも一緒に退場したが、レッドロン復帰により一緒に復帰したが、セリフすらなくなる。

リーケンα
レッドロン部隊。最初に出てきたUFO。一応ロボになれるが、サイズは合体前のダガーンよりちょい大きい程度で戦闘力は低い(とはいえ軍の戦闘機くらいなら余裕)。それ以降も出番があったがザコである。

レッドロンアイ
レッドロン部隊。レッドロンがプラネットエナジー解放点を捜索すらために放った偵察マシーン。レッドロンの1度目の退場後も仕事を続けており、レッドロン以外の幹部によって情報が回収されていく。

レッドガイスト:レッドロン
復活したレッドロンが乗るメカ。元々は破壊大帝デスザラスだが、色はかなり違っている、勇者シリーズによくあるTFからの流用の一つ。
基本的に敵が大体改心する中でレッドロンだけ特に改心せずに死亡、レッドガイストも失われる。

装甲獣
デ・ブッチョの率いる怪獣。いちいちブッチョによって何かしらの女性名(そしてちゃん付け)が付けられているが、性別は不明。

キラードール
レディ・ピンキーの使用する怪獣。その他ピンキーは美少年型アンドロイドも使用している、なおCVは勇者の声と同じ。

ジュエルアーマー
ビオレッツェの使用するメカ、種類は少ない。

シアン
オーボスの側近、UFO→ドラゴン形態であり、直接勇者と戦った。ほかのメンバーと比べるとラスボスの前座的な扱いで、あまり出番がない。

感想等
3作目になって勇者もパターンが確立され始めたというべきか、前半は少しパターン化された感じもありますが、後半のシリアスムードやマイトガイン以降の路線変更(監督変更)など、この後やや方向性が変わっていきます。反面シリアスムードは勇者にしては結構重いとも。

2018年09月07日

勇者司令ダグオン 水晶の瞳の少年

勇者司令ダグオンの後日談OVA。
作品の性格もあってかキャラメインなので、メカ要素は最小限。女性ファンによる運動により実現したもの。
ちなみに一時期割と幻の作品っぽくなりかかっていたが、DVDボックス発売、現在は有料配信で視聴可能なので特に問題もなくなった。
メインキャラの後の生活が明かされるも基本的に全員相変わらずであり、炎→相変わらず学校さぼり、海→風紀委員+受験、翼→怪しい実験ばかり、激→酒屋バイト、竜→相変わらず貧乏、森→エリカと電話中、といった描写がされている。雷のみ何か任務中。

あらすじ
8年前、犬のケンタの散歩をしていた炎は、森の中で謎の光と遭遇した。そして時は建ち、サルガッソ囚人たちとの戦いも終わった現在、炎たちは日常生活に戻っていた。
同刻、森の中で何者かに追われるピンクの髪の少年がいた、彼は待ちの中に出てきて偶然炎と出会う、男が一人父親と名乗り炎に近づくが怪しいために炎はその少年を連れて逃走。
少年はケンタと名乗り、とりあえずろくなものを着ていなかったのでマリアの家に服を借りに言ったが、真理亜が出てこないので勝手に入って下着泥棒と勘違いされつつも、真理亜に話をして学の服を借りることが出来る、真理亜はケンタの小隊をカスパーハウザーではないかと推測するのだった。
ケンタは炎の家で暮らすことになったが、今一つ浮世離れしたその少年は、シャワーの出し方も、ラーメンも、ゴキブリも何も知らないのだった。
炎は仲間たちに色々聞いてみるが、今一つ展望が開けず、そんなことをしているうちに追っての力により炎の家が消滅してしまう。
やばさを察した炎は激や海にも声をかけ、ダグオンメンバーを集めるのだった。
そんなころ、雷が地球にやってきていたのだった、しかし彼はダグオンメンバーに挨拶もしない、翼と森によって捕まった雷は、翼の「自白剤」に脅され「極秘任務で来た」ことをばらし、そのすきに逃走したのだった…。

登場メカ
ファイナルダグオン
最後の最後でデアンドゾルを葬るためだけに登場した。メカ自体はもう持ってないので、幻影風の演出がなされている。

ダグコマンダー
変身用の装置、サルガッソ囚人との戦いの終結後も残されていたが。炎のものは学にあげてしまっていた。

デアンドゾル
本作の敵なのだが…説明すると色々アレなので以下反転。実はケンタの正体。その星に降り立つとその星の生物の姿を借りて8年間の幼少期を過ごし(ケンタは過去の炎の姿)、その後覚醒して星のエネルギーを吸いつくす、一度デアンドゾルが覚醒したら最後その星は終わり。
ケンタを見る限り覚醒はあらかじめ用意された本能のままに行われているようで、覚醒するまでは自分が何なのかもよくわかっていない、また覚醒は本人の意思は無関係に力が発動するため当人が望まなくても覚醒してしまう。基本的にただ擬態して時を待つだけらしく、ケンタも炎に保護されるまではあまり自我は見られない、エンに保護されて後自我が芽生えている事から本来は惑星住民との交流は想定していないと思われる、とはいえ知能自体は高く、ケンタはエンに保護されてすぐにいろいろなことを学習している。
結果的にケンタは地球を滅ぼすことを拒否し、炎によって葬られることを望むみ、ファイナルダグオンの力で消滅する。

感想等
ファンディスクとしての側面が強く、本編とガラっと変わったところはあまりなしなので、コメントはしにくい感じ。ただ所謂鬱展開より。

2018年09月04日

機甲界ガリアン

高橋良輔によるロボットアニメ3作目。テレビ局は事実上の前作であるボトムズのテレ東から日テレになっている。
一見ファンタジー風の貴種漂流譚といった趣きであり、ボーダー王国の生き残りの王子ジョルディ・ボーダー(以下ジョジョ)によるボーダー王国の回復を描いた話のように始まったが、、実際には異星人によって引き起こされた戦争であり、SF路線であったことが話の中盤に判明する。

ボトムズからスタッフの多くが引き続き参加しているためか、ローラーダッシュをはじめボトムズとの共通点は多くみられる。ガリアンの世界であるクレセント銀河系は平和のために人間から闘争本能を奪っており、結果無気力かつ何も考えない人間であふれてしまっている。
つまりずーっと戦争中であり、アストラギウス銀河とは逆の状態になっている、つまり両極端な世界を2作でやったことに。
その他ダグラム、ボトムズに次いで同じ制作会社、同じスポンサー、同じ監督ということもあってか、ギミックなど一部要素は共通する。特にキャラデザはボトムズから引き継いでいるため、ほぼ同系統の顔だったりする。
新要素として刃付き鞭と剣の併用が可能な武装であるガリアンブレード(ガリアソード)が登場しており、ボトムズのローラーダッシュとともに非常に大きな影響を与えている。というか剣の方が有名になっている状態。

プラモ不振による打ち切りらしいが、マーダルの正体は12話で判明済みであり、物語に決着はついている。ただし決着のつけ方はある意味マーダルの物語の決着であり、ガリアンが救世主である理由や惑星アーストの過去などについてはある意味あいまいなまま。
(マーダルらの先祖がアースト人だったことは判明済みだが、アーストが崩壊することになった戦争に関しては曖昧なまま、機甲兵が封印された理由は判明したが、ガリアンが救世主と呼ばれるようになった理由は曖昧など。)
本来の4クール予定だと本格的に宇宙に進出する予定もあったらしい。とはいえ12話でマーダルの正体の判明、18話でマーダル本隊の壊走、19話で白い谷の崩壊、20話で鉄の都への進軍が行われており、レイズナーと同じように二部構成だったらしく、2部に突入せず終わらせたためか基本的に消化すべきことは消化済み。
しかし元々2クール予定だったという話もあり、今一つはっきりしない。本作でタカラスポンサーで高橋監督によるロボットアニメは終了で、レイズナーはバンダイがスポンサーとなっている。

現在ジョジョといえばジョジョの奇妙な冒険が有名になり過ぎて、もはやジョジョという名前でネタにされてしまう。

あらすじ
クレセント大銀河の1惑星アースト、そのアーストの辺境にあるボーダー王国は、王子誕生に沸いていた、しかしその夜征服王マーダルの軍勢がボーダー王国を攻め、マーダル軍の人馬兵の力により瞬く間にボーダー王国は滅亡する。
王は戦死、王妃はとらわれ、剣士アズベスは幼い王子ジョルディ(以下ジョジョ)を抱いて王国を脱出、一度人馬兵に見つかったものの謎の光に助けられ、逃避行を続けた。
そしてアズベスはジョルディの正体を隠すため自らの孫として育てつつ、マーダル軍と戦うために伝説の鉄巨人を探して旅を続けていた。そして12年目、ジョジョは一人の少女を助ける、その少女はマーダルに対抗している白い谷のものであり、ジョジョたちは白い谷に行くことになった。
そして白い谷に到着したジョジョたちだったが、そこでその少女チュルルに誘われてはいった洞窟で、ジョジョはかつてアズベスとジョジョを救った光により気絶させられ、伝説の鉄巨人を発見することになる。
そこにマーダル軍が襲来、ジョジョは鉄巨人を駆りマーダル軍を撃退したのだった。
しかし乱戦のどさくさにまぎれ、謎の女ヒルムカがチュルルをさらって謎の光に乗って逃げだすという事件が起こる、ジョジョはそれを追う、さらに追手のハイ・シャルタットも追ってくる。
ジョジョは無重力の谷というその名の通りそこだけ無重力になる谷に到着、そこで活動する泥棒レッド・ウィンドウと出会うのだった。ヒルムカはというとマーダル軍に追われ、結局合流したジョジョたち4人はマーダル軍から逃走することになる、レッド・ウィンドウの活躍もあり何とか逃げ延びたジョジョたちだった。
ところが今度はローダン将軍の軍勢が白い谷を目指して進軍中ということで、白い谷を攻撃させまいとジョジョたちはマーダル軍の兵器工場を襲う、重要拠点を襲われたローダン軍は転進する。
ジョジョたちはそこで機甲兵が発掘兵器だということを知ることになる。しかし足の速いハイ・シャルタットのウィンガルが執拗に追ってきており、ジョジョも苦戦するが、ヒルムカが再び謎の光を呼び出して救われる。
しかしまたも追ってくるハイ・シャルタットと親衛隊、レッド・ウィンドウはヒルムカにジョジョを救えというが、ヒルムカは実は高度文明連合の人間であり、不干渉原則により本来救うことはできないのだった、しかし結局ジョジョを救ってしまったヒルムカは、高度文明連合に召喚されてしまう。
白い谷になんとか帰還したジョジョだったが、ヒルムカがおらずガリアンの改造が出来ず、満身創痍の状態でローダン軍を迎撃することになるが、査問会を脱走したヒルムカの帰還と援護もあり、何とかガリアンの改造に成功、重装改となったガリアンはローダン軍を撃退するのだった。
ローダン軍の勇志ランベルは、ガリアンと一騎打ちを行い決着をつけるのがよいといい一騎打ちを行うが、ローダン将軍は一騎打ちに谷が気を取られている隙に谷を襲撃、ランベルは手出し無用の約束が破られたことから剣を引き、ジョジョはローダン軍を再び撃退、しかし奇襲部隊は谷の門を爆破し、谷は窮地に陥る、そこに謎の機甲兵団が現れローダン軍を背後から襲撃、ガリアンもローダン軍の混乱に乗じて突撃し、ローダン軍は壊滅するのだった。
謎の機甲兵を率いるのはドン・スラーゼンという1年前に行方不明になっていた有力者であり、谷に味方するという。ローダン軍が壊走する中、ランベルは再びガリアンとの一騎討ちを望むが、ザウエルの足を斬られ敗北、捕虜となりザウエルは鹵獲されることになる。
そして戦闘後、ドン・スラーゼンはマーダルに反逆した理由として、マーダルの正体が分かったことを周囲に伝えるのだった。



登場メカ
基本発掘兵器、一部新造された機体もあるが性能は劣る。全体のカテゴリーは機甲兵、基本的に〜兵とついてその後に名前が付くが、あくまで〜兵の呼称で呼ばれ、名前で呼ばれるのはガリアン、ザウエル、スカーツなどワンオフ機が目立つ。

白い谷
マーダルに反抗しているボーダー王国の遺臣たちの拠点。とはいえマーダル軍にまともに対抗できる武器はない。ここを拠点として理由として、伝説につわたる救世主である鉄巨人ガリアンが眠っていると予想してのことだが、ずーっと掘っているが見つかっておらず、ジョジョが不用意に入ったことで発見される。
ちなみにボーダー王国とマーダル軍以外の勢力は一切不明。

鉄巨人(機甲兵)ガリアン
白い谷に眠っていた鉄巨人。救世主としての伝説があるが、詳細は不明。ジョジョが偶然発見しそのままマーダル軍を撃退する。その後は一度谷を飛び出してその後に帰還、重装型に改造される。
武装はガリアンブレード(ガリアンソード)一つだけであり、射撃武器はない。ローラーダッシュと飛行能力がついており、他の機甲兵と比べ性能は格段にいい。
メイン武装のガリアンブレードは鞭型と剣型の両パターンが使えて中距離近距離に対応可能。
ちなみにこの武器ガリアンブレード(概念としてはソードの表現がよく見られる)は後年の作品でよく使われることになり、ソウルキャリバーなどで使われている。ロボットの使用者は多くはないが、パシフィックリムなどで登場している。
()は表記が曖昧なため。

ガリアン飛装型:ジョジョ
ガリアンの飛行形態、しかしまともな武装がなく移動用。

ガリアン重装改:ジョジョ、レッド・ウィンドウ(自走改担当)、チュルル、ヒルムカ
ガリアンの強化型。ガリアンソード以外にまともな攻撃方法を持たなかったガリアンにたいして白い谷の施設で改造を行ったもの。
その際に重装砲(手持ち)と飛装砲(肩)の2種のビームキャノンを追加、さらに上半身下半身の分離機能も追加したもの。

ガリアン飛装改:ジョジョ
ガリアン重装改の上半身が分離した状態。旧飛装型と比べて飛装砲を装備しているためまともな攻撃手段がある。

ガリアン自走改:レッド・ウィンドウ
ガリアンの下半身が分離した姿、脚とシールドが残されている。基本的にウィンドウが担当することが多い。重装砲が武器。

機甲猟兵ザウエル:ジルムセン・ランベル
ローダン率いる軍の中核を担っていた機甲兵。ガリアン以外では唯一ローラダッシュが使える。武装は回転剣でありこれといった飛び道具を持たない超近接特化型。
ガリアンとの一騎打ちを行ったが、1回目はローダンが約束を違えて白い谷を奇襲したために不満を持ち戦線離脱、ローダン敗走後は再びガリアンと一騎打ちをして敗れ足を切られる。
その後ランベルは捕虜に、ザウエルは白い谷で修理を受け、その後マーダル軍の攻撃を谷が受けた時にランベルとともに白い谷に寝返りその後は白い谷の主力として活躍する。

機甲猟兵スカーツ:ドン・スラーゼン、スミオン
複座式の機甲兵。突如白い谷の援軍として現れローダン将軍の軍に大損害を与え、そのまま白い谷の戦力となる。
ワンオフ機な上にドン・スラーゼン自体が1年以上行方不明で突如現れたために、背景とかはよくわからない。
背中に鉄鷲機と呼ばれる小型飛行機をつけており、単独で飛ばして偵察などに使うことが出来る。(パイルダーに近い)

人馬兵プロマキス・ヴィー:ヒルムカ、レッド・ウィンドウ
ドン・スラーゼンが連れてきた人馬兵、マーダル軍のものとは外見が多少違い、名前はプロマキスの後にヴィーとつくが、基本的に人馬兵と呼ばれる。

ほかに重射兵の用いる瞬光弾を発射できる砲を白い谷より発掘して用いている、機甲兵と違っていちいちロロップル(馬とダチョウを合わせたようなもの)にひかせるなど運用は面倒だが、それ以前はバリスタや投石機だよりだったためかなりマシである。

マーダル軍
征服王マーダルの軍、いつ頃結成されたかはわからない。発掘した機甲兵を使いアースト全土を征服せんとしている。12年前にボーダー王国を滅ぼし、現在かつてのボーダー王国の都に鉄の都という首都を置いている。

人馬兵プロマキス
この作品の象徴ともいえる兵器。その名の通り人と馬、ケンタウロス型の機甲兵。基本的にマーダル軍の主力はこれであり、よく出てくる。武装は腹部のビームと槍。

人馬兵プロマキス・ジー
指揮官機。

飛甲兵ウィンガル:ディッカ、リーベン、イーツ
そのまま、空中戦用の機甲兵、主に偵察用に使われる他奇襲にも使われる、ただし飛行兵器故なのか脆い。武装は主にトマホーク。

飛甲兵ウィンガル・ジー:ハイ・シャルタット、ザバ、ローダン
飛甲兵の指揮官用。ハイ・シャルタット専用の銀色のタイプもある。

飛甲兵改ツィンガル:マーダル
ウィンガルが2機くっついた姿。中央に人が乗れるスペースがあり、所謂輸送機として使われている。

重射兵モノコット
人馬兵共々よく出てくる機甲兵。両肩から瞬光弾を発射する。一応近接戦用の武器も持ってはいるものの、動きは鈍く近接戦はからっきし、それ故に接近されて破壊される。
基本的に人馬兵が前衛を務め後方に下がることが多いが、そのため陣形の後方から攻められるとこの重射兵が攻撃を受けるために損害を受けやすい。
射程は長く、瞬光弾は砲弾のように弧を描き飛ぶため、それこそ大砲のように使われている。

水機兵アゾルバ
水陸両用の機甲兵。水がないと活躍できないのでどちらかといえば荒野が多いアーストではいまいち出番に乏しいが、鉄の都は運河があり運河を警備している機体もいたり、また水中からの奇襲対策として使われていたりした。

水機兵アゾルバ・ジー:ハイ・シャルタット
アゾルバの指揮官機バージョン、出番は乏しい。

重歩哨機シールズ:ジョジョ
文明が失われて以降の初のアースト製機甲兵(つまり発掘兵器ではない)。とはいえ機甲兵としての性能は低く、主に鉄の城の警備用として使われており基本的に前線には出てこない。ジョジョに奪われたこともある。

攻城塔:ザバ
大量のハンマーを搭載した攻城兵器。対機甲兵は考慮されておらず、単に城門を破壊することなどを目的としたもの。

戦車:マーダル、ローダン
基本的に攻城塔との差は不明、機甲兵や人員を多数乗せて進む動く塔。戦車といわれるが武装はない。

高度文明連合
クレセント銀河系の複数の文明の連合体。争いを避けるために人々から闘争本能を奪ったが、それ故に無気力が蔓延している。他の文明に対しては不干渉原則があり、基本的にアーストの文明に対しても干渉は行わない姿勢。

光る船:ヒルムカ、ウーズベン
高度文明連合の宇宙船。外見をごまかすために全力で光っている。マーダルの調査に来たヒルムカが搭乗している。ヒルムカの船は不干渉原則に逆らいジョジョを2回も援護してしまったために高度文明連合の他の船に撃墜されている。
12年前に当たるプロローグでもマーダル軍をジョジョを追うマーダル軍を打ち抜いているが、不干渉原則的にどうかは不明。

イレイザー
高度文明連合が保有する惑星破壊兵器。高度文明連合は長らく戦争などなかったため、イレイザーがなんなのかもわからず、ただ緊急用の最終兵器的な扱いで高度文明連合に伝わっていた。

感想等
ダンバインとは別の意味で惜しい印象。ダンバインは熱量が内に溜まってた感じだったのに対して、ガリアンは熱がたまるまでに時間がかかったといった感じで、序盤(重装改になる以前)はガリアンの出番が少なかったりし温まるまでに時間がかかってしまった印象。
作りは荒かったがガンダムの熱がそのまま使えたダグラム、所謂リアル系全盛期であり洗練されていたボトムズと比べると、新しいことに挑戦してみるといった趣でその点勢いに乗るまでに少し時間がかかった感じ、反面ボトムズで洗練された要素はそのまま使われており打ち切りでありながら話もまとまっており、ゲームでいうハード末期の良作がたとえとしては近い印象。

ブラストドーザー

厳密にはロボゲではなく、一部分ロボットが出てくる程度のものでしかないが、一応。

ニンテンドウ64で発売されたゲーム。

FK540など重機、車、ロボットなどを活用し、衝撃で大爆発を起こすトレーラーの進路上にある建物を破壊していくゲーム。
難易度は後半になるにつれてどんどん上がっていき、特に後半のダイヤモンド砂漠、オイスター港の2つのステージは難易度が高い。
一応破壊の爽快感を売りにしているが、実際にはどんどん上がっていく難易度に四苦八苦することになる。さらにクリア後ステージまであるという。
トレーラーの進路確保後は同じステージでRDUという浄化装置を発動させつつ残りの汚染された建物を破壊するミッションが続くことになる。
またタイムアタックステージなど破壊以外のステージもあり。


発売は任天堂、開発は当時任天堂の子会社だったレア社、そのためレア社のロゴである金色のRが起動すると「ドーン」という効果音とともに現れる。
現在のレア社はMSに売却され、それに伴いこのゲームの権利もレアに移った。しかしバンカズと違いXBOXでの配信はなく、のちにXBOXONEでレアリプレイというレアのゲームが30本入ったゲームが発売済された。
レアはその後MS傘下でいくつかゲームを開発したのちに表だった動きは見えなくなる。

あらすじ
ちょっとの刺激で大爆発する化学物質FK540を搭載したトレーラーが暴走した、そしてトレーラーは周囲を汚染しながら突き進む、進路上には村があり、それにぶつかったらトレーラーは大爆発。
それを防止するためにブラストドーザーが立ち上がった、ブラストドーザーはトレーラーの進路上の障害物を破壊しながらトレーラーを安全に処理するために6人の科学者を探しを始めるのだった。

登場メカ
基本的に普通の重機、ロボ、レース用の車の三種類。

重機
メインの乗り物。

ラムドーザー
ブルドーザー、正面から体当たりで破壊できるシンプルメカ。爆弾を押したりもする作業用でもある。最初に乗れるのはこれ。

バックラッシュ
ダンプカー、正面からの体当たりでまともにダメージを与えられない、そのためテールスライドという荷台部分を建物にぶつける方法でしか建物を破壊できない高難易度マシーン。

サイドスワイプ
アームを使って左右の建物を破壊できる、空気。弾数制限あり。

バリスタ
ミサイル(というかロケット弾)を装備したバイク、弾数制限あり。

スカイフォール
ケツにロケットブースターがついている車。勢いをつけてジャンプしたりして建物を破壊する。


ロボ
一部ステージで使用可能、破壊力は高いが作業力は低い。

Jボム
空を飛んで落ちることが出来る。そのため巨大なビル等を破壊するミッションに使われる、飛行力があるため水を渡ることが出来、活動範囲が広いことが最大の売り。

サンダーフィスト
破壊力だけなら最強クラス、回転してアッパーを食らわせて大体のものは破壊される。巨大ビルだって何でもかんでもぶっ壊せる。歩行速度がやたら遅いが、回転すると速い。

サイクロンスーツ
小型のロボット、大型2機と比べ動きが軽快。


主にタイムアタックステージ用。

ホットロッド
圧倒的スピードとものすごく悪い操作性が売り。

スポーツカー
悪路に強い。

アメパト
加速が悪い。サイレンが鳴るぞ(どうでもいい)。

ミニバン
操作性がやたら高いがスピードはやや劣る。


敵?
トレーラー
無人で暴走中、こいつを市街地で爆発させずに安全に処理するのがゲームの目的。日本版では化学物質輸送中の暴走だが、海外では核ミサイル。


感想等
特に大きな欠点のない良作(ただし難しい、というか後に知ったテクニックが結構ある)。ボイスが日本語じゃなかったりモデルが濃かったりして当時バタ臭いなーって思ってたらイギリス製だった。




posted by 菌類 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2018年08月09日

SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors 真三璃紗大戦

SDガンダム三国伝のゲーム化、DSにて発売。

ざっくり言えば真三国無双を大幅に簡略化したゲーム(ガンダム無双ではなくあくまで三国無双)、所謂侵入拠点的なものがあり、その拠点を潰していきさらに討伐数が増えたりすると門が開いたりして、ボスに相当するネームドを討っていくというもの。またボス戦専用のモードや特定ステージ用のモードもあったりする。
反面スペックがスペックなためか一度の敵出現数は基本4(ただし特殊なタイプの敵はもっと出てくる場合あり)、味方兵はなくプレイヤーのみ、3交代制でキャラ交代は可能というもの。難易度は割と高め、レベル制ではなくアイテム強化ゲーなのだが、強化アイテムがそこまで強力ではないのでこの辺は無双のようにはいかない。また敵はガードをしてくるので結構攻撃が防がれる。
必殺技は3回まで出せる上にゲージ回復アイテムを使えば回復できるが、ゲージ回復アイテムが意外と出ないのでそこまでホイホイ撃てない。

モードはシナリオ、フリーミッション、サバイバルモードである項羽の乱、そしてミニゲームの国盗り札合戦がある。シナリオは物語に沿って進むシナリオモード、フリーミッションはキャラ選択が自由なシナリオのプレイ、項羽の乱は項羽ターンXを操作してひたすら敵と戦っていくモード、盗り札合戦は札を引いて3枚組をそろえて攻撃して生き残った者が勝ちというミニゲーム。

あらすじ
劉備ガンダムは黄巾賊との戦いに赴く盧植ジムキャノンから龍帝剣を預かり、馬元義ザクを倒すのだった。そして劉備ガンダムは張飛ガンダム、関羽ガンダムと出会って黄巾賊と戦っていくことになり、黄巾賊の首領の張三兄弟が合体した黄天ジオを討ち取る。しかし今度は董卓ザクが三璃紗の地を支配したため、反董卓連合軍が結成される、劉備ガンダムもまた董卓と戦うために連合軍の元を赴くのだが袁紹には取り合ってもらえず、そこに現れたは華雄、華雄を撃破する劉備達。次に向かった虎牢関では呂布トールギスが立ちふさがるのだった、強敵呂布を撃退するも、董卓は洛陽を焼き払い長安に去ってしまうのだった…。

登場メカ
基本的にシナリオでは話ごとに使えるキャラが異なる。3人交代制で一度に3人まで出られる。

劉備ガンダム
兄弟共々最初から使える。性能は普通。

関羽ガンダム
突きが多め。

張飛ガンダム
関羽より普通っぽい性能をしている。

曹操ガンダム
たまに操作できる、三璃紗統一を推し進める英傑。

夏侯惇ギロス
曹操ガンダムとともに出てくるポジション。

夏侯淵ダラス
夏侯惇共々よく出てくる。

孫堅ゼフィランサス
前半で退場する。

孫策サイサリス
途中で呂布トールギスに討たれる。

孫権ガンダム
孫堅、孫策亡き後に勢力を引き継ぐ。

呂布トールギス
呂布なので強めに設定されている、とにかく何度も出てきて立ちはだかってくる。

貂蝉キュベレイ
呂布トールギスとともに行動しているため戦う回数が多い。

黄天ジ・オ
張三兄弟が合体した姿。ボス戦用のモードに移行して戦うことになる。

董卓ザク
前半によく敵として会話に出てくる。

公孫瓚Ez‐8
イベントで何度か出てくる、劉備ガンダムの兄弟子。

項羽ターンX
項羽の乱モードで使用可能、400年前に劉邦に敗れたが、魂が蘇ったという設定。

感想等
一言でいえばSDガンダム三国を使って低予算かつ携帯機で三国無双(ガンダム無双ではなくあくまで三国無双)をやったゲーム。シナリオ的にも演義ベースのアレンジで割と三国無双的。三国無双の簡易版といった感じ。そのせいか割と単調なゲーム性ですぐに飽きてしまう、SDガンダム三国伝という題材がよほど好きでないのなら、普通に三国無双やったほうがいいと思う。

posted by 菌類 at 12:38| Comment(0) | TrackBack(0) | ロボゲ

2018年08月04日

勇者エクスカイザー

勇者シリーズ1作目。スポンサーがタカラであり、設定面やギミック面ではトランスフォーマーの設定を多く引き継いでいる。というかTFVとの共通点が多い。

ガンダムの枠でずーっとリアル系をやってきた枠だったが、所謂スーパー系の王道に立ち返るというよりはよりマイルドになるように作られており、基本ネームドキャラに死者が出ない(ダイノガイストのみ死亡)ようになっている。
話も分かりやすいように→コウタが学校で何か起こっていろいろなところに行く→ガイスターがテレビで見た宝をねらう→コウタ巻き込まれる→エクスカイザーが阻止→徳田さんまたとくダネ逃すみたいな形で一話完結になっている。
基本全部合体ロボ、合体必殺技はバンクかつ専用BGMなど所謂お約束ともいうべき要素が多数。勇者シリーズはこれから始まって8作続くことになり、ある種の平成のスーパーロボット観の形成された。

あらすじ
宇宙から宇宙海賊ガイスターが地球の宝をねらって襲来、それを追って宇宙警察エクスカイザーが地球にやってきた。エクスカイザーは星川家のスポーツカーに乗り移るのだった。コウタはそれを見て驚いて姉を起そうとするが相手にされず、愛犬のマリオとともにガレージに向かうが、そこにはトイレに戻る。翌朝には父の部下の徳田さんがまた誰もが知ってるとくダネを持ってきたのだった、それによると日本中の恐竜が盗まれているということである。しかしその犯人はガイスターだった、ガイスターは恐竜の模型に乗り移り地球での活動の体とした。そして恐竜博に来ていたコウタたちを襲うのだった。ところがそこに現れたのはコウタの家のポンコツスポーツカー、そしてスポーツカーはロボットに変形してコウタを救ったのだった。恐竜もロボットになり戦い始めるが、エクスカイザーに撃退される。エクスカイザーは私とコウタだけの秘密にしてくれと言いその場を去っていくのだった。そして徳田さんは毎回のことだがカメラが壊れてしまっておりとくダネを撮れずに終わりいつものように編集長に怒られるのだった。
ガイスターは今度はリニアモーターカーをねらって動き出すが、リニアモーターカーの初運転に招待されたコウタの両親と取材に行く徳田さん、当然ガイスター騒動に巻き込まれる両親、エクスカイザーも現れるが、さらにエクスカイザーの仲間で地球で新幹線をやっているレイカーブラザーズの援軍もありガイスターを撃退した。そのあと合流したマックスチームらとともに地球の宝を守るためにガイスターと戦っていくのだった。
そしていつまでもとくダネが撮れない徳田さん、何とか毎回ガイスターがらみの写真を撮ろうとするもカメラを忘れるフィルム入れ忘れカメラ壊れるで全然ダメダメな日々もまた続いていくのだった。

登場メカ
基本的にロボットというか宇宙のエネルギー生命体で、地球の機械に宿っている状態。通常時は玩具程度の大きさで光っており形は不明瞭だがロボット時の外見っぽいシルエットをしている。最終回では地球の機械から離れて地球を去っていった。寿命も長いらしく12000年。

カイザーズ
エクスカイザー率いる宇宙警察のチーム、エクスカイザー含め6人。地球にはガイスターを追ってやってきた。基本的に地球人には正体はバレていないが、中盤あたりになると毎回騒動を起こすガイスターと戦う正義のロボットとして認識されるようになっていく。

エクスカイザー
ガイスターを追って地球にやってきた宇宙警察。星川家の車になぜか宿っており、その時にコウタとマリオに正体がバレる。子供にならばれても一応問題ないという形だが(他のカイザーズもコウタにばれていることはそこまで問題にしていない)、大人にばれるといろいろ面倒なことになり地球の文明に影響を与えてしまうため、コウタ以外には正体を隠しており、コウタにも口止めしている。ちなみにずーっと星川家の人間はエクスカイザーが自分の家の車だと気が付かなかった。
性格はいたってまじめで勇者らしい性格。ただし地球の常識には疎かったりいまいち冗談が通じないところがあったりする。赤子を寄生生物と勘違いしていたり結構いろいろ間違っている。
エクスカイザーの宿っている車は見た目に反して結構なぼろ車らしいが、エクスカイザーが乗り移っているときはきちんと動く。

キングローダー
エクスカイザーが異次元から召還する乗り物。これと合体してキングエクスカイザーとなる、場合によってはエクスカイザーが引いているカットも見られる。中盤でガイスターにボコボコにされてかなり悲惨な状態になり離脱、グレートエクスカイザーが出てくるまで引退。

キングエクスカイザー
キングローダーの中にエクスカイザーが収納されて誕生するロボット。必殺技サンダーフラッシュは立ち止まってその場から斬撃が伸びるタイプの必殺技。たまにカイザーフレイムと組み合わせて使用される。

ドラゴンジェット
キングローダーが破壊された後のエクスカイザーの合体要員。ジェットなので飛行可能でエクスカイザーを乗っけたりコウタを救出したりにも使われる。

ドラゴンカイザー
キングエクスカイザーになれなくなったエクスカイザーが代わりに変形するようになった。合体プロセスはほぼ同じでドラゴンジェットに取り込まる(着こむ)形で合体する。必殺技はサンダーアロー。


グレートエクスカイザー
キングエクスカイザーベースでそれにドラゴンジェットのパーツが手足についた、所謂グレート合体した姿。サンダーフラッシュは立ち止まる形から切り込む形へと変化している。


ブルーレイカー
レイカーブラザーズの兄。100系。弟共々足のローラーで移動している。兄弟共々バインドクラッシュというワイヤー付きアームを発射して敵を足止めすることが多い。非常にまじめな性格。

グリーンレイカー
緑色は弟。今や引退した200系。通常は兄共々新幹線として仕事をしているために、乗客が乗っている状態で出動できないという面倒な状況になりがち。

ウルトラレイカー
レイカーブラザーズが左右合体したロボット。


スカイマックス
マックスチームのリーダー、合体時は頭部になる。リーダーだけにまじめでネタ要素などはあまり見られず。

ダッシュマックス
マックスチームの一人。ほかのマックスチームにも言えるがいまいち通常時の仕事の実態が不明。レーシングカーなのでレースにも出場しており、その時はドライバーらが乗っていたが、彼らとダッシュマックスの関係は全くの不明。その時はダッシュマックスは勝手にドライバーの運転を無視して自分で走行している。
フーコ(コウタの姉)を救出したこともあり、その時は声だけのダッシュマックスを中にイケメンが乗っていると勘違いしたフーコによって勝手に惚れられたこともある。

ドリルマックス
マックスチームの一人、ドリル戦車。ドリル戦車なんて地球にはないので完全に地球での活動の実態は不明、というかどういう経緯でこんな姿で地球で活動することになったのかよくわからない。いつも穴を掘っており地中移動をしている。弟妹がいるらしい、そして最年長。足ロボ故か合体バンクでの扱いがあまりよくない。

ゴッドマックス
頭スカイ、体ダッシュ、足ドリルで合体する。合体時のバンクが専用BGMが流れる→三機で△のフォーメーションで飛ぶ→紋章が空に浮かぶ→積みあがって合体というコテコテ合体。

ガイスター
宇宙海賊で、全宇宙の宝を求めて各惑星を荒らしまわっている。そして今度は地球の宝を求めて地球にやってきた。宝に関してはテレビで「宝」という単語を聞くとそれを盗もうとする単純なもの。ターゲットは豪華客船からリニアモーターカー、石油、本、母親、小麦粉、さらには栄養ドリンクまで多岐にわたる。また人間国宝すらも盗もうとするなどかなり手あたり次第。
宇宙のエネルギー生命体のくせして妙に寒がり。模型とはいえ恐竜に乗り移ったせいなのだろうか、そのため火山の基地が破壊されて以降は寒い思いをしていた。
ガイスターはみなダイノボットっぽい外見をしており、実際にダイノボットをイメージしてデザインされたらしい。ガイスターはダイノガイスト以外あまり強くないらしく、ダッシュマックス一人にボコられている回があったりいまいちである。

ダイノガイスト
ガイスターのボス。ほかのガイスターや勇者より大きく、単独でグレートエクスカイザーと同等の大きさがある、変形は3段階で恐竜→ジェット→ロボになる。武器は2本の刀を装備している。最終的にダイノガイストの命も宝というエクスカイザーに、その宝は渡せないと自決する。

プテラガイスト
プテラノドン。他より賢いようだが、人望はあまりない。なぜプテラガイストだけそのままプテラノドンの名前をしているかは不明。

アーマーガイスト
トリケラトプス。声が太い。だいたいアーマーとプテラがリーダーっぽい(があまり統率できていない)形になっている。

ボーンガイスト
ステゴザウルス、火を吐く。

サンダーガイスト
ブロントサウルス、あまり頭がよくないらしく’、ボケといわれるとキレる、怪力のため手が付けられない。普段はのんき。

マッドガイスター
4将がエネルギーボックスを使って合体した姿。ただし意思が統一されておらず各々がパーツになった部分で勝手に戦い戦闘力は発揮できないで終わった。無理やり合体のためか外見も何とも言えない間抜けさ。

プテダー
プテラガイストとサンダーガイストが合体した姿。方法はマッドガイスターとおなじでエネルギーボックスを使った簡素なものだが、マッドガイスターよりはきれいに動けるようになっている。

ホーマー
ホーンガイストとアーマーガイストの合体。

コウモリ
ダイノガイストの言葉を伝えるコウモリ。

エネルギーボックス
ガイスターが使うマシーン。これを使うとありとあらゆるものを即席で大型ロボットにすることが出来る。そのためとりあえずその辺のものにこれをつけてカイザーズと戦ったり、お宝を搬入するために使ったりしている。便利だがそこまで強くない場合が多い。
これを使ってガイスター自体が無理やり合体することもできたりする。

ガイスターロボ
エネルギーぼっくをくっつけたガイスターの尖兵のロボット。

トレーダー
宇宙商人。その都度その辺の製品に乗り移りピンク色の小型ロボット風の外見になる。関西弁の何とも怪しい感じのキャラをしている。基本的にダイノガイストの盗品に値をつける→脅されて徐々に値を上げていくというのがいつものパターン。といっても出番はあまりない。割とおっさんらしくダイノガイストを子ども扱いするような発言をしている。


感想等
やっぱり王道というものは一定期間ごとに一定数必要なんだと思います、と王道のない時代とでも言うべき21世紀に思う(21世紀の創作物は20世紀のような「所謂王道」が見えないところがあるので、また私は一番王道ロボットアニメが見たい時期にまともなのを見れなかったという過去があり、ゆえに変に王道にこだわっている部分あり)。

ロボットアニメは現在ほとんどの作品が視聴可能な状態だったりする

なんか毎回こんなこと書いてるけど、アニメに関してはほぼ視聴可能という時代なんです。20年くらい前はドラグナーすら困難だったそうですが、今ではほとんどの作品が何かしらのサービスで視聴可能みたいな状況になってます、一時的に見れなくてもどこかのタイミングで再放送の可能性はかなり高い状態です。
幻作品ダイアポロンすらDVD発売される時代。

反面ロボゲは多分半数がかなりプレイ困難な状況にある、この辺が非常にゲームのめんどくささといえます、なんせ今更PCEのゲームなんて困難もいいところ。
ロボット漫画も国立国会図書館ですら読めない作品がかなりある、かなりじゃわからんといわれそうですが、実際に全部調査したわけじゃないです。(なおロボラノベは漫画と比べ容易)。
検索
写真ギャラリー
タグクラウド

【PS4】スーパーロボット大戦X

新品価格
¥4,900から
(2018/12/12 23:34時点)

ガンプラ HGUC 191 機動戦士ガンダム RX-78-2ガンダム 1/144スケール 色分け済みプラモデル

新品価格
¥724から
(2018/12/12 23:32時点)

【早期購入特典あり】 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 4KリマスターBOX (4K ULTRA HD Blu-ray&Blu-ray Disc 2枚組) (特製A4クリアファイル付)

新品価格
¥8,942から
(2018/5/12 02:01時点)

プラレール 新幹線変形ロボ シンカリオン DXS10 シンカリオン トリニティー 3両合体セット

新品価格
¥7,340から
(2018/12/12 23:30時点)

トランスフォーマー レジェンダリー オプティマスプライム

新品価格
¥4,906から
(2018/12/12 23:32時点)

HGUC 機動戦士ガンダムNT ナラティブガンダム A装備 1/144スケール 色分け済みプラモデル

新品価格
¥4,380から
(2018/12/12 23:28時点)

ROBOT魂 機動戦士ガンダム0080 [SIDE MS] MS-18E ケンプファー ver. A.N.I.M.E. 約130mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥5,500から
(2018/12/12 23:36時点)

SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch

新品価格
¥7,030から
(2018/5/12 02:07時点)