ざっくり言えば真三国無双を大幅に簡略化したゲーム(ガンダム無双ではなくあくまで三国無双)、所謂侵入拠点的なものがあり、その拠点を潰していきさらに討伐数が増えたりすると門が開いたりして、ボスに相当するネームドを討っていくというもの。またボス戦専用のモードや特定ステージ用のモードもあったりする。
反面スペックがスペックなためか一度の敵出現数は基本4(ただし特殊なタイプの敵はもっと出てくる場合あり)、味方兵はなくプレイヤーのみ、3交代制でキャラ交代は可能というもの。難易度は割と高め、レベル制ではなくアイテム強化ゲーなのだが、強化アイテムがそこまで強力ではないのでこの辺は無双のようにはいかない。また敵はガードをしてくるので結構攻撃が防がれる。
必殺技は3回まで出せる上にゲージ回復アイテムを使えば回復できるが、ゲージ回復アイテムが意外と出ないのでそこまでホイホイ撃てない。
モードはシナリオ、フリーミッション、サバイバルモードである項羽の乱、そしてミニゲームの国盗り札合戦がある。シナリオは物語に沿って進むシナリオモード、フリーミッションはキャラ選択が自由なシナリオのプレイ、項羽の乱は項羽ターンXを操作してひたすら敵と戦っていくモード、盗り札合戦は札を引いて3枚組をそろえて攻撃して生き残った者が勝ちというミニゲーム。
あらすじ
劉備ガンダムは黄巾賊との戦いに赴く盧植ジムキャノンから龍帝剣を預かり、馬元義ザクを倒すのだった。そして劉備ガンダムは張飛ガンダム、関羽ガンダムと出会って黄巾賊と戦っていくことになり、黄巾賊の首領の張三兄弟が合体した黄天ジオを討ち取る。しかし今度は董卓ザクが三璃紗の地を支配したため、反董卓連合軍が結成される、劉備ガンダムもまた董卓と戦うために連合軍の元を赴くのだが袁紹には取り合ってもらえず、そこに現れたは華雄、華雄を撃破する劉備達。次に向かった虎牢関では呂布トールギスが立ちふさがるのだった、強敵呂布を撃退するも、董卓は洛陽を焼き払い長安に去ってしまうのだった…。
登場メカ
基本的にシナリオでは話ごとに使えるキャラが異なる。3人交代制で一度に3人まで出られる。
劉備ガンダム
兄弟共々最初から使える。性能は普通。
関羽ガンダム
突きが多め。
張飛ガンダム
関羽より普通っぽい性能をしている。
曹操ガンダム
たまに操作できる、三璃紗統一を推し進める英傑。
夏侯惇ギロス
曹操ガンダムとともに出てくるポジション。
夏侯淵ダラス
夏侯惇共々よく出てくる。
孫堅ゼフィランサス
前半で退場する。
孫策サイサリス
途中で呂布トールギスに討たれる。
孫権ガンダム
孫堅、孫策亡き後に勢力を引き継ぐ。
呂布トールギス
呂布なので強めに設定されている、とにかく何度も出てきて立ちはだかってくる。
貂蝉キュベレイ
呂布トールギスとともに行動しているため戦う回数が多い。
黄天ジ・オ
張三兄弟が合体した姿。ボス戦用のモードに移行して戦うことになる。
董卓ザク
前半によく敵として会話に出てくる。
公孫瓚Ez‐8
イベントで何度か出てくる、劉備ガンダムの兄弟子。
項羽ターンX
項羽の乱モードで使用可能、400年前に劉邦に敗れたが、魂が蘇ったという設定。
感想等
一言でいえばSDガンダム三国を使って低予算かつ携帯機で三国無双(ガンダム無双ではなくあくまで三国無双)をやったゲーム。シナリオ的にも演義ベースのアレンジで割と三国無双的。三国無双の簡易版といった感じ。そのせいか割と単調なゲーム性ですぐに飽きてしまう、SDガンダム三国伝という題材がよほど好きでないのなら、普通に三国無双やったほうがいいと思う。
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