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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2018年09月04日

機甲界ガリアン

高橋良輔によるロボットアニメ3作目。テレビ局は事実上の前作であるボトムズのテレ東から日テレになっている。
一見ファンタジー風の貴種漂流譚といった趣きであり、ボーダー王国の生き残りの王子ジョルディ・ボーダー(以下ジョジョ)によるボーダー王国の回復を描いた話のように始まったが、、実際には異星人によって引き起こされた戦争であり、SF路線であったことが話の中盤に判明する。

ボトムズからスタッフの多くが引き続き参加しているためか、ローラーダッシュをはじめボトムズとの共通点は多くみられる。ガリアンの世界であるクレセント銀河系は平和のために人間から闘争本能を奪っており、結果無気力かつ何も考えない人間であふれてしまっている。
つまりずーっと戦争中であり、アストラギウス銀河とは逆の状態になっている、つまり両極端な世界を2作でやったことに。
その他ダグラム、ボトムズに次いで同じ制作会社、同じスポンサー、同じ監督ということもあってか、ギミックなど一部要素は共通する。特にキャラデザはボトムズから引き継いでいるため、ほぼ同系統の顔だったりする。
新要素として刃付き鞭と剣の併用が可能な武装であるガリアンブレード(ガリアソード)が登場しており、ボトムズのローラーダッシュとともに非常に大きな影響を与えている。というか剣の方が有名になっている状態。

プラモ不振による打ち切りらしいが、マーダルの正体は12話で判明済みであり、物語に決着はついている。ただし決着のつけ方はある意味マーダルの物語の決着であり、ガリアンが救世主である理由や惑星アーストの過去などについてはある意味あいまいなまま。
(マーダルらの先祖がアースト人だったことは判明済みだが、アーストが崩壊することになった戦争に関しては曖昧なまま、機甲兵が封印された理由は判明したが、ガリアンが救世主と呼ばれるようになった理由は曖昧など。)
本来の4クール予定だと本格的に宇宙に進出する予定もあったらしい。とはいえ12話でマーダルの正体の判明、18話でマーダル本隊の壊走、19話で白い谷の崩壊、20話で鉄の都への進軍が行われており、レイズナーと同じように二部構成だったらしく、2部に突入せず終わらせたためか基本的に消化すべきことは消化済み。
しかし元々2クール予定だったという話もあり、今一つはっきりしない。本作でタカラスポンサーで高橋監督によるロボットアニメは終了で、レイズナーはバンダイがスポンサーとなっている。

現在ジョジョといえばジョジョの奇妙な冒険が有名になり過ぎて、もはやジョジョという名前でネタにされてしまう。

あらすじ
クレセント大銀河の1惑星アースト、そのアーストの辺境にあるボーダー王国は、王子誕生に沸いていた、しかしその夜征服王マーダルの軍勢がボーダー王国を攻め、マーダル軍の人馬兵の力により瞬く間にボーダー王国は滅亡する。
王は戦死、王妃はとらわれ、剣士アズベスは幼い王子ジョルディ(以下ジョジョ)を抱いて王国を脱出、一度人馬兵に見つかったものの謎の光に助けられ、逃避行を続けた。
そしてアズベスはジョルディの正体を隠すため自らの孫として育てつつ、マーダル軍と戦うために伝説の鉄巨人を探して旅を続けていた。そして12年目、ジョジョは一人の少女を助ける、その少女はマーダルに対抗している白い谷のものであり、ジョジョたちは白い谷に行くことになった。
そして白い谷に到着したジョジョたちだったが、そこでその少女チュルルに誘われてはいった洞窟で、ジョジョはかつてアズベスとジョジョを救った光により気絶させられ、伝説の鉄巨人を発見することになる。
そこにマーダル軍が襲来、ジョジョは鉄巨人を駆りマーダル軍を撃退したのだった。
しかし乱戦のどさくさにまぎれ、謎の女ヒルムカがチュルルをさらって謎の光に乗って逃げだすという事件が起こる、ジョジョはそれを追う、さらに追手のハイ・シャルタットも追ってくる。
ジョジョは無重力の谷というその名の通りそこだけ無重力になる谷に到着、そこで活動する泥棒レッド・ウィンドウと出会うのだった。ヒルムカはというとマーダル軍に追われ、結局合流したジョジョたち4人はマーダル軍から逃走することになる、レッド・ウィンドウの活躍もあり何とか逃げ延びたジョジョたちだった。
ところが今度はローダン将軍の軍勢が白い谷を目指して進軍中ということで、白い谷を攻撃させまいとジョジョたちはマーダル軍の兵器工場を襲う、重要拠点を襲われたローダン軍は転進する。
ジョジョたちはそこで機甲兵が発掘兵器だということを知ることになる。しかし足の速いハイ・シャルタットのウィンガルが執拗に追ってきており、ジョジョも苦戦するが、ヒルムカが再び謎の光を呼び出して救われる。
しかしまたも追ってくるハイ・シャルタットと親衛隊、レッド・ウィンドウはヒルムカにジョジョを救えというが、ヒルムカは実は高度文明連合の人間であり、不干渉原則により本来救うことはできないのだった、しかし結局ジョジョを救ってしまったヒルムカは、高度文明連合に召喚されてしまう。
白い谷になんとか帰還したジョジョだったが、ヒルムカがおらずガリアンの改造が出来ず、満身創痍の状態でローダン軍を迎撃することになるが、査問会を脱走したヒルムカの帰還と援護もあり、何とかガリアンの改造に成功、重装改となったガリアンはローダン軍を撃退するのだった。
ローダン軍の勇志ランベルは、ガリアンと一騎打ちを行い決着をつけるのがよいといい一騎打ちを行うが、ローダン将軍は一騎打ちに谷が気を取られている隙に谷を襲撃、ランベルは手出し無用の約束が破られたことから剣を引き、ジョジョはローダン軍を再び撃退、しかし奇襲部隊は谷の門を爆破し、谷は窮地に陥る、そこに謎の機甲兵団が現れローダン軍を背後から襲撃、ガリアンもローダン軍の混乱に乗じて突撃し、ローダン軍は壊滅するのだった。
謎の機甲兵を率いるのはドン・スラーゼンという1年前に行方不明になっていた有力者であり、谷に味方するという。ローダン軍が壊走する中、ランベルは再びガリアンとの一騎討ちを望むが、ザウエルの足を斬られ敗北、捕虜となりザウエルは鹵獲されることになる。
そして戦闘後、ドン・スラーゼンはマーダルに反逆した理由として、マーダルの正体が分かったことを周囲に伝えるのだった。



登場メカ
基本発掘兵器、一部新造された機体もあるが性能は劣る。全体のカテゴリーは機甲兵、基本的に〜兵とついてその後に名前が付くが、あくまで〜兵の呼称で呼ばれ、名前で呼ばれるのはガリアン、ザウエル、スカーツなどワンオフ機が目立つ。

白い谷
マーダルに反抗しているボーダー王国の遺臣たちの拠点。とはいえマーダル軍にまともに対抗できる武器はない。ここを拠点として理由として、伝説につわたる救世主である鉄巨人ガリアンが眠っていると予想してのことだが、ずーっと掘っているが見つかっておらず、ジョジョが不用意に入ったことで発見される。
ちなみにボーダー王国とマーダル軍以外の勢力は一切不明。

鉄巨人(機甲兵)ガリアン
白い谷に眠っていた鉄巨人。救世主としての伝説があるが、詳細は不明。ジョジョが偶然発見しそのままマーダル軍を撃退する。その後は一度谷を飛び出してその後に帰還、重装型に改造される。
武装はガリアンブレード(ガリアンソード)一つだけであり、射撃武器はない。ローラーダッシュと飛行能力がついており、他の機甲兵と比べ性能は格段にいい。
メイン武装のガリアンブレードは鞭型と剣型の両パターンが使えて中距離近距離に対応可能。
ちなみにこの武器ガリアンブレード(概念としてはソードの表現がよく見られる)は後年の作品でよく使われることになり、ソウルキャリバーなどで使われている。ロボットの使用者は多くはないが、パシフィックリムなどで登場している。
()は表記が曖昧なため。

ガリアン飛装型:ジョジョ
ガリアンの飛行形態、しかしまともな武装がなく移動用。

ガリアン重装改:ジョジョ、レッド・ウィンドウ(自走改担当)、チュルル、ヒルムカ
ガリアンの強化型。ガリアンソード以外にまともな攻撃方法を持たなかったガリアンにたいして白い谷の施設で改造を行ったもの。
その際に重装砲(手持ち)と飛装砲(肩)の2種のビームキャノンを追加、さらに上半身下半身の分離機能も追加したもの。

ガリアン飛装改:ジョジョ
ガリアン重装改の上半身が分離した状態。旧飛装型と比べて飛装砲を装備しているためまともな攻撃手段がある。

ガリアン自走改:レッド・ウィンドウ
ガリアンの下半身が分離した姿、脚とシールドが残されている。基本的にウィンドウが担当することが多い。重装砲が武器。

機甲猟兵ザウエル:ジルムセン・ランベル
ローダン率いる軍の中核を担っていた機甲兵。ガリアン以外では唯一ローラダッシュが使える。武装は回転剣でありこれといった飛び道具を持たない超近接特化型。
ガリアンとの一騎打ちを行ったが、1回目はローダンが約束を違えて白い谷を奇襲したために不満を持ち戦線離脱、ローダン敗走後は再びガリアンと一騎打ちをして敗れ足を切られる。
その後ランベルは捕虜に、ザウエルは白い谷で修理を受け、その後マーダル軍の攻撃を谷が受けた時にランベルとともに白い谷に寝返りその後は白い谷の主力として活躍する。

機甲猟兵スカーツ:ドン・スラーゼン、スミオン
複座式の機甲兵。突如白い谷の援軍として現れローダン将軍の軍に大損害を与え、そのまま白い谷の戦力となる。
ワンオフ機な上にドン・スラーゼン自体が1年以上行方不明で突如現れたために、背景とかはよくわからない。
背中に鉄鷲機と呼ばれる小型飛行機をつけており、単独で飛ばして偵察などに使うことが出来る。(パイルダーに近い)

人馬兵プロマキス・ヴィー:ヒルムカ、レッド・ウィンドウ
ドン・スラーゼンが連れてきた人馬兵、マーダル軍のものとは外見が多少違い、名前はプロマキスの後にヴィーとつくが、基本的に人馬兵と呼ばれる。

ほかに重射兵の用いる瞬光弾を発射できる砲を白い谷より発掘して用いている、機甲兵と違っていちいちロロップル(馬とダチョウを合わせたようなもの)にひかせるなど運用は面倒だが、それ以前はバリスタや投石機だよりだったためかなりマシである。

マーダル軍
征服王マーダルの軍、いつ頃結成されたかはわからない。発掘した機甲兵を使いアースト全土を征服せんとしている。12年前にボーダー王国を滅ぼし、現在かつてのボーダー王国の都に鉄の都という首都を置いている。

人馬兵プロマキス
この作品の象徴ともいえる兵器。その名の通り人と馬、ケンタウロス型の機甲兵。基本的にマーダル軍の主力はこれであり、よく出てくる。武装は腹部のビームと槍。

人馬兵プロマキス・ジー
指揮官機。

飛甲兵ウィンガル:ディッカ、リーベン、イーツ
そのまま、空中戦用の機甲兵、主に偵察用に使われる他奇襲にも使われる、ただし飛行兵器故なのか脆い。武装は主にトマホーク。

飛甲兵ウィンガル・ジー:ハイ・シャルタット、ザバ、ローダン
飛甲兵の指揮官用。ハイ・シャルタット専用の銀色のタイプもある。

飛甲兵改ツィンガル:マーダル
ウィンガルが2機くっついた姿。中央に人が乗れるスペースがあり、所謂輸送機として使われている。

重射兵モノコット
人馬兵共々よく出てくる機甲兵。両肩から瞬光弾を発射する。一応近接戦用の武器も持ってはいるものの、動きは鈍く近接戦はからっきし、それ故に接近されて破壊される。
基本的に人馬兵が前衛を務め後方に下がることが多いが、そのため陣形の後方から攻められるとこの重射兵が攻撃を受けるために損害を受けやすい。
射程は長く、瞬光弾は砲弾のように弧を描き飛ぶため、それこそ大砲のように使われている。

水機兵アゾルバ
水陸両用の機甲兵。水がないと活躍できないのでどちらかといえば荒野が多いアーストではいまいち出番に乏しいが、鉄の都は運河があり運河を警備している機体もいたり、また水中からの奇襲対策として使われていたりした。

水機兵アゾルバ・ジー:ハイ・シャルタット
アゾルバの指揮官機バージョン、出番は乏しい。

重歩哨機シールズ:ジョジョ
文明が失われて以降の初のアースト製機甲兵(つまり発掘兵器ではない)。とはいえ機甲兵としての性能は低く、主に鉄の城の警備用として使われており基本的に前線には出てこない。ジョジョに奪われたこともある。

攻城塔:ザバ
大量のハンマーを搭載した攻城兵器。対機甲兵は考慮されておらず、単に城門を破壊することなどを目的としたもの。

戦車:マーダル、ローダン
基本的に攻城塔との差は不明、機甲兵や人員を多数乗せて進む動く塔。戦車といわれるが武装はない。

高度文明連合
クレセント銀河系の複数の文明の連合体。争いを避けるために人々から闘争本能を奪ったが、それ故に無気力が蔓延している。他の文明に対しては不干渉原則があり、基本的にアーストの文明に対しても干渉は行わない姿勢。

光る船:ヒルムカ、ウーズベン
高度文明連合の宇宙船。外見をごまかすために全力で光っている。マーダルの調査に来たヒルムカが搭乗している。ヒルムカの船は不干渉原則に逆らいジョジョを2回も援護してしまったために高度文明連合の他の船に撃墜されている。
12年前に当たるプロローグでもマーダル軍をジョジョを追うマーダル軍を打ち抜いているが、不干渉原則的にどうかは不明。

イレイザー
高度文明連合が保有する惑星破壊兵器。高度文明連合は長らく戦争などなかったため、イレイザーがなんなのかもわからず、ただ緊急用の最終兵器的な扱いで高度文明連合に伝わっていた。

感想等
ダンバインとは別の意味で惜しい印象。ダンバインは熱量が内に溜まってた感じだったのに対して、ガリアンは熱がたまるまでに時間がかかったといった感じで、序盤(重装改になる以前)はガリアンの出番が少なかったりし温まるまでに時間がかかってしまった印象。
作りは荒かったがガンダムの熱がそのまま使えたダグラム、所謂リアル系全盛期であり洗練されていたボトムズと比べると、新しいことに挑戦してみるといった趣でその点勢いに乗るまでに少し時間がかかった感じ、反面ボトムズで洗練された要素はそのまま使われており打ち切りでありながら話もまとまっており、ゲームでいうハード末期の良作がたとえとしては近い印象。
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