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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2019年07月23日

スパロボVとXのsteam版とついでにswitch版がまさかの発売らしい

公式Twitterの情報ですが。正直半信半疑。しばらく真偽を疑って多分本当っぽいので書きます。

switch版はわかりますがsteam版とは驚きました。steamは和ゲーはあまり出ないですし、出てもこういった版権系は目立ちません。海外狙い出来る格ゲーや一部の積極的な企業くらいで、だいたい消極的です、驚いてます。
一応steamアカウントは持ってますし一世代Ryzenの安物ポンコツPCですがゲーミングPCも持ってますし、一応ゲームも結構買ってますが、こういうゲームが出るとは思ってなかったです。あくまで洋ゲー用と割り切ってたら。
最近和ゲーがそこそこ出るようになりました。

switch?スマブラの為に買いました。

いや今でも嘘じゃないかと疑ってます、が公式Twitterですので真実、多分。
ソースが公式Twitterだけでロボゲ板でもあんまり話題になって無いですが、私的には大ニュース。

新機動戦記ガンダムW


Gガンダムに続いて制作されたアナザーガンダム第二弾、アメリカでも放映された。

Gガンダムがあまりにもぶっ飛んでいたために、もう少しガンダムっぽい方向を模索した結果らしい。
途中で監督が降板しており、結果ゴルドランの監督の高松信司がゴルドランとの掛け持ちでなんとか完成させた。前半の監督の池田成が降板した理由はネットでは色々な噂が囁かれているが、噂ばかりでよくわからない。

美少年メインの構成のためになにかに付けて賛否が割れていたが、やはり美少年メインの00以降はそっちにその系統の話題が移ってしまい良くも悪くもなんとなく沈静化した(超主観)。

主要キャラの年齢設定は敵側は初期設定ではもっと高く、主人公側はもっと低かったそうだ、その名残なのか主人公側は妙に身長が小さい(ヒイロの場合プルより大きくティファより小さい)、敵側はなんとなく老けている(主にレディ)という結果に現れている。

ヒイロのセリフは物騒なものが多く、特に例の迷ゼリフ「お前を〜す」はTwitterでヒイロ・ユイを名乗るアカウントが発言して速攻で凍結された事が有る(どうもウケ狙いでやったらしく「自爆ショー」としか言いようがない)、なので不用意には使えない。ただしヒイロにこのセリフを言われたキャラは全員生存したため、生存フラグ扱いである。

あらすじ
地球研統一連合の支配に対抗すべく、コロニーから5機のガンダムが地球へ降下した。然しそれは軍のスペシャルズに事前に察知され、ガンダムの内の一機であるウィングガンダムはスペシャルズのゼクスの攻撃を受け撃墜される。そのウィングガンダムに乗っていた少年ヒイロは居合わせた少女リリーナ・ドーリアンに顔を見られてしまうのだった。
そして同時期、別のエリアでもガンダムが活動を開始した、圧倒的なステルス性を持つそのガンダムは、敵に察知されずに接近し、短期間のうちに連合の水中用MS部隊を殲滅、さらにゼクスの潜水艦に搭載されていた新型MSも全滅させる。そこでそのガンダムのパイロットのデュオは沈んだウィングガンダムを発見する。
ヒイロは撃墜されたウィングガンダムを破壊すべくデュオに引き上げられたウィングガンダムを爆破、任務完了といい海に浮かんだ。
そんな中でも各地ではガンダムが活動を開始、各地に有る連合の基地を攻撃し始めた、その数は全て合わせると5機、それぞれのガンダムパイロット達はバラバラに行動していたが、敵が同じという事もあり鉢合わせする事も多く、その中でお互い探りを入れながらも徐々にお互いの存在を認識し始める。
然し連合の中でコロニーとの和平の風潮が高まっており、それを邪魔に思ったOZはガンダムを誘導して連合の和平派をOZだと偽って落とさせ、さらに連合の要人達を全滅させる。そしてそれを切欠にコロニーに対する強攻策を取り始めるのだった。
その後、コロニーを人質に取られたヒイロはガンダムを自爆させ、当人も重症を負ってしまう。ウィングガンダムの残骸はOZが持っていき、ヒイロはズタボロの状態でトロワに回収され治療を受ける事になった。
その後、崩壊した連合残党をOZが殲滅、各国を制圧していくという情勢下において、ガンダムは戦闘を続行したが、OZがコロニーに対して宥和政策を取り、コロニーを懐柔、結果ガンダムは孤立することになった。ガンダムの内数機は宇宙に帰還、残りは地球に残された。地球に放棄されたウィングガンダム、ヘビーアームズ、地球でほかを逃がすために自爆したサンドロック、宇宙に帰還したデスサイスもその後破壊、シェンロンも撃墜され、ほとんどのガンダムが行動不能に陥った。ガンダムパイロット達は散り散りになりながらも、宇宙で自分たちの今後を見つめ直すのだが、カトルは父を失いゼロシステムに取り込まれて暴走、五飛もまた一族が自爆する等苦難の日々が続いた。然しその中で地球ではトレーズが失脚、トレーズ支持者の兵士たちがトレーズ派を結成して今度はOZが内乱状態になっていた、情勢は混沌を深めていくのであった…。


登場メカ

ガンダム
本作に置けるガンダムはガンダニュウム合金を使ったMSという定義があるが、別にガンダニュウム合金を使ってもガンダムと名乗らなければ行けないルールが有るわけでもない。ガンダムと敵対しているOZはガンダニュウムMSにガンダムと付けていない。

ウィングガンダム:ヒイロ・ユイ他
不遇ガンダム。一応主役メカなのか?ってレベルで不遇。最初に撃墜され、途中で自爆した挙げ句地球に放置され、その後新型のゼロの登場でいらない子に。不遇っぷりからある意味伝説のMS。そもそもヒイロが搭乗する回数が多くなく、出番がない回や搭乗されない回が多く不遇。
ライバル機であるトールギスとの戦闘も1回しか行われず、その戦闘も中途半端な結果。

ウィングガンダムゼロ:ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ、カトル・ラバーバ・ウィナー、トラント・クラーク他
かつて設計図だけが書かれて封印されていた真のウィングガンダム。ゼロシステムが搭載されており、パイロットの負担が非常に大きく、下手をすると発狂、暴走してしまう。
最初にカトル、次に一時的にトラント、その後ゼクス、最後にヒイロというかなり紆余曲折を経てヒイロに渡った。

ガンダムデスサイス:デュオ・マクスウェル
死神型ガンダム。高いステルス性と高い格闘性能を誇る。見たものはみんな死んじまう。地球での戦闘を終えて宇宙に帰還するもその後OZに鹵獲されてプロパガンダ的に爆破された。


ガンダムデスサイスヘル:デュオ・マクスウェル
デスサイスをドクター達が修復、改造したMS、未完成だがほぼ完成した状態でデュオの手に渡った。

ガンダムヘビーアームズ:トロワ・バートン、ヒイロ・ユイ
実弾系のガンダム。よく球切れを起こす。実は出番が乏しく、宇宙に挙がる際に地球に捨てられ、そのままトロワが記憶喪失になってしまったためにいつまで経っても復活せず、ずーっと忘れられていた。その後末期になってやっとヘビーアームズ改に改造される。ちなみにゼクスとの決闘ではヒイロはこっちに乗っている。

ガンダムヘビーアームズ改:トロワ・バートン
やっとのことで搭乗したヘビアの改造型。末期も末期なので出番が少ない。

ガンダムサンドロック:カトル・ラバーバ・ウィナー
5機の中では指揮官機という位置づけらしく、マグアナック隊を率いての戦闘を行っていた。パイロット保護のために自爆するときにハッチが開いてパイロットを脱出させてしばらく前に歩いてから爆発する仕様。その後はマグアナック隊が回収し、カトルの手に戻りサンクキングダム防衛戦に使用された。

ガンダムサンドロック改:カトル・ラバーバ・ウィナー
その後ピースミリオン内で改造されたサンドロック。一時的にゼロシステムが搭載されていた。

シェンロンガンダム:張五飛
神龍ガンダム。五飛は死んだ嫁と重ね合わせてナタクとよんでいる。格闘戦用ガンダムなのだが、如何せん特にゲームだと格闘機のデスサイスとの差別化に困っている機体でも有る。

アルトロンガンダム:張五飛
ドクター達がデスサイス共々OZで改造した。未完成だが最終調整はドクターが手を加えなくても出来るものだったためほぼ完成状態で五飛の手に渡った。

ガンダムエピオン:ヒイロ・ユイ、ゼクス・マーキス
ガンダムをもして新たにトレーズによって極秘理に開発されたMS、ゼロシステム(に相当する別のシステム)が搭載されている。ヒイロに委ねられてサンクキングダム防衛戦に参加する。その後はウィングガンダムゼロと交換されてゼクスのMSとなる。

OZのMS
リーオー:ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ他大体のキャラ
この世界の量産型MS、トールギスを簡略化したMS。OZのMSであるが、各地の勢力に出回っており大体どこでも使用されている一般的なMSである。ガンダムパイロットも登搭乗経験が有る他この世界の軍人は大体乗れるらしく、軍医のサリィですら動かしていた。
この作品の量産機で宇宙戦が可能なのはリーオー、トーラス、ビルゴ1、2だけであり、又ビルゴは完全なMDで搭乗不可能、トーラスも生産数が少ないのか一応MD機なせいか最終盤はノイン機しか登場していない。
生産数は不明だが劇中でかなり破壊されながらも最終回付近の時点でも数千が残っており、相当多いと思われる。ほとんどのOZの12星座MSが劇中では「最新型」扱いされる中、リーオーとトラゴスとエアリーズだけは特にそんな事はない。首がないため頭が回らない。

トラゴス
砲撃型MS、顔はリーオーっぽいがホバー移動で太ましくキャノンを装備。中盤以降空気に。脚付きも登場している。

エアリーズ:ルクレツィア・ノイン他
空中戦用のMS、前半はよく出てきた。出番が多い割に地味なのは否めない、リーオーほどなんにでも使われているわけでもないし。

キャンサー
蟹。埴輪的な体型に足がない妙な外見。中盤に舞台が宇宙に移ったあたりで出番は大幅に減少する。
武装がMSとしてもかなり少なく、動ける範囲も水中のみというかなり割り切ったMS。冒頭では最新型扱いされていた。

パイシーズ
キャンサーとともによく出てくる水中用MS、キャンサーと比べれば比べれば比較的MS的な外見。

トーラス:ルクレツィア・ノイン
割と前半から最新型ポジションで登場している。有人、無人(MD)の2種類があるがトレーズが返り咲いた最終盤ではノイン機以外出番を失う。
バルジ攻防戦ではレーザーライフルを装備して出撃している。

メルクリウス:ヒイロ・ユイ
ドクターたちがOZで開発したMSの内赤い方、防御重視でプラネイトディフェンサーが搭載されている。

ヴァイエイト:トロワ・バートン
青い方、火力重視で強力なビームを搭載している。がゼロより火力では劣る。後に両機ともガンダムパイロットのデータで作られたMDが搭載された。

ビルゴ
メルクリウスとヴァイエイトの量産型的なMSであり、火力と防御力を両立し、更にMDシステムによって完全無人で可動し、その機動力は一般兵の乗ったMSを上回る。
ガンダニュウム合金+肩のプラネイトディフェンサーによって高い防御力を誇るが、実はレーザーが弱点であり、ノインが輸送機にレーザーを備え付けてビルゴを撃墜したシーンが中盤に見られる他、バルジ攻略戦でもバルジに残ったOZのMDトーラスがレーザーを装備して出撃しているのが確認されている。
ツバロフ技師長が開発し月で量産され地球に大量降下し各地の紛争地域を制圧した。
その後宇宙のビルゴは多くがWFの手に渡ったようだが、地球のビルゴはよくわからず、しかしWF登場後すぐにMD嫌いのトレーズがOZに返り咲いているので廃棄されたか停止されたかといったところが妥当?このへんはよくわからない。

ビルゴ2
ビルゴの強化型、ツバロフが開発していたが月基地をWFが占領したときにWFの手に渡った。プラネイトディフェンサーが増設されるなど強化されている。

トールギス:ゼクス・マーキス、オットー
プロトタイプリーオーと言われるリーオーのプロトタイプ。圧倒的な戦闘力を持ちながらに乗れるパイロットが居なかったためにそのまま封印されていた。下手に動かすとあまりのGにパイロットが死亡する。
その後ゼクスがガンダムに対抗すべく搭乗、長らくゼクスの搭乗機となったが最終的にゼクスがトールギスを超えたため、ゼクスはゼロへと乗り換える事になる。
実は仮面を付けたでかいリーオーである事が描写されているが、リーオーは首が曲がらないのにトールギス白眉が曲がっているのでネタにされる。

トールギスU:トレーズ・クシュリナーダ
トレーズがトールギスの余剰パーツを使って新たに建造したトールギス。最終盤になって登場している。アルトロンとの戦闘で大破、トレーズは戦死した。

その他MS
マグアナック:ラシード・クラマ、アフマド、アブドル、アウダ
OZと敵対している中東諸国が独自開発したMS。タガログ語で家族の意味。砂漠戦に強い。基本的にちょっと強いリーオー。マグアナック40機がカトルに協力している。最終的に宇宙での決戦にも参加している。
今更ながらにHG化された上にマグアナック36機セットとか言う冗談みたいなセットまで発売されている。
買った人が何人居るのか、いやこれ組み立てるのに何日かかるのか、教えてくれ五飛。

オリファント
マグアナックのホバータイプっぽいMS、基本的にMSとしての汎用性はなく、移動放題的な扱い。地上でしか使えない事もあってか登場は1話だけ、扱いから砲撃型と言うより汎用性を削ったドムみたいな感じ。
ガンダム及び某都市民の撤退のための時間稼ぎに出撃し、マグアナックより先行してトラゴスに特攻して瀑参していたくらいの出番。

キャンサー?
デュオ初登場時にやられていた水中型MS、一応キャンサーっぽいんだが前後のやり取り(ゼクスはキャンサーを新型として捉えており、デュオもこの謎のキャンサー?を全滅させたあとにキャンサーと交戦したときにさすがOZの新型的な発言をしており、その前に戦った謎のキャンサー?とは違うような態度を取っている)や細かいデザインやカラーリングが違うのでなにか別物っぽくも見える、教えてくれ五飛。
カラーリングなんてMSは普通違うものだし、細かいデザインも引いているカットしかないので作画の簡略化の範囲内だし、一連の発言だとあのキャンサー風MSはキャンサーではない事になる、謎。


艦艇その他兵器
本作の世界には宇宙戦艦的なものや宇宙空母的なものはほとんどない。そもそもコロニーがろくに武装していないため宇宙空間での戦闘はあまり発生しない模様。コロニーが抵抗してもコロニー内やコロニー周辺での戦闘になるため、艦隊を出して大規模な艦隊戦をやるような事はない模様。
そのせいか大体シャトルやMS輸送艦程度のものしか存在しない。

ピースミリオン
謎の超巨大戦艦、地球のミリオンという軍人がハワードに建造を依頼したが、宇宙では大した戦闘が発生しない世界のため無用の長物だったらしい。その後ハワードが起動させ、ゼクスを救出するなど活躍し、ゼクスが去った後はガンダムチームの拠点になる。
実はかなり昔から建造が進んでいたらしい。が本編では(ry、Wでは(ry。

リーブラ
一応ピースミリオン級2番艦、しかし形はカイト型?のピースミリオンと違い◇が4つくっついた形をしており、ほとんど別の兵器にしか見えない。

宇宙要塞バルジ
OZの宇宙要塞、最終的にホワイトファングの攻撃を受けて陥落。

戦車
普通の戦車、前半によく基地を守っているところを見かける、トラゴスが消えた当たりでこの戦車も消滅する。

登場キャラ
とにかく変な人しかいない、メインキャラは軒並みなにか変、脇役もたまに変だったり。

ガンダムパイロット及びドクター達
バックのドクターたちは繋がりがあるものの、それぞれバラバラに独自にガンダムを開発して地球に送り込んでいる。そのためガンダムパイロットたちには基本的に面識はないし、仲間意識もない。
それぞれL1〜5にあるコロニーから送り込まれており、名前にナンバーが入っておりそのナンバーが元いたコロニーのナンバーになっている。

ヒイロ・ユイ
L1コロニーからガンダムに乗って地上に降り立った少年。伝説のコロニー指導者であるヒイロ・ユイの名前を名乗っている。冒頭で謎の笑いをしたり、その後リリーナに例の発言、その後2話では自爆して浮かんでいたりと迷シーン、迷ゼリフには事欠かない。服装はタンクトップとスパッツという冷静に考えると変な格好。大体のMSは乗りこなすことが出来るため、ウィングガンダムにこだわらずその時の都合で色々なMSに搭乗している、そのためウィングガンダムの扱いが悪い。
ちなみにヒイロのものにそっくりな深緑のタンクトップは売っている。

デュオ・マクスウェル
L2コロニーから地球に送り込まれ、その後ドクター達の知人のハワードの協力で任務をこなす。概ね貧乏くじ体質だが、ひどい目にあっても生きている。と言うか2話で謎の男(ヒイロ)に狙われている少女(リリーナ)を救ったはずなのに何故かリリーナが怒ると初っ端から貧乏くじ。
ちなみにL2は月の裏側、つまり宇宙世紀におけるジオンの位置。

トロワ・バートン
実は偽名であり、本来乗る予定だった本物のトロワが死亡してしまったため替え玉で乗っているだけ。本人はただの名無しの謎の人物、傭兵団に育てられたため戦闘慣れしている、幼少期の記憶はない。傭兵団時代の経験から感情表現には乏しい。別名きれいなスネ夫と呼ばれるほどに前髪が特徴的。
本編ではサーカス団に一時期雇われており、その後もなんだかんだサーカス団とは縁が有り、終了後はまたサーカスに戻っている。

カトル・ラバーバ・ウィナー
コロニーの名家、ウィナー家の家出息子。概ね人当たりのいい性格でガンダムチームの中では穏やかそうだが、変な発言は多い。ゼロシステムに飲まれて暴走した時もあり、その時は黒カトルと言われる。
カトル自体は親から産まれているが、姉は全員試験管ベビーらしい、他マグアナック隊も同じ、どうも試験管ベビーに囲まれる運命にあるらしい。

張五飛(チャン・ウーフェイ)
他の4人と比べてやや他との絡みが少なく、大投票では単独行動を好むと紹介されていた。行動原理は正義か否か。そしてトレーズには自分の唯一の理解社と言われ気に入られている。
実は嫁と死に別れている事で有名で彼の行動原理に影響を与えている事が語られるのだが、本編での描写はない。自分のガンダムにナタクと付けているが、死んだ嫁の名前らしい。

スパロボ界隈では専らごひと呼ばれている。スパロボ界隈ではあさっての方向で活躍しており、単独行動を好むという性質と言うかEWでのマリーメイア軍参加の影響も有り軍に合流せずにいろいろな勢力と絡むため、結果お前どこのキャラだよという状態に。


ドクターJ
ウィングガンダムの開発者でヒイロに任務を与えていた人物。

プロフェッサーG
ガンダムデスサイスの開発者。

ドクトルS
ガンダムヘビーアームズの開発者、名無しにトロワの名前を与えた人物でも有る。

H教授
ウィナー家に匿われていた、ガンダムサンドロックの開発者。ちなみにそこでウィングガンダムゼロの設計図を持ち込んでおり、それが後にカトルの手により完成、黒カトルの原因になる。

老師O
シェンロンガンダムの開発者で武術の達人。

マイク・ハワード
ドクター達のかつての仲間。地球におりたデュオをサポートしたりゼクスを救ったりいろいろしている。

地球政治家及びその関係者
リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)
ガンダムW変な人代表、完全平和主義者。言動がとにかくぶっ飛んでいることで知られている。元々はただの変なお嬢様でしか無かったのだが、ドーリアン外務次官の死やヒイロとの出会い、自分の出生の秘密、生き別れの兄との出会いなどで変わり始める。

ドーリアン
リリーナの父であり外務次官。暗殺される。実は父親ではなくサンクキングダム崩壊時にリリーナを引き取って育てていただけであった。

OZ・ロームフェラ関係
トレーズ・クシュリナーダ
エレガントなOZ総帥。何を考えているのか誰もわからない。自身に強い美学があり、それに従って行動している。五飛に強い興味を抱いているようだ…。

ゼクス・マーキス
元はミリアルド・ピースクラフトでリリーナの兄。本作の仮面枠。サンクキングダム崩壊後名を変えてOZに見を置いていた、状況がコロコロ変わる中で結構立場がコロコロ変わるので安定しない人物。最終的に反地球組織ホワイトファングの指導者となっていた。

ドロシー・カタロニア
2又眉毛が売りの少女。一応デルマイユ公の孫娘。最終的にロームフェラを離れホワイトファングに入っていた。設定としては父を戦争で失っておりそれで実は戦争を憎んでおり、その裏返しが早く戦争になーれな態度だと劇中で言及されていたが、肝心の父の出番はなし、ガンダムWは結構こういった本編では描かれない設定が多い。

レディ・アン
トレーズの腹心であり、トレーズに変わって様々な仕事をしていた、キツイ性格。中盤に宇宙に上がってコロニー市民を懐柔、その際に穏やかな性格を自分の中に作り出してしまう。
しょっちゅうおばさん扱いされるが19歳、濃いキャラが多いガンダム19歳組の中でもかなりアレな部類。

ルクレツィア・ノイン
ゼクスの腹心的な人物。なにかに付けてゼクスに尽くすが、それと同時にリリーナを守ったりもする、状況がコロコロ変わるためノインの立場も結構コロコロ変わっている。

デルマイユ公
ロームフェラ財団の総裁代行らしい。概ね財団のトップとして権力を握っていたが、リリーナが財団に入った後に徐々に勢力を失う、そして宇宙に出てバルジで再起を図るもホワイトファングの攻撃で戦死。

ツバロフ技師長
MDの開発などを行っていた人物、後にホワイトファングの蜂起で死亡。

連合軍人
ノベンタ元帥
連合の元帥、コロニーとの和平に動いていた矢先にOZの陰謀でガンダムに殺される。

セプテム将軍
連合のタカ派軍人だったのだが、ノベンタ暗殺時にOZによって別のシャトルに乗せられて救われた挙げ句コロニーに対する宣戦布告を行った後に落とされて殺された。これによって連合軍のトップの大半が死亡する事になり、その後のOZの地球制圧が加速する事になる。

サリィ・ポォ
連合の軍医だったが、連合が崩壊してく中で独自に行動を取り、中国奥地でゲリラ戦を展開したり地球に残されたガンダムを回収したりと色々活動している。
特にヘビアは完全に行方不明になっていたところをサリィによって回収された。


その他
ヒイロ・ユイ
本物の方。元伝説のコロニー指導者、暗殺されている。

トロワ・バートン
本物の方。バートン財団の庶子だったらしい、操縦技術は高くはなかった模様。

カーンズ
ホワイトファングの指導者、後にゼクスを指導者に迎える。元々オペレーションメテオを計画していた人物。

団長
トロワが働くサーカス団の団長、比較的まともな人物だが、トロワが自爆ショーを行ってサーカス団を去るときにこのまま行けばものになったのになぁ的なのんきな発言をしている当たりやっぱりどこかずれている。

竜紫鈴
老人、五飛の嫁の祖母、コロニーに帰還した五飛を再びガンダムに乗せて、当人は一族コロニーごと自爆を敢行する、下手すると最もデカイ自爆をした人物。

ザイード・ウィナー
カトルの父、ウィナー家の保有するOZの資源衛星利用に反対したが、コロニー市民がOZ支持を表明したために孤立、資源衛星を使って逃走し砲撃されて死亡した。

ラシード・クラマ
マグアナック隊隊長、ヒゲオヤジ。実はマグアナック隊全員がコロニーの試験管ベビーらしい。

キャサリン・ブルーム
サーカス団の団員、かつて弟と生き別れたらしく、トロワを弟と重ねていた。トロワの自爆ショーの際にはグーパンでトロワを止めている。

用語(ネタ込)
自爆
ガンダムWを代表するワード。多くのキャラが自爆を行っており結構なものが自爆する。死ぬほど痛いらしい。

ゼロシステム
ウィングガンダムゼロに搭載されたシステム、パイロットにセンサーの情報や今後の戦況の予測した大量の情報を送り込むことで飛躍的に戦闘力を向上させる、さらに感覚も麻痺させる効果もあり、搭乗者をTつの戦闘マシーンに変えてしまう。本来ペーパープランで終わるはずだったものをカトルが完成させたために世にでてきた。
エピオンに搭載されているのはエピオンシステムといい微妙に違うらしい。

ロームフェラ財団
貴族の連合体、連合内に大きな影響力を持っており、連合内にスペシャルズという形で私兵部隊のOZを送り込み、ノベンタ元帥ら軍の首脳部を暗殺後にOZを使い地球を制圧した。

OZ
ロームフェラの尖兵として軍内部にスペシャルズとして潜入、その後オペレーション・デイブレイクで地球を制圧、各地で抵抗する軍の残党を排除、さらにコロニーも懐柔した、がトップのトレーズが財団と対立して失脚後は、トレーズ支持者の兵士がトレーズ派として動き事実上の内乱状態に、その後はリリーナが財団トップとなった後トレーズが復帰、さらにトレーズが戦死したために敗北する。ガンダムはこのOZとの戦いのために地球に送り込まれている。
結構細かい設定が有るらしいが、本編ではあまり語られない。Wではよく有ること。

サンクキングダム
かつて完全平和主義を唱えた国家、後に崩壊。その後リリーナが復活させたが再び崩壊する。

コロニー
スペースコロニーなのだが、宇宙世紀のシリンダー型ではなくドーナツ型寄りの外見。またあまり明確には語られていないが、宇宙棄民でもなければ大規模な避難先でもなく、科学的な実験や経済的な理由などから宇宙開発が行われていき、その中で徐々に社会が作られていったことが示唆されている。

ガンダニュウム合金
ガンダリウム合金とは違う。宇宙でしか精製出来ない。無駄に固くて軽くてステルス性もあるチート合金。くっそ高い。そのため量産機ではビルゴくらいしか採用していない。

MD(モビルドール)
無人モビルスーツ。

ホワイトファング
終盤に搭乗したコロニーの独立を目指す武装勢力。

宇宙の心
かつてヒイロ・ユイ(本物)が提唱したという演説。本編ではほとんど触れられない。

オペレーションメテオ
元々は所謂コロニー落としの計画だった、が最終的にガンダム5機の地球降下に落ちついている。

感想等
最初の1クールが非常に濃い、なんかよくわからないけど先が気になる展開が続き、特に情勢が数話単位で変わるし、何か全体的におかしい人が多くファってなることも多い。
よく見てみると全く説明されていないだけで、結構情勢が複雑なのは言葉の端々から伝わってくる。ただ大体〜派とか〜残党的な扱いで共通する要素を持つ重要性の低い別集団が十把一絡げに扱われているのでごまかされている感じ。序盤のオペレーションデイブレクから終盤の地球圏統一国家まで、地球ではずーっとどこかしらで結構な規模の戦闘が行われていた事が示唆されている、ただし多くがガンダム勢が関わっていないためにあっさり流されているだけで。

2019年07月21日

ChromeOSのすすめとChromeOSの弱点

最近増えているChromeOS、このChromeOSはグーグルが発売しているOSで、Chromeによるブラウザ作業に特化したOSです。
アプリも全部オンラインで作動するもので、オンライ前提のOSになります。
ブラウザ作業限定であればものすごく早いです。CeleronでありながらI5レベルのスピードが出るので本当に軽いです。
他にもGoogleが提供するGoogleマップやGmail、You Tubeなどにも強く、ブラウザ限定の作業であれば本当に使いやすい。
あと更新が早い軽いのも特徴、WIN10の更新事故の経験がある私としては結構助かります。

弱点は出来る事自体はそんなに多くないことです、なので完全にChromeOSオンリーには出来ません。
結構なPCの周辺機器が使えないですし、オフライン作業もほとんど出来ません。

現在と今後の方針と書ききれなかったこと

とりあえずクソコラムシリーズは12で一旦ストップします。

その後は一応元のノリに戻る予定ですが、ややくたびれ気味なので何とも言えません。

現在私は50近い作品を視聴済みでも書けてません。例えばガンダムはほぼシリーズ全部見てますが、書いているのは半分程度、なんせいろいろデリケートなシリーズなので、特に一部は書きたくても書けない状態が続いています。
∀なんかは速攻で書きましたが、あえてガンダムとしての要素は無視して作品単独で評価しているから簡単なんですよね、ロボットアニメとして特異過ぎてガンダムとしてどうとか考えなくていいので楽でした。
他にもエルガイム、この場合設定が多すぎて混乱、で資料漁っている間に本編の展開を忘れて以下略と言った感じで全然終わらず放置です。後は原作かつ現在も続いている系統はめんどくさいです。
ほかだとファフナーは全視聴済みなのになぜか未だに書けていない、理由は不明です。
後はながーい原作の一部だけ系とかも結構困るパターン。




書ききれなかった事
1ガンダムSF論争について
ジャンルについての部分が本来SF論争について書こうとしたことの名残です。
SFに関してはある程度こさんが成長してしまうと、その後入ってくる層との溝がヤバイことになって結果衰退すると書きたかった部分があります。これは私がゲーマーとして感じてきた事なのですが。

2スーパー系のイメージはどこから来たか
熱血少年vs侵略宇宙人、必殺技は絶叫、毎週敵は1機だけ、敵のネタっぽい作戦等、なにか本来のスーパー系と微妙にずれた感じのイメージはどこから来たのかという事について考察したかったのですが…。
これを本気でやろうとすると特撮や玩具で世界征服等の1000近い作品をとりあえず冒頭だけでいいから視聴しないと行けません。なので無理でした。
なので一部のクソコラムに入ってます。

3リアルロボットのリアルとはなにか
これは
・視聴者が感じている「現実」に沿うように描く事でリアルを描くということ
これは下手をするとある種のケータイ小説的な方向に行きやすく、批判をされやすい。
感じているリアルと現実は基本的に一致しないし、他人の感じている事を感じることは人には出来ない。それが幾度と無く繰り返されてきた論争の原因である、それは今後も変わらない、みたいな感じで。

・リアルとリアリティは違う
例えばSF的なリアルは、宇宙空間での出来事なので地球に居る限り感じる事が出来ません、その結果ガンダムなどは宇宙では素人目でもかなり有りえない挙動(誰かが言っていましたが空中的な動き)をします。然し我々は宇宙空間なんて知らないのであまり違和感を覚えません。こんな感じ。

・描かれるリアリティは多岐にわたる
ダグラムなどは世界観やドラマ部分に力を入れていますが、ロボ描写は残念と言われています。パーツごとにリアリティ描写があるので、あるパーツは凝ってるけど別のパーツは雑だったりというのはよくありますし、人間は神ではないのでその当たり完璧は不可能です。
ガンダムなどが毎回荒れるのはこれ、みたいな感じで。

4ある時ふっと新規が途切れる現象
これは6の延長なので6-4になるので、12で終わるって約束は果たされるので書いてしまいそう。
ある時超大ヒットが1つ現れると、過去を知らない子供の目線はそこに釘付けになる、そしてそこの周辺しか見れなくなる、結果的に反対側にあるものは目に入らなくてそこからふっと新規が途絶えていく…みたいな感じで。
12の重要なのは場所も関わってくるテーマですが。

5メディアの変化がもたらす娯楽の変化
そのまま。情報源が変わるとあるときふっと情報が入らなくなるものがあるということ。
特に有名ななにかのついでに存在感を出していたものは、寄生先がなくなると空気化しやすい。


最後に、回数券どこいったー(関係ない)

クソコラム12:新規開拓に重要なのは「場所」

今回の大まかな内容は
・新規開拓がうまく行かないときは新規候補がそもそも居ない所で宣伝や展開をしている
・さらに言えば宣伝の場所が衰退してしまうとそのままそのコンテンツも一蓮托生で衰退しやすい
・然しそのコンテンツが存在する場所から動く場合、既存客はそこから動かないのが基本
・そして動いた先で新しい客が付くとは限らない、から動けずにジリ貧になるパターンが多い
・そして現在サブカル層はネットの発達で広範囲に散らばっており、まとまりがない
・ガンダムはアナザーやSDで一応その対策を行ったが、現在はちょっと苦しい
・皆も自分が子供の頃の情報力が足りなかった時期を思い出して欲しい、自分の場所の外の情報はそんなに入らなかったと思う

そろそろクソコラムもネタ切れなのでいつものノリに戻ります。

ここで言う「場所」とは、「市場」ないし「枠」、それと「コミュ」とでも言うべき所。市場は言わずもがな、枠は雑誌やTVなどの枠、コミュはネットだと各種掲示板やSNSや動画サイト等が挙げられます。
それぞれ意味は違いますが、一定の人間を囲い込んでいる「場所」であることは変わりません。
いろいろなコンテンツを回っていると気がつくのですが、ある場所ではすごい有名でもある場所では全く無名だったりすることが結構ありますし、逆に決して売上が高いわけでもない割に結構知られているコンテンツがあったりと、いろいろ驚かされます。
そして場所毎の差異を見てみると、一番大きいのが年齢、次が性別、次が層だという事に気が付きました、年齢が思ってた以上に重要なんですよ、発言で年齢がほぼわかってしまう、ほんの数ワードでほぼ年齢がわかるんです、で考えたのがこのクソコラムになるわけです。場所ごとに年齢差が大きいため、高齢率が高い場所での売り込みばかりだと若年層には思っている以上に伝わらないということに気がついたので。

「場所」の衰退でその場所に依存していたコンテンツは一蓮托生で衰退する
ガンダムの場合ボンボンの衰退が今思えばガンダムに悪影響を与えてしまったのかなと思うのですが、そもそもボンボン読者ではなかった私はその当たり今ひとつわかりません。ただ状況証拠やネットの一連の発言を聞いていくとそうかな程度。
場所が衰退したために一蓮托生で衰退してしまったコンテンツとして格ゲーが挙げられます、そもそもゲーセンが衰退してしまったのでどうしようもないというパターンです。
〜の象徴とか〜の代表、〜の看板みたいな存在は、〜が衰退してしまうと存在意義を失ってしまう可能性すらあります。

場所に人が居ないとどうやっても注目されない、ならば移動すればいい・・・訳ではない
というのもその場所には今までの客が居るわけです、この客はその場所を終の住処としている場合も有り、またその場所にある他のコンテンツの客と兼任していたりするので、簡単には動きません。
そのため新規開拓したいから新しい場所へ行きたいが、古参はまず動かない、それに新しい場所に移動しても多分失敗する、結果古い住処に残るのが安牌、然しその場所の衰退が止められそうにない場合結局場所に合わせて衰退する羽目になってしまう。
特に衰退する場所は古参が徐々に出ていって、それ以上に若年層が入ってこない傾向にあるので、結果的に高齢化と衰退がそのコンテンツを襲うことになります。

動くのが遅いとどうしようもない
高齢化と衰退が進みすぎて、既存層がかろうじて付き合ってくれていてかろうじて生きている状態になると、所謂オワコンみたいな状態になり、興味を持たれなくなります、ってなるとその段階で何かしら別の場所に対して働きかけても、反応が薄くなってしまいます。

落としどころは出店を出すこと
ってなると一応の対策としては、低年齢が多い新しい場所に専用の新商品や宣伝をすること。広範囲に全く同じ宣伝をバラ撒いても、それぞれの場所で求めるものが違うため、結果的に非効率になる可能性があります。なので基本的にその場所ごとにやり方を少し替えたほうがいいです…がやりすぎると騙した事になるのでその当たりが結構微妙なラインでもあります。
ドラクエなどは本編とは別にGBにDQMを出すことで、GBユーザーのキッズに宣伝することに成功。それにドラクエの知名度がバックについていたので、結果成功してキッズにも知名度を広げました。
ガンダムの場合アナザー、SD、ガンダムゲーなどを活用して多方面に展開する事である程度うまく立ち回ってきました、唯一うまくいかない部分は荒れやすいコミュニティ関係。特にアナザーガンダムは新規開拓用と割り切ったポジションを与えられていたのですが、それ故に荒れやすいポジションでも有りました。
その当たりが最近ガンダムゲーなどを中心にうまく行かなくなっている状態なんですよね。

最近は場所が多様化している
最大の要因は動画サイトの台頭だと思います。今までのTVといくつかの雑誌がサブカルの場所だったのが、動画サイトの普及で特殊な新しい場所が誕生してしまいました。
最近はマイクラなどこういった場所を活用して成功するコンテンツも出てきています。
動画サイトの特徴として年齢層が比較的若い事が挙げられます。


子供時代を思い出してほしい、その時の自分の「場所」と「情報」を
子供時代のことを思い出して欲しいのですが、子供時代は自分の「場所」の情報以外はかなり情報が制限されていたと思います。
ネット普及も怪しい頃の子供の場所と言うと「学校」「周囲の大人」「一部の漫画、雑誌」「一部の時間帯のTV」「一部の商業施設」「公園」「人の家」程度の「場所」しか有りません。
ってなると情報量はどうしても制限されていきます。
コロコロ読者がボンボンの内容まで把握しているかと言うと、かなり怪しいですし、ゲームであっても特にマニア向けとされたハードの内容は基本子どもは把握していません。
人の家なんかはその家の怖い兄がいて、その兄が持っている何かが結構な情報源だったりしたんですよね。
その年代は誰も持ってないのに数年上になると皆持っている、そんなものが結構有りました。そういったところから私の世代論は出発しています。

アニメ化なんかはその場所の外側まで情報を出す手っ取り早い方法だったのですが、最近のオール深夜アニメ1、2クール化はアニメそのものを閉ざされた場所にした印象があります。一部の成功作(とさらにごく一部の失敗作)以外は外に情報がほぼ漏れませんし。

大人になってから子供の頃の話を別の人間から聞いていくと、入ってこなかった情報がいくつかあることに気が付きます。また数年前に流行った情報はもう子供には入ってきません、子供は情報に対して大人より貪欲ですが、情報力そのものは大人より劣ります。
大人は大量の情報を認識しつつもシャットアウトしていますが、子供は少量の情報を全力で吸収します。
子供向けのコンテンツが1強多弱になりやすいのはそのせいもあります。

本当に驚くほど短期間で情報のパターンが変わります。私が子供の頃はキッズ向けのコンテンツ、さらに言えばサブカルチャー全体が一種の変革期だったらしく、それ以前とそれ以降で売れ筋がかなり様変わりしたということを、大人になってから気が付きました。
むしろ私が子供の頃と産まれた頃とのコンテンツの差と比べると、今と私の子供の頃の差は驚くほど変化が有りません、ラノベやスマホの台頭や少年漫画の衰退もあって中堅クラスは大半が世代交代した感があります、上位陣は衰退しつつもほぼ一緒です、ただしスマホゲー除く。スマホゲーも既存勢で上位も一定数いますが。

結論
総合的に何が言いたいかって言うと、自分の見えているものしか人は見えないということです。そしてその見えているものを作るのが場所ということ。
自分が見えている場所にあるもの以外、人は認識できません。なので自分の見えている場所以外で起こった出来事には無関心です。

クソコラム11:ガンダム40周年、40年続いたガンダムから学ぶ新規開拓の方法と多すぎる欠点

そもそもこのクソコラムシリーズ自体が、本来ガンダム40周年だしいろいろ考えていたら、いつの間にかガンダムの範囲を飛び越えてしまったので、そのままクソコラムとして再構成したものです。

今回はやっと元のガンダムに戻って、ガンダムが40年新規をいかに開拓してきたかを、他の長寿シリーズを比較して考えていきたいと思います。

今回は
・シリーズ内に多くのシリーズを用意して役割分担させ、1つのコンテンツで強引に一つの流れを作り出す
・多岐にわたる商品体系による多方面への売り込み、と現在その方法が限界に近づいている事
・コアなファン層を生み出すがとっつきにくくなる世界観ものの宇宙世紀、その弱点克服のためのアナザーガンダムの誕生
・SDガンダムみたいなタイプの課題、メインシリーズの客にするかそのコンテンツのエンドユーザーになる前に卒業してしまう問題
・役割分担が曖昧なガンダムのタイトルとその強み、弱み、曖昧だからこそ本編外伝の区別がなく全体を売り込めるが

シリーズ内にシリーズが複数あるガンダム
ガンダムは1つのシリーズですが、ナンバリングなどの関係を曖昧化して、複数のシリーズをシリーズ内に構築しています。
この方法を使うことで、なるべく広い層を拾い上げる事に成功しています。
このやり方の最大の弱点は「金がかかる」ことです。なるべく絞ったほうが本来安上がりですから。もう一つが「シリーズが荒れやすくなる」これは説明不要ですね。ガンダムは荒れやすいですが、これは戦略的にどうしてもそうなりがち。

ガンダムの広い商品体系とその限界
ガンダムのメイン商材はガンプラです。と言うかガンプラがヒットしたから延々と作られるようなことになったので、やっぱりガンプラです。
然しプラモというジャンルは結構めんどくさいので、それだけだと拾える層が狭くなります。
そこで現れたのがガンダムゲー、もっと手軽にガンダムの世界に触れられます。何よりゲームはMSの名前を刷り込むにはアニメより優秀です、アニメと比べてたくさんのキャラを処理できるのがゲームの強み。ガンダムがここまで生き残れたのはゲーム向けの題材でもあったということが強いと思います。またガンダムゲーはプラもやらないガンダム層に手軽に売り込めるガンダム商品でした、然し現在あまり売れていません、ソシャゲの方はよくわかりませんが大きく売れたという話はあまり聞きません。ちょっと危ない?とは思います。

役割分担が曖昧なガンダムタイトル
ガンダムシリーズですが、実はタイトルがごく曖昧。例えば〜外伝みたいなタイトルや1、2、3みたいなナンバリングタイトルは基本的に付けません。外伝と付くのはSDとかセガハードで出ていた某シリーズとかごく少数。

外伝とか付けてしまうと「これは見なくてもいい」「これは本編を見ないとダメだからスルーしたほうがいい」などと思われてスルーされてしまう可能性があるからです。

だからかなるべくそういった方向に行かないようにタイトルを付けています、これは自覚してか否かはわかりません。そのため他の有名シリーズが新規開拓ように派生シリーズを出すも、所詮派生と思われて既存層も新規層も無視するという状態が比較的起こりにくい。
ナンバリングも下手に4とか8とかにしてしまうとわかりにくそうと思われていま居ますし。
ただこの方法だとそれぞれの作品の関連性がわからないという別の弱点も産まれていましますが。

世界観ものの長所と短所、それからアナザーガンダム
世界観が統一された世界観もの、これの長所はコアなファンを生み出しやすいということ、短所は取っ付きにくくて長持ちだけどジリ貧になりやすいこと。まず新規客が心配するのが「ここから初めてついていけるか」なんですよ。だから世界観ものはその当たりの対策がうまく出来ない弱点がある。
なので共通世界観と非共通世界観に分かれる事にして、宇宙世紀とアナザーで別路線としてやることで誤魔化すことに成功、これは弱点は上記のように2つ作るから金が余分にかかってしまうこと。

新規開拓としてのSD路線とその弱点
こういったリアル頭身キャラで新規が取っ付きにくくなっているコンテンツを、SDキャラの別シリーズを作ることで新規開拓を行おうとすることは別にガンダム以外にもあります。
ただ大体こういったのはうまく行かない、まず上記のように外伝扱い、キッズ向けお手軽枠扱いされて無視される、仮に売れてもそこから本編に来てくれないまま卒業してしまう、こういう問題点が有ります。
SDガンダムの場合GガンダムでSD層がリアルガンダムに来たということが語られますが、かなり奇跡的です。
本来ならあまりうまく行かないです。

多様性を無理やりまとめ上げるガンダムという象徴
他のシリーズと比べてガンダムはガンダムというわかりやすい記号、象徴があります。案外これがガンダムをここまで続けてこれた原動力なのではないでしょうか。
他のシリーズを見てみるとガンダムのようなわかりやすい象徴は案外有りません。

多様性が有りすぎるガンダムの弱点
言わずもがな派閥争いが半端ないことになることと、客側が混乱する事。初心者ほど混乱するんですよね。

まとめて
ガンダムはどのシリーズよりも多様な生き残り戦略を取ってきました、でそれは成功もすれば失敗もして、なんだかんだで40年生き残る原動力になっています。  

クソコラム6-3:子供向け作品の必要性-影響は10年後、今の10歳は10年後の20歳

今回は子供層の流入が止まると、10年20年後に影響が出てくるというのがテーマです。
ぶっちゃけ6-1の内容とかぶります。

だいたい
・現在の10歳は10年後の20歳
・ガキ向けとされていたシリーズが20年存続して、いつの間にかこ古参がアラサーになり老害扱いされている時代になっている
・キッズの流入が止まってから10年くらい立ってから高齢化と言われ始める、20年経ったら流石に古参も去る
・高齢の新規ライト層はあまり定着率が良くない、高校生以下のほうが定着する
・子供時代の、楽しくて「濃い」体験が層を作る
・そういった層が20年そのジャンルやコンテンツを支える
・20年経って親になってさらに支える可能性すら秘めている
という内容です。


現在の10歳は10年後の20歳
当たり前ですね。意外と忘れられていることですが。今の10歳は10年後の20歳。現在のキッズも未来では大人になります。

スマブラ20年の歴史
今年はガンダム40周年ですが、スマブラも20周年に当たります。このスマブラ、誕生直後はほぼキッズ専用ゲームで、ガキが遊ぶようなもので大人なヘビーゲーマーなら遊ぶようなものではないとされてきました…が20年経過すると64時代の層がもうアラサーですからね。その前に卒業すればそこで終わりなのですが、結構卒業せずに64〜DX世代が残ってついて来ています。
いつの間にか子供は大人になっているということです。

キッズの流入が止まってから10年経過して高齢化が指摘され始める
例えば丁度スマブラの話を出したので格ゲーの話を出しますと、大体スマブラのちょい前当たりからキッズ、新規の流入が乏しくなってきており、スマブラ開発のきっかけがそういった格ゲーの高難易度化が原因だとも言われています。で格ゲーが本格的に高齢化し始めたのは10年代に入ってから、現在メインプレーヤーが30代中心でやっているのですが、この当たりが90年代のキッズや学生です。
ほかだとFFでしょうか、あのシリーズも割と新規流入が止まってから時間が経過しています。いつ頃から止まったか定かでは有りませんが、90年代の終わり頃からだんだん入らなくなって気がついたら古参も現状に不満を持って卒業し始めていた、というのが明確化するのはやはりここ10年だと思います。


高齢の定着率はあまり良くない
この高齢を何歳とするかは今ひとつはっきりしませんが、成人済みの流行に敏感な層が中心にブームが発生する場合、そういった層はずっと流行に流されているタイプが多いので、去ったらすぐに沈静化してしまいます。
大人になってから来たというのはそこそこの年齢になってもまだ自分の趣味が明確ではない層がメインという事で、そういった層は流行に流される事そのものを趣味にしていると考えていいので、定着率は期待できないと私は考えます。特に主婦層向けの流行は気がついたら飽きられていますし。

ただ妻が夫の趣味に付き合う形での場合、家族という名のコミュニティで消費されるため、比較的やんわりと消費される傾向にあります。逆のパターンは知らないですが。

子供というのは近視眼的でまだ自分の趣味が曖昧なので、濃い体験を提供できれば定着する可能性があります。
反面子供向けにしすぎると一定年齢になったら卒業すべきと思われてしまうため、そっちはそっちで問題なんですけどね。
ただロボットアニメの場合そういった部分までが50年弱の歴史の中でライフサイクルに組み込まれているので、一回掴んで卒業されても次に流れる可能性が有り、ジャンル全体に対しては良い影響があるのですが。

子供時代の楽しくて「濃い」体験
子供に人気と言っても3番手や偶然そこにライバルが不在だったために盛り上がったみたいなものもあります。なので一概には言えないですし、大体の子供に人気は3年から5年で沈静化します。
それの原因はいくつかあって、一つが別にその子供にとって、さらに言えばその世代にとって一番ではなかったということ、またそのコンテンツの情報量や自由度がそんなに多くなく、数年で消費され尽くしてしまうようなものしか無かったためと考えられます。この逆のパターンがマインクラフトです、出てすぐの11年頃には日本でも物好きな一部のPCゲーマーや動画ネタを探していた動画製作者などの間で話題になりましたが、13年くらいからはいろいろな事情が絡み徐々にキッズに浸透していきます、そして未だに売れ続けています。
自由度が高く消費時間が長く、ネットでいろんな情報がやり取りされているので、なかなか飽きが来ないためと考えられます。

多くの子供に人気が消えていく中でも、上記のスマブラのように生き残るものもあります。大体生き残るものは替えが効かない、特別である、その分野のトップである、体験が非常に濃い、消費に時間がかかるため飽きている暇がないままライフワーク化するみたいなものが多いです。
逆に本命のおまけみたいなポジションのものは10年経つと別のものに置き換えられて中途半端に衰退します。
何かしら「特別なもの」だったり「消費しきれないほど大きい」、「自由度がある程度有り消費の仕方が自由」などが強いコンテンツの特徴だと思います。
そうでないと「ダタのキッズ向け」とされて消えてしまいます。この当たりが難しい、上記の条件に近づけるには濃さと密度を増やす必要があるのですが、それは取っ付きにくくなる原因にもなり諸刃の剣。
コンテンツを構成する成分は即効性のものと遅効性のものが有り、前者だけで構成されているものは短命、後者だけで構成されているものは長寿だがマニアックで人が寄り付かない、ってなりやすい印象があります。
このジレンマは実はガンダムAGEで現れているんですが。

子供時代からの客が20年支える、そして親になってさらに支える
子供時代から付き合っている客が20年後になっても付き合っているようなコンテンツはしぶといです。
上記のスマブラもさることながら、ドラクエやDB、コナン等がこれに当たります、ガンダムは言わずもがな、古参が残っているうちに新規を開拓してそれをサイクル化している事により、しぶとく生き残っています。
FFなどは新規はあまり居ないもののまだ古参が残っているため生きています。
またミニ四駆も20年後のパターンに入っています、現在第三次ミニ四駆ブームと呼ばれている現象が置きています。これは第一次、第二次ブーム時代のキッズがおっさんになって子供とともに再参戦しているためです。

ロボットアニメの現状
一言で言えば今のロボットアニメの客というのは多分21世紀の冒頭くらいまでに入ってきた層までが主体です、それ以降は小規模なヒットはあったものの、まとまった層を形成出来るようなものがあまり見られません、つまりもう10年以上が経過して、高齢化が目立つ頃になっています。むしろ今はシンカリオンのおかげでまだまし状態です、終わっちゃったけど。今後どうなるか私にはわかりません。
私がロボヲタを自覚した頃にはもう現在の状況が始まっており、私はジャンルの終焉を見届けようという気持ちもあって付き合っている部分があります…が結構しぶといです、だからこのブログを開きました。
然し今後どうなるか、流石に厳しい感じがするので、どうすればいいか、私にはわからない。

2019年07月20日

クソコラム10:ロボットアニメとガンダムの関係性と、ガンダムの今後

要するにロボットアニメとガンダムの関係は、特撮に置ける特撮と戦隊の関係、もしくはJRPGにおけるJRPGとドラクエの関係ということです。

ざっくり言えば
・ロボットアニメがJRPGとするならガンダムはドラクエみたいなもの
・もしくはロボットアニメが特撮だとすれば、ガンダムは戦隊ライダーみたいなもの
・JRPG衰退が叫ばれていた時期でも独自のドラクエだけあればいい層を確立していたドラクエは売上が安定していた
・単独の特撮が消えても仮面ライダーや戦隊は生き残った

・メジャーコンテンツの場合「メジャーコンテンツだけを掛け持ちする層」が存在する
・もう一つ、入り口付近のコンテンツがディープ化して、入口付近に滞留する層が増えているということ
・極端な事を言えばロボットアニメが衰退してもガンダム(と他少し)だけ生き残る可能性もある
・がガンダムのコンセプトとメジャーコンテンツだけを掛け持ちする層との相性は必ずしも良くない
・そのためのアナザーガンダムだと思うが、現状その当たりの機能が曖昧になっている

こんな感じの内容です。

JRPGとドラクエ、特撮と戦隊ライダーウルトラマン

特撮は60〜70年代に黄金時代を迎え、今と違って複数の単独作品が多数放映されていた時代が有りました、が今は概ね戦隊ライダーウルトラマンたまにその他みたいな状態になっています。
他の特撮はほとんど新作がでなくなっていますし、ウルトラマンも結構厳しいと言われていますが、戦隊ライダーはなんだかんだ言って未だに盤石さはあります、変動は毎年結構大きいですが、なんだかんだ数字が大きいのでしばらく大丈夫でしょう。

JRPGもFCの後半からPS1の時代までが黄金時代であり、その時期に多数の作品が制作され未だに懐古の対象となっていますが、現在はドラクエ他一部のIPがかろうじて存続しているだけ当状態です。開発費の増大に複数の街を用意する必要があるJRPGはそれだけでついていけなかったということらしいですが。
反面ソシャゲがRPGを名乗っていたり(そもそもJRPGの段階で本来の意味のRPGの意味は消えかかっていたのだが、それにもましてソシャゲはRPGとしての要素は薄いので少々コメントしにくいです)、小規模低予算に関しては絶滅してなかったりしますが、その当たりややこしい。
ドラクエなどはJRPGの衰退が叫ばれたPS2以降も安定して300万以上の売上を維持しており、特にゲームが苦手な一般人から、誰でも出来るゲームとしての支持が強いように見えます。


時代劇は壊滅しつつも水戸黄門だけは生きているという時代が有りましたが、その水戸黄門もついに終わりました。現在はCS放送に移行している模様。

格ゲーなんかは特殊で、90年代のブーム時代には単発の格ゲーやマイナーシリーズも多く、伝説級のクソゲーも結構存在し、そういう意味では上記のジャンルと同じような状況だったのですが、現在でも複数シリーズが存続しており、スト、鉄拳、SC、BB、GG、KOF等かなりのシリーズが生存している反面、それぞれの売上はファミ通データだと10万切っている状態で、海外ではまだ数百万売れているため日本ではそのおまけとして存続しているので上記のジャンルとは事情が違う。

ということでロボットアニメを見てみると、シリーズものとして現代も存続しているのは、ガンダム、マクロス、TF当たりになります。他にも現在でも動きがあるIPもありますが、ヤマトのような状態でシリーズと言うよりはたまにリメイクリバイバル状態なので除外します。今でもコンスタントに新作が出ているのはその3つだけです。
そのうちTFは海外産、ゲームで言うと洋ゲー、映画で言えば洋画に当たります、洋ゲーはあまり売れなくてもローカライズ費用がペイできれば日本で売られる可能性はありますし、Steamで英語版のまま販売される事もしばしば、洋画も売れなさそうなのは円盤のみ、字幕のみリリーズなので、それらに相当するTFはここでは考慮しません。マクロスも5年に1本とかの低頻度なのでここでは考慮せず。

と言うことでガンダムを振り返ると、確かにガンダムはロボットアニメ内でも大規模なシリーズであり、JRPGにおけるドラクエや特撮による3大特撮のような有力シリーズになっています。
大体毎年何かしら動きはありますし、知名度も高いです、昔ほどではないですが今でも「ガンダムで例えてくれ」は鉄板ネタです。なんだかんだ数字も大きいですし。

メジャーコンテンツだけを掛け持ちする層
所謂ライトオタクと呼ばれる層の一部がこれに当たると思います。要はゲームなら売れ筋だけをひたすら回すタイプでかつ思考回路や趣向が少なくとも一般人ではない層です。話題作だけを消費する層でかつ、特に長寿作品や有名シリーズに集まるタイプの層。
これらの層はマイナー作品はほとんど相手にしないで、またジャンルに対するこだわりも有りません。

こういった層が台頭した原因として、私の見解では今までのクソコラムで書いてきたことですが、ネットの普及に寄って昔みたいな雑誌などによる客の囲い込みが難しくなったこと、つまりジャンプならジャンプ読者という枠組みで縦割り的にコンテンツが消費されるということが徐々に起きにくくなった反面、やはりネットの普及で、特に動画サイトに見られるような横断的なコンテンツ消費が起こるようになった事が大きいかと思います。
そしてそれに漫画の連載の長寿化やゲームシリーズの長寿化などによりコンテンツの消費時間が伸びる傾向が加わった結果流れに拍車がかかったと考えます。

この流れはゲームで言えば20〜30万程度(50万くらいだとなんとか粘れる場合がある)の所謂中堅所の知名度を下げるように働いた反面、チャー研みたいなドマイナーだが話題にしやすい(ネタ、素材にしやすい)一部作品を浮上させるという影響もあったと思います。

入り口付近のコンテンツのディープ化、巨大コンテンツ化
これもライトヲタと同じ傾向なのですが、比較的ライト、初心者向けとされるコンテンツが、その長寿化によって徐々にマニアックさを増やしている現象です。
これもネットの影響が大きいと思うのですが、あまりマニアックなイメージのないメジャーコンテンツのマニアックな情報がネットだと簡単に手に入ります、結果的にそういったメジャーコンテンツのマニアック、ディープ化が起こり、ディープなコンテンツの存在意義が失われつつあると思います。
90年代までにはディープ、マニアック、とっつきにくいと言われていたジャンルは現在空気化しており、反面比較的ライトとされるコンテンツは情報量が膨大になり、全体消費が困難になりつつあります。

この状況下でのガンダムとロボットアニメ
本当に微妙です、まず単発のロボットアニメは今選択を強いられています。少なくともライトキッズ向けの作品からだんだんディープにみたいな90年代までの流れは通じにくくなってます。
ガンダムはメジャーコンテンツ、巨大コンテンツ側なのでその当たりの恩恵は受けられる側に居るので、まだ大丈夫と言えば大丈夫なんです、でも懸念材料があります。
こういった層の特徴は、ガンダムで言えばスーパー系を経由せずにガンダムに入ってくる傾向があるということです。ただし戦隊は一応経由はしていますが。
入門ルートがそのジャンルのディープ化の中で、ではなく、多数のメジャーコンテンツを横断した結果という流れなので、スーパー系から勢と比べてロボットアニメのお約束ネタが通じにくいという事があります。そのため1stガンダムの基本構造である普通のロボットアニメではないという特徴がいまいち通用しないんです。
反面そのシリーズのお約束なんかには結構通じている場合もあったりもします。結果的に1stというよりは初期の富野作品的なロボットアニメやもっといろんなアニメへのアンチテーゼ的な方向性はかなり厳しくなっていると考えます。皆このジャンルはこういったものだって知っているという状況が失われて居るからです。

宇宙世紀とアナザーガンダムの役割
ガンダムシリーズは次から次へと起こる問題に対処すべく、シリーズ内でさらに少ジャンルに分割することで40年に渡って生き残りを図ってきました。結果的にガンダム特有の派閥争いという弊害を生みましたが、それと同時にガンダムというコンテンツの強固さの原因の一つだとも思います。
少なくともガンダムは宇宙世紀、SD、アナザー、最近はさらにビルドとシリーズ内を分割することで、対応できる範囲を広げてきたと考えます。
ここではアナザーガンダムがこのややこしい状況に本来なら対応すべく動くハズなのですが、丁度直近のアナザーガンダムは鉄血、然し鉄血はいわば種以降のガンダムの状況、ないしは大体種の前後からAGEの前夜くらいまでにあったあアニメの風潮に対するアンチテーゼ的なノリで作られています…鉄血は企画が11年のAGE寄り前から動いてたそうですが、そう考えると非常に納得できます。

なんで現在ロボットアニメを取り巻くややこしい環境に対応できる作品が特にない状態になっていると私は考えます。ガンダム自体はその知名度と過去に集めた客の力で後20年は存続できるでしょう(ここは某ジオン軍人風に10年にしたかった)。

が過去に時代から取り残された固定ファンの多いコンテンツが、実際に目に見えて落ち始めたのはその問題が指摘されてから10年くらい経過した頃からですので、この当たり対応が遅れると10年、20年後に影響が現れます。

クソコラム9:ロボットアニメの存在意義の曖昧化

今回は。
・そもそもロボットアニメはロボットくらいしか共通点がない特殊なジャンル
・商業ラインに乗せにくいテーマやジャンルをロボットアニメにすることで強引に突破するための方便だった部分がある
・結果ロボットアニメの多様性が産まれ、所謂オタクのジャンルの代表となった
・所がそれも曖昧化、SFもどき需要はそもそもが消滅、ミリタリーもどき需要も艦これなどが出せる今特に意味がない
・その結果のロボットアニメとガンダムの衰退
・今後のロボットアニメの役割とは…正直わからない

ロボットアニメの特徴
ロボットアニメは特にガンダム以降は多様化しすぎて、ロボットが出てくる以外はかなり別のジャンルの作品が、ロボットというだけでロボットアニメと化している現状があります。
ボトムズからトップからゾイドからTFまで全部ロボットアニメです、全然違っても便宜上。

ロボットアニメの意義
要するに、商業ラインに乗っけやすいということ、スポンサーが付きやすいから増えていったジャンルです。例えばブライガーは元々生身アクションのアニメだったのに、商業的な都合からロボットが出てきたという話を聞いています。

それだけではなく、一回数が増えてしまうととりあえずロボットアニメならOKな雰囲気が産まれ、例えばミリタリーだと角が立つ、SFだとめんどくさい、でもロボットアニメならいいわけにしやすいということから、困った時のジャンルとしても活躍しました。

結果的にアニメオタクにとってオリジナルでかつ多様性のある、面倒なテーマなどを取り扱うロボットアニメはそういった複雑なヲタ需要を拾っていきオタジャンルとしても活躍、結果的にある世代のオタクの定番ネタみたいなポジションも確立しています、それを皮肉ったのがある意味ナデシコ。

ロボットアニメの曖昧化・ガンダムの役割の曖昧化と強豪
まずロボットアニメはソフトSFといいますか、製作者サイドは世代的にSFを作りたいのにそれがやりにくいから結果的にとりあえずロボットアニメに…的な方向性での役割があったのですが、まず今のクリエイター世代はSF世代ではないので製作者の需要が低下しています。
逆にミリタリーもどきとしては、ガルパンや艦これみたいな作品が出せる今、別にロボット使わなくてもいいよねということでこっちの役割も曖昧化。
30分玩具CMも衰退しているのでそっちの役割も曖昧化。
円盤需要メインになって子供からアニメが離れていく中で30分CMの言い訳で全く別ジャンルをやる意味も曖昧化。ロボットを出すことで無理やり子供向けと言い張る必要もなくなってしまった。

かろうじて残るガンダムの役割
結果的にプラモCMとしてのガンダムの役割がかろうじて残る状態になってしまっています。

今後のロボットアニメ
ここまで役割が曖昧化していると方向性は不明瞭になってしまいます。
もはや海外需要なので日本での役割が多少曖昧でもごまかせるTFはともかく、それ以外はどうすればいいのか私にもわからない状態。

クソコラム8:ジャンルとはなにか

今回はジャンルとはなにかについて考えてみます。
一応ガンダムSF論争が着想元なのですが、一応程度です。最初はガンダムSF論争について考えるというタイトルでしたがそれたので外しました。

ジャンルの定義
私はこのジャンルの定義を
1形式型(記号型)
2理念型
3雰囲気型
4IP型

の4つに分けて考えたいと思います。

1形式型
まず形式型、この形式型はその形式を採用していればそのジャンルというパターン。

ロボットアニメの場合例えば必殺技を叫ぶとか、毎回基地から発信するとか、毎回敵は一体でプロレスをするとか、敵が怪獣型とかそういった部分があると形式としてスーパー系扱いになります。

SFの場合SF記号をふんだんに使っていればSFという単純な思考。
RPGだと世界観がそれっぽければこれといいますが、3の雰囲気型とかぶります。

2が理念型、これは結構厄介で、そのジャンルの理念に則っているか否かでジャンルが分けられるという考え方。
私の場合、SFという形式を一切採用していないが科学的に徹底して考察された世界観を持つ作品は、それはSFか否かという疑問があるんですよね、ただそういった作品を知らないので何とも言えない。
さらに言えばSFの理念が「現実の延長をフィクションで」みたいな所があるので(それこそガンダムSF論争で出たセンスオブワンダー云々)、例えば徹底した架空法や架空慣習、架空文化、架空宗教などで構成されているものの、科学的な部分は曖昧な作品はSF足り得るのかというのも疑問点。ちなみに私の疑問に答えてくれた名無しは「SFではないか」という解釈をしていました。
後者の作品はアメリカの博士号持ちが書いた小説なんかで見ることが出来ます、SFではないけど所謂なろうみたいななんちゃってではない徹底的に構成された世界観を持っている作品にごく稀に出会うことが出来ます、ごく稀に、本当に稀に(しつこい)。

3雰囲気型
そのまんま。あるジャンルの形式を採用しても、雰囲気は別ジャンルというのが結構あります。
ゲームですがAADVないしARPGとされるゼルダのジャンル分け問題はこの当たりにあると思います。
形式としてはAADVなのですが、雰囲気世界観はARPGなんですよ、だからどっちか議論になる。

ロボットアニメの場合エヴァやイデオンのジャンル分けがスーパー系かリアル系かで別れますが、これはこれらの作品がスーパー系の雰囲気じゃないけど形式としては割とスーパー系寄りの形式を採用しているため、1の形式型と3の雰囲気型に矛盾が生じてしまっているからだと私は解釈しています。

4IP型
このIP型とはつまりそのジャンルのIPを使えばそのジャンルになるということ、本来は出す予定はなかったのですが、次の段で使うことになるので。
私なんかはこのブログでは割とIP型的な解釈で作品を紹介することがあります。別にロボットアニメでもその他メカアニメでもない、結構ギリギリだけど、IPはそのジャンルを使っている場合は一応言及可能。

おまけ:そのジャンルのファンがそのジャンルじゃないと言ったらそのジャンルじゃない
これは事実上雰囲気型と理念型と形式型の融合だと私は考えています。
要はそのファンがそのジャンルに求める雰囲気と違うから別物という事。

ジャンルから排除されたらそれは新ジャンルにすればいい

スマブラというゲームがあります。このゲームは格ゲーから着想を受けたゲームで有りながら、格ゲーとはゲーム性も雰囲気も何もかもが違っており、結果的に格ゲーか否か20年位論争を続けています。
公式見解では格ゲーではないということですが。 
なぜスマブラが格ゲーではないかと言うと、究極的に言えば「格ゲーのテクニックが使えない」事…だそうです、これは多くの各ゲーマーが口を揃えて言います。
ある格ゲーマーがスマブラを極めてスマブラについて結構細かく解説していましたが、スマブラを極めると格ゲーの腕が落ちる、格ゲーを極めると以下略みたいな事を言っていて、なるほどと思いました。
つまりそれまでと「何か違う」んです。その層が違うと言ったから違うんです。

もう一つがポケモン、こっちは一応RPGですが別のゲームとして扱われ、別に論争も何もないです。
雰囲気が既存のRPGと違い過ぎて、ジャンル自体がポケモンみたいな扱いを受けています、そしてポケモン層がそのポケモン誕生の背景が特殊だったために既存のRPGと距離有り、そのためあまり関わりもないまま無関係に存在し独自にポケモンというジャンルを形成しています。

まあつまり「そのジャンル扱いされなければ新しいジャンルになればいいじゃない」ということです。

この辺厄介なのがそのジャンルのIPを使っている事、例えばもしスマブラがシステムはスマブラでIPは格ゲーのものを使っていたらこの論争は100倍厄介なものになっていたでしょう。幸いなことに任天堂は格ゲーのIPって言うとジョイメカファイトが出てくるレベルなので、特に問題はなかったです。
問題があるのがガンダムシリーズ、ガンダムらしさ論争の原因になっています。上記の部分に一部触れているものの、IPはガンダムなので議論になるということです。


そしてガンダムSFについては、ガンダムの場合理念雰囲気としてはともかく形式記号は一応SFのものをいくらか使っているので、部分的にSF程度になるのではないでしょうか。雰囲気はちょっとSFとは違う気がします、もっと別のなにかと言うか。
恐ろしく曖昧ですが、ジャンル分けなんてこんなものです。私が好きな某ゲームは状況に寄ってジャンルがコロコロ変わります、複数のジャンルの要素を持ち合わせているため、なんのジャンルかよくわからないんですよね。

トランスフォーマーなんかはロボットアニメとしてはかなりギリギリと言うかボーダー扱いされますが、海外製ということで上記の問題が絡んでくるからだと思います。
というのもロボットが毎週どつきあうものの、上記の形式、理念、雰囲気は割と別物だから。

ジャンルの提唱者、定義者
例えば和製RPG、さらに言えばJRPGのジャンルはDQが提唱したと言っても過言では有りません。それ以前にも一応あるのですが、それほど有名ではないため、結局ドラクエが提唱者といいますか。
ドラクエはそれどころか和製ファンタジー、王道ストーリーなんかのいろんな定義を更新してしまった感じでしょうか。良くも悪くもそれ以降の和製ファンタジーの多くがドラクエの影響下から逃れられない、それどころかその影響がだんだんと強化されていくという状況といいますか、ある意味なろう系もその延長だと思います。

ロボットアニメのジャンルもマジンガーZが事実上定義したようなものです、それ以前にもロボットアニメは有りましたが、マジンガーのヒットがあって初めて定義されたジャンル。

そういった定義者が居て、その定義者に近いものはそのジャンルになるというのもあると思います。
 
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