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菌類
ロボットアニメ歴は20年くらい、ただし休止期間長が長く初心者以上上級者以下。
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2019年07月23日

新機動戦記ガンダムW


Gガンダムに続いて制作されたアナザーガンダム第二弾、アメリカでも放映された。

Gガンダムがあまりにもぶっ飛んでいたために、もう少しガンダムっぽい方向を模索した結果らしい。
途中で監督が降板しており、結果ゴルドランの監督の高松信司がゴルドランとの掛け持ちでなんとか完成させた。前半の監督の池田成が降板した理由はネットでは色々な噂が囁かれているが、噂ばかりでよくわからない。

美少年メインの構成のためになにかに付けて賛否が割れていたが、やはり美少年メインの00以降はそっちにその系統の話題が移ってしまい良くも悪くもなんとなく沈静化した(超主観)。

主要キャラの年齢設定は敵側は初期設定ではもっと高く、主人公側はもっと低かったそうだ、その名残なのか主人公側は妙に身長が小さい(ヒイロの場合プルより大きくティファより小さい)、敵側はなんとなく老けている(主にレディ)という結果に現れている。

ヒイロのセリフは物騒なものが多く、特に例の迷ゼリフ「お前を〜す」はTwitterでヒイロ・ユイを名乗るアカウントが発言して速攻で凍結された事が有る(どうもウケ狙いでやったらしく「自爆ショー」としか言いようがない)、なので不用意には使えない。ただしヒイロにこのセリフを言われたキャラは全員生存したため、生存フラグ扱いである。

あらすじ
地球研統一連合の支配に対抗すべく、コロニーから5機のガンダムが地球へ降下した。然しそれは軍のスペシャルズに事前に察知され、ガンダムの内の一機であるウィングガンダムはスペシャルズのゼクスの攻撃を受け撃墜される。そのウィングガンダムに乗っていた少年ヒイロは居合わせた少女リリーナ・ドーリアンに顔を見られてしまうのだった。
そして同時期、別のエリアでもガンダムが活動を開始した、圧倒的なステルス性を持つそのガンダムは、敵に察知されずに接近し、短期間のうちに連合の水中用MS部隊を殲滅、さらにゼクスの潜水艦に搭載されていた新型MSも全滅させる。そこでそのガンダムのパイロットのデュオは沈んだウィングガンダムを発見する。
ヒイロは撃墜されたウィングガンダムを破壊すべくデュオに引き上げられたウィングガンダムを爆破、任務完了といい海に浮かんだ。
そんな中でも各地ではガンダムが活動を開始、各地に有る連合の基地を攻撃し始めた、その数は全て合わせると5機、それぞれのガンダムパイロット達はバラバラに行動していたが、敵が同じという事もあり鉢合わせする事も多く、その中でお互い探りを入れながらも徐々にお互いの存在を認識し始める。
然し連合の中でコロニーとの和平の風潮が高まっており、それを邪魔に思ったOZはガンダムを誘導して連合の和平派をOZだと偽って落とさせ、さらに連合の要人達を全滅させる。そしてそれを切欠にコロニーに対する強攻策を取り始めるのだった。
その後、コロニーを人質に取られたヒイロはガンダムを自爆させ、当人も重症を負ってしまう。ウィングガンダムの残骸はOZが持っていき、ヒイロはズタボロの状態でトロワに回収され治療を受ける事になった。
その後、崩壊した連合残党をOZが殲滅、各国を制圧していくという情勢下において、ガンダムは戦闘を続行したが、OZがコロニーに対して宥和政策を取り、コロニーを懐柔、結果ガンダムは孤立することになった。ガンダムの内数機は宇宙に帰還、残りは地球に残された。地球に放棄されたウィングガンダム、ヘビーアームズ、地球でほかを逃がすために自爆したサンドロック、宇宙に帰還したデスサイスもその後破壊、シェンロンも撃墜され、ほとんどのガンダムが行動不能に陥った。ガンダムパイロット達は散り散りになりながらも、宇宙で自分たちの今後を見つめ直すのだが、カトルは父を失いゼロシステムに取り込まれて暴走、五飛もまた一族が自爆する等苦難の日々が続いた。然しその中で地球ではトレーズが失脚、トレーズ支持者の兵士たちがトレーズ派を結成して今度はOZが内乱状態になっていた、情勢は混沌を深めていくのであった…。


登場メカ

ガンダム
本作に置けるガンダムはガンダニュウム合金を使ったMSという定義があるが、別にガンダニュウム合金を使ってもガンダムと名乗らなければ行けないルールが有るわけでもない。ガンダムと敵対しているOZはガンダニュウムMSにガンダムと付けていない。

ウィングガンダム:ヒイロ・ユイ他
不遇ガンダム。一応主役メカなのか?ってレベルで不遇。最初に撃墜され、途中で自爆した挙げ句地球に放置され、その後新型のゼロの登場でいらない子に。不遇っぷりからある意味伝説のMS。そもそもヒイロが搭乗する回数が多くなく、出番がない回や搭乗されない回が多く不遇。
ライバル機であるトールギスとの戦闘も1回しか行われず、その戦闘も中途半端な結果。

ウィングガンダムゼロ:ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ、カトル・ラバーバ・ウィナー、トラント・クラーク他
かつて設計図だけが書かれて封印されていた真のウィングガンダム。ゼロシステムが搭載されており、パイロットの負担が非常に大きく、下手をすると発狂、暴走してしまう。
最初にカトル、次に一時的にトラント、その後ゼクス、最後にヒイロというかなり紆余曲折を経てヒイロに渡った。

ガンダムデスサイス:デュオ・マクスウェル
死神型ガンダム。高いステルス性と高い格闘性能を誇る。見たものはみんな死んじまう。地球での戦闘を終えて宇宙に帰還するもその後OZに鹵獲されてプロパガンダ的に爆破された。


ガンダムデスサイスヘル:デュオ・マクスウェル
デスサイスをドクター達が修復、改造したMS、未完成だがほぼ完成した状態でデュオの手に渡った。

ガンダムヘビーアームズ:トロワ・バートン、ヒイロ・ユイ
実弾系のガンダム。よく球切れを起こす。実は出番が乏しく、宇宙に挙がる際に地球に捨てられ、そのままトロワが記憶喪失になってしまったためにいつまで経っても復活せず、ずーっと忘れられていた。その後末期になってやっとヘビーアームズ改に改造される。ちなみにゼクスとの決闘ではヒイロはこっちに乗っている。

ガンダムヘビーアームズ改:トロワ・バートン
やっとのことで搭乗したヘビアの改造型。末期も末期なので出番が少ない。

ガンダムサンドロック:カトル・ラバーバ・ウィナー
5機の中では指揮官機という位置づけらしく、マグアナック隊を率いての戦闘を行っていた。パイロット保護のために自爆するときにハッチが開いてパイロットを脱出させてしばらく前に歩いてから爆発する仕様。その後はマグアナック隊が回収し、カトルの手に戻りサンクキングダム防衛戦に使用された。

ガンダムサンドロック改:カトル・ラバーバ・ウィナー
その後ピースミリオン内で改造されたサンドロック。一時的にゼロシステムが搭載されていた。

シェンロンガンダム:張五飛
神龍ガンダム。五飛は死んだ嫁と重ね合わせてナタクとよんでいる。格闘戦用ガンダムなのだが、如何せん特にゲームだと格闘機のデスサイスとの差別化に困っている機体でも有る。

アルトロンガンダム:張五飛
ドクター達がデスサイス共々OZで改造した。未完成だが最終調整はドクターが手を加えなくても出来るものだったためほぼ完成状態で五飛の手に渡った。

ガンダムエピオン:ヒイロ・ユイ、ゼクス・マーキス
ガンダムをもして新たにトレーズによって極秘理に開発されたMS、ゼロシステム(に相当する別のシステム)が搭載されている。ヒイロに委ねられてサンクキングダム防衛戦に参加する。その後はウィングガンダムゼロと交換されてゼクスのMSとなる。

OZのMS
リーオー:ゼクス・マーキス、ヒイロ・ユイ他大体のキャラ
この世界の量産型MS、トールギスを簡略化したMS。OZのMSであるが、各地の勢力に出回っており大体どこでも使用されている一般的なMSである。ガンダムパイロットも登搭乗経験が有る他この世界の軍人は大体乗れるらしく、軍医のサリィですら動かしていた。
この作品の量産機で宇宙戦が可能なのはリーオー、トーラス、ビルゴ1、2だけであり、又ビルゴは完全なMDで搭乗不可能、トーラスも生産数が少ないのか一応MD機なせいか最終盤はノイン機しか登場していない。
生産数は不明だが劇中でかなり破壊されながらも最終回付近の時点でも数千が残っており、相当多いと思われる。ほとんどのOZの12星座MSが劇中では「最新型」扱いされる中、リーオーとトラゴスとエアリーズだけは特にそんな事はない。首がないため頭が回らない。

トラゴス
砲撃型MS、顔はリーオーっぽいがホバー移動で太ましくキャノンを装備。中盤以降空気に。脚付きも登場している。

エアリーズ:ルクレツィア・ノイン他
空中戦用のMS、前半はよく出てきた。出番が多い割に地味なのは否めない、リーオーほどなんにでも使われているわけでもないし。

キャンサー
蟹。埴輪的な体型に足がない妙な外見。中盤に舞台が宇宙に移ったあたりで出番は大幅に減少する。
武装がMSとしてもかなり少なく、動ける範囲も水中のみというかなり割り切ったMS。冒頭では最新型扱いされていた。

パイシーズ
キャンサーとともによく出てくる水中用MS、キャンサーと比べれば比べれば比較的MS的な外見。

トーラス:ルクレツィア・ノイン
割と前半から最新型ポジションで登場している。有人、無人(MD)の2種類があるがトレーズが返り咲いた最終盤ではノイン機以外出番を失う。
バルジ攻防戦ではレーザーライフルを装備して出撃している。

メルクリウス:ヒイロ・ユイ
ドクターたちがOZで開発したMSの内赤い方、防御重視でプラネイトディフェンサーが搭載されている。

ヴァイエイト:トロワ・バートン
青い方、火力重視で強力なビームを搭載している。がゼロより火力では劣る。後に両機ともガンダムパイロットのデータで作られたMDが搭載された。

ビルゴ
メルクリウスとヴァイエイトの量産型的なMSであり、火力と防御力を両立し、更にMDシステムによって完全無人で可動し、その機動力は一般兵の乗ったMSを上回る。
ガンダニュウム合金+肩のプラネイトディフェンサーによって高い防御力を誇るが、実はレーザーが弱点であり、ノインが輸送機にレーザーを備え付けてビルゴを撃墜したシーンが中盤に見られる他、バルジ攻略戦でもバルジに残ったOZのMDトーラスがレーザーを装備して出撃しているのが確認されている。
ツバロフ技師長が開発し月で量産され地球に大量降下し各地の紛争地域を制圧した。
その後宇宙のビルゴは多くがWFの手に渡ったようだが、地球のビルゴはよくわからず、しかしWF登場後すぐにMD嫌いのトレーズがOZに返り咲いているので廃棄されたか停止されたかといったところが妥当?このへんはよくわからない。

ビルゴ2
ビルゴの強化型、ツバロフが開発していたが月基地をWFが占領したときにWFの手に渡った。プラネイトディフェンサーが増設されるなど強化されている。

トールギス:ゼクス・マーキス、オットー
プロトタイプリーオーと言われるリーオーのプロトタイプ。圧倒的な戦闘力を持ちながらに乗れるパイロットが居なかったためにそのまま封印されていた。下手に動かすとあまりのGにパイロットが死亡する。
その後ゼクスがガンダムに対抗すべく搭乗、長らくゼクスの搭乗機となったが最終的にゼクスがトールギスを超えたため、ゼクスはゼロへと乗り換える事になる。
実は仮面を付けたでかいリーオーである事が描写されているが、リーオーは首が曲がらないのにトールギス白眉が曲がっているのでネタにされる。

トールギスU:トレーズ・クシュリナーダ
トレーズがトールギスの余剰パーツを使って新たに建造したトールギス。最終盤になって登場している。アルトロンとの戦闘で大破、トレーズは戦死した。

その他MS
マグアナック:ラシード・クラマ、アフマド、アブドル、アウダ
OZと敵対している中東諸国が独自開発したMS。タガログ語で家族の意味。砂漠戦に強い。基本的にちょっと強いリーオー。マグアナック40機がカトルに協力している。最終的に宇宙での決戦にも参加している。
今更ながらにHG化された上にマグアナック36機セットとか言う冗談みたいなセットまで発売されている。
買った人が何人居るのか、いやこれ組み立てるのに何日かかるのか、教えてくれ五飛。

オリファント
マグアナックのホバータイプっぽいMS、基本的にMSとしての汎用性はなく、移動放題的な扱い。地上でしか使えない事もあってか登場は1話だけ、扱いから砲撃型と言うより汎用性を削ったドムみたいな感じ。
ガンダム及び某都市民の撤退のための時間稼ぎに出撃し、マグアナックより先行してトラゴスに特攻して瀑参していたくらいの出番。

キャンサー?
デュオ初登場時にやられていた水中型MS、一応キャンサーっぽいんだが前後のやり取り(ゼクスはキャンサーを新型として捉えており、デュオもこの謎のキャンサー?を全滅させたあとにキャンサーと交戦したときにさすがOZの新型的な発言をしており、その前に戦った謎のキャンサー?とは違うような態度を取っている)や細かいデザインやカラーリングが違うのでなにか別物っぽくも見える、教えてくれ五飛。
カラーリングなんてMSは普通違うものだし、細かいデザインも引いているカットしかないので作画の簡略化の範囲内だし、一連の発言だとあのキャンサー風MSはキャンサーではない事になる、謎。


艦艇その他兵器
本作の世界には宇宙戦艦的なものや宇宙空母的なものはほとんどない。そもそもコロニーがろくに武装していないため宇宙空間での戦闘はあまり発生しない模様。コロニーが抵抗してもコロニー内やコロニー周辺での戦闘になるため、艦隊を出して大規模な艦隊戦をやるような事はない模様。
そのせいか大体シャトルやMS輸送艦程度のものしか存在しない。

ピースミリオン
謎の超巨大戦艦、地球のミリオンという軍人がハワードに建造を依頼したが、宇宙では大した戦闘が発生しない世界のため無用の長物だったらしい。その後ハワードが起動させ、ゼクスを救出するなど活躍し、ゼクスが去った後はガンダムチームの拠点になる。
実はかなり昔から建造が進んでいたらしい。が本編では(ry、Wでは(ry。

リーブラ
一応ピースミリオン級2番艦、しかし形はカイト型?のピースミリオンと違い◇が4つくっついた形をしており、ほとんど別の兵器にしか見えない。

宇宙要塞バルジ
OZの宇宙要塞、最終的にホワイトファングの攻撃を受けて陥落。

戦車
普通の戦車、前半によく基地を守っているところを見かける、トラゴスが消えた当たりでこの戦車も消滅する。

登場キャラ
とにかく変な人しかいない、メインキャラは軒並みなにか変、脇役もたまに変だったり。

ガンダムパイロット及びドクター達
バックのドクターたちは繋がりがあるものの、それぞれバラバラに独自にガンダムを開発して地球に送り込んでいる。そのためガンダムパイロットたちには基本的に面識はないし、仲間意識もない。
それぞれL1〜5にあるコロニーから送り込まれており、名前にナンバーが入っておりそのナンバーが元いたコロニーのナンバーになっている。

ヒイロ・ユイ
L1コロニーからガンダムに乗って地上に降り立った少年。伝説のコロニー指導者であるヒイロ・ユイの名前を名乗っている。冒頭で謎の笑いをしたり、その後リリーナに例の発言、その後2話では自爆して浮かんでいたりと迷シーン、迷ゼリフには事欠かない。服装はタンクトップとスパッツという冷静に考えると変な格好。大体のMSは乗りこなすことが出来るため、ウィングガンダムにこだわらずその時の都合で色々なMSに搭乗している、そのためウィングガンダムの扱いが悪い。
ちなみにヒイロのものにそっくりな深緑のタンクトップは売っている。

デュオ・マクスウェル
L2コロニーから地球に送り込まれ、その後ドクター達の知人のハワードの協力で任務をこなす。概ね貧乏くじ体質だが、ひどい目にあっても生きている。と言うか2話で謎の男(ヒイロ)に狙われている少女(リリーナ)を救ったはずなのに何故かリリーナが怒ると初っ端から貧乏くじ。
ちなみにL2は月の裏側、つまり宇宙世紀におけるジオンの位置。

トロワ・バートン
実は偽名であり、本来乗る予定だった本物のトロワが死亡してしまったため替え玉で乗っているだけ。本人はただの名無しの謎の人物、傭兵団に育てられたため戦闘慣れしている、幼少期の記憶はない。傭兵団時代の経験から感情表現には乏しい。別名きれいなスネ夫と呼ばれるほどに前髪が特徴的。
本編ではサーカス団に一時期雇われており、その後もなんだかんだサーカス団とは縁が有り、終了後はまたサーカスに戻っている。

カトル・ラバーバ・ウィナー
コロニーの名家、ウィナー家の家出息子。概ね人当たりのいい性格でガンダムチームの中では穏やかそうだが、変な発言は多い。ゼロシステムに飲まれて暴走した時もあり、その時は黒カトルと言われる。
カトル自体は親から産まれているが、姉は全員試験管ベビーらしい、他マグアナック隊も同じ、どうも試験管ベビーに囲まれる運命にあるらしい。

張五飛(チャン・ウーフェイ)
他の4人と比べてやや他との絡みが少なく、大投票では単独行動を好むと紹介されていた。行動原理は正義か否か。そしてトレーズには自分の唯一の理解社と言われ気に入られている。
実は嫁と死に別れている事で有名で彼の行動原理に影響を与えている事が語られるのだが、本編での描写はない。自分のガンダムにナタクと付けているが、死んだ嫁の名前らしい。

スパロボ界隈では専らごひと呼ばれている。スパロボ界隈ではあさっての方向で活躍しており、単独行動を好むという性質と言うかEWでのマリーメイア軍参加の影響も有り軍に合流せずにいろいろな勢力と絡むため、結果お前どこのキャラだよという状態に。


ドクターJ
ウィングガンダムの開発者でヒイロに任務を与えていた人物。

プロフェッサーG
ガンダムデスサイスの開発者。

ドクトルS
ガンダムヘビーアームズの開発者、名無しにトロワの名前を与えた人物でも有る。

H教授
ウィナー家に匿われていた、ガンダムサンドロックの開発者。ちなみにそこでウィングガンダムゼロの設計図を持ち込んでおり、それが後にカトルの手により完成、黒カトルの原因になる。

老師O
シェンロンガンダムの開発者で武術の達人。

マイク・ハワード
ドクター達のかつての仲間。地球におりたデュオをサポートしたりゼクスを救ったりいろいろしている。

地球政治家及びその関係者
リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)
ガンダムW変な人代表、完全平和主義者。言動がとにかくぶっ飛んでいることで知られている。元々はただの変なお嬢様でしか無かったのだが、ドーリアン外務次官の死やヒイロとの出会い、自分の出生の秘密、生き別れの兄との出会いなどで変わり始める。

ドーリアン
リリーナの父であり外務次官。暗殺される。実は父親ではなくサンクキングダム崩壊時にリリーナを引き取って育てていただけであった。

OZ・ロームフェラ関係
トレーズ・クシュリナーダ
エレガントなOZ総帥。何を考えているのか誰もわからない。自身に強い美学があり、それに従って行動している。五飛に強い興味を抱いているようだ…。

ゼクス・マーキス
元はミリアルド・ピースクラフトでリリーナの兄。本作の仮面枠。サンクキングダム崩壊後名を変えてOZに見を置いていた、状況がコロコロ変わる中で結構立場がコロコロ変わるので安定しない人物。最終的に反地球組織ホワイトファングの指導者となっていた。

ドロシー・カタロニア
2又眉毛が売りの少女。一応デルマイユ公の孫娘。最終的にロームフェラを離れホワイトファングに入っていた。設定としては父を戦争で失っておりそれで実は戦争を憎んでおり、その裏返しが早く戦争になーれな態度だと劇中で言及されていたが、肝心の父の出番はなし、ガンダムWは結構こういった本編では描かれない設定が多い。

レディ・アン
トレーズの腹心であり、トレーズに変わって様々な仕事をしていた、キツイ性格。中盤に宇宙に上がってコロニー市民を懐柔、その際に穏やかな性格を自分の中に作り出してしまう。
しょっちゅうおばさん扱いされるが19歳、濃いキャラが多いガンダム19歳組の中でもかなりアレな部類。

ルクレツィア・ノイン
ゼクスの腹心的な人物。なにかに付けてゼクスに尽くすが、それと同時にリリーナを守ったりもする、状況がコロコロ変わるためノインの立場も結構コロコロ変わっている。

デルマイユ公
ロームフェラ財団の総裁代行らしい。概ね財団のトップとして権力を握っていたが、リリーナが財団に入った後に徐々に勢力を失う、そして宇宙に出てバルジで再起を図るもホワイトファングの攻撃で戦死。

ツバロフ技師長
MDの開発などを行っていた人物、後にホワイトファングの蜂起で死亡。

連合軍人
ノベンタ元帥
連合の元帥、コロニーとの和平に動いていた矢先にOZの陰謀でガンダムに殺される。

セプテム将軍
連合のタカ派軍人だったのだが、ノベンタ暗殺時にOZによって別のシャトルに乗せられて救われた挙げ句コロニーに対する宣戦布告を行った後に落とされて殺された。これによって連合軍のトップの大半が死亡する事になり、その後のOZの地球制圧が加速する事になる。

サリィ・ポォ
連合の軍医だったが、連合が崩壊してく中で独自に行動を取り、中国奥地でゲリラ戦を展開したり地球に残されたガンダムを回収したりと色々活動している。
特にヘビアは完全に行方不明になっていたところをサリィによって回収された。


その他
ヒイロ・ユイ
本物の方。元伝説のコロニー指導者、暗殺されている。

トロワ・バートン
本物の方。バートン財団の庶子だったらしい、操縦技術は高くはなかった模様。

カーンズ
ホワイトファングの指導者、後にゼクスを指導者に迎える。元々オペレーションメテオを計画していた人物。

団長
トロワが働くサーカス団の団長、比較的まともな人物だが、トロワが自爆ショーを行ってサーカス団を去るときにこのまま行けばものになったのになぁ的なのんきな発言をしている当たりやっぱりどこかずれている。

竜紫鈴
老人、五飛の嫁の祖母、コロニーに帰還した五飛を再びガンダムに乗せて、当人は一族コロニーごと自爆を敢行する、下手すると最もデカイ自爆をした人物。

ザイード・ウィナー
カトルの父、ウィナー家の保有するOZの資源衛星利用に反対したが、コロニー市民がOZ支持を表明したために孤立、資源衛星を使って逃走し砲撃されて死亡した。

ラシード・クラマ
マグアナック隊隊長、ヒゲオヤジ。実はマグアナック隊全員がコロニーの試験管ベビーらしい。

キャサリン・ブルーム
サーカス団の団員、かつて弟と生き別れたらしく、トロワを弟と重ねていた。トロワの自爆ショーの際にはグーパンでトロワを止めている。

用語(ネタ込)
自爆
ガンダムWを代表するワード。多くのキャラが自爆を行っており結構なものが自爆する。死ぬほど痛いらしい。

ゼロシステム
ウィングガンダムゼロに搭載されたシステム、パイロットにセンサーの情報や今後の戦況の予測した大量の情報を送り込むことで飛躍的に戦闘力を向上させる、さらに感覚も麻痺させる効果もあり、搭乗者をTつの戦闘マシーンに変えてしまう。本来ペーパープランで終わるはずだったものをカトルが完成させたために世にでてきた。
エピオンに搭載されているのはエピオンシステムといい微妙に違うらしい。

ロームフェラ財団
貴族の連合体、連合内に大きな影響力を持っており、連合内にスペシャルズという形で私兵部隊のOZを送り込み、ノベンタ元帥ら軍の首脳部を暗殺後にOZを使い地球を制圧した。

OZ
ロームフェラの尖兵として軍内部にスペシャルズとして潜入、その後オペレーション・デイブレイクで地球を制圧、各地で抵抗する軍の残党を排除、さらにコロニーも懐柔した、がトップのトレーズが財団と対立して失脚後は、トレーズ支持者の兵士がトレーズ派として動き事実上の内乱状態に、その後はリリーナが財団トップとなった後トレーズが復帰、さらにトレーズが戦死したために敗北する。ガンダムはこのOZとの戦いのために地球に送り込まれている。
結構細かい設定が有るらしいが、本編ではあまり語られない。Wではよく有ること。

サンクキングダム
かつて完全平和主義を唱えた国家、後に崩壊。その後リリーナが復活させたが再び崩壊する。

コロニー
スペースコロニーなのだが、宇宙世紀のシリンダー型ではなくドーナツ型寄りの外見。またあまり明確には語られていないが、宇宙棄民でもなければ大規模な避難先でもなく、科学的な実験や経済的な理由などから宇宙開発が行われていき、その中で徐々に社会が作られていったことが示唆されている。

ガンダニュウム合金
ガンダリウム合金とは違う。宇宙でしか精製出来ない。無駄に固くて軽くてステルス性もあるチート合金。くっそ高い。そのため量産機ではビルゴくらいしか採用していない。

MD(モビルドール)
無人モビルスーツ。

ホワイトファング
終盤に搭乗したコロニーの独立を目指す武装勢力。

宇宙の心
かつてヒイロ・ユイ(本物)が提唱したという演説。本編ではほとんど触れられない。

オペレーションメテオ
元々は所謂コロニー落としの計画だった、が最終的にガンダム5機の地球降下に落ちついている。

感想等
最初の1クールが非常に濃い、なんかよくわからないけど先が気になる展開が続き、特に情勢が数話単位で変わるし、何か全体的におかしい人が多くファってなることも多い。
よく見てみると全く説明されていないだけで、結構情勢が複雑なのは言葉の端々から伝わってくる。ただ大体〜派とか〜残党的な扱いで共通する要素を持つ重要性の低い別集団が十把一絡げに扱われているのでごまかされている感じ。序盤のオペレーションデイブレクから終盤の地球圏統一国家まで、地球ではずーっとどこかしらで結構な規模の戦闘が行われていた事が示唆されている、ただし多くがガンダム勢が関わっていないためにあっさり流されているだけで。
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